半期報告書-第17期(2025/11/01-2026/10/31)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、米国、中国、欧州において景気の減速感が強まる中、米国とイスラエルがイランに対して起こした軍事行動により、原油の供給懸念はもとより各種経済的影響が世界経済全体にもたらされ、不確実な環境の下で推移することとなりました。そうした環境下、米国におけるトランプ政権による通商政策が中国を始め世界各国に対して高い関税を課す措置を進めていることにより、わが国を代表する自動車産業を始めとする輸出企業の業績および国内製造業の生産活動に影響を及ぼすなど、外需環境は厳しい状況となっております。また、外国為替市場におきましては、米国の金利動向や世界的な資金流動性の変化を背景に、依然として円安基調が継続しており、企業の輸入コスト、消費者の生活コストを押し上げており、原材料・食料品価格の高止まりを通じて物価に一定の上昇圧力を残す要因となっております。
わが国の消費者物価は、エネルギー価格の落ち着きを背景に伸び率の鈍化がみられるものの、サービス価格や人件費を背景とした基調的な上昇が続いております。2026年の春闘による賃上げが3年連続で5%を超える高い水準となったものの、実質所得の改善は限定的に留まり、消費は選別的な動きが続いております。特に外食、宿泊、運輸などサービス関連の価格は、人手不足や賃上げの進展を反映して上昇がみられ、物価の構造的な押し上げ要因となったことから、実質消費の伸びは力強さを欠き、消費者心理の改善も緩やかなものにとどまりました。こうした経済環境において、日経平均株価が株式市場にて大幅な上昇を記録し、4月末終値は6万円の大台に迫る状況となりました。また、日本銀行はこうした各種経済指標を総合勘案し、12月の金融政策決定会合において政策金利を0.75%へ引き上げる決定を下し、4月会合においても政策金利0.75%の維持を決定しました。
内閣府が発表した2026年1~3月期のGDP(国内総生産)速報値(物価変動の影響を除いた実質の季節調整済み前期比)は0.5%増(年率換算2.1%増)と、2四半期連続のプラス成長となりました。内需でGDPの過半を占める個人消費において外食、衣類が好調となり、0.3%増と小幅ながら伸びが拡大し、5四半期連続でのプラス成長を維持しました。前年に建築基準法改正において変動があった住宅投資は、0.5%増と2四半期連続のプラス成長となりました。一方、輸出については、米国における一連の関税政策の影響で前期においてマイナスとなっていた自動車がプラスに転じたことにより、1.7%増と2四半期連続の増加を達成しました。また、訪日外国人観光客数については、過去最高水準を維持しており、2026年1~3月の訪日外国人客は、日本政府観光局によると3月の訪日外国人客数が過去最高の361万人となったことにより、3カ月累計で1,068万人となり、前年同期比1.4%増となりました。しかしながら、訪日中国人客数は、54.6%減と129万人減少したことにより、GDP上は輸出に区分するインバウンド消費も1.6%減となりました。
一方、世界経済に目を向けると、米国、イスラエルが本年2月末に行ったイランに対する軍事攻撃により世界経済に多大な影響が生じています。米国とイランの停戦協議が行われる中、イラン南部に位置するホルムズ海峡を巡る緊張が急速に高まったことにより、産油国から世界各国への原油供給体制は深刻な供給懸念に直面しており、原油高騰によるガソリン、電力料金の高騰、原油由来のナフサの供給不足によるプラスチック、ゴム、化学繊維といった各種製品価格の上昇圧力が高まり始めています。加えてトランプ政権が打ち出す関税政策を巡って米国と中国は膠着状態にあり、中国と日本の間でも台湾を巡る高市首相の発言をきっかけに中国政府が日本への渡航制限の動きを見せる等、緊張関係に陥っております。そうした中、米国の経済成長鈍化、欧州各国の景気停滞、中国経済の減速と世界経済全体として減速感が高まっております。また、中東情勢やウクライナ情勢を巡っては、停戦や対話の枠組みを模索する動きがあるものの、依然として紛争は継続し、情勢は予断を許さない状況にあり、地政学的リスクの長期化は、エネルギー価格や資源市況の変動要因の一つとなり、世界経済の不確実性をさらに高める要因となっております。
米国においては、2025年10月に長期の連邦政府閉鎖が発生し、多くの行政サービスが停止し、GDP等各種統計資料の開示が遅れる事態を招きましたが、現在は政府機能が回復しております。米国内務省が発表した2026年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比2.0%増と前四半期の政府機関閉鎖からの反動増に続き2四半期連続でのプラス成長となりました。こうした中、米国の中央銀行であるFRB(米連邦準備制度理事会)は、本年開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)においてイラン情勢、とりわけホルムズ海峡を巡る緊張の高まりによる原油高が物価高を招く懸念があることから、2025年12月会合において決定したFF金利(フェデラルファンド金利)の誘導目標3.50%~3.75%を1月会合、3月会合に続き4月会合においても3会合連続で据え置く決定をいたしました。
中国においては、中国国家統計局が発表した2026年1~3月期のGDP(国内総生産)速報値が前年同期比5.0%増と前年10~12月期の4.5%増から改善されたものの、イラン情勢の混迷により先行き不透明感が強まる中で推移しており、依然として個人消費が力強さを欠く中で不動産市場の調整が長期化していることが引き続き景気の重石となっております。こうした状況下、中国政府は、トランプ政権が進める関税政策により米中間の貿易摩擦が意識される中でも、景気を下支えする政策を適宜講じつつ、過度な大型刺激策には慎重な姿勢を維持し、内需拡大や構造改革を通じた持続的な成長への転換を模索する状況にあります。
このような経済環境の下、当社グループの属する外食産業においては、物価上昇率が鈍化傾向を示しつつあるものの、サービス価格や人件費の上昇を背景とした基調的なコストプッシュ圧力が継続する状況にあります。輸入食材価格の急騰局面は一服したものの、イラン情勢が及ぼす影響により再び物流費やエネルギーコストの高騰が懸念されています。加えて最低賃金の引き上げや春闘の高水準な賃上げを背景に、パート・アルバイトを中心とした人件費は上昇基調が続いております。また、コメを中心とする一部農産物価格が現在も高水準で推移していること、さらに、輸入豚肉の約20%を占めるとされるスペイン産豚肉について、政府がアフリカ豚熱の発生を受け輸入停止措置を発動したこと等も、外食産業の原価構造に影響を及ぼしております。一方、訪日外国人客数は高水準を維持しており、都市部や観光地においては、来店者数および客単価ともに底堅く推移しているのに対し、地方や郊外立地では生活防衛意識が依然として根強く、価格上昇に対する消費者の感応度が高い状況が続いており、外食産業全体としては「二極化」の傾向も見られ始めております。さらに、労働市場においては人手不足が常態化しており、採用コストの上昇や人材定着施策の強化が必要となっており、外食産業では人時生産性の向上やオペレーション効率化、省人化投資の重要性が一段と高まっております。以上のように、外食産業を取り巻く経営環境は、需要面ではインバウンド需要やサービス消費の底堅さがみられる一方、コスト面では人件費を中心とした構造的な上昇圧力が続く状況にあり、価格戦略の高度化と生産性向上を両立させる事業運営が求められております。
こうした経営環境において、当社グループは機動的な価格改定による収益構造の維持、提供商品の鮮度向上と物流コストの低減を目的としたSCM(サプライチェーン・マネジメント)体制の強化、積極的な新規出店、出店を支える適正人員数の確保といった飲食企業が直面している各種重要経営課題に対して真摯に向き合い、精力的に課題解決に取り組んでまいりました。さらに、直営店舗、プロデュース店舗への食材供給が安定的に行われるべく、国内約1,000店舗への供給力を背景としたバイイングパワーを発揮し、コメ、豚肉を始め各種食材の仕入れルートの適正化を常に進めており、不測事態にも対処できる仕入購買体制を構築しております。一方、店舗での提供商品に対する価格改定については、慎重且つ段階的な対応を戦略的に進めたことにより、客足への悪影響を最小限に抑えることができ、当中間連結会計期間における国内直営店の既存店売上高(改装店除く)は前年同期比102.8%を達成し、新店出店効果を加えて全店売上高ベースでは124.2%と堅調な収益拡大を図ることができました。このようにコメを始めとする国内産農産物の価格高止まり、スペイン産豚肉輸入停止に伴う豚肉価格の高騰、さらには人件費の上昇といったコスト上昇圧力が高まる中においても、コメに関しては産地の見直しにより適正価格での確保をはかり、豚肉については産地、部位を総合的に見直し、お客様満足度維持に繋がるスイッチングを機動的に図ったことにより、前期同様、十分な利益構造を維持しております。当社グループは、今後においても提供商品に対するお客様満足度を常に意識した価格戦略を展開してまいります。加えて、3本柱となった横浜家系ラーメン業態の「町田商店」、ガッツリ系ラーメン業態の「豚山」、油そば業態の「元祖油堂」に留まらず、次なる業態、ブランドの開発を常に進めながら、駅近立地、ロードサイド立地、商業施設内立地とあらゆるジャンルの出店立地を精力的に模索し、事業拡大を図ってまいります。
また、当社グループ直営店並びにプロデュース店への供給体制についてもビジネス効率、BCP(事業継続計画)等の総合的観点から、ここ数年、立地、生産品目等、生産体制の戦略的見直しを図っており、当中間連結会計期間においては、前期に8工場に体制拡充してきた国内生産体制を一層強固なものとしてまいりました。製麺工場5拠点、チャーシュー工場1拠点、スープ工場2拠点である国内8工場体制に対して、今後も生産拠点増設、生産品目の増加等を積極的に図ってまいります。さらに、当社グループでは、戦略的SCMの視点をもって物流効率、物流コスト、物流リードタイムの大幅改善を進めており、これまで配備を進めてきた関東、中京、関西、東北の物流倉庫と前述の生産体制の最適連携を絶え間なく進めてきたことから、直営店舗、プロデュース店舗に対して効率的な後方支援体制を整えるに至っております。また、前期より進めている店舗での提供商品の品質安定化を目指したIH機器への切り替えを、当中間連結会計期間においても順次進めており、店舗内オペレーション、お客様の快適性を増すための店舗改装を引き続き行ってまいりました。
当社グループが出店する各種業態は、大幅な増店の中でも前年度の既存店売上高および客数を維持する状況にありますが、最大の懸案は、新規出店加速、既存店の店舗クオリティ維持を両立させるための適正人員数を労働市場から遅滞なく確保していけるかという点であり、そのためにも渋谷に本社を構え、人材確保を適時適切に図っていく所存です。
以上のように、直営店やプロデュース店の出店戦略に留まらず、生産体制、物流体制、本社体制においてもグループ力強化を図ってまいりました当社グループは、従業員の雇用確保、積極的な新規出店等、独自の事業活動を展開することができ、堅調な業績を確保することとなりました。当中間連結会計期間におきましては、国内の直営店、プロデュース店ともに店舗数を増加させることにより、売上拡大を図ることができました。
以上の結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,199,707千円増加し、24,212,262千円となりました。
当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ473,503千円増加し、12,105,974千円となりました。
当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,726,204千円増加し、12,106,287千円となりました。
b.経営成績
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高21,239,059千円(前年同期比23.5%増)、営業利益2,640,092千円(前年同期比70.6%増)、経常利益2,635,798千円(前年同期比70.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益1,762,070千円(前年同期比70.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績については、当社グループの事業が単一セグメントであることから、以下のとおり事業部門別に示します。
直営店事業部門の売上高は18,532,719千円(前年同期比25.8%増)となりました。
プロデュース事業部門の売上高は2,706,339千円(前年同期比9.6%増)となりました。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
a.セグメント別の業績の概況
当中間連結会計期間におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業が単一セグメントであることから、事業の概況については以下のとおり事業部門別に示します。
(直営店事業部門)
国内直営店事業部門においては、当中間連結会計期間を通じて積極的な出店を続け、直営店14店舗の新規出店を果たしました。当該期間における直営店の新規出店は、主力である横浜家系ラーメン業態の「町田商店」で7店舗、ガッツリ系ラーメン業態の「豚山」で3店舗、油そば業態の「元祖油堂」で2店舗、その他業態で2店舗とバランスよく行うことができました。
当中間連結会計期間におきましては、「町田商店」ブランドにて駅近店2店舗、ロードサイド店4店舗、商業施設1店舗を出店いたしました。駅近エリアへの2店舗の出店は、池尻大橋駅、熊本駅に各1店舗出店いたしました。また、ロードサイドへの4店舗出店は、栃木県小山市、宮城県仙台市、福岡県福岡市、新潟県新潟市にそれぞれ1店舗出店いたしました。
「町田商店」に次ぐ第2ブランドであるガッツリ系ラーメン業態の「豚山」では、当中間連結会計期間において、駅近店2店舗、ロードサイド店1店舗を出店いたしました。駅近店としては当社グループの本社機能を有する渋谷駅サクラステージ内に1店舗、小田急線相模大野駅に1店舗を出店しました。また、ロードサイド店としては、埼玉県所沢市に1店舗出店しました。
さらに当社グループの第3ブランドの地位を確立している油そば業態の「元祖油堂」を当中間連結会計期間において2店舗出店いたしました。出店先としては、ビッグターミナル駅である新宿駅の西口に1店舗、大阪心斎橋にある日本最大級の地下街に1店舗、それぞれ出店しました。
また、当社グループでは、従前より新商品、新業態の開発に対しても商品開発部門を中心に各種テーマへ積極的に取り組んでおり、町田商店、豚山、元祖油堂に次ぐ第4ブランドとなる競争力のあるブランドの開発を精力的に進めております。当中間連結会計期間においては、その他業態として2店舗の出店をいたしました。
海外直営店事業部門においては、これまで「E.A.K. RAMEN」ブランドの横浜家系ラーメン業態にて米国ニューヨーク州を中心として店舗展開をしてまいりましたが、2025年8月、スイスに「Machida Shoten(町田商店)」を2024年9月、中国上海市に中国1号店として「町田商店」をオープンさせ、2025年においては同じく中国上海市に中国2号店、3号店をオープンさせておりましたが、当中間連結会計期間におきましては中国4号店、5号店、6号店を上海市に出店いたしました。
以上の結果、当中間連結会計期間末の当社グループの店舗数は、直営店294店舗(国内285店舗、海外9店舗)、業務委託店8店舗、JV店1店舗、合計303店舗となりました。また、直営店事業部門の売上高は18,532,719千円となりました。
(プロデュース事業部門)
国内プロデュース事業部門においては、既出店地域においてこれまで通り、商圏における潜在需要試算に基づく出店ルールに従ってプロデュース店と直営店との間で詳細な調整を行いながら、出店を進めてまいりました。既存プロデュース店は、当中間連結会計期間においても各既存プロデュース店ともに堅調な業績を残すこととなりました。これまで当社グループ直営店の成功ノウハウをもとにきめ細かく支援してきた成果が現れることとなりました。また、当社グループが開発した新業態を既存プロデュース店オーナーが自ら展開することを検討する場面も増えてきており、これまでの横浜家系ラーメン業態を中心としたプロデュース事業に加え、ガッツリ系ラーメン業態の「豚山」、油そば業態の「元祖油堂」にてFC事業も展開しております。このように国内プロデュース事業部門においては、事業ラインナップの充実化を進め、より付加価値の高い提案活動を展開してまいりました。
海外プロデュース事業部門においては、既存オーナーの出店意思を確認しながら新規出店支援を進める一方で「Machida Shoten(町田商店)」の店舗名でのFC事業についても本格的に展開しており、とりわけ東南アジアにおいては「Machida Shoten(町田商店)」に対する出店要請が高いことから、当該地域において当社グループではフランチャイズパートナーとの出店交渉を戦略的に進めてまいりました。この結果、FC事業は、東南アジアにて順調にスタートすることができ、現在、アジアにおいてタイ1店舗、ベトナム5店舗、カンボジア3店舗、フィリピン4店舗、香港2店舗、韓国1店舗、モンゴル1店舗、合計17店舗の「Machida Shoten(町田商店)」の出店を叶えることとなりました。また、「GANSO ABURADO(元祖油堂)」を韓国に1店舗の出店しております。さらにオーストラリア、カナダに「Machida Shoten(町田商店)」をそれぞれ新規出店し、海外FC店は合計20店舗となりました。
以上の結果、当社グループがプロデュースする店舗数は、当中間連結会計期間に13店舗の純増となり、結果、プロデュース店は国内577店舗、海外13店舗、FC店は国内17店舗、海外20店舗、合計627店舗となりました。また、プロデュース事業部門の売上高は2,706,339千円となりました。
b.財政状態
(資産)
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,199,707千円増加し24,212,262千円となりました。これは主に、建物及び構築物等の有形固定資産が876,500千円、敷金及び保証金が171,236千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ473,503千円増加し12,105,974千円となりました。これは主に、未払法人税等が203,041千円、長期借入金(1年以内返済予定分を含む)が300,637千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ1,726,204千円増加し12,106,287千円となり、自己資本比率は49.8%となりました。これは主に、配当の支払に伴い利益剰余金が220,184千円減少した一方、親会社株主に帰属する中間純利益1,762,070千円の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,812,117千円となり、前連結会計年度末に比べ685,185千円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動の結果、獲得した資金は2,996,040千円、となりました。これは主に、法人税等の支払による支出650,651千円があった一方、税金等調整前中間純利益2,621,525千円を計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動の結果、使用した資金は2,481,773千円となりました。これは主に、積極的な出店に伴う有形固定資産の取得による支出2,215,864千円があった一方、定期預金の払戻による収入77,048千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動の結果、獲得した資金は127,432千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出941,363千円、配当金の支払額220,598千円があった一方、長期借入れによる収入1,242,000千円があったこと等によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
特に記載すべき事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、米国、中国、欧州において景気の減速感が強まる中、米国とイスラエルがイランに対して起こした軍事行動により、原油の供給懸念はもとより各種経済的影響が世界経済全体にもたらされ、不確実な環境の下で推移することとなりました。そうした環境下、米国におけるトランプ政権による通商政策が中国を始め世界各国に対して高い関税を課す措置を進めていることにより、わが国を代表する自動車産業を始めとする輸出企業の業績および国内製造業の生産活動に影響を及ぼすなど、外需環境は厳しい状況となっております。また、外国為替市場におきましては、米国の金利動向や世界的な資金流動性の変化を背景に、依然として円安基調が継続しており、企業の輸入コスト、消費者の生活コストを押し上げており、原材料・食料品価格の高止まりを通じて物価に一定の上昇圧力を残す要因となっております。
わが国の消費者物価は、エネルギー価格の落ち着きを背景に伸び率の鈍化がみられるものの、サービス価格や人件費を背景とした基調的な上昇が続いております。2026年の春闘による賃上げが3年連続で5%を超える高い水準となったものの、実質所得の改善は限定的に留まり、消費は選別的な動きが続いております。特に外食、宿泊、運輸などサービス関連の価格は、人手不足や賃上げの進展を反映して上昇がみられ、物価の構造的な押し上げ要因となったことから、実質消費の伸びは力強さを欠き、消費者心理の改善も緩やかなものにとどまりました。こうした経済環境において、日経平均株価が株式市場にて大幅な上昇を記録し、4月末終値は6万円の大台に迫る状況となりました。また、日本銀行はこうした各種経済指標を総合勘案し、12月の金融政策決定会合において政策金利を0.75%へ引き上げる決定を下し、4月会合においても政策金利0.75%の維持を決定しました。
内閣府が発表した2026年1~3月期のGDP(国内総生産)速報値(物価変動の影響を除いた実質の季節調整済み前期比)は0.5%増(年率換算2.1%増)と、2四半期連続のプラス成長となりました。内需でGDPの過半を占める個人消費において外食、衣類が好調となり、0.3%増と小幅ながら伸びが拡大し、5四半期連続でのプラス成長を維持しました。前年に建築基準法改正において変動があった住宅投資は、0.5%増と2四半期連続のプラス成長となりました。一方、輸出については、米国における一連の関税政策の影響で前期においてマイナスとなっていた自動車がプラスに転じたことにより、1.7%増と2四半期連続の増加を達成しました。また、訪日外国人観光客数については、過去最高水準を維持しており、2026年1~3月の訪日外国人客は、日本政府観光局によると3月の訪日外国人客数が過去最高の361万人となったことにより、3カ月累計で1,068万人となり、前年同期比1.4%増となりました。しかしながら、訪日中国人客数は、54.6%減と129万人減少したことにより、GDP上は輸出に区分するインバウンド消費も1.6%減となりました。
一方、世界経済に目を向けると、米国、イスラエルが本年2月末に行ったイランに対する軍事攻撃により世界経済に多大な影響が生じています。米国とイランの停戦協議が行われる中、イラン南部に位置するホルムズ海峡を巡る緊張が急速に高まったことにより、産油国から世界各国への原油供給体制は深刻な供給懸念に直面しており、原油高騰によるガソリン、電力料金の高騰、原油由来のナフサの供給不足によるプラスチック、ゴム、化学繊維といった各種製品価格の上昇圧力が高まり始めています。加えてトランプ政権が打ち出す関税政策を巡って米国と中国は膠着状態にあり、中国と日本の間でも台湾を巡る高市首相の発言をきっかけに中国政府が日本への渡航制限の動きを見せる等、緊張関係に陥っております。そうした中、米国の経済成長鈍化、欧州各国の景気停滞、中国経済の減速と世界経済全体として減速感が高まっております。また、中東情勢やウクライナ情勢を巡っては、停戦や対話の枠組みを模索する動きがあるものの、依然として紛争は継続し、情勢は予断を許さない状況にあり、地政学的リスクの長期化は、エネルギー価格や資源市況の変動要因の一つとなり、世界経済の不確実性をさらに高める要因となっております。
米国においては、2025年10月に長期の連邦政府閉鎖が発生し、多くの行政サービスが停止し、GDP等各種統計資料の開示が遅れる事態を招きましたが、現在は政府機能が回復しております。米国内務省が発表した2026年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比2.0%増と前四半期の政府機関閉鎖からの反動増に続き2四半期連続でのプラス成長となりました。こうした中、米国の中央銀行であるFRB(米連邦準備制度理事会)は、本年開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)においてイラン情勢、とりわけホルムズ海峡を巡る緊張の高まりによる原油高が物価高を招く懸念があることから、2025年12月会合において決定したFF金利(フェデラルファンド金利)の誘導目標3.50%~3.75%を1月会合、3月会合に続き4月会合においても3会合連続で据え置く決定をいたしました。
中国においては、中国国家統計局が発表した2026年1~3月期のGDP(国内総生産)速報値が前年同期比5.0%増と前年10~12月期の4.5%増から改善されたものの、イラン情勢の混迷により先行き不透明感が強まる中で推移しており、依然として個人消費が力強さを欠く中で不動産市場の調整が長期化していることが引き続き景気の重石となっております。こうした状況下、中国政府は、トランプ政権が進める関税政策により米中間の貿易摩擦が意識される中でも、景気を下支えする政策を適宜講じつつ、過度な大型刺激策には慎重な姿勢を維持し、内需拡大や構造改革を通じた持続的な成長への転換を模索する状況にあります。
このような経済環境の下、当社グループの属する外食産業においては、物価上昇率が鈍化傾向を示しつつあるものの、サービス価格や人件費の上昇を背景とした基調的なコストプッシュ圧力が継続する状況にあります。輸入食材価格の急騰局面は一服したものの、イラン情勢が及ぼす影響により再び物流費やエネルギーコストの高騰が懸念されています。加えて最低賃金の引き上げや春闘の高水準な賃上げを背景に、パート・アルバイトを中心とした人件費は上昇基調が続いております。また、コメを中心とする一部農産物価格が現在も高水準で推移していること、さらに、輸入豚肉の約20%を占めるとされるスペイン産豚肉について、政府がアフリカ豚熱の発生を受け輸入停止措置を発動したこと等も、外食産業の原価構造に影響を及ぼしております。一方、訪日外国人客数は高水準を維持しており、都市部や観光地においては、来店者数および客単価ともに底堅く推移しているのに対し、地方や郊外立地では生活防衛意識が依然として根強く、価格上昇に対する消費者の感応度が高い状況が続いており、外食産業全体としては「二極化」の傾向も見られ始めております。さらに、労働市場においては人手不足が常態化しており、採用コストの上昇や人材定着施策の強化が必要となっており、外食産業では人時生産性の向上やオペレーション効率化、省人化投資の重要性が一段と高まっております。以上のように、外食産業を取り巻く経営環境は、需要面ではインバウンド需要やサービス消費の底堅さがみられる一方、コスト面では人件費を中心とした構造的な上昇圧力が続く状況にあり、価格戦略の高度化と生産性向上を両立させる事業運営が求められております。
こうした経営環境において、当社グループは機動的な価格改定による収益構造の維持、提供商品の鮮度向上と物流コストの低減を目的としたSCM(サプライチェーン・マネジメント)体制の強化、積極的な新規出店、出店を支える適正人員数の確保といった飲食企業が直面している各種重要経営課題に対して真摯に向き合い、精力的に課題解決に取り組んでまいりました。さらに、直営店舗、プロデュース店舗への食材供給が安定的に行われるべく、国内約1,000店舗への供給力を背景としたバイイングパワーを発揮し、コメ、豚肉を始め各種食材の仕入れルートの適正化を常に進めており、不測事態にも対処できる仕入購買体制を構築しております。一方、店舗での提供商品に対する価格改定については、慎重且つ段階的な対応を戦略的に進めたことにより、客足への悪影響を最小限に抑えることができ、当中間連結会計期間における国内直営店の既存店売上高(改装店除く)は前年同期比102.8%を達成し、新店出店効果を加えて全店売上高ベースでは124.2%と堅調な収益拡大を図ることができました。このようにコメを始めとする国内産農産物の価格高止まり、スペイン産豚肉輸入停止に伴う豚肉価格の高騰、さらには人件費の上昇といったコスト上昇圧力が高まる中においても、コメに関しては産地の見直しにより適正価格での確保をはかり、豚肉については産地、部位を総合的に見直し、お客様満足度維持に繋がるスイッチングを機動的に図ったことにより、前期同様、十分な利益構造を維持しております。当社グループは、今後においても提供商品に対するお客様満足度を常に意識した価格戦略を展開してまいります。加えて、3本柱となった横浜家系ラーメン業態の「町田商店」、ガッツリ系ラーメン業態の「豚山」、油そば業態の「元祖油堂」に留まらず、次なる業態、ブランドの開発を常に進めながら、駅近立地、ロードサイド立地、商業施設内立地とあらゆるジャンルの出店立地を精力的に模索し、事業拡大を図ってまいります。
また、当社グループ直営店並びにプロデュース店への供給体制についてもビジネス効率、BCP(事業継続計画)等の総合的観点から、ここ数年、立地、生産品目等、生産体制の戦略的見直しを図っており、当中間連結会計期間においては、前期に8工場に体制拡充してきた国内生産体制を一層強固なものとしてまいりました。製麺工場5拠点、チャーシュー工場1拠点、スープ工場2拠点である国内8工場体制に対して、今後も生産拠点増設、生産品目の増加等を積極的に図ってまいります。さらに、当社グループでは、戦略的SCMの視点をもって物流効率、物流コスト、物流リードタイムの大幅改善を進めており、これまで配備を進めてきた関東、中京、関西、東北の物流倉庫と前述の生産体制の最適連携を絶え間なく進めてきたことから、直営店舗、プロデュース店舗に対して効率的な後方支援体制を整えるに至っております。また、前期より進めている店舗での提供商品の品質安定化を目指したIH機器への切り替えを、当中間連結会計期間においても順次進めており、店舗内オペレーション、お客様の快適性を増すための店舗改装を引き続き行ってまいりました。
当社グループが出店する各種業態は、大幅な増店の中でも前年度の既存店売上高および客数を維持する状況にありますが、最大の懸案は、新規出店加速、既存店の店舗クオリティ維持を両立させるための適正人員数を労働市場から遅滞なく確保していけるかという点であり、そのためにも渋谷に本社を構え、人材確保を適時適切に図っていく所存です。
以上のように、直営店やプロデュース店の出店戦略に留まらず、生産体制、物流体制、本社体制においてもグループ力強化を図ってまいりました当社グループは、従業員の雇用確保、積極的な新規出店等、独自の事業活動を展開することができ、堅調な業績を確保することとなりました。当中間連結会計期間におきましては、国内の直営店、プロデュース店ともに店舗数を増加させることにより、売上拡大を図ることができました。
以上の結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,199,707千円増加し、24,212,262千円となりました。
当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ473,503千円増加し、12,105,974千円となりました。
当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,726,204千円増加し、12,106,287千円となりました。
b.経営成績
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高21,239,059千円(前年同期比23.5%増)、営業利益2,640,092千円(前年同期比70.6%増)、経常利益2,635,798千円(前年同期比70.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益1,762,070千円(前年同期比70.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績については、当社グループの事業が単一セグメントであることから、以下のとおり事業部門別に示します。
直営店事業部門の売上高は18,532,719千円(前年同期比25.8%増)となりました。
プロデュース事業部門の売上高は2,706,339千円(前年同期比9.6%増)となりました。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
a.セグメント別の業績の概況
当中間連結会計期間におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業が単一セグメントであることから、事業の概況については以下のとおり事業部門別に示します。
(直営店事業部門)
国内直営店事業部門においては、当中間連結会計期間を通じて積極的な出店を続け、直営店14店舗の新規出店を果たしました。当該期間における直営店の新規出店は、主力である横浜家系ラーメン業態の「町田商店」で7店舗、ガッツリ系ラーメン業態の「豚山」で3店舗、油そば業態の「元祖油堂」で2店舗、その他業態で2店舗とバランスよく行うことができました。
当中間連結会計期間におきましては、「町田商店」ブランドにて駅近店2店舗、ロードサイド店4店舗、商業施設1店舗を出店いたしました。駅近エリアへの2店舗の出店は、池尻大橋駅、熊本駅に各1店舗出店いたしました。また、ロードサイドへの4店舗出店は、栃木県小山市、宮城県仙台市、福岡県福岡市、新潟県新潟市にそれぞれ1店舗出店いたしました。
「町田商店」に次ぐ第2ブランドであるガッツリ系ラーメン業態の「豚山」では、当中間連結会計期間において、駅近店2店舗、ロードサイド店1店舗を出店いたしました。駅近店としては当社グループの本社機能を有する渋谷駅サクラステージ内に1店舗、小田急線相模大野駅に1店舗を出店しました。また、ロードサイド店としては、埼玉県所沢市に1店舗出店しました。
さらに当社グループの第3ブランドの地位を確立している油そば業態の「元祖油堂」を当中間連結会計期間において2店舗出店いたしました。出店先としては、ビッグターミナル駅である新宿駅の西口に1店舗、大阪心斎橋にある日本最大級の地下街に1店舗、それぞれ出店しました。
また、当社グループでは、従前より新商品、新業態の開発に対しても商品開発部門を中心に各種テーマへ積極的に取り組んでおり、町田商店、豚山、元祖油堂に次ぐ第4ブランドとなる競争力のあるブランドの開発を精力的に進めております。当中間連結会計期間においては、その他業態として2店舗の出店をいたしました。
海外直営店事業部門においては、これまで「E.A.K. RAMEN」ブランドの横浜家系ラーメン業態にて米国ニューヨーク州を中心として店舗展開をしてまいりましたが、2025年8月、スイスに「Machida Shoten(町田商店)」を2024年9月、中国上海市に中国1号店として「町田商店」をオープンさせ、2025年においては同じく中国上海市に中国2号店、3号店をオープンさせておりましたが、当中間連結会計期間におきましては中国4号店、5号店、6号店を上海市に出店いたしました。
以上の結果、当中間連結会計期間末の当社グループの店舗数は、直営店294店舗(国内285店舗、海外9店舗)、業務委託店8店舗、JV店1店舗、合計303店舗となりました。また、直営店事業部門の売上高は18,532,719千円となりました。
(プロデュース事業部門)
国内プロデュース事業部門においては、既出店地域においてこれまで通り、商圏における潜在需要試算に基づく出店ルールに従ってプロデュース店と直営店との間で詳細な調整を行いながら、出店を進めてまいりました。既存プロデュース店は、当中間連結会計期間においても各既存プロデュース店ともに堅調な業績を残すこととなりました。これまで当社グループ直営店の成功ノウハウをもとにきめ細かく支援してきた成果が現れることとなりました。また、当社グループが開発した新業態を既存プロデュース店オーナーが自ら展開することを検討する場面も増えてきており、これまでの横浜家系ラーメン業態を中心としたプロデュース事業に加え、ガッツリ系ラーメン業態の「豚山」、油そば業態の「元祖油堂」にてFC事業も展開しております。このように国内プロデュース事業部門においては、事業ラインナップの充実化を進め、より付加価値の高い提案活動を展開してまいりました。
海外プロデュース事業部門においては、既存オーナーの出店意思を確認しながら新規出店支援を進める一方で「Machida Shoten(町田商店)」の店舗名でのFC事業についても本格的に展開しており、とりわけ東南アジアにおいては「Machida Shoten(町田商店)」に対する出店要請が高いことから、当該地域において当社グループではフランチャイズパートナーとの出店交渉を戦略的に進めてまいりました。この結果、FC事業は、東南アジアにて順調にスタートすることができ、現在、アジアにおいてタイ1店舗、ベトナム5店舗、カンボジア3店舗、フィリピン4店舗、香港2店舗、韓国1店舗、モンゴル1店舗、合計17店舗の「Machida Shoten(町田商店)」の出店を叶えることとなりました。また、「GANSO ABURADO(元祖油堂)」を韓国に1店舗の出店しております。さらにオーストラリア、カナダに「Machida Shoten(町田商店)」をそれぞれ新規出店し、海外FC店は合計20店舗となりました。
以上の結果、当社グループがプロデュースする店舗数は、当中間連結会計期間に13店舗の純増となり、結果、プロデュース店は国内577店舗、海外13店舗、FC店は国内17店舗、海外20店舗、合計627店舗となりました。また、プロデュース事業部門の売上高は2,706,339千円となりました。
b.財政状態
(資産)
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,199,707千円増加し24,212,262千円となりました。これは主に、建物及び構築物等の有形固定資産が876,500千円、敷金及び保証金が171,236千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ473,503千円増加し12,105,974千円となりました。これは主に、未払法人税等が203,041千円、長期借入金(1年以内返済予定分を含む)が300,637千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ1,726,204千円増加し12,106,287千円となり、自己資本比率は49.8%となりました。これは主に、配当の支払に伴い利益剰余金が220,184千円減少した一方、親会社株主に帰属する中間純利益1,762,070千円の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,812,117千円となり、前連結会計年度末に比べ685,185千円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動の結果、獲得した資金は2,996,040千円、となりました。これは主に、法人税等の支払による支出650,651千円があった一方、税金等調整前中間純利益2,621,525千円を計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動の結果、使用した資金は2,481,773千円となりました。これは主に、積極的な出店に伴う有形固定資産の取得による支出2,215,864千円があった一方、定期預金の払戻による収入77,048千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動の結果、獲得した資金は127,432千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出941,363千円、配当金の支払額220,598千円があった一方、長期借入れによる収入1,242,000千円があったこと等によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
特に記載すべき事項はありません。