有価証券報告書-第71期(平成30年5月1日-平成31年4月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しなどにより、緩やかな回復基調が続きました。一方、相次いで発生した自然災害の影響、人手不足やそれに伴う労務コストの上昇、米国の通商政策に伴う貿易摩擦の影響、中国や新興国の景気減速などが懸念され、依然として先行きは不透明な状況が続いています。
ホテル業界におきましては、新規ホテルの開業や民泊の広がりなどによって競争環境が激化し、また、自然災害による影響が一部地域であったものの、政府の観光立国推進に向けた政策を背景に訪日外客数は引き続き増加し、日本政府観光局(JNTO)によると、2018年の訪日外客数は3,119万人となり、統計開始以降で過去最高を更新し、2019年においても、4月累計で前年同期比4.4%の伸び率になるなど、宿泊部門を中心に概ね堅調に推移しております。
このような経営環境のもと、当社グループは、第2次中期経営計画に基づき、既存事業の長期持続的な成長と事業基盤の拡大のための取組みを進めております。当連結会計年度期間では、2018年5月に大阪ビューホテル本町を開業し、当社グループとして関西地区への初進出を果たしました。また、既存事業所の更なる安全・安心の追求として、大型機械・設備の計画的な更新を進めた他、今後の新規ホテル開業による事業基盤の拡大も見据え、中長期的に安定した労働力を確保することを目的として、人材の登用、育成を強化するための人事制度改革、働き方改革への準備、外国人労働者の活用等に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、29,674百万円(前連結会計年度末31,046百万円)と、1,371百万円減少いたしました。
当連結会計年度末の負債合計は、18,801百万円(前連結会計年度末18,393百万円)と、407百万円増加いたしました。
当連結会計年度末の純資産合計は、10,873百万円(前連結会計年度末12,652百万円)と、1,779百万円減少いたしました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高21,570百万円(前連結会計年度比1.3%増)、営業利益758百万円(同22.9%増)、経常利益687百万円(同14.3%増)、親会社株主に帰属する当期純損失1,511百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益297百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
ホテル事業は、売上高は18,748百万円(前連結会計年度比2.1%増)、営業利益は819百万円(同35.9%増)となりました。
施設運営事業は、売上高は1,761百万円(前連結会計年度比0.4%減)、営業利益は34百万円(同63.2%増)となりました。
遊園地事業は、売上高は1,147百万円(前連結会計年度比8.7%減)、営業損失は107百万円(前連結会計年度は営業損失17百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は4,074百万円(前連結会計年度末2,749百万円)となり、1,325百万円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,495百万円(前連結会計年度比2,107百万円増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失の1,288百万円の減少があったものの、現金支出を伴わない減損損失1,857百万円および減価償却費1,571百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,371百万円(前連結会計年度比3,145百万円支出減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,187百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、799百万円(前連結会計年度に得られた資金は2,655百万円)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,900百万円があったものの、長期借入金の返済による支出1,922百万円、配当金の支払額207百万円があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
前連結会計年度および当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記の金額は、事業セグメント間取引消去前の金額であります。
前連結会計年度および当連結会計年度における主要な事業所の販売実績は次のとおりであります。
[浅草ビューホテル]
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記の金額は、事業セグメント間取引消去前の金額であります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や取引状況等を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積りおよび判断を行っている部分があり、その結果を資産・負債および収益・費用の数値に反映しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末における資産の合計は、29,674百万円(前連結会計年度末31,046百万円)と、1,371百万円減少いたしました。
うち流動資産は、5,836百万円(同5,081百万円)と、754百万円増加いたしました。これは、主に未収入金並びに未収還付法人税等が減少したものの、現金及び預金の増加によるものであります。
固定資産は、23,838百万円(同25,964百万円)と、2,126百万円減少いたしました。これは、主に減損損失の計上による有形固定資産の減少によるものであります。
(負債合計)
当連結会計年度末における負債の合計は、18,801百万円(前連結会計年度末18,393百万円)と、407百万円増加いたしました。
うち流動負債は、6,221百万円(同5,229百万円)と、992百万円増加いたしました。これは、主に未払消費税等および未払法人税等の増加によるものであります。
固定負債は、12,579百万円(同13,164百万円)と、584百万円減少いたしました。これは、主にリース債務の減少によるものであります。
(純資産合計)
当連結会計年度末における純資産の合計は、10,873百万円(前連結会計年度末12,652百万円)と、1,779百万円減少いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純損失の計上および剰余金の配当の支払いによって減少があったことによるものであります。この結果、自己資本比率は、36.6%(前連結会計年度末比4.2ポイント減)となりました。
2)経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は21,570百万円(前連結会計年度比1.3%増)、営業利益は大阪ビューホテル本町の開業費用の計上、人件費をはじめとした一般管理費、販売費の増加などがあったものの、客室部門の増収による売上総利益の増加により、758百万円(同22.9%増)、経常利益は687百万円(同14.3%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は連結子会社である那須興業株式会社が保有する固定資産の減損損失を特別損失に計上したことなどにより、1,511百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益297百万円)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2事業等のリスク」に記載しております。
c.資本の財源および資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、販売費及び一般管理費等の営業費用のほか、事業所、リース物件の賃借料に係るものであります。投資を目的とした資金需要は、新規事業所の開業工事、既存事業所の設備改修工事費用等によるものであります。
当社グループは、事業資金について自己資金のほか、金融機関からの借入等により調達しております。
なお、資本の財源および資金の流動性につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1経営方針、経営環境および対処すべき課題等」に記載しております。
e.セグメントごとの財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容
(ホテル事業)
ホテル事業では、2018年5月に大阪ビューホテル本町を開業し、事業基盤の拡大を図りました。営業部門別の状況としては、客室部門では、前連結会計年度に行った札幌ビューホテル大通公園での客室61室の新設増室が業績に大きく寄与しました。また、引き続き拡大傾向にある訪日外客者の集客に注力した結果、業績は好調に推移いたしました。一方、自然災害の影響により、大阪ビューホテル本町、札幌ビューホテル大通公園においては、集客、利用単価ともに一時的に業績を押し下げましたが、当第3四半期会計期間以降においては回復基調で推移しております。婚礼・宴会部門では、前連結会計年度に行った婚礼・宴会の売上構成比が高かった高崎ビューホテルの事業譲渡が減収の要因となりました。また、宴会は堅調に推移いたしましたが、婚礼は前連結会計年度後半からの集客減少の影響により苦戦いたしました。婚礼の営業に関しては、そのリソースを浅草、成田、秋田の3事業所に集中させ、業績の回復を図っております。レストラン他部門は、前連結会計年度に実施した浅草ビューホテルや札幌ビューホテル大通公園のレストランリニューアル効果などにより、順調に推移いたしました。
経費面では、人手不足への対応として、安定した労働力の確保のために採用を強化したため、外注人件費は低減したものの、業務委託料が増加したこともあり、人件費が増加いたしました。また、客室部門の増収に伴い、送客手数料が増加し、販売費が増加いたしました。
これらの結果、売上高は18,748百万円(前連結会計年度比2.1%増)、営業利益は819百万円(同35.9%増)となりました。
ホテル事業の主要な指標は以下のとおりであります。
[ホテル施設概要] 2019年4月30日現在
※料飲施設数には、レストラン、バー、ラウンジ、パティスリーの店舗数を記載しております。
※総客室数、宴会場数、結婚式場数および料飲施設数には、改装工事中等のものも含まれております。
[収容実績]
[平均利用単価]
※平均利用単価は、収容実績(人数)の合計により算出した1人当たりの単価であります。
[客室稼働率]
※客室稼働率(%)=稼働客室数÷総客室数×100
※客室稼働率は、改装工事等により販売が不可能であった客室も含めた総客室数を分母として算出しております。
(施設運営事業)
施設運営事業では、ぎょうけい館等のリゾート施設では、団体の集客が伸び悩んだこともあり、インターネットでの宿泊プランの更なる充実を図り、個人の集客を強化いたしました。また、売上原価が低減され、売上総利益が増加いたしました。
これらの結果、売上高は1,761百万円(前連結会計年度比0.4%減)、営業利益は34百万円(同63.2%増)となりました。
[収容実績および客室稼働率]
※客室収容実績および客室稼働率は、ぎょうけい館、ホテルグリーンパール那須、ホテルプラザ菜の花およびおくたま路の合計です。
※客室稼働率(%)=稼働客室数÷総客室数×100
※客室稼働率は、改装工事等により販売が不可能であった客室も含めた総客室数を分母として算出しております。
(遊園地事業)
那須りんどう湖 LAKE VIEWでは、ビューホテル本社営業部の管轄・機能を拡大して、団体を中心とした集客を強化するとともに、社外コンサルタントを導入し、新アトラクションの導入や新たなPR・広告手法を取り入れ、リピーターを増やす戦略・戦術で立て直しを図りました。これらの施策は、販売料金体系の見直しも含め、将来に向けた抜本的な利益体質への転換を目的として実行しておりますが、各施策が十分な成果につながらず、天候の影響などもあり、集客に苦戦いたしました。そのような中、広告宣伝費など一部販管費を当第2四半期累計期間に集中的に投下したこともあり、当第3四半期会計期間以降の各月において売上高が前年同月比で増加するなど、各施策の効果も表れてきております。
これらの結果、売上高は1,147百万円(前連結会計年度比8.7%減)、営業損失は107百万円(前連結会計年度は営業損失17百万円)となりました。
[収容実績]
※収容実績は、那須りんどう湖 LAKE VIEWの遊園地入場者数を記載しております。
なお、セグメント別の売上高、営業利益、減価償却前営業利益は、下表のとおりであります。
(*)減価償却前営業利益=営業利益又は損失+減価償却費
当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しなどにより、緩やかな回復基調が続きました。一方、相次いで発生した自然災害の影響、人手不足やそれに伴う労務コストの上昇、米国の通商政策に伴う貿易摩擦の影響、中国や新興国の景気減速などが懸念され、依然として先行きは不透明な状況が続いています。
ホテル業界におきましては、新規ホテルの開業や民泊の広がりなどによって競争環境が激化し、また、自然災害による影響が一部地域であったものの、政府の観光立国推進に向けた政策を背景に訪日外客数は引き続き増加し、日本政府観光局(JNTO)によると、2018年の訪日外客数は3,119万人となり、統計開始以降で過去最高を更新し、2019年においても、4月累計で前年同期比4.4%の伸び率になるなど、宿泊部門を中心に概ね堅調に推移しております。
このような経営環境のもと、当社グループは、第2次中期経営計画に基づき、既存事業の長期持続的な成長と事業基盤の拡大のための取組みを進めております。当連結会計年度期間では、2018年5月に大阪ビューホテル本町を開業し、当社グループとして関西地区への初進出を果たしました。また、既存事業所の更なる安全・安心の追求として、大型機械・設備の計画的な更新を進めた他、今後の新規ホテル開業による事業基盤の拡大も見据え、中長期的に安定した労働力を確保することを目的として、人材の登用、育成を強化するための人事制度改革、働き方改革への準備、外国人労働者の活用等に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、29,674百万円(前連結会計年度末31,046百万円)と、1,371百万円減少いたしました。
当連結会計年度末の負債合計は、18,801百万円(前連結会計年度末18,393百万円)と、407百万円増加いたしました。
当連結会計年度末の純資産合計は、10,873百万円(前連結会計年度末12,652百万円)と、1,779百万円減少いたしました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高21,570百万円(前連結会計年度比1.3%増)、営業利益758百万円(同22.9%増)、経常利益687百万円(同14.3%増)、親会社株主に帰属する当期純損失1,511百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益297百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
ホテル事業は、売上高は18,748百万円(前連結会計年度比2.1%増)、営業利益は819百万円(同35.9%増)となりました。
施設運営事業は、売上高は1,761百万円(前連結会計年度比0.4%減)、営業利益は34百万円(同63.2%増)となりました。
遊園地事業は、売上高は1,147百万円(前連結会計年度比8.7%減)、営業損失は107百万円(前連結会計年度は営業損失17百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は4,074百万円(前連結会計年度末2,749百万円)となり、1,325百万円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,495百万円(前連結会計年度比2,107百万円増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失の1,288百万円の減少があったものの、現金支出を伴わない減損損失1,857百万円および減価償却費1,571百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,371百万円(前連結会計年度比3,145百万円支出減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,187百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、799百万円(前連結会計年度に得られた資金は2,655百万円)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,900百万円があったものの、長期借入金の返済による支出1,922百万円、配当金の支払額207百万円があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
前連結会計年度および当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメント名称 | 前連結会計年度 (自 2017年5月1日 至 2018年4月30日) | 当連結会計年度 (自 2018年5月1日 至 2019年4月30日) | ||
| 販売実績 (百万円) | 前年同期比 (%) | 販売実績 (百万円) | 前年同期比 (%) | |
| ホテル事業 | 18,365 | 107.3 | 18,748 | 102.1 |
| 婚礼・宴会 | 6,914 | 97.2 | 6,281 | 90.8 |
| 客室 | 6,092 | 123.6 | 7,025 | 115.3 |
| レストラン他 | 5,358 | 105.6 | 5,441 | 101.6 |
| 施設運営事業 | 1,768 | 99.7 | 1,761 | 99.6 |
| 遊園地事業 | 1,256 | 91.1 | 1,147 | 91.3 |
| 合計 | 21,390 | 105.5 | 21,656 | 101.2 |
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記の金額は、事業セグメント間取引消去前の金額であります。
前連結会計年度および当連結会計年度における主要な事業所の販売実績は次のとおりであります。
[浅草ビューホテル]
| 事業部門 | 前連結会計年度 (自 2017年5月1日 至 2018年4月30日) | 当連結会計年度 (自 2018年5月1日 至 2019年4月30日) | ||
| 販売実績 (百万円) | 前年同期比 (%) | 販売実績 (百万円) | 前年同期比 (%) | |
| 婚礼・宴会 | 3,559 | 93.9 | 3,545 | 99.6 |
| 客室 | 2,102 | 97.8 | 2,342 | 111.4 |
| レストラン他 | 1,991 | 92.2 | 2,214 | 111.2 |
| 合計 | 7,652 | 94.5 | 8,101 | 105.9 |
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記の金額は、事業セグメント間取引消去前の金額であります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や取引状況等を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積りおよび判断を行っている部分があり、その結果を資産・負債および収益・費用の数値に反映しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末における資産の合計は、29,674百万円(前連結会計年度末31,046百万円)と、1,371百万円減少いたしました。
うち流動資産は、5,836百万円(同5,081百万円)と、754百万円増加いたしました。これは、主に未収入金並びに未収還付法人税等が減少したものの、現金及び預金の増加によるものであります。
固定資産は、23,838百万円(同25,964百万円)と、2,126百万円減少いたしました。これは、主に減損損失の計上による有形固定資産の減少によるものであります。
(負債合計)
当連結会計年度末における負債の合計は、18,801百万円(前連結会計年度末18,393百万円)と、407百万円増加いたしました。
うち流動負債は、6,221百万円(同5,229百万円)と、992百万円増加いたしました。これは、主に未払消費税等および未払法人税等の増加によるものであります。
固定負債は、12,579百万円(同13,164百万円)と、584百万円減少いたしました。これは、主にリース債務の減少によるものであります。
(純資産合計)
当連結会計年度末における純資産の合計は、10,873百万円(前連結会計年度末12,652百万円)と、1,779百万円減少いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純損失の計上および剰余金の配当の支払いによって減少があったことによるものであります。この結果、自己資本比率は、36.6%(前連結会計年度末比4.2ポイント減)となりました。
2)経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は21,570百万円(前連結会計年度比1.3%増)、営業利益は大阪ビューホテル本町の開業費用の計上、人件費をはじめとした一般管理費、販売費の増加などがあったものの、客室部門の増収による売上総利益の増加により、758百万円(同22.9%増)、経常利益は687百万円(同14.3%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は連結子会社である那須興業株式会社が保有する固定資産の減損損失を特別損失に計上したことなどにより、1,511百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益297百万円)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2事業等のリスク」に記載しております。
c.資本の財源および資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、販売費及び一般管理費等の営業費用のほか、事業所、リース物件の賃借料に係るものであります。投資を目的とした資金需要は、新規事業所の開業工事、既存事業所の設備改修工事費用等によるものであります。
当社グループは、事業資金について自己資金のほか、金融機関からの借入等により調達しております。
なお、資本の財源および資金の流動性につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1経営方針、経営環境および対処すべき課題等」に記載しております。
e.セグメントごとの財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容
(ホテル事業)
ホテル事業では、2018年5月に大阪ビューホテル本町を開業し、事業基盤の拡大を図りました。営業部門別の状況としては、客室部門では、前連結会計年度に行った札幌ビューホテル大通公園での客室61室の新設増室が業績に大きく寄与しました。また、引き続き拡大傾向にある訪日外客者の集客に注力した結果、業績は好調に推移いたしました。一方、自然災害の影響により、大阪ビューホテル本町、札幌ビューホテル大通公園においては、集客、利用単価ともに一時的に業績を押し下げましたが、当第3四半期会計期間以降においては回復基調で推移しております。婚礼・宴会部門では、前連結会計年度に行った婚礼・宴会の売上構成比が高かった高崎ビューホテルの事業譲渡が減収の要因となりました。また、宴会は堅調に推移いたしましたが、婚礼は前連結会計年度後半からの集客減少の影響により苦戦いたしました。婚礼の営業に関しては、そのリソースを浅草、成田、秋田の3事業所に集中させ、業績の回復を図っております。レストラン他部門は、前連結会計年度に実施した浅草ビューホテルや札幌ビューホテル大通公園のレストランリニューアル効果などにより、順調に推移いたしました。
経費面では、人手不足への対応として、安定した労働力の確保のために採用を強化したため、外注人件費は低減したものの、業務委託料が増加したこともあり、人件費が増加いたしました。また、客室部門の増収に伴い、送客手数料が増加し、販売費が増加いたしました。
これらの結果、売上高は18,748百万円(前連結会計年度比2.1%増)、営業利益は819百万円(同35.9%増)となりました。
ホテル事業の主要な指標は以下のとおりであります。
[ホテル施設概要] 2019年4月30日現在
| 総客室数 (室) | 宴会場数 (室) | 宴会場面積 (㎡) | 結婚式場数 (ヶ所) | 料飲施設数 (ヶ所) | |
| 浅草ビューホテル 成田ビューホテル 秋田ビューホテル 伊良湖ビューホテル 両国ビューホテル 札幌ビューホテル大通公園 大阪ビューホテル本町 ホテルビューパレス | 326 490 187 147 150 347 170 40 | 12 20 8 6 4 5 - - | 2,801 2,532 2,070 729 304 1,294 - - | 2 3 2 1 - - - - | 8 6 4 4 2 2 1 2 |
※料飲施設数には、レストラン、バー、ラウンジ、パティスリーの店舗数を記載しております。
※総客室数、宴会場数、結婚式場数および料飲施設数には、改装工事中等のものも含まれております。
[収容実績]
| 2018年4月期 (人) | 2019年4月期 (人) | 前年同期比(%) | |
| 《ホテル事業》 婚礼・宴会 客室 レストラン他 (主要な事業所) 浅草ビューホテル 婚礼・宴会 客室 レストラン他 | 743,925 958,099 1,641,891 251,348 221,216 518,273 | 683,740 1,096,015 1,786,559 273,400 243,757 605,651 | 91.9 114.4 108.8 108.8 110.2 116.9 |
[平均利用単価]
| 2018年4月期 (円) | 2019年4月期 (円) | 前年同期比(%) | |
| 《ホテル事業》 婚礼・宴会 客室 (主要な事業所) 浅草ビューホテル 婚礼・宴会 客室 | 9,295 6,359 14,160 9,505 | 9,187 6,410 12,968 9,608 | 98.8 100.8 91.6 101.1 |
※平均利用単価は、収容実績(人数)の合計により算出した1人当たりの単価であります。
[客室稼働率]
| 2018年4月期 (%) | 2019年4月期 (%) | 前年同期比(%) | |
| 《ホテル事業》 (主要な事業所) 浅草ビューホテル | 86.2 84.6 | 89.4 91.5 | 103.7 108.2 |
※客室稼働率(%)=稼働客室数÷総客室数×100
※客室稼働率は、改装工事等により販売が不可能であった客室も含めた総客室数を分母として算出しております。
(施設運営事業)
施設運営事業では、ぎょうけい館等のリゾート施設では、団体の集客が伸び悩んだこともあり、インターネットでの宿泊プランの更なる充実を図り、個人の集客を強化いたしました。また、売上原価が低減され、売上総利益が増加いたしました。
これらの結果、売上高は1,761百万円(前連結会計年度比0.4%減)、営業利益は34百万円(同63.2%増)となりました。
[収容実績および客室稼働率]
| 2018年4月期 | 2019年4月期 | 前年同期比(%) | |
| 収容実績(人) 客室稼働率(%) | 71,026 81.6 | 71,986 82.0 | 101.4 100.4 |
※客室収容実績および客室稼働率は、ぎょうけい館、ホテルグリーンパール那須、ホテルプラザ菜の花およびおくたま路の合計です。
※客室稼働率(%)=稼働客室数÷総客室数×100
※客室稼働率は、改装工事等により販売が不可能であった客室も含めた総客室数を分母として算出しております。
(遊園地事業)
那須りんどう湖 LAKE VIEWでは、ビューホテル本社営業部の管轄・機能を拡大して、団体を中心とした集客を強化するとともに、社外コンサルタントを導入し、新アトラクションの導入や新たなPR・広告手法を取り入れ、リピーターを増やす戦略・戦術で立て直しを図りました。これらの施策は、販売料金体系の見直しも含め、将来に向けた抜本的な利益体質への転換を目的として実行しておりますが、各施策が十分な成果につながらず、天候の影響などもあり、集客に苦戦いたしました。そのような中、広告宣伝費など一部販管費を当第2四半期累計期間に集中的に投下したこともあり、当第3四半期会計期間以降の各月において売上高が前年同月比で増加するなど、各施策の効果も表れてきております。
これらの結果、売上高は1,147百万円(前連結会計年度比8.7%減)、営業損失は107百万円(前連結会計年度は営業損失17百万円)となりました。
[収容実績]
| 2018年4月期(人) | 2019年4月期(人) | 前年同期比(%) | |
| 収容実績 | 339,189 | 277,441 | 81.8 |
※収容実績は、那須りんどう湖 LAKE VIEWの遊園地入場者数を記載しております。
なお、セグメント別の売上高、営業利益、減価償却前営業利益は、下表のとおりであります。
| セグメントの 名称 | 売上高 | セグメント利益又は損失 (営業利益又は損失) | 減価償却前営業利益(*) | ||||||
| 前連結 会計年度 (百万円) | 当連結 会計年度 (百万円) | 前年同期 比増減額 (百万円) | 前連結 会計年度 (百万円) | 当連結 会計年度 (百万円) | 前年同期 比増減額 (百万円) | 前連結 会計年度 (百万円) | 当連結 会計年度 (百万円) | 前年同期 比増減額 (百万円) | |
| ホテル事業 | 18,365 | 18,748 | 383 | 602 | 819 | 216 | 2,051 | 2,290 | 238 |
| 施設運営事業 | 1,768 | 1,761 | △7 | 21 | 34 | 13 | 44 | 58 | 13 |
| 遊園地事業 | 1,256 | 1,147 | △108 | △17 | △107 | △89 | 87 | △30 | △117 |
| 合計 | 21,390 | 21,656 | 266 | 607 | 747 | 140 | 2,183 | 2,318 | 135 |
| 調整額 | △95 | △86 | 9 | 10 | 11 | 1 | 10 | 11 | 1 |
| 連結数値 | 21,294 | 21,570 | 275 | 617 | 758 | 141 | 2,193 | 2,330 | 136 |
(*)減価償却前営業利益=営業利益又は損失+減価償却費