有価証券報告書-第20期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/28 10:39
【資料】
PDFをみる
【項目】
98項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、住宅ローン事業を行っており、営業貸付金、営業立替金、有価証券、未収収益、未収入金、長期未収収益、投資有価証券等の金融資産を有しております。これらの事業を行うため、市場の状況や長短のバランスを調整して、金融機関等からの借入による間接金融のほか、社債やコマーシャル・ペーパーの発行による直接金融によって資金調達を行っております。
また余資は主に流動性の高い金融資産で運用しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当社が保有する金融資産は、主として国内の個人に対する営業貸付金、営業立替金、有価証券、未収入金、未収収益、長期未収収益、投資有価証券であります。
営業債権である営業貸付金、営業立替金は、顧客の契約不履行による信用リスクに晒されておりますが、営業貸付金の一部は(独)住宅金融支援機構の融資保険が付保されており、当該リスクを回避しております。また、営業立替金の多くは株主であるハウスメーカーの保証により当該リスクを回避しております。なお営業貸付金、営業立替金の一部は保証を付していないため、信用リスクに晒されておりますが、将来の損失に備えて貸倒引当金を計上しております。
有価証券は、短期間に決済されるものであります。
未収入金は、主に営業債権の(独)住宅金融支援機構への譲渡代金であり、短期間に決済されるものであります。
未収収益及び長期未収収益は主に回収サービス業務資産であり、通常得べかりし収益の水準の変動リスク、繰上返済によるリスク及び金利変動リスクに晒されております。
投資有価証券は劣後信託受益権であり、その他有価証券に区分し、保有しております。劣後信託受益権は、営業貸付金の譲渡により取得したものであり、原債権の信用リスクに晒されておりますが、(独)住宅金融支援機構の保証により当該リスクの回避を図っております。
前受収益及び長期前受収益は、回収サービス業務負債であり、通常得べかりし収益の水準の変動リスク、繰上返済によるリスク及び金利変動リスクに晒されております。
借入金及び社債、コマーシャル・ペーパー等の金融負債は、一定の環境の下で当社が市場を利用できなくなる場合など、支払期日に支払いを実行できなくなる流動性リスクに晒されておりますが、営業債権の流動化を含む資金調達先の多様化により流動性リスク低減をしております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(顧客の契約不履行等に係るリスク)の管理
営業債権である営業貸付金のうち一部保証を付していない営業貸付金については、主管部署が延滞及び貸倒れの状況をモニタリングしております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
未収収益及び長期未収収益については、主管部署が通常得べかりし収益の水準、繰上返済率、市場金利をモニタリングしております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短のバランスの調整により、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。金融商品の時価の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件によった場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前事業年度(2022年3月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 営業貸付金(※2)36,326,21036,326,210
(2) 投資有価証券1,758,9221,758,922
(3) 長期未収収益9,321,2609,502,437181,177
資産計47,406,39247,587,570181,177
(1) 社債8,000,0007,881,600△118,400
(2) 長期借入金10,000,0009,953,746△46,253
(3) 長期前受収益3,071,0143,175,811104,797
負債計21,071,01421,011,158△59,856

(※1)「現金及び預金」については、現金であること、及び預金は短期間で決済されるため、「営業立替金」「未収収益」「未収入金」「破産更生債権等」「短期借入金」「コマーシャル・ペーパー」「前受収益」については、短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※2)営業貸付金に対応する一般貸倒引当金を控除しております。
当事業年度(2023年3月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 営業貸付金(※2)87,354,11587,354,115
(2) 有価証券199,950199,97020
(3) 投資有価証券1,639,4501,639,450
(4) 長期未収収益9,670,3459,385,474△284,870
資産計98,863,86098,579,010△284,850
(1) 社債5,000,0004,841,500△158,500
(2) 長期借入金9,500,0009,417,602△82,397
(3) 長期前受収益3,008,4122,980,615△27,797
負債計17,508,41217,239,717△268,694

(※1)「現金及び預金」については、現金であること、及び預金は短期間で決済されるため、「営業立替金」「未収収益」「未収入金」「破産更生債権等」「短期借入金」「1年内償還予定の社債」「1年内返済予定長期借入金」「コマーシャル・ペーパー」「前受収益」については、短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※2)営業貸付金に対応する一般貸倒引当金を控除しております。
(注) 1.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(2022年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
有価証券及び投資有価証券
満期保有目的の債券100,000
その他有価証券のうち満期のあるもの
債券100,000
その他
合計200,000

当事業年度(2023年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
有価証券及び投資有価証券
満期保有目的の債券100,000
その他有価証券のうち満期のあるもの
債券100,000
その他
合計200,000

(注) 2.社債、長期借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
前事業年度(2022年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金55,369,460
コマーシャル・ペーパー15,000,000
社債3,000,0003,000,0002,000,000
長期借入金500,0001,500,0001,500,0004,000,0002,500,000
合計70,369,4603,500,0001,500,0001,500,0007,000,0004,500,000


当事業年度(2023年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金88,132,360
コマーシャル・ペーパー40,000,000
社債3,000,0003,000,0002,000,000
長期借入金500,0001,500,0001,500,0004,000,000500,0002,000,000
合計131,632,3601,500,0001,500,0007,000,000500,0004,000,000


3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1) 時価で貸借対照表に計上している金融商品
前事業年度(2022年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
その他有価証券
社債-99,950-99,950
信託受益権--1,558,9721,558,972
資産計-99,9501,558,9721,658,922

当事業年度(2023年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
有価証券
その他有価証券
社債-99,950-99,950
投資有価証券
その他有価証券
信託受益権--1,639,4501,639,450
資産計-99,9501,639,4501,739,400


(2) 時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前事業年度(2022年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
営業貸付金--36,326,21036,326,210
投資有価証券
満期保有目的の債券
社債-100,000-100,000
長期未収収益--9,502,4379,502,437
資産計-100,00045,828,64845,928,648
社債-7,881,600-7,881,600
長期借入金-9,953,746-9,953,746
長期前受収益--3,175,8113,175,811
負債計-17,835,3463,175,81121,011,158

当事業年度(2023年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
営業貸付金--87,354,11587,354,115
有価証券
満期保有目的の債券
社債-100,020-100,020
長期未収収益--9,385,4749,385,474
資産計-100,02096,739,58996,839,609
社債-4,841,500-4,841,500
長期借入金-9,417,602-9,417,602
長期前受収益--2,980,6152,980,615
負債計-14,259,1022,980,61517,239,717

(注1)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
営業貸付金
貸倒引当金を計上している債権については、将来キャッシュ・フローの現在価値、担保による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しており、時価は決算日における貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似していることから、当該価額を時価としており、レベル3の時価に分類しております。
また、貸倒引当金を計上しておらず、変動金利による債権については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としており、レベル3の時価に分類しております。
有価証券
社債は相場価格を用いて評価しております。当社が保有している社債は、市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。
投資有価証券
信託受益権は、その想定将来キャッシュ・フローと、市場金利を基に割引現在価値法により算定しており、レベル3の時価に分類しております。
長期未収収益
その想定将来キャッシュ・フローと、市場金利を基に割引現在価値法により算定しており、レベル3の時価に分類しております。
長期借入金
その将来キャッシュ・フローと、返済期日までの期間、借入利率及び市場金利を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
社債
当社の発行する社債の時価は、市場価格に基づき算定しております。社債の公正価値は、市場価格があるものの活発な市場で取引されているわけではないため、レベル2の時価に分類しております。
長期前受収益
その想定将来キャッシュ・フローと、市場金利を基に割引現在価値法により算定しており、レベル3の時価に分類しております。
(注2)時価をもって貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債のうちレベル3の時価に関する情報
(1) 重要な観察できないインプットに関する定量的情報
前事業年度(2022年3月31日)
区分評価技法重要な観察できない
インプット
インプットの範囲
投資有価証券
その他有価証券
信託受益権割引現在価値法繰上返済率0.0%-12.0%

当事業年度(2023年3月31日)
区分評価技法重要な観察できない
インプット
インプットの範囲
投資有価証券
その他有価証券
信託受益権割引現在価値法繰上返済率0.0%-12.0%

(2) 期首残高から期末残高への調整表、当期の損益に認識した評価損益
前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:千円)
投資有価証券
その他有価証券
信託受益権
期首残高1,661,983
当期の損益又は評価・換算差額等
損益に計上-
その他有価証券評価差額金△103,352
積立及び償還
積立54,060
償還△53,719
期末残高1,558,972
当期の損益に計上した額のうち貸借対照表日において保有する金融資産及び金融負債の評価損益-


当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:千円)
投資有価証券
その他有価証券
信託受益権
期首残高1,558,972
当期の損益又は評価・換算差額等
損益に計上-
その他有価証券評価差額金9,854
積立及び償還
積立125,383
償還△54,759
期末残高1,639,450
当期の損益に計上した額のうち貸借対照表日において保有する金融資産及び金融負債の評価損益-

(3) 時価の評価プロセスの説明
当社は管理部門にて時価の算定に関する方針、手続及び、時価評価モデルの使用に係る手続を定めており、時価を算定しております。算定された時価等については、リスク管理部門にて時価の算定に用いられた評価技法及びインプットの妥当性を検証しております。時価の算定にあたっては、個々の資産の性質、特性及びリスクを最も適切に反映できる評価モデルを用いております。
(4) 重要な観察できないインプットを変化させた場合の時価に対する影響に関する説明
信託受益権の時価の算定で用いている重要な観察できないインプットである繰上返済率は、元本の繰上返済が発生すると予想される割合であります。繰上返済率の増加(減少)は、将来キャッシュフローの減少(増加)につながり、時価の下落(上昇)を生じさせます。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。