有価証券報告書-第18期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/29 9:44
【資料】
PDFをみる
【項目】
147項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、余剰資金に関しては安全性の高い金融資産で運用しております。また、資金調達については、銀行借入や社債発行による方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。なお、連結子会社では、売掛金の一部について、債権の流動化を図っております。
有価証券及び投資有価証券は、投資信託及び債券であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や財務状況等の把握を行うことによりリスクの低減を図っております。なお、債券には組込デリバティブと一体処理した複合金融商品が含まれております。
営業債務である未払金は1年以内の支払期日であり、流動性リスクに晒されております。
借入金及び社債は、主に営業取引に係る資金調達であり、返済日は最長で決算日後3年以内であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、営業管理規程に従い、営業債権について各事業部門におけるプロジェクトマネージャーが取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。また、信託譲渡した売掛金については、管理部が債務者の状況を定期的にモニタリングし、リスクの低減を図っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業等)の財務状況等を把握し、保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、各部署からの報告に基づき、管理部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。また、現金は注記を省略しており、預金、有価証券、短期借入金、未払金、未払法人税等ならびに未払消費税等は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。
前連結会計年度(2022年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)売掛金1,189,0221,193,6364,614
(2)投資有価証券
その他有価証券1,435,6551,435,655-
(3)破産更生債権等7,367
貸倒引当金(※1)△7,367
---
資産計2,624,6782,629,2924,614
(4)長期借入金(※2)95,28094,520△759
負債計95,28094,520△759

※1.破産更生債権等に対応する貸倒引当金を控除しております。
2.1年内返済予定の長期借入金も含めております。
当連結会計年度(2023年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)売掛金1,366,665
貸倒引当金(※1)△920
1,365,7451,365,074△671
(2)投資有価証券
その他有価証券1,287,1011,287,101-
(3)破産更生債権等7,367
貸倒引当金(※2)△7,367
---
資産計2,652,8462,652,175△671
(4)社債(※3)25,00024,631△368
(5)長期借入金(※4)66,72066,043△676
負債計91,72090,674△1,045

※1.売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
2.破産更生債権等に対応する貸倒引当金を控除しております。
3.1年内償還予定の社債も含めております。
4.1年内返済予定の長期借入金も含めております。
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債
前連結会計年度(2022年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
その他有価証券
債券(社債)-1,278,242-1,278,242
債券(その他)-57,853-57,853
その他-99,559-99,559

当連結会計年度(2023年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
その他有価証券
債券(社債)-1,192,702-1,192,702
債券(その他)----
その他-94,398-94,398

(2)時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融資産及び金融負債
前連結会計年度(2022年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
売掛金-1,193,636-1,193,636
長期借入金(※1)-94,520-94,520

※1. 1年内返済予定の長期借入金も含めております。
当連結会計年度(2023年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
売掛金-1,365,074-1,365,074
社債(※1)-24,631-24,631
長期借入金(※2)-66,043-66,043

※1.1年内償還予定の社債も含めております。
2.1年内返済予定の長期借入金も含めております。
(注1)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
売掛金
一部の売掛金は、一定の期間毎に区分した債権毎に債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値によっており、レベル2に分類しております。
投資有価証券
市場価格のある投資有価証券につきましては、当連結会計年度末日の市場価格を基に算定した価額をもって時価としており、レベル2に分類しております。
社債
元利金の合計額を同様の社債を発行した場合に想定される利率で割り引いて算出しており、レベル2に分類しております。
長期借入金
元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算出しており、レベル2に分類しております。
(注2)金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2022年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金1,670,802---
売掛金1,170,42118,600--
有価証券49,960---
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
債券(※1)119,21035,671432,619408,584
合計3,010,39554,271432,619408,584

(※)破産更生債権等については、償還予定額が見込めないため、記載しておりません。
(※1)債券のうち、償還期限の定めのない債券340,011千円については含めておりません。
当連結会計年度(2023年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金3,207,411---
売掛金1,349,07317,591--
有価証券6,573---
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
債券(※1)-37,256447,146364,302
合計4,563,05854,848447,146364,302

(※)破産更生債権等については、償還予定額が見込めないため、記載しておりません。
(※1)債券のうち、償還期限の定めのない債券343,996千円については含めておりません。
(注3)短期借入金、社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2022年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金100,000-----
長期借入金28,56028,56028,5609,600--
合計128,56028,56028,5609,600--

当連結会計年度(2023年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金650,000-----
社債10,00010,0005,000---
長期借入金28,56028,5609,600---
合計688,56038,56014,600---