有価証券報告書-第12期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 15:34
【資料】
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【項目】
64項目

対処すべき課題

(1)臨床試験の推進、製造販売承認の取得について
当社は進行・再発癌を対象とした局所的な低温焼灼治療と全身的な免疫療法を低侵襲下で組み合わせ行うことのできる治療法やヒト子宮頸部高度異形成(前がん病変)向けの医療機器の研究開発を行っており、それらの高温ハイパーサーミア治療が早期に製造販売承認を取得し、製品売上を恒常的に獲得することが、当社の経営の安定化に向けた課題であります。
そこで当社は、引き続き、これらの治療システムの発展を目指し、磁場誘導発熱技術の適応拡大、微細発熱技術を応用した新しいデバイスの開発等を進めてまいります。
(2)人材の確保及び人材育成について
当社は、持続的な企業成長を図るためには、研究開発体制を拡充することが必要であると考えております。このため、今後も外部からの有能な人材の確保やその育成を進めることにより、自社の研究開発体制の整備を進めるほか、産学連携等の外部との関係を緊密に構築してまいります。
(3)事業資金確保について
当社は、臨床試験等の研究開発のための資金需要が増加しております。そのため、必要に応じて、金融・資本市場からの資金調達を実施することにより、当社の財務基盤の充実を図ってまいります。