5021 コスモエネルギー HD

5021
2024/08/22
時価
6984億円
PER 予
8.73倍
2016年以降
赤字-8.19倍
(2016-2024年)
PBR
1.13倍
2016年以降
0.36-1.81倍
(2016-2024年)
配当 予
3.8%
ROE 予
12.92%
ROA 予
3.5%
資料
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持分法適用会社への投資額 - 石油化学事業

【期間】
  • 通期

連結

2021年3月31日
371億2000万
2022年3月31日 -3.09%
359億7400万
2023年3月31日 +10.93%
399億600万
2024年3月31日 -7.97%
367億2500万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
(シナリオ分析、戦略のレジリエンス)
当社グループのシナリオ分析では、石油事業、石油化学事業、石油開発事業を対象事業とし、2030年~2050年の事業影響を想定しています。
シナリオとして、4℃(成り行き)、1.5℃(より低炭素移行)の2つの温度帯におけるシナリオについて、一般的に利用されている国際エネルギー機関(IEA)のパラメーターを利用し、1.5℃シナリオでは、NZE、APSシナリオ、4℃シナリオでは、STEPSシナリオを選択し、IEAシナリオに不足する物理リスクの自然災害等の想定は、IPCCのRCP8.5、RCP6.0、RCP2.6や国内外の政府機関等のシナリオを参考として想定いたしました。
2024/06/20 15:00
#2 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、「石油事業」、「石油化学事業」、「石油開発事業」及び「再生可能エネルギー事業」等を営んでおり、取り扱う製品やサービスによって、当社及び当社の連結子会社別に、各々が独立した経営単位として事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、取り扱う製品やサービス別のセグメントから構成されており、「石油事業」、
2024/06/20 15:00
#3 主要な設備の状況
記載すべき重要な設備はありません。
(2)石油化学事業
国内子会社 2024年3月31日現在
2024/06/20 15:00
#4 事業の内容
2024/06/20 15:00
#5 会計方針に関する事項(連結)
(6) 重要な収益及び費用の計上基準
当社グループは、石油事業、石油化学事業、石油開発事業、再生可能エネルギー事業及びその他の事業において、主に製品の販売を行っております。
当社グループは、主に契約にて約束された製品を顧客に引き渡した時点において、当該製品に対する支配が顧客に移転することにより契約上の履行義務が充足されたと判断し、収益を認識しております。
2024/06/20 15:00
#6 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
石油化学事業
石油化学事業においては、石油化学製品の製造及び販売を主要な事業としています。
これらの事業は、主に契約にて約束された製品が複数の石油化学製品工場間を結ぶパイプラインを通じて出荷しており、当該契約にて定められたパイプライン上の地点を通過した時点において、当該製品に対する支配が顧客に移転し、契約上の履行義務が充足されたと判断し、契約にて約束された単価及び出荷量に基づいた金額で収益を認識しております。取引の対価は顧客との契約により定められた期限までに支払いを受けておりますが、製品の引き渡し後1年以内に支払いを受けているため、重要な金融要素は含まれておりません。対価に変動可能性のある取引については、重大な戻入れが発生しない可能性が高い範囲でのみ収益を認識しています。
2024/06/20 15:00
#7 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2024年3月31日現在
石油事業4,072(2,966)
石油化学事業1,142(164)
石油開発事業298(133)
(注)1 従業員数は就業人員であります。
2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
2024/06/20 15:00
#8 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
東ソー㈱2,648,0002,648,000石油化学事業における販売先であり、同事業の維持、拡大のため保有しております。定量的な保有効果については守秘義務等の観点から記載しませんが、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を総合的、具体的に検証した上で保有しております。
5,4604,758
JSR㈱500,900500,900石油化学事業における販売先であり、同事業の維持、拡大のため保有しております。定量的な保有効果については守秘義務等の観点から記載しませんが、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を総合的、具体的に検証した上で保有しております。
2,1701,560
大伸化学㈱130,000130,000石油化学事業における販売先であり、同事業の維持、拡大のため保有しております。定量的な保有効果については守秘義務等の観点から記載しませんが、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を総合的、具体的に検証した上で保有しております。
201154
デンカ㈱44,20044,200石油化学事業における販売先であり、同事業の維持、拡大のため保有しております。定量的な保有効果については守秘義務等の観点から記載しませんが、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を総合的、具体的に検証した上で保有しております。
103120
荒川化学工業㈱34,50034,500石油化学事業における販売先であり、同事業の維持、拡大のため保有しております。定量的な保有効果については守秘義務等の観点から記載しませんが、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を総合的、具体的に検証した上で保有しております。
4034
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
artience㈱16,40016,400石油化学事業における販売先であり、同事業の維持、拡大のため保有しております。定量的な保有効果については守秘義務等の観点から記載しませんが、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を総合的、具体的に検証した上で保有しております。
4733
(注)「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
b.保有目的が純投資目的である投資株式
2024/06/20 15:00
#9 減損損失に関する注記(連結)
※7 減損損失
当社グループはキャッシュ・フローを生み出す最小単位として、石油事業については元売事業に係る事業資産を基礎としてグルーピングを行っております。また石油化学事業については会社毎の管理会計上の事業を基準として、石油開発事業については会社毎の石油開発事業全体を基準として、風力発電事業、不動産賃貸事業、遊休資産については1物件毎にグルーピングを行っております。
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
2024/06/20 15:00
#10 研究開発活動
また、デジタル化に対応する製品として、電子部品の放熱材料(製品名:「コスモサーマルグリース」、「コスモサーマルギャップフィラー」)、低トルク・省電力の「HDD動圧軸受油」等の高付加価値商品の開発を行い、さらには産学連携による新規商品開発にも取り組んでおります。
(2)石油化学事業
丸善石油化学㈱は、石油化学製品、溶剤や半導体レジスト周辺材料等の機能化学品、既存事業の強化、拡大及びカーボンニュートラル、新規事業化に資する製品・技術開発を目指して研究活動を行っております。エチレンやプロピレン等、ナフサの熱分解による石油化学製品の生産過程で併産されるアセチレン、C4、C5留分等の未利用留分を原料とし、ビニルエーテル類や、未利用留分の付加価値をさらに高めた製品の開発、量産化に向けたプロセス技術の開発を実行中です。一方、年を追うごとに微細化、高性能化が進む最先端のロジック、メモリー等の各種デバイスの生産に使用される半導体レジスト材料、周辺材料等の分野では、ますます高度化、多様化する顧客の要望に応えるために、生産技術、製品評価技術の向上、DX技術の活用等、新規の製品・技術を創出するための研究開発を推進しております。
2024/06/20 15:00
#11 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
カーライフ事業につきましては、デジタル化への対応として、2019年に開発した「カーライフスクエア」アプリが、2024年3月末時点で726万ダウンロードとなり、多くのお客様からのご支持を頂いております。「カーライフスクエア」ではお客様とのつながり強化を目的として、アプリ上で見積りから決済まで完了できるコミット車検のほか、燃料油・カーケア商品のお得なクーポンの提供やお勧めの給油タイミングのお知らせ等、様々なサービスを提供しております。アプリやコスモ・ザ・カード会員のデータを用いて、お客様の属性に合わせた情報配信を自動で行う等「新規顧客の獲得」及び「既存顧客の定着」の施策を実施しており、今後は異業種パートナーの持つデータも組み合わせ、販売促進に取り組んでまいります。
(石油化学事業)
石油化学事業は、国内最大規模のエチレン生産能力を持つ丸善石油化学㈱において基礎化学品分野では高稼働/高効率操業の実現、環境に左右されにくい機能化学品分野では半導体レジスト用樹脂等の生産拡大を目指しております。
2024/06/20 15:00
#12 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
石油事業につきましては、前期比で原油価格が下落したこと等により、売上高は2兆4,456億円(前期比△59億円)となりました。一方、国内市況が良化したこと等により、セグメント利益は907億円(前期比+250億円)となりました。なお、在庫評価の影響を除くセグメント利益は913億円(前期比+472億円)となっております。
(石油化学事業)
石油化学事業につきましては、前期比で製品市況が悪化したこと等により、売上高は3,618億円(前期比△784億円)、セグメント損失は78億円(前期はセグメント利益38億円)となりました。
2024/06/20 15:00
#13 設備の新設、除却等の計画(連結)
当連結会計年度後1年間の設備投資計画(新設・拡充)は、1,195億円であり、セグメントごとの内訳は次のとおりであります。
セグメントの名称2024年3月末計画金額(億円)設備等の主な内容・目的資金調達方法
石油事業589製油所設備の更新、販売設備の更新自己資金及び借入金
石油化学事業223生産設備の更新同上
石油開発事業129生産設備の更新同上
(注)「調整額」は、主として持株会社(連結財務諸表提出会社)に係るものです。
(2)重要な設備の除却等
2024/06/20 15:00
#14 設備投資等の概要
セグメントごとの設備投資の内訳は、以下のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
石油事業41,440百万円
石油化学事業9,229百万円
石油開発事業18,926百万円
なお、上記の設備投資には、有形固定資産・無形固定資産・長期前払費用が含まれております。
石油事業における主要なものは、連結子会社のコスモ石油㈱による製油所の生産設備に係る設備投資及び連結子会社のコスモ石油プロパティサービス㈱によるサービスステーションの新設・改造等の販売設備に係る設備投資であります。
2024/06/20 15:00