有価証券報告書-第27期(平成30年7月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/09/27 13:09
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【項目】
118項目
(業績等の概要)
(1) 当期の経営成績
当事業年度におけるわが国の経済は、雇用情勢や企業収益の改善等を背景として緩やかな回復基調で推移しているものの、海外経済の不確実性の高まりなどから、先行きの不透明な状況が続きました。
当社ではこのような環境の中、ユーザーに提供されるキーパーコーティングの品質の維持・向上を従来以上に実現していく事が、当面の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を目指したKeePerのブランディングを確実にしていくために最も重要であると考えております。
この方針のもと2月~5月にかけて、6回目の開催となる技術力の向上を目的とした『キーパー技術コンテスト』を開催し、日本全国から延べ3,200名を超えるキーパー技術者が出場して、「予選会と県チャンピオン戦」で合計111回開催しました。コンテストの競技もクリスタルキーパーの競技に加え、県チャンピオン決定戦では、ダイヤモンドキーパーも加えた事で、高額商品であるダイヤモンドキーパーの施工技術の向上に繋がりました。
8、12月にはキーパープロショップ全店訪問による商品品質の確認を実施。年間を通じ技術力向上のための施工店舗で実施する上達会の開催など数々の活動を行いました。
キーパーLABOについては、合計8店舗の新規出店を行いました。既存店については合計12店舗の改装と新ブランディングデザインの変更など店舗環境の改善を積極的に実施してまいりました。
このような方針と行動が功を奏し、当事業年度における売上高は83億21百万円(前年同期比13.8%増加)、営業利益は12億86百万円(同47.5%増加)、経常利益は13億1百万円(同46.3%増加)、当期純利益は8億45百万円(同45.2%増加)となり、過去最高益を更新しました。
セグメント毎の概況は以下のとおりです。
① キーパー製品等関連事業
当事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、前期に起きた最大手石油元売り2社の会社合併によってKeePerなど「油外収益商品」の販売が一時的に滞っておりましたが、今期は合併に伴う混乱も完全に落ち着き、店頭でのKeePerの販売が活発にされており、完全に元の状態に戻りました。
2018年12月に行われた「冬のキーパー選手権」においては、約3,500店舗が参加して施工台数を競いました。今回の選手権では、100万ポイント(コーティング収益に換算すると約150万円)を越す高得点の店舗が791店舗も出てきており、過去最高のポイント実績となりました。
キーパー製品等関連事業の核となるキーパープロショップは、期首5,769店から期末5,792店と微増ですが、主要製品の一つであるダイヤモンドキーパーケミカルとレジン2の売上が、前年同期間比約14%増の伸びとなっており、1店舗当たりのコーティング実績が向上している事がわかります。
また、キーパープロショップが、石油販売業界のみならず、モータースやカーショップなどの車業界全体にも広がりだしており、KeePerが自動車業界全体で注目をされ始めています。
キーパーコーティングが、スマートフォン用のコーティングに認定され、新たなコーティングサービスとして提供を開始することとなり、5月初旬より、丸紅株式会社の100%子会社であるMXモバイリング株式会社が、『Mコーティング』としてサービスの提供がドコモ店舗にて始まっております。
これらの活動の結果、キーパー製品等関連事業の売上は46億70百万円(前年同期比9.1%増加)となりました。当セグメントにおける営業利益では12億15百万円(同44.8%増加)です。営業利益は内部取引の利益1億86百万円が含まれており、内部取引控除後の利益は10億29百万円(同51.1%増加)となりました。
② キーパーLABO運営事業
キーパーLABO運営事業の新店の開発は、店舗数最優先から採算性重視の立地条件優先の考え方に転換し、2019年6月期は、新店は8店舗の出店を実現しました。新店の開発を、一時的ですがペースを落とす事によって、既に新店としてオープンをした店舗の成熟期間を待つことが出来、会社全体の収益改善に繋がっています。
また、既存店の収支を上げる事にも力を入れ、12店舗の改装と新ブランディングデザインの変更も積極的に行いました。
新店は8店舗
2018年8月 千葉県市原市のコンビニエンスストア跡に「市原店」居抜き改装
2018年9月 大阪府大阪市の路面店「鶴見店」新築
2018年11月 埼玉県蕨市路面店「わらび店」新築
2018年12月 愛知県名古屋市のコンビニエンスストア跡に「名古屋東店」居抜き改装
2018年12月 神奈川県平塚市のコンビニエンスストア跡に「湘南平塚店」 居抜き改装
2019年1月 広島県広島市のカーショップ跡地に「広島東雲店」居抜き改装
2019年3月 三重県松坂市のジェームス内に「松坂店」新築
2019年6月 東京都杉並区のコンビニエンスストア跡に「杉並店」居抜き改装
12店舗の改装と新ブランディングデザインの変更
北海道・札幌店 外装変更と看板変更
埼玉県・さいたま市 店舗構造大幅変更
千葉県・柏市 ブース増設と外装変更
東京都・足立区 ブース増設
神奈川県・上溝店 トレーニングセンター増設
愛知県・中川店 看板変更と内装変更
愛知県・一宮店 看板変更
愛知県・甚目寺店 看板変更と内装変更
愛知県・半田店 外装変更と看板変更
愛知県・東海店 ブース増設
愛知県・岡崎店 外装変更と内装変更、看板変更
福岡県・久留米店 外装変更と構造変更
さらに、前期と前々期に集中して造ってきた新店が続々と2年目のジャンプを実現し、キーパーLABO運営事業の採算改善に寄与しております。
店舗数運営利益
(2018年6月期)
運営利益
(2019年6月期)
採算改善
2016年6月以前オープン39337,032千円363,307千円26,274千円
2016年7月~2017年6月オープン15△39,790千円29,301千円69,092千円
2017年7月~2018年6月オープン18△106,273千円△75,032千円31,241千円
2018年7月~2019年6月オープン8-△60,438千円△60,438千円

前々期(2016年7月~2017年6月)にオープンした新店が15店舗で、運営利益39百万円の損失→29百万円の利益計上し、69百万円の採算改善が出来ました。
前期(2017年7月~2018年6月)にオープンした新店が18店舗で、運営利益1億6百万円の損失→75百万円の損失となり、31百万円の採算改善が出来ました。
2016年6月以前にオープンした、39店舗は、運営利益3億37百万円の計上→3億63百万円の利益計上となり、26百万円の採算改善が出来ました。
キーパーラボ店舗が、お客様のリピートを積み重ねが命のストックビジネスであることが如実に示しています。また、KeePerの認知度が上がって来ており、キーパーコーティングシリーズの中でも、一番高額商品であるダイヤモンドキーパー類の需要が高く、Wダイヤモンドキーパー、Wダイヤモンドキーパープレミアムなどの最高級のコーティングも増加し、年間で平均単価が、前期9,855円から10,209円と3.6%増と押し上げています。
加えて、2019年4月の新卒採用も、前期までと同水準の52名の採用を果たしております。これらの活動の結果、当セグメント当年度の売上は36億50百万円(同20.3%増加)で、営業利益は2億57百万円(同34.7%増加)です。ただし、内部取引による費用が1億86百万円含まれております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ5億30百万円増加し23億55百万円(前事業年度末比29.1%増加)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は13億71百万円(前事業年度比5億76百万円増加)となりました。収入の主な内訳は税引前当期純利益12億43百万円、減価償却費2億37百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額2億83百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5億21百万円(前事業年度比4億4百万円減少)となりました。支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出4億42百万円、建設協力金の支払いによる支出60百万円、敷金および保証金の差入による支出15百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3億19百万円(前事業年度は4億88百万円の収入)となりました。支出の主な内訳は長期借入金の返済による支出1億92百万円、配当金の支払額1億26百万円であります。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
該当事項はありません。
(2) 仕入実績
当事業年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称仕入高(千円)前年同期比(%)
キーパー製品等関連事業2,167,539113.5
キーパーLABO運営事業32,740102.6
合計2,200,279113.3

(注) 1.金額は、仕入価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)
キーパー製品等関連事業4,670,898109.1
キーパーLABO運営事業3,650,135120.3
合計8,321,033113.8

(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先前事業年度当事業年度
販売高
(千円)
割合(%)販売高
(千円)
割合(%)
ENEOSトレーディング株式会社1,357,08118.61,535,45418.5

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析)
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。これらの財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを行わねばなりません。経営者は、債権、たな卸資産、投資、繰延税金資産等に関する見積り及び判断について、継続して評価を行っており、過去の実績や状況に応じて合理的と思われるさまざまな要因に基づき、見積り及び判断を行っております。また、その結果は資産・負債の簿価及び収益・費用の報告数値についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性のため、これら見積りと異なる場合があります。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は38億94百万円(前事業年度末比21.1%増加)となり、6億78百万円増加しました。これは主に現金及び預金が5億30百万円増加、売掛金が67百万円増、商品が88百万円増加したこと等によるものです。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は39億44百万円(前事業年度末比5.5%増加)となり、2億6百万円増加しました。これは主に有形固定資産が1億25百万円増加、建設協力金が53百万円増加、繰延税金資産が36百万円増加したこと等によるものです。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は11億80百万円(前事業年度末比19.6%増加)となり、1億93百万円増加しました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が1億14百万円減少、未払法人税等が1億91百万円増加、買掛金が82百万円増加したこと等によるものです。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は15億71百万円(前事業年度末比1.7%減少)となり、26百万円減少しました。これは主に長期借入金が77百万円減少、退職給付引当金が37百万円増加したこと等によるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は50億86百万円(前事業年度末比16.4%増加)となり、7億18百万円増加しました。これは主に利益剰余金が当期純利益により8億45百万円増加した一方で、配当により1億26百万円減少したこと等によるものです。
(3)経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は83億21百万円(前事業年度比13.8%増加)となりました。
事業セグメントごとの内訳は、キーパー製品等関連事業が46億70百万円(前事業年度比9.1%増加)、キーパーLABO運営事業が36億50百万円(前事業年度比20.3%増加)となりました。
キーパー製品等関連事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、前期に起きた最大手石油元売り2社の会社合併によってKeePerなど「油外収益商品」の販売が一時的に滞っておりましたが、今期は合併に伴う混乱も完全に落ち着き、店頭でのKeePerの販売が活発にされており、完全に元の状態に戻りました。
キーパーLABO運営事業の新店の開発は、店舗数最優先から採算性重視の立地条件優先の考え方に転換し、2019年6月期は、新店は8店舗の出店を実現しました。新店の開発を、一時的ですがペースを落とす事によって、既に新店としてオープンをした店舗の成熟期間を待つ事が出来、会社全体の収益改善に繋がっています。
また、既存店の収支を上げる事にも力を入れ、12店舗の改装と新ブランディングデザインの変更も積極的に行いました。
(売上総利益)
当事業年度の売上総利益は、62億9百万円(前事業年度比16.2%増加)となりました。
(営業利益)
当事業年度の営業利益は12億86百万円(前事業年度比47.5%増加)となりました。
(経常利益)
当事業年度の経常利益は、営業外収益22百万円と営業外費用6百万円を考慮した結果、13億1百万円(前事業年度比46.3%増加)となりました。
(税引前当期純利益)
当事業年度の税引前当期純利益は、12億43百万円(前事業年度比42.4%増加)となりました。
(当期純利益)
当事業年度の当期純利益は、法人税等3億98百万円を計上したことにより、8億45百万円(前事業年度比45.2%増加)となりました。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載しております。
(5)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(6)経営者の問題意識と今後の方針について
① KeePerの品質維持とブランディングについて
クリスタルキーパーをはじめとする「サービス商品」であるKeePer商品は、工場やセントラルキッチンなどで画一的に造られる「製品」ではなく、キーパーLABO及びキーパープロショップなどの店頭で、一つ一つ造り上げられる「サービス商品」なので、その品質維持に難しいものがあります。
しかし、それをKeePerは、材料ケミカルの高い性能と、それを店頭での施工技術力の維持のために、全国12か所のトレーニングセンターを設置し約60名のインストラクターが活動しております。
それにも増して、全国のキーパープロショップの皆さんの高品質に対する意識の高さが、施工されたキーパーコーティングの、サービス商品としての高品質の向上と維持を実現しています。その品質の高さは定評があり、キーパーコーティングを施工されたお客様はリピート率約85%という高い率で支持され、その積み重ねと、認知度アップでの新規顧客の獲得と相まってKeePerのガラス系コーティングは市場を拡大しています。
また、この高い品質が競合商品との決定的に差別化された競争力になっており、これをいかに維持していくかが今後の事業の拡大に大きな影響を与えます。その為に、8年間続いている「キーパー選手権」、今年第6回目の「キーパー技術コンテスト」や「上達会」が、キーパープロショップや施工店さんたちへの当社の主な活動となっており、キーパーLABO運営事業においては、より一層高い品質を維持することが専門店としての生命線として維持向上に努めています。
キーパーLABOは2019年6月30日時点で92店舗(直営80店舗)、キーパープロショップが5,792店舗と非常に多くの店舗であり、それぞれの店舗の責任において施工がされていて、そのすべての商品品質を均一に高く維持することは極めて困難でありますが、逆に、これを実現することが競合商品との差別化、決定的な競争力であり、KeePerのブランディングそのものです。
もちろん、KeePerのブランディングは、日本最高峰のレースであるスーパーGTに#37 KeePer TOM’Sへのスポンサードで、車好き層への深い浸透と、全国へのTVコマーシャルとWebサイトで広く一般に認知を広げるなどマーケティングを通じても作り上げられております。これは2019年度以降も継続して行きたいと思っています。
② キーパープロショップ登録店舗数の増加と1店舗当たりの施工台数の増加について
KeePer製品等関連事業の主力であるキーパープロショップは主にガソリンスタンドです。ガソリンスタンドは石油製品(燃料)が徐々に販売減少していく中でそのインフラを活かし、燃料以外で収益を上げる必要があり、どこの石油元売りもこぞってカーコーティングの施工販売に力を入れております。ガソリンスタンド自体の店舗数は減少の一途ではありますがいまだに30,000店舗以上あり、その中でキーパープロショップは2019年6月30日時点で、約19%の5,792店舗であります。期首5,769店から期末5,792店と微増ですが、主要製品の一つであるダイヤモンドキーパーケミカルとレジン2の売上が、前年同期比約14%増の伸びとなっており、1店舗当たりのコーティング実績が向上している事がわかります。
キーパープロショップは、入会金ゼロ、会費無料であり、獲得のための営業活動も全くしておりませんが、実際に売上実績が上がる功績で自然に増えてきたものなので、今後もこの傾向が続くものと予想しております。
そして、もっと重要なのが、キーパープロショップ1店舗あたりのキーパーコーティング施工台数が毎年増加している事実です。キーパープロショップの制度が発足した数年前に比べ1店舗当たりの施工台数実績が2倍以上に増加していることです。これはキーパープロショップさんの収益が上がると同時にKeePerケミカルの販売が伸びていくKeePerビジネスの成功報酬の基本スタイルとなっております。
③ キーパーLABO既存店の売上向上と新規出店のペースアップについて
キーパーLABOの前年実績のある既存店舗は、TVコマーシャルなどでKeePerブランドが消費者の中に浸透してきていることと、SNSの中で良い評判が広がっていること、当社が上場したことなどによってKeePer全体の信頼が上がってきて、購買商品がより価格の高い上位商品であるダイヤモンドキーパーの施工が新車を中心に増加し、キーパーLABOの販売単価を押し上げで来ています。今後もしばらくはこの傾向が続くものと考えております。
株式の上場と東証一部への指定替によって一番大きく変わったのが、キーパーLABO新店用の物件の出る数です。これが劇的に増加したのは、KeePerの認知度が上がったと同時に株式上場によって、社会的信用が上がったことが大きな要因と言えます。特に、コンビニエンスストア業界の再編が加速していることから、コンビニ店舗跡地へのリプレース出店が今後は増加するものと考えております。ベイシア、カインズなどの商業施設やドライブショップのジェームズとの連携も継続していきます。
④ キーパーLABOとキーパープロショップの共存共栄について
初回施工はキーパーLABOで施行したお客様も、2回目以降の施工は近くて便利なキーパープロショップで施工される方がおよそ50%もいて、キーパーLABOが、周辺のキーパープロショップの活性化に役立っています。
逆に、全国のキーパープロショップにKeePerの看板が上げられ、店頭ではパンフレットなどでの営業が行われることで、KeePerブランドの認知度がアップし、キーパーLABOの集客や運営に大きなプラスの力になっています。つまり、キーパーLABOとキーパープロショップの存在は相乗効果を持っており、このシナジー効果を持っていることもKeePerの大きな強みとなっております。
⑤ 新規出店に伴う人員の採用と、資金計画について
キーパーLABOの新規出店に伴う人員は、大学卒、高校卒とも、来春の新卒採用が前年を上回るペースで順調に推移しているため、中途採用も含めて十分な採用人数を得られるものと考えております。
元々、キーパーLABOの社員の定着率は非常に高いものでした。企業理念にあるように、お客様の満足(CS)を高い技術で実現すると同時に、お客様の「ありがとう」の言葉で、従業員のやりがいと満足(ES)を生み出していくことが、定着率の高さに結びついており、採用数の増加と相まって社員数全体の増強が実現しております。更に定着率の高さが、勤務経歴の長さを生み、勤務の長さが技術の熟練を生み出して商品の品質の維持向上にも貢献しています。
新店の構築のためには更地からの建設物件で約4,500万円/1件、既設の建物がある居抜き物件では約3,500万円/1件の費用が掛かります。しかし新規開店から遅くとも1年以内に単月の採算ベースに乗ることが今までの実績で解かっておりますし、営業キャッシュフローでのプラス要因と、現在の現預金からして、現状の2019年6月30日時点で直営80舗から今後の100店舗余までの資金は安定的に調達をすることができると考えております。

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