有価証券報告書-第18期(2023/01/01-2023/12/31)
5.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社は、前第1四半期連結累計期間の2022年3月28日において、富士フイルム富山化学株式会社から放射性医薬品事業を吸収分割により承継する新会社であるPDRファーマ株式会社の株式を100%取得したことに伴い、前第2四半期連結会計期間以降において、当社の取締役会は、経営資源の配分の決定及び業績の評価をするために、「創薬開発事業」と「放射性医薬品事業」の2つの報告セグメントを定期的にモニタリングしております。そのため、前第2四半期連結会計期間以降当社グループは、「創薬開発事業」と「放射性医薬品事業」の2つの報告セグメントに区分しております。
(報告セグメントの内容)
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりであります。なお、セグメント間の売上収益は、市場実勢価格に基づいております。
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
(注)1.企業結合関連費用には、企業結合による取得関連費用368,122千円及び企業結合により新たに取得した無形資産の償却費67,500千円が含まれております。
2.減価償却費及び償却費には買収無形資産の償却費を含めております。有形固定資産及び無形資産の減価償却費及び償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「研究開発費」に含まれております。売上原価として計上されている減価償却費及び償却費は、1,309,140千円、販売費及び一般管理費として計上されている減価償却費及び償却費は、298,716千円、研究開発費として計上されている減価償却費及び償却費は、365,523千円であります。
当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
(注)1.企業結合関連費用には、企業結合により取得した無形資産の償却費90,000千円が含まれております。
2.減価償却費及び償却費には買収無形資産の償却費を含めております。有形固定資産及び無形資産の減価償却費及び償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「研究開発費」に含まれております。売上原価として計上されている減価償却費及び償却費は、1,689,079千円、販売費及び一般管理費として計上されている減価償却費及び償却費は、356,175千円、研究開発費として計上されている減価償却費及び償却費は、387,927千円であります。
(3) 製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。
(4) 地域別に関する情報
売上収益及び非流動資産の地域別内訳は以下のとおりであります。
① 外部顧客からの売上収益
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
② 非流動資産
国内所在地に帰属する非流動資産の帳簿価額が、連結財政状態計算書の非流動資産の全てを占めているため、地域別の非流動資産の記載を省略しております。
(5) 主要な顧客に関する情報
前連結会計年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日)
(注) 1.当社顧客との共同研究開発契約においては秘密保持条項が存在するため、社名の公表は控えさせて頂きます。
2.乙社について3,846,995千円は創薬開発事業、291,516千円は放射性医薬品事業にかかる売上収益であります。
当連結会計年度(自 2023年1月1日至 2023年12月31日)
(1) 報告セグメントの概要
当社は、前第1四半期連結累計期間の2022年3月28日において、富士フイルム富山化学株式会社から放射性医薬品事業を吸収分割により承継する新会社であるPDRファーマ株式会社の株式を100%取得したことに伴い、前第2四半期連結会計期間以降において、当社の取締役会は、経営資源の配分の決定及び業績の評価をするために、「創薬開発事業」と「放射性医薬品事業」の2つの報告セグメントを定期的にモニタリングしております。そのため、前第2四半期連結会計期間以降当社グループは、「創薬開発事業」と「放射性医薬品事業」の2つの報告セグメントに区分しております。
(報告セグメントの内容)
報告セグメント | 事業内容 |
創薬開発事業 | 創薬開発事業として、当社は当社独自の創薬プラットフォームシステムであるPDPSを中核とした創薬基盤技術を活用した①創薬共同研究開発、②PDPSの技術ライセンス、③戦略的提携による自社パイプラインの拡充を行っております。 |
放射性医薬品事業 | 放射性医薬品事業として、がんや脳の異常蓄積等の病変を画像で検査する診断用放射性医薬品(SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)用診断薬、PET(Positron Emission Tomography)用診断薬)及びがん領域を中心としたアンメットメディカルニーズに対応する治療用放射性医薬品の研究開発、及び製造販売を行っております。 |
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりであります。なお、セグメント間の売上収益は、市場実勢価格に基づいております。
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
(単位:千円) | |||||||||
報告セグメント | 調整額 (注1) | 連結 | |||||||
創薬開発 事業 | 放射性 医薬品事業 | 計 | |||||||
売上収益 | |||||||||
外部顧客への売上収益 | 15,406,109 | 11,446,321 | 26,852,430 | - | 26,852,430 | ||||
セグメント間収益 | - | 27,182 | 27,182 | △27,182 | - | ||||
合計 | 15,406,109 | 11,473,503 | 26,879,612 | △27,182 | 26,852,430 | ||||
セグメント利益 | 9,179,911 | 235,908 | 9,415,819 | - | 9,415,819 | ||||
(調整項目) | |||||||||
企業結合関連費用(注)1 | 435,622 | ||||||||
営業利益 | 8,980,196 | ||||||||
金融収益 | 189,047 | ||||||||
金融費用 | 2,312,643 | ||||||||
持分法による投資損失(△) | △203,275 | ||||||||
税引前利益 | 6,653,325 | ||||||||
その他の項目 | |||||||||
減価償却費及び償却費(注)2 | 682,667 | 1,290,711 | 1,973,379 | - | 1,973,379 |
(注)1.企業結合関連費用には、企業結合による取得関連費用368,122千円及び企業結合により新たに取得した無形資産の償却費67,500千円が含まれております。
2.減価償却費及び償却費には買収無形資産の償却費を含めております。有形固定資産及び無形資産の減価償却費及び償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「研究開発費」に含まれております。売上原価として計上されている減価償却費及び償却費は、1,309,140千円、販売費及び一般管理費として計上されている減価償却費及び償却費は、298,716千円、研究開発費として計上されている減価償却費及び償却費は、365,523千円であります。
当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
(単位:千円) | |||||||||
報告セグメント | 調整額 (注1) | 連結 | |||||||
創薬開発 事業 | 放射性 医薬品事業 | 計 | |||||||
売上収益 | |||||||||
外部顧客への売上収益 | 12,702,965 | 16,009,228 | 28,712,194 | - | 28,712,194 | ||||
セグメント間収益 | - | 86,960 | 86,960 | △86,960 | - | ||||
合計 | 12,702,965 | 16,096,188 | 28,799,154 | △86,960 | 28,712,194 | ||||
セグメント利益 | 6,387,902 | 475,145 | 6,863,047 | - | 6,863,047 | ||||
(調整項目) | |||||||||
企業結合関連費用(注)1 | 90,000 | ||||||||
営業利益 | 6,773,047 | ||||||||
金融収益 | 190,981 | ||||||||
金融費用 | 2,253,012 | ||||||||
持分法による投資損失(△) | △357,547 | ||||||||
税引前利益 | 4,353,469 | ||||||||
その他の項目 | |||||||||
減価償却費及び償却費(注)2 | 667,473 | 1,765,709 | 2,433,182 | - | 2,433,182 |
(注)1.企業結合関連費用には、企業結合により取得した無形資産の償却費90,000千円が含まれております。
2.減価償却費及び償却費には買収無形資産の償却費を含めております。有形固定資産及び無形資産の減価償却費及び償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「研究開発費」に含まれております。売上原価として計上されている減価償却費及び償却費は、1,689,079千円、販売費及び一般管理費として計上されている減価償却費及び償却費は、356,175千円、研究開発費として計上されている減価償却費及び償却費は、387,927千円であります。
(3) 製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。
(4) 地域別に関する情報
売上収益及び非流動資産の地域別内訳は以下のとおりであります。
① 外部顧客からの売上収益
(単位:千円) | |||
前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | ||
日本 | 11,386,342 | 18,978,963 | |
米国 | 13,812,709 | 7,952,217 | |
欧州 | 1,442,184 | 1,471,712 | |
その他 | 211,194 | 309,301 | |
合計 | 26,852,430 | 28,712,194 | |
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
② 非流動資産
国内所在地に帰属する非流動資産の帳簿価額が、連結財政状態計算書の非流動資産の全てを占めているため、地域別の非流動資産の記載を省略しております。
(5) 主要な顧客に関する情報
前連結会計年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日)
(単位:千円) | |||
顧客名 | 売上収益 | 関連するセグメント名 | |
公益社団法人日本アイソトープ協会 | 8,428,641 | 放射性医薬品事業 | |
甲社 (注)1 | 7,757,559 | 創薬開発事業 | |
乙社 (注)1、2 | 4,138,511 | 創薬開発事業、放射性医薬品事業 |
(注) 1.当社顧客との共同研究開発契約においては秘密保持条項が存在するため、社名の公表は控えさせて頂きます。
2.乙社について3,846,995千円は創薬開発事業、291,516千円は放射性医薬品事業にかかる売上収益であります。
当連結会計年度(自 2023年1月1日至 2023年12月31日)
(単位:千円) | |||
顧客名 | 売上収益 | 関連するセグメント名 | |
公益社団法人日本アイソトープ協会 | 11,158,137 | 放射性医薬品事業 | |
Genentech, Inc. | 5,809,200 | 創薬開発事業 | |
アステラス製薬株式会社 | 2,949,999 | 創薬開発事業 |