半期報告書-第47期(令和4年4月1日-令和5年3月31日)

【提出】
2022/12/22 15:16
【資料】
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【項目】
88項目
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の状況
セグメントごとの財政状態は、次のとおりであります。
① 事業全体及びセグメント情報に記載された区分ごとの状況
a. 事業全体の状況
流動資産
当中間連結会計期間末の流動資産は、主に商品及び製品並びに受取手形及び売掛金の増加により、前連結会計年度末比3,635百万円増加し、40,768百万円となりました。
固定資産
当中間連結会計期間末の固定資産は、主に投資有価証券並びに出資金の増加により、前連結会計年度末比133百万円増加し、3,006百万円となりました。
流動負債
当中間連結会計期間末の流動負債は、主に短期借入金の増加により、前連結会計年度末比2,768百万円増加し、30,309百万円となりました。
固定負債
当中間連結会計期間末の固定負債は、主に退職給付に係る負債の増加により、前連結会計年度末比44百万円増加し、1,914百万円となりました。
純資産
当中間連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末比956百万円増加し、11,551百万円となりました。
b. セグメント情報に記載された区分ごとの状況
フード事業
当中間連結会計期間末のセグメント資産は、主に商品及び製品の増加により、前連結会計年度末比2,186百万円増加し、19,678百万円となりました。
ライフ事業
当中間連結会計期間末のセグメント資産は、主に商品及び製品の増加により、前連結会計年度末比1,408百万円増加し、9,041百万円となりました。
インダストリー事業
当中間連結会計期間末のセグメント資産は、主に電子記録債権の増加により、前連結会計年度末比312百万円増加し、8,981百万円となりました。
アジア現地法人
当中間連結会計期間末のセグメント資産は、主に受取手形及び売掛金の増加により、前連結会計年度末比505百万円増加し、2,267百万円となりました。
海外支店
当中間連結会計期間末のセグメント資産は、主に商品及び製品の増加により、前連結会計年度末比577百万円増加し、1,107百万円となりました。
その他の事業
当中間連結会計期間末のセグメント資産は、主に現金及び預金の減少により、前連結会計年度末比9百万円減少し、113百万円となりました。
(2) 経営成績の状況
① 事業全体及びセグメント情報に記載された区分ごとの状況
a. 事業全体の状況
当中間連結会計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の収束に伴い平常化に向かいましたが、ウクライナ情勢、先進国を中心としたインフレ圧力の継続や急速な金融引き締め、中国ゼロコロナ政策の影響を受け、景気減速感が強まっております。特に、インフレ抑制するための米国金融引き締め政策により進行した急速な円安は、エネルギー・資源価格の高騰とともに企業収益を圧迫しております。今後、ウクライナ情勢、米国の対中国政策、金融政策や為替相場の動向により、当社グループの事業に影響を及ぼすものと予想されます。
この結果、当社グループの当中間連結会計期間の営業収益は36,594百万円と前中間連結会計期間比6,181百万円の増収となりました。営業利益は562百万円と前中間連結会計期間比317百万円の減益となりました。経常利益は754百万円と前中間連結会計期間比187百万円の減益となりました。
また、親会社株主に帰属する中間純利益は502百万円と前中間連結会計期間比121百万円の減益となりました。
b. セグメント情報に記載された区分ごとの状況
フード事業
フード事業は、主要市場である日本国内におけるウィズコロナの外食需要の伸びに支えられた一方で、急速な円安進行や原料高の影響を受けております。畜産分野では牛肉の価格高騰などにより販売数量が伸び悩みましたが、豚肉や畜産加工品の販売および、和牛海外販売が伸び増収となりました。水産分野でも主要商材のサバの価格高騰や円安による営業収益への影響がありますが、営業収支は改善しております。行動制限緩和により徐々に個人の消費マインドが回復傾向にあり、農産関連の製菓原料調整品は好調、ウェルネス関連の医薬系・美容系原材料の販売も堅調に推移しております。
水産加工品の販売子会社であるゼンスイ野村フーズ株式会社では、主力である量販店向けの販売が伸張しました。
この結果、フード事業の営業収益は22,879百万円と前中間連結会計期間比3,884百万円の増収、セグメント利益は159百万円と前中間連結会計期間比165百万円の減益となりました。
ライフ事業
ライフ事業のうちユニフォーム関連においては海外縫製工場の生産力回復が見込まれてきたところ、中国ゼロコロナ政策による縫製工場の稼働率低下や資材の納品遅延が物流コストの増加を招き、さらに急速な円安進行により減益となっております。シャツ関連の国内販売では、行動制限緩和により販売数量が伸長しました。欧州向け販売は、景気が回復傾向にあるものの、エネルギー価格の高騰が個人消費への重しとなっており厳しい状況が続いております。
繊維原料関連では、欧州向け自転車用タイヤ原料やベトナム向けタバコ原料の販売が好調に推移しました。さらにサステイナブル商材として再生ポリエステル原料やカポック原料の取り扱いを強化しております。
ベトナムの縫製事業子会社ノムラ・フォトランコおよびノムラ・タンホア・ガーメントは、新型コロナウイルス感染症で低迷した工場稼働率の正常化に努めましたが、中国のロックダウンに伴う資材の納品遅延による生産遅延および、それに付随した外注先への発注コストが嵩み、減益となりました。
この結果、ライフ事業の営業収益は6,355百万円と前中間連結会計期間比847百万円の増収、セグメント損失は344百万円と前中間連結会計期間比298百万円の減益となりました。
インダストリー事業
インダストリー事業のうち機械分野においては、中国向け機械部品販売は中国国内の景気低迷により伸び悩みましたが、欧州における製造業の回復に伴い工作機械の需要が大幅に増加した結果、増益となりました。
マテリアル分野では、リモートワークやオンライン学習用途でのパソコンの需要が一巡したことに加え、中国のゼロコロナ政策による消費減退や物流混乱の影響を受け、電子材料の販売が低迷しました。一方、日本国内の製造業の回復により天然ゴムやエラストマー樹脂販売が堅調なほか、資源高の恩恵を受けた鉱産品関連が堅調に推移しました。
この結果、インダストリー事業の営業収益は5,833百万円と前中間連結会計期間比1,046百万円の増収、セグメント利益は379百万円と前中間連結会計期間比61百万円の増益となりました。
アジア現地法人
中国の野村貿易(上海)有限公司は同国内向け機械部品販売の不調が影響し、減益となりました。
アセアンの現地法人は新型コロナウイルス感染症の影響が限定的となり回復基調にあります。タイのナナチャート・トレーダーズ・コンソリデーションでは、ハーブ薬品原料等の新規商材の取り扱いが奏功し、増益となりました。また、新しい取り組みとして、洗車機事業をスタートしました。ベトナムのノムラ・トレーディング・ベトナムは主力のライフ事業が堅調で同じく増益、インドネシアのノムラ・エクスポリンドは、コンビニエンスストア向け調理器具取引が拡大し、増益となりました。
この結果、アジア現地法人の営業収益は1,523百万円と前中間連結会計期間比383百万円の増収、セグメント利益は88百万円と前中間連結会計期間比43百万円の増益となりました。
海外支店
フランクフルト支店は昨年に引き続きトルコ向けを中心とした工作機械の伸びに支えられ、部品の販売が好調に推移しました。シアトル支店は日本市場向け魚卵取引を中心に順調に推移、台湾支店は主力のエレクトロニクス関連取引が市況低迷の影響を受けています。シンガポール支店はローコストオペレーションのため事務所を移転し収益性改善を図っています。
この結果、海外支店の営業収益は363百万円と前中間連結会計期間比85百万円の増収、セグメント利益は133百万円と前中間連結会計期間比42百万円の増益となりました。
その他の事業
株式会社野村アイビーの保険代理店業務は堅調に推移し、その他事業の営業収益は43百万円と前中間連結会計期間比3百万円の増収、セグメント利益は10百万円と前中間連結会計期間比5百万円の増益となりました。
c. 目標とする経営指標の達成状況等
当社グループは、昨年度よりスタートさせている中期経営計画に基づき2023年度において当社経常利益20億円の収益基盤確立を目標とし、各施策を講じ利益成長を目指す中で、当中間連結会計期間経常利益754百万円の結果となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、1,566百万円減少し、2,547百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動による支出は、主に売上債権の増加並びに棚卸資産の増加により、3,758百万円となりました。前中間連結会計期間と比べ4,497百万円の支出の増加となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動による支出は、主に当社のスタートアップ企業への新規投資、ノムラ・フォトランコの定期預金の預入により146百万円となりました。前中間連結会計期間と比べ133百万円の支出の増加となっております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動による収入は、主に当社の短期借入金の増加により、2,127百万円となりました。前中間連結会計期間と比べ2,690百万円の収入の増加となっております。

(4) 仕入及び販売の状況
a. 仕入実績
当中間連結会計期間における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりになります。
セグメントの名称仕入高(千円)前年同期比(%)
フード事業21,965,805121.75
ライフ事業5,999,558122.60
インダストリー事業4,688,571124.23
アジア現地法人1,068,392130.81
海外支店22,661129.32
その他の事業782204.63
33,745,772122.51

(注) 1 上記の金額は、セグメント間取引の相殺後の数値であります。
b. 販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりになります。
セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)
フード事業22,866,943120.38
ライフ事業6,355,708115.40
インダストリー事業5,800,676121.27
アジア現地法人1,189,682142.85
海外支店362,718130.56
その他の事業18,971119.31
36,594,699120.33

(注) 1 上記の金額は、セグメント間取引の相殺後の数値であります。
2 主な相手別の販売実績及び総販売実績に対する割合
相手先前中間連結会計期間当中間連結会計期間
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
エスフーズ株式会社8,04626.469,09724.86

(5) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
① 財政状態の分析
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比3,769百万円増加の43,775百万円となりました。
有利子負債については、前連結会計年度末比2,238百万円増加の6,091百万円となりました。また、現金及び預金の残高は、前連結会計年度末比1,467百万円減少し2,961百万円となりました。
純資産については、親会社株主に帰属する中間純利益による利益剰余金の積上げにより、前連結会計年度末比956百万円増加の11,551百万円となり、純資産から非支配株主持分を除いた自己資本は、前連結会計年度末比890百万円増加の11,113百万円となりました。
その結果、自己資本比率は前連結会計年度末比0.16%減少の25.39%となりました。
② 経営成績の分析
第2 「事業の状況」 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営
成績の状況 に記載のとおりであります。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
第2 「事業の状況」 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッ
シュ・フローの状況 に記載のとおりであります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
第2「事業の状況」2 事業等のリスク に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営戦略の現状と見通しにつきましては、第2「事業の状況」 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 をご参照ください。
⑥ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
a. 資金調達方法
当社グループは、営業活動によるキャッシュ・フローや銀行借入により、資金調達を行っております。
資金調達に関しては、安定的流動性の確保と金融費用の削減を目指しております。
b. キャッシュ・フローの情報
第2「事業の状況」3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) キャッシュ・フローの状況 に記載のとおりであります。
⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について
第2「事業の状況」1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 に記載のとおりであります。
(6) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお、連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。詳細につきましては、第5「経理の状況」1「連結財務諸表等」「注記事項」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。

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