有価証券報告書-第16期(平成31年2月1日-令和2年1月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(平成31年2月1日~令和2年1月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善傾向が持続しており、緩やかな回復基調で推移したものの、消費増税による個人消費への影響が懸念されます。海外経済においては英国のEU離脱や長引く米中貿易摩擦の激化に伴う中国経済の減速、中東情勢の緊迫化等から先行きは不透明であり、わが国の景気動向に影響を与える事象には、十分留意する必要があると思われます。
ゴルフ事業を取り巻く環境におきましては、「黄金世代」「プラチナ世代」と呼ばれる若手女子プロゴルファーの年間を通しての活躍や有名男子プロゴルファーによる3年ぶりの復活優勝等、ゴルファーのプレー意欲を刺激する出来事がありました。また暖冬の影響等から、ゴルフ場の利用者数は増加傾向となり、平成31年の年間国内ゴルフ場利用者数は前年比4.1%増の929万人となりました(経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」)。しかし、プレー人口の高齢化や若年層取り込みという課題は依然残されており、市場が縮小傾向にある中
でゴルフプレー料金やゴルフ用品の販売においては継続的な価格競争の終息が見えず、ゴルフ事業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況にあります。
トラベル事業を取り巻く環境におきましては、平成31年の出国日本人数が前年比5.9%増の2,008万人と堅調に推移しております。また、訪日外客数は前年比2.2 % 増の3,188 万人と統計上過去最多となりました(日本政府観光局「JNTO」)。しかしながら、訪日外客数が多い韓国市場における8月以降訪日外客数の半減等、先行き不透明な状況となっております。
このような経営環境の下、当社グループは継続的な企業価値の向上を実現すべく、各事業において新規案件の獲得、サービス品質の向上に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ122,053千円減少し、2,229,532千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ186,599千円減少し、1,178,895千円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ64,545千円増加し、1,050,637千円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高5,763,195千円(前期比25.7%増)、営業利益64,438千円(前期比52.4%減)、経常利益54,210千円(前期比56.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益65,003千円(前期比36.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績については、次の通りであります。
ゴルフ事業は、売上高3,166,609千円(前期比10.0%増)、営業利益423,512千円(前期比1.4%増)となりました。
トラベル事業は、売上高2,508,660千円(前期比57.1%増)、営業損失40,375千円(前期は営業利益35,507千円)となりました。
その他の事業は、売上高87,924千円(前期比20.1%減)、営業利益10,373千円(前期比633.1%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」)という。)は、前連結会計年度末に比べ47,044千円減少し、635,778千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、112,564千円の資金増加(前連結会計年度は169,823千円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、3,201千円の資金減少(前連結会計年度は7,179千円の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、155,913千円の資金減少(前連結会計年度は172,905千円の増加)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので該当事項はありません。
b.受注実績
ゴルフ事業は受注生産を行っていないため、受注実績の記載はしておりません。また、トラベル事業は、受注から売上計上までの期間が極めて短いため、受注規模を金額で示すことはしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用とともに、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを用いております。これらの見積りにあたり過去の実績や現状等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1) 財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて122,053千円減少し、2,229,532千円となりました。これは主に、現金及び預金の減少48,691千円、減価償却累計額の増加43,338千円、のれんの減少54,016千円によるものであります。
(負債合計)
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて186,599千円減少し、1,178,895千円となりました。これは主に、旅行前受金の減少55,366千円及び長期借入金の減少90,400千円によるものであります。
(純資産合計)
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて64,545千円増加し、1,050,637千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益65,003千円の計上によるものであります。
2) 経営成績
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は5,763,195千円(前期比25.7%増)、営業利益64,438千円(前期比52.4%減)となりました。なお、セグメント別の要因は以下のとおりであります。
① ゴルフ事業
ゴルフ事業におきましては、ASPサービス「1人予約ランド」で新たに、当日予約が可能な「今から予約できる今日ゴルフ」のリリース、スマートフォンサイトのリニューアル等を行いました。またゴルファーから好評を得ている「一人予約ランドボール付きプラン」や各種イベント等も継続して行ってまいりました。その結
果、会員数は引き続き堅調な増加傾向となっており、当連結会計年度末時点で会員数は62.3万人を突破いたしました。
広告プロモーションサービスでは、フリーペーパー「月刊バリューゴルフ」の誌面リニューアルを行い、WEBとの親和性を強化し掲載コースの拡大に努めてまいりました。「バリューゴルフレッスン」では、より多くのゴルファーが利用できるように、開催会場及び講師数の増加に注力し、その結果会場数は34コース、講師数70名超の業界最大規模のレッスンサービスのさらなる拡大を継続してまいりました。
ECサービスにおいては、インターネット通販での売上高が増加いたしました。その中で、価格競争の激化、ECモールへの支払手数料や商品配送費等の売上原価が増加しており、利益を圧迫している状況が続いております。
「バリューゴルフ大崎」においては、インドアレッスンのプログラム改良に加え、シミュレーター会員やゴルフフィットネスといった新たなサービスを開始いたしました。引き続き会員の満足度向上及び新規会員獲得活動を推進し、収益力の強化に努めてまいります。
以上の結果、売上高は3,166,609千円(前期比10.0%増)、営業利益423,512千円(前期比1.4%増)となりました。
② トラベル事業
トラベル事業におきましては、法人営業の強化を行い、830名の大型社員旅行をはじめ、新たに企業の社員旅行や教育機関の研修旅行を獲得いたしました。また、在日外国人向けのバスツアーも好評を得ており、新たな取り組みによる収益拡大を推進してまいりました。「海外VGカップ」「1人予約旅」「産経旅行カップ」といったゴルフ旅行も順調に参加者を獲得しており、催行回数を増加できる体制作りを進めてまいりました。
その他では、利益率の低い商品構成の見直しやグループ会社及び地方支店の統廃合を行い、効率的な運営を行うための構造改革を推進してまいりました。こうした構造改革に伴い一時的な費用が発生しておりますが、固定費の見直しを行ったことで効率的な体制構築が進みました。引き続き構造改革を進めてまいります。
以上の結果、売上高は2,508,660千円(前期比57.1%増)、営業損失40,375千円(前期は営業利益35,507千円)となりました。
③ その他の事業
その他の事業におきましては、メディカル事業において、5月にサプリメント「スタブルUC-Ⅱ」の発売を開始しました。当社グループが保有する1人予約ランドの会員をはじめとする一般消費者に対して2ヶ月無料モニターの募集を行う等販売プロモーション活動を展開してまいりました。
広告メディア制作事業においては、株式会社バリューゴルフで行っていた制作事業をグループ内の株式会社スクラムに移管する等、組織体制を変革し収益力を向上させることができました。
以上の結果、売上高は87,924千円(前期比20.1%減)、営業利益10,373千円(前期比633.1%増)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度において、賃貸収入615千円、受取利息及び配当金243千円の計上等により営業外収益を1,730千円計上いたしました。一方で、支払利息7,802千円、支払手数料1,617千円、為替差損1,765千円の計上等により営業外費用を11,958千円計上いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における経常利益54,210千円(前期比56.0%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度において、税金等調整前当期純利益は24,566千円となり、法人税等(法人税等調整額を含む)を△40,437千円計上いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は65,003千円(前期比36.5%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」)という。)は、前連結会計年度末に比べ47,044千円減少し、635,778千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、112,564千円の資金増加(前連結会計年度は169,823千円の減少)となりました。
これは、税金等調整前当期純利益24,566千円、減価償却費23,232千円、のれん償却額54,016千円、減損損失
29,644千円の計上及びたな卸資産の減少21,121千円による資金の増加、旅行前受金の減少55,366千円による資金
の減少が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、3,201千円の資金減少(前連結会計年度は7,179千円の増加)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出4,288千円による資金の減少が主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、155,913千円の資金減少(前連結会計年度は172,905千円の増加)となりました。
これは、短期借入金の純減額40,000千円及び長期借入金の返済による支出105,788千円による資金の減少が主な
要因であります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの、経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載しております。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入に関しては、事業計画及び金融情勢に応じて短期借入金と長期借入金により資金を調達しております。また、国内金融機関において、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行6行と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。
e.セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループは、「第2 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題 (4) 中長期的な会社の経営戦略」に記載のとおり、連結売上高100億円、連結営業利益10億円、自己資本利益率10%以上を生み出すことができる企業集団を目指しております。これに対し、当連結会計年度の経営成績は、売上高57.6億円、営業利益0.6億円、自己資本利益率6.4%となりました。引き続き積極的な成長戦略を推進していくことで、目標とする指標を達成できるよう取り組んでまいります。
なお、セグメント別の状況は以下のとおりです。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、主力商品である「1人予約ランド」は堅調な成長を続けております。当社は中長期的に契約ゴルフ場数1,800コース、会員数100万人を目指しております。コース数と会員数の双方をバランスよく伸長させることが重要な要素になると考えており、状況を見極めながら積極的に拡大戦略を推進してまいります。
ゴルフ用品販売を中心とするECサービスでは、収益力の向上が課題と考えております。物流システムの改善、OEM商品の開発強化等により、収益力の向上を推進してまいります。
(トラベル事業)
トラベル事業におきましては、インターネット販売の普及や競争の激化により、極めて薄利な商品の販売競争を強いられております。
このような環境の中、業務の効率化や従来の薄利多売のサービスから付加価値の高いサービスへの転換を進めることで、収益力の向上を目指してまいります。
(その他の事業)
その他の事業におきましては、広告メディア制作事業で、新たな制作業務の受託案件獲得やグループ内の制作物の内製化を推進し、当社グループの経営効率が向上する体制を維持してまいります。
メディカル事業では、ES/PS(従業員患者満足度調査)サービスに続く新サービスとしてサプリメントの販売を開始しております。これにより安定的な収益を確保できる運営体制を目指してまいります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(平成31年2月1日~令和2年1月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善傾向が持続しており、緩やかな回復基調で推移したものの、消費増税による個人消費への影響が懸念されます。海外経済においては英国のEU離脱や長引く米中貿易摩擦の激化に伴う中国経済の減速、中東情勢の緊迫化等から先行きは不透明であり、わが国の景気動向に影響を与える事象には、十分留意する必要があると思われます。
ゴルフ事業を取り巻く環境におきましては、「黄金世代」「プラチナ世代」と呼ばれる若手女子プロゴルファーの年間を通しての活躍や有名男子プロゴルファーによる3年ぶりの復活優勝等、ゴルファーのプレー意欲を刺激する出来事がありました。また暖冬の影響等から、ゴルフ場の利用者数は増加傾向となり、平成31年の年間国内ゴルフ場利用者数は前年比4.1%増の929万人となりました(経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」)。しかし、プレー人口の高齢化や若年層取り込みという課題は依然残されており、市場が縮小傾向にある中
でゴルフプレー料金やゴルフ用品の販売においては継続的な価格競争の終息が見えず、ゴルフ事業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況にあります。
トラベル事業を取り巻く環境におきましては、平成31年の出国日本人数が前年比5.9%増の2,008万人と堅調に推移しております。また、訪日外客数は前年比2.2 % 増の3,188 万人と統計上過去最多となりました(日本政府観光局「JNTO」)。しかしながら、訪日外客数が多い韓国市場における8月以降訪日外客数の半減等、先行き不透明な状況となっております。
このような経営環境の下、当社グループは継続的な企業価値の向上を実現すべく、各事業において新規案件の獲得、サービス品質の向上に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ122,053千円減少し、2,229,532千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ186,599千円減少し、1,178,895千円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ64,545千円増加し、1,050,637千円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高5,763,195千円(前期比25.7%増)、営業利益64,438千円(前期比52.4%減)、経常利益54,210千円(前期比56.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益65,003千円(前期比36.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績については、次の通りであります。
ゴルフ事業は、売上高3,166,609千円(前期比10.0%増)、営業利益423,512千円(前期比1.4%増)となりました。
トラベル事業は、売上高2,508,660千円(前期比57.1%増)、営業損失40,375千円(前期は営業利益35,507千円)となりました。
その他の事業は、売上高87,924千円(前期比20.1%減)、営業利益10,373千円(前期比633.1%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」)という。)は、前連結会計年度末に比べ47,044千円減少し、635,778千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、112,564千円の資金増加(前連結会計年度は169,823千円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、3,201千円の資金減少(前連結会計年度は7,179千円の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、155,913千円の資金減少(前連結会計年度は172,905千円の増加)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので該当事項はありません。
b.受注実績
ゴルフ事業は受注生産を行っていないため、受注実績の記載はしておりません。また、トラベル事業は、受注から売上計上までの期間が極めて短いため、受注規模を金額で示すことはしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成31年2月1日 至 令和2年1月31日) | 前年同期比 | |
| ゴルフ事業(千円) | 3,166,609 | 110.0 | % |
| トラベル事業(千円) | 2,508,660 | 157.1 | % |
| その他の事業(千円) | 87,924 | 79.9 | % |
| 合計(千円) | 5,763,195 | 125.7 | % |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用とともに、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを用いております。これらの見積りにあたり過去の実績や現状等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1) 財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて122,053千円減少し、2,229,532千円となりました。これは主に、現金及び預金の減少48,691千円、減価償却累計額の増加43,338千円、のれんの減少54,016千円によるものであります。
(負債合計)
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて186,599千円減少し、1,178,895千円となりました。これは主に、旅行前受金の減少55,366千円及び長期借入金の減少90,400千円によるものであります。
(純資産合計)
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて64,545千円増加し、1,050,637千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益65,003千円の計上によるものであります。
2) 経営成績
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は5,763,195千円(前期比25.7%増)、営業利益64,438千円(前期比52.4%減)となりました。なお、セグメント別の要因は以下のとおりであります。
① ゴルフ事業
ゴルフ事業におきましては、ASPサービス「1人予約ランド」で新たに、当日予約が可能な「今から予約できる今日ゴルフ」のリリース、スマートフォンサイトのリニューアル等を行いました。またゴルファーから好評を得ている「一人予約ランドボール付きプラン」や各種イベント等も継続して行ってまいりました。その結
果、会員数は引き続き堅調な増加傾向となっており、当連結会計年度末時点で会員数は62.3万人を突破いたしました。
広告プロモーションサービスでは、フリーペーパー「月刊バリューゴルフ」の誌面リニューアルを行い、WEBとの親和性を強化し掲載コースの拡大に努めてまいりました。「バリューゴルフレッスン」では、より多くのゴルファーが利用できるように、開催会場及び講師数の増加に注力し、その結果会場数は34コース、講師数70名超の業界最大規模のレッスンサービスのさらなる拡大を継続してまいりました。
ECサービスにおいては、インターネット通販での売上高が増加いたしました。その中で、価格競争の激化、ECモールへの支払手数料や商品配送費等の売上原価が増加しており、利益を圧迫している状況が続いております。
「バリューゴルフ大崎」においては、インドアレッスンのプログラム改良に加え、シミュレーター会員やゴルフフィットネスといった新たなサービスを開始いたしました。引き続き会員の満足度向上及び新規会員獲得活動を推進し、収益力の強化に努めてまいります。
以上の結果、売上高は3,166,609千円(前期比10.0%増)、営業利益423,512千円(前期比1.4%増)となりました。
② トラベル事業
トラベル事業におきましては、法人営業の強化を行い、830名の大型社員旅行をはじめ、新たに企業の社員旅行や教育機関の研修旅行を獲得いたしました。また、在日外国人向けのバスツアーも好評を得ており、新たな取り組みによる収益拡大を推進してまいりました。「海外VGカップ」「1人予約旅」「産経旅行カップ」といったゴルフ旅行も順調に参加者を獲得しており、催行回数を増加できる体制作りを進めてまいりました。
その他では、利益率の低い商品構成の見直しやグループ会社及び地方支店の統廃合を行い、効率的な運営を行うための構造改革を推進してまいりました。こうした構造改革に伴い一時的な費用が発生しておりますが、固定費の見直しを行ったことで効率的な体制構築が進みました。引き続き構造改革を進めてまいります。
以上の結果、売上高は2,508,660千円(前期比57.1%増)、営業損失40,375千円(前期は営業利益35,507千円)となりました。
③ その他の事業
その他の事業におきましては、メディカル事業において、5月にサプリメント「スタブルUC-Ⅱ」の発売を開始しました。当社グループが保有する1人予約ランドの会員をはじめとする一般消費者に対して2ヶ月無料モニターの募集を行う等販売プロモーション活動を展開してまいりました。
広告メディア制作事業においては、株式会社バリューゴルフで行っていた制作事業をグループ内の株式会社スクラムに移管する等、組織体制を変革し収益力を向上させることができました。
以上の結果、売上高は87,924千円(前期比20.1%減)、営業利益10,373千円(前期比633.1%増)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度において、賃貸収入615千円、受取利息及び配当金243千円の計上等により営業外収益を1,730千円計上いたしました。一方で、支払利息7,802千円、支払手数料1,617千円、為替差損1,765千円の計上等により営業外費用を11,958千円計上いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における経常利益54,210千円(前期比56.0%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度において、税金等調整前当期純利益は24,566千円となり、法人税等(法人税等調整額を含む)を△40,437千円計上いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は65,003千円(前期比36.5%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」)という。)は、前連結会計年度末に比べ47,044千円減少し、635,778千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、112,564千円の資金増加(前連結会計年度は169,823千円の減少)となりました。
これは、税金等調整前当期純利益24,566千円、減価償却費23,232千円、のれん償却額54,016千円、減損損失
29,644千円の計上及びたな卸資産の減少21,121千円による資金の増加、旅行前受金の減少55,366千円による資金
の減少が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、3,201千円の資金減少(前連結会計年度は7,179千円の増加)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出4,288千円による資金の減少が主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、155,913千円の資金減少(前連結会計年度は172,905千円の増加)となりました。
これは、短期借入金の純減額40,000千円及び長期借入金の返済による支出105,788千円による資金の減少が主な
要因であります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの、経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載しております。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入に関しては、事業計画及び金融情勢に応じて短期借入金と長期借入金により資金を調達しております。また、国内金融機関において、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行6行と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。
e.セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループは、「第2 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題 (4) 中長期的な会社の経営戦略」に記載のとおり、連結売上高100億円、連結営業利益10億円、自己資本利益率10%以上を生み出すことができる企業集団を目指しております。これに対し、当連結会計年度の経営成績は、売上高57.6億円、営業利益0.6億円、自己資本利益率6.4%となりました。引き続き積極的な成長戦略を推進していくことで、目標とする指標を達成できるよう取り組んでまいります。
なお、セグメント別の状況は以下のとおりです。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、主力商品である「1人予約ランド」は堅調な成長を続けております。当社は中長期的に契約ゴルフ場数1,800コース、会員数100万人を目指しております。コース数と会員数の双方をバランスよく伸長させることが重要な要素になると考えており、状況を見極めながら積極的に拡大戦略を推進してまいります。
ゴルフ用品販売を中心とするECサービスでは、収益力の向上が課題と考えております。物流システムの改善、OEM商品の開発強化等により、収益力の向上を推進してまいります。
(トラベル事業)
トラベル事業におきましては、インターネット販売の普及や競争の激化により、極めて薄利な商品の販売競争を強いられております。
このような環境の中、業務の効率化や従来の薄利多売のサービスから付加価値の高いサービスへの転換を進めることで、収益力の向上を目指してまいります。
(その他の事業)
その他の事業におきましては、広告メディア制作事業で、新たな制作業務の受託案件獲得やグループ内の制作物の内製化を推進し、当社グループの経営効率が向上する体制を維持してまいります。
メディカル事業では、ES/PS(従業員患者満足度調査)サービスに続く新サービスとしてサプリメントの販売を開始しております。これにより安定的な収益を確保できる運営体制を目指してまいります。