四半期報告書-第15期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)

【提出】
2024/02/09 13:00
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境が改善する状況下で、各種政策の効果もあって、緩やかに回復しており、今後も続くことが期待されます。先行きについては、世界的な金融引締め等が続く中、ウクライナや中東地域の紛争、金融資本市場の変動、能登半島地震等の影響に十分注意する必要があります。
食品業界においては、外食需要がインバウンド需要の増加等も受けて、回復傾向にあります。一方で、原材料価格高騰の勢いはやわらいだものの、食品をはじめ様々な商品価格の高止まりは継続し、消費者の購買行動に影響を与えております。
このような環境下、当社グループは「新たな成長のタネづくり」、「基盤活用による物量の拡大」、「国内酪農生産基盤の強化・支援」に向けた取組みを事業戦略の3つの柱とする「雪印メグミルクグループ 中期経営計画2025」をスタートいたしました。
その初年度となる2023年度は、すべてのバリューチェーンにおける生産性の向上とコスト構造の見直し、および適切な価格形成による「コストアップへの対応」、環境変化に対応した「トップラインの維持・拡大」、ならびにアジアを中心とした海外やECビジネス等の「新たな成長のタネづくりとその取組みのスタート」を重要取組事項と位置付け、積極的な取組みを進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結経営成績につきましては、売上高は460,478百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は16,300百万円(前年同期比46.9%増)、経常利益は17,774百万円(前年同期比61.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11,398百万円(前年同期比92.9%増)となりました。
乳製品セグメント、飲料・デザート類セグメントともに適切な価格改定により売上高は前年を上回りました。また、昨年来実施している価格改定が浸透したことに加え、マーケティング活動の強化等により、増益となりました。
セグメントごとの当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりです。なお、セグメントごとの売上高につきましては、外部顧客に対する金額を記載しております。
① 乳製品
当セグメントには、乳製品(チーズ、バター、粉乳等)、油脂、ニュートリション事業(機能性食品、粉ミルク等)等の製造・販売が含まれております。
売上高は194,843百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は7,966百万円(前年同期比1.8%減)となりました。
(売上高の状況)
バターは、価格改定を実施しつつ、市場を上回る需要を獲得できたことにより、前年を上回りました。
油脂は、市場の伸長に加え、販売拡大に積極的に取組んだことから前年を上回りました。
チーズは、主力の「さけるチーズ」で大樹工場の新ライン稼働による増産体制の整備や、新フレーバーのコンソメ味の発売等があり、好調に推移しました。また、WEBプロモーションをはじめとしたマーケティング活動の強化等により、チーズ全体で前年を上回りました。
機能性食品は、新型コロナウイルス感染症の制約緩和による人流回復のため、定期購入型通販ビジネスの伸び率が落ち着いたものの、モール型ECサイトでの積極的なマーケティング活動等により堅調に推移しました。粉ミルク等は、価格改定の影響もあり前年並みでしたが、ニュートリション事業全体では堅調に推移しました。
(営業利益の状況)
各種コストアップに対応した価格改定等を進めたものの、固定経費の負担増等により前年を下回りました。
② 飲料・デザート類
当セグメントには、飲料(牛乳類、果汁飲料等)、ヨーグルト、デザートの製造・販売が含まれております。
売上高は196,339百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は5,520百万円(前年同期比356.1%増)となりました。
(売上高の状況)
飲料は、機能性表示食品の「MBPドリンク」シリーズ、大容量タイプの「毎日骨太MBP」、「すっきりCa鉄」等が好調に推移しました。その結果、飲料全体では前年を上回りました。
ヨーグルトは、「牧場の朝ヨーグルト」や「ナチュレ恵megumi」等のファミリーユース商品が好調に推移し、その結果ヨーグルト全体では前年を上回りました。一方で新商品「毎日骨太高たんぱくヨーグルトMBP」や「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルトPROTEIN」の発売があったものの、市場において機能性ヨーグルトの需要が落ち着いたため、「ガセリ菌ヨーグルト」シリーズは前年をやや下回りました。
デザートは、主力の「CREAM SWEETS」シリーズや、「アジア茶房」シリーズ等が好調に推移し、前年を上回りました。
(営業利益の状況)
各種コストアップに対応した価格改定により、増益となりました。
③ 飼料・種苗
当セグメントには、牛用飼料、牧草・飼料作物種子、野菜種子の製造・販売、造園事業が含まれております。
売上高は39,353百万円(前年同期比4.2%減)、営業利益は485百万円(前年同期比33.6%増)となりました。
(売上高の状況)
配合飼料の販売単価の下落や、乳牛用の飼料需要の減少等で販売物量が減少したこと等から、当セグメント全体で前年を下回りました。
(営業利益の状況)
売上は減少したものの、コストダウンの取組み等により増益となりました。
④ その他
当セグメントには、共同配送センター事業、不動産賃貸事業等が含まれております。
売上高は29,941百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益は2,248百万円(前年同期比60.5%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間の財政状態は以下のとおりです。
(単位:百万円)
区分2023年
3月期末
2024年
3月期
第3四半期
増減金額主な増減理由
資 産410,130427,18517,054受取手形、売掛金及び契約資産+12,176
投資有価証券+8,983
原材料及び貯蔵品+1,727
現金及び預金△4,861
商品及び製品△2,168
負 債194,230197,4873,256支払手形及び買掛金+5,226
短期借入金△3,658
純資産215,899229,69713,798利益剰余金+7,337
その他有価証券評価差額金+5,897


(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における活動毎のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(単位:百万円)
区分2023年
3月期
第3四半期
2024年
3月期
第3四半期
増減金額主な増減理由
営業活動による
キャッシュ・フロー
10,16120,53210,370税金等調整前四半期純利益+7,846
売上債権の増減額+6,808
仕入債務の増減額△5,462
投資活動による
キャッシュ・フロー
△13,186△15,258△2,071有形及び無形固定資産の取得による支出△2,252
投資有価証券の売却による収入△959
投資有価証券の取得による支出+1,090
財務活動による
キャッシュ・フロー
△2,336△10,289△7,953長期借入金の返済による支出△5,024
社債の発行による収入△4,971
短期借入金の純増減額+2,568
現金及び現金同等物の
四半期末残高
15,21115,476264


(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は3,960百万円です。
(セグメントごとの内訳は、乳製品1,740百万円、飲料・デザート類1,507百万円、飼料・種苗712百万円です。)
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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