四半期報告書-第22期第2四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)

【提出】
2017/08/14 15:04
【資料】
PDFをみる
【項目】
29項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社及び当社グループが判断したものであります。なお、当第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期及び前期末との比較分析は行っておりません。
1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外情勢や経済の不確実性の影響もあるなか、日銀による金融緩和政策の継続や政府の景気対策等の効果もあって、個人消費の回復には力強さが欠けるものの、雇用・所得環境の改善や輸出、生産の持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな景気回復基調で推移しました。
当社を取り巻くインターネット業界については、その主たる指標である国内インターネット広告市場が平成28年に前年比13.0%増の約1兆3千100億円(出所:株式会社電通「2016年日本の広告費」)に達し、今後も順調な成長が見込まれます。また、当社の主要顧客であるEC市場につきましても、平成28年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、15兆1千358億円(前年比9.9%増)まで拡大しており、EC化率はBtoC-ECで5.43%(前年比0.68ポイント増)と増加傾向にあります。(出所:経済産業省「電子取引に関する市場調査」報告書)
これに伴い、当社は特許技術を活かしたスマートフォン対応サービスや、Webサイト最適化に関するノウハウを活かし、顧客へ価値の高いサービスを提供しております。また、Webサイトの入口から出口までをワンストップで展開している強みを活かし、DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)を活用した運用型広告の事業強化を図りました。また、当第2四半期では、第1四半期に行った開発投資からナビキャストシリーズで1商品、Protechシリーズでは2商品を正式リリースしており、ナビキャストAdにおいては新機能の提供を開始しております。今後の注力分野として掲げるFintech関連では、当社子会社の株式会社アクルとイープロテクト株式会社の合併を進め、VR関連では株式会社オープンランウェイズからのVR事業の譲り受けを行いました。AIとビックデータ関連においても、実務ビッグデータを活用したAIによる分析・研究で滋賀大学と提携をしました。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間における売上高は806,889千円、積極的な開発投資により営業利益は148,422千円、経常利益は145,423千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は67,587千円となりました。
なお、セグメント別の状況は以下のとおりであります。
(1)eマーケティング事業
(ナビキャストシリーズ)
入力フォームの最適化「フォームアシスト」は、前四半期に引き続き既存の入力フォームのデザインを変更する「CSS変更機能」が、金融業界を中心に広がりをみせ、売上拡大に貢献いたしました。また5月31日に正式リリースした画面共有サービスのビューアシストは、OEM提供を行う事で売上拡大に大きく貢献いたしました。
(DMP・広告関連サービス)
DMPサービス「ZUNOH」に蓄積されたデータを元にした「Audience Insight」に関しては、ワンストップ体制のもとに既存顧客への提案活動を実施し、順調にアカウント数を増やしております。また、DMPサービス「ZUNOH」とAIを活用して成約確度の高い潜在顧客を抽出し、広告配信が行えるサービス「Cogni-Targeting(コグニ・ターゲティング)」の提供を開始いたしました。事前に広告主企業で行った「Cogni-Targeting(コグニ・ターゲティング)」による広告配信では、成約率において高い結果が確認されており、本格的なサービス展開を開始しております。
今後は滋賀大学とのDMPサービス「ZUNOH」を中心としたビックデータ分析の提携を進める事で、より精度の高い学習モデルの開発などを行い、広告・マーケティング分野だけでなくFintech分野や流通・物流分野など、さまざまな分野への活用も進めてまいります。
(ProTechシリーズ)
前四半期に行った金融機関を中心とした積極的な営業活動により、アカウント数が大きく増加し、売上拡大に貢献しております。特に、入力されたメールアドレスの存在をリアルタイムでチェックするクラウドサービス「ProTech Mail Checker(プロテック メール チェッカー)」が大きく貢献しております。
(株式会社アクル)
Fintech分野に特化したソリューションを提供する株式会社アクルは、クレジットカード決済時の不正対策ソリューションを提供するイープロテクト株式会社と合併いたしました。両社はともに共通の顧客を対象としており、また互いのソリューションやサービスの親和性が高く、相乗効果も大きく期待できることから、両社を合併し経営の効率化と更なる事業拡大を図ることといたしました。
当四半期においては、決済事業を手がける株式会社イーコンテクストとの協業や、その他決済事業会社との協業を進める事で、顧客数が大きく増加しております。
以上の結果、eマーケティング事業全体における売上高は634,546千円、セグメント利益(営業利益)は374,078千円となりました。
(2)Webソリューション事業
(スマートフォンアプリ)
スマートフォンアプリ関連については、既存顧客への継続的なインターフェースの改善提案を実施しており、安定的に売上へ貢献をしております。また4月に、株式会社TBSテレビ事業局が運営する「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」にて、クラウド型多言語オーディオガイドアプリシステム「Audio guide Q」が正式リリースし一般公開されました。「Audio guide Q」に関しては引き続き多くの事業者様との商談をおこなっており、今後の売上貢献が期待されます。
(EC)
バスケットゴール専門のECサイトである「Basketgoal.com」については、前年同四半期と比べてほぼ横ばいとなっております。
(不動産業向けサービス)
不動産Webサイト管理システムである「仲介名人」については、前年同四半期と比べてほぼ横ばいとなっております。
また、株式会社オープンランウェイズより譲り受けを行ったVR新築見学システム「SHOWRISE」と物件内覧システム「3Dオープンハウス」に関しては、大手不動産会社への営業活動を行っており、今後本格的な売上拡大に貢献することが期待されます。
(株式会社インクルーズ)
自社配信のLINEスタンプ「めんトリ」の新作を5本リリースするなどし、安定的にダウンロード数を獲得し売上に貢献しております。また、LINEマーケティングを手がける企業の増加やソーシャルゲーム市場の成長に伴い、大手企業からLINEスタンプの受託制作やゲームグラフィック制作などを多数請け負う事で売上に大きく貢献しております。
以上の結果、Webソリューション事業全体における売上高は172,343千円、利益率の高いサービスの販売に注力した事によりセグメント利益(営業利益)は2,496千円となりました。
2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、1,786,029千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が686,661千円、受取手形及び売掛金が226,241千円、のれんが240,678千円、投資有価証券が216,900千円であります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、502,395千円となりました。主な内訳は、短期借入金が200,110千円、長期借入金が154,902千円であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、1,283,634千円となりました。
3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、686,661千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は70,535千円となりました。この主たる要因は、税金等調整前四半期純利益109,607千円、法人税等の支払額41,910千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果支出した資金は323,347千円となりました。この主たる要因は、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出83,209千円、新規子会社株式の取得に係る前払支出140,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果得られた資金は150,655千円となりました。この主たる要因は短期借入金の増加200,110千円、配当金の支払額49,496千円によるものであります。
4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4,945千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。