有価証券報告書-第9期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/27 11:31
【資料】
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【項目】
119項目
19.法人所得税
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債
各年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、以下のとおりである。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
繰延税金資産
繰越欠損金149,986119,301
リース負債84,797113,206
繰延資産15,91014,648
関係会社への投資24,74026,109
その他73,04462,080
繰延税金資産合計348,479335,347
繰延税金負債
関係会社への投資101,345151,331
使用権資産73,97299,599
固定資産21,49928,897
その他27,21033,498
繰延税金負債合計224,028313,327
繰延税金資産(負債)の純額124,45022,020


各年度の繰延税金資産又は繰延税金負債の純額の変動の内容は、以下のとおりである。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
期首残高13,353124,450
繰延法人所得税98,229△ 45,262
その他の包括利益の各項目に関する繰延税金
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額
の有効部分
10,394△ 48,136
その他の包括利益を通じて測定する金融資産の
公正価値の純変動
232△ 645
確定給付型退職給付制度の再測定△ 1,213△ 1,760
企業結合等に伴う繰延税金資産(負債)の増減等-△ 19,328
その他3,45412,702
期末残高124,45022,020

繰延税金資産の認識に当たり、将来減算一時差異又は税務上の繰越欠損金の一部又は全部が将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮している。繰延税金資産の回収可能性の評価においては、予定される繰延税金負債の取崩、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮している。認識された繰延税金資産については、過去の課税所得水準及び繰延税金資産が控除可能な期間における将来課税所得の予測に基づき、回収される可能性が高いと考えている。
各年度における連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金の内訳は、以下のとおりである。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
将来減算一時差異113,57498,165
税務上の繰越欠損金22,01823,887

各年度における連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、税務上の繰越欠損金の失効期限別内訳は、以下のとおりである。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
1年--
2年~5年--
5年~10年超19,64721,535
失効期限の定めなし2,3702,352
合計22,01823,887

当連結会計年度において繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、388百万円である。
これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識していない。
前連結会計年度及び当連結会計年度の繰延税金資産のうち、前連結会計年度又は当連結会計年度に損失が生じており、繰延税金資産の回収可能性が将来の課税所得の有無に依存している納税主体に帰属しているものは、それぞれ258,235百万円及び201,628百万円である。
当社グループは繰延税金資産の回収可能性の評価において、予定される繰延税金負債の取崩し、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮している。
(2) 法人所得税費用
各年度の法人所得税費用の内訳は、以下のとおりである。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当期法人所得税
当期35,38356,577
過年度△ 456△ 2,659
当期法人所得税合計34,92753,918
繰延法人所得税
一時差異等の発生と解消△ 101,48766,295
未認識の繰延税金資産の増減3,354△ 4,037
税率の変更による繰延税金資産及び負債の調整額△ 95△ 28
繰延法人所得税合計△ 98,22962,229
法人所得税費用合計△ 63,301116,148

(3) 実効税率の調整
各年度の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異について、原因となった主な項目の内訳は、以下のとおりである。
(単位:%)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
法定実効税率27.927.9
(調整)
子会社税率差異△ 94.2△ 6.8
在外子会社の留保利益3.80.6
持分法による投資損益△ 0.7△ 1.0
繰延税金資産の回収可能性の判断の変更1.0△ 0.6
その他0.4△0.0
税効果会計適用後の法人税等の負担率△ 61.920.1

(注)前連結会計年度の「その他」においては、「受取配当金」△4.9%、「受取配当金以外の永久差異に対する税額」5.4%が含まれている。
当社及び国内子会社は、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算する適用税率は前連結会計年度、当連結会計年度において27.9%となっている。
なお、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されている。
(4) グローバル・ミニマム課税
日本の令和5年度税制改正において、BEPSのグローバル・ミニマム課税ルールに対応する法人税が創設され、それに係る規定(以下「グローバル・ミニマム課税制度」という。)を含めた税制改正法(「所得税法等の一部を改正する法律」(令和5年法律第3号))(以下「改正法人税法」という。)が2023年3月28日に成立した。
改正法人税法では、BEPSのグローバル・ミニマム課税ルールのうち、所得合算ルール(IIR)が導入されており、2024年4月1日開始事業年度より、日本に所在する親会社の子会社等の税負担が最低税率(15%)に至るまで、日本に所在する親会社に対して追加で(トップアップ)課税されることになる。
当社グループは、制度対象となる構成事業体各社の直近の税務申告書、国別報告書、財務諸表等に基づき当該ルールの影響を評価した結果、法人所得税に対する重要性があるエクスポージャーを想定していない。

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