有価証券報告書-第18期(令和2年7月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/09/29 15:05
【資料】
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【項目】
140項目

事業内容

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をミッションとし、数理統計学などの学術知識や機械学習/深層学習といった先進技術を活用したアナリティクス技術と、アナリティクス技術を取り入れた自社製品の開発やシステム構築を行うエンジニアリング技術を駆使し、データを活用した経営改善のお手伝いを、クライアント企業向けに行っております。
(当社グループの事業について)
データを活用して顧客企業の経営改善を支援する当社の事業領域は、以下の4つのフィールド(象限)で表すことができ、その中で、2つのタイプの事業を展開しています。
当社グループは、当連結会計年度から、各サービスを強化しながら、より相互の連携に取り組むことで一層の成長を実現するべく、コンサルティング、人的支援を中心とする「プロフェッショナルサービス事業」と、プロダクトの提供を中心とする「プロダクト事業」の2つへ報告セグメントを変更いたしました。なお、[第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項]に掲げるセグメントの区分と同一であります。
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1)プロフェッショナルサービス事業
プロフェッショナルサービス事業は、データ分析、システム開発を含むコンサルティング、人的支援を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行う事業です。
2)プロダクト事業
プロダクト事業は、自社製および他社製プロダクトの提供を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行う事業です。
主な取扱製品としては、以下のとおりであります。
製品名カテゴリ概要
Rtoaster
(アールトースター)
データビジネス・
プラットフォーム
(CDP/プライベートDMP)
あらゆる顧客データを統合・分析し、高度なアルゴリズム・多彩なアクション機能により、精度の高いパーソナライズを実現するトータルソリューション
Probance
(プロバンス)
マーケティング
オートメーション
プラットフォーム
機械学習により顧客ニーズを予測し、パーソナライズコミュニケーションを実現するBtoC向けマーケティングオートメーションプラットフォーム
Brandwatch
(ブランドウォッチ)
デジタルコンシューマー・
インテリジェンス
デジタルボルテックスの時代に必要となるリアルタイム意思決定を支援する、業界最大級のデータとAIを搭載した、次世代マーケティングリサーチプラットフォーム

製品名カテゴリ概要
Mynd plus
(マインドプラス)
自然言語処理エンジン人工知能・機械学習・統計学技術を駆使してテキストデータを解析する自然言語処理エンジン
Conomi
(コノミ)
マッチングエンジン収集・蓄積したデータを活用して、独自のアルゴリズムでヒト・モノを複合的にマッチングでき、組み込み先や利用データを選ばない柔軟なマッチングエンジン
BrainPad VizTact
(ブレインパッド・
ビズタクト)
拡張分析ツールさまざまなデータから、機械学習とビジュアル分析を組み合わせてパターンやルールを発見し、意思決定を強力に支援する拡張分析ツール
WPS Analytics
(ダブル・ピー・エス
アナリティクス)
機械学習・統計解析・
分析・レポーティング
システム
スケーラブルなデータの加工と分析を可能にする、パワフルで高い汎用性を持つ、分析ソフトウェアプラットフォーム

[事業系統図]
当社グループの事業の系統図は、以下のとおりであります。
0101010_002.png※上記の他に、当社の持分法適用会社として、株式会社電通クロスブレインがございます。