有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2020/11/11 15:00
【資料】
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【項目】
146項目
(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
イ.役員の報酬等の額の算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法
当社の役員の報酬等の額の算定方法の決定に関しましては、株主総会決議により取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬額及び監査等委員である取締役の報酬額の総枠を決定した上で、取締役会決議により、役員報酬規程並びに業績連動報酬規程を制定し、役割と役位に応じた報酬額を定める方針としております。
ロ.役員報酬制度の概要
a.取締役(監査等委員であるものを除く)の報酬等について
当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬は、固定報酬である基本報酬と、変動報酬である業績連動報酬から構成されており、それぞれの報酬の内容については以下のとおりです。
<基本報酬>常勤取締役の基本報酬は、役位に応じた金額を役員報酬規程にて定めております。
非常勤取締役の基本報酬は、就任時に個別に取締役会にて決定しております。
<業績連動報酬>常勤取締役の業績連動報酬は、役位に応じた支給基準額に支給率を乗じた金額としており、業績連動報酬規程にて定めております。
非常勤取締役は、業績連動報酬の対象外としております。
b.監査等委員である取締役の報酬等について
当社の監査等委員である取締役の報酬は、独立性の確保から業績との連動は行わず、固定の基本報酬としており、役員報酬規程にて定めております。
非常勤取締役の報酬等は、就任時に個別に取締役会にて決定しております。
c.基本報酬と業績連動報酬の割合について
総報酬に占める基本報酬及び業績連動報酬の割合は標準支給ベースで概ね次のとおりとしております。
役員区分基本報酬:業績連動報酬(賞与)
取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)7.5:2.5
取締役(監査等委員)(社外取締役を除く。)10:0
社外取締役(監査等委員を除く。)10:0
社外取締役(監査等委員)10:0

d.業績連動報酬の仕組みについて
業績連動報酬に係る指標は、連結売上高及び連結営業利益の事業計画及び実績であります。当該指標を選択した理由は、会社の定常的な営業活動を行った結果として得られる収益並びに利益であることから、現在の当社の成績の指標として最適であると判断したためであります。
業績連動報酬の支給額は、各役位別に定められた支給基準額に支給率を乗じた金額となっております。支給率は業績達成率に応じて、70%~150%の範囲で変動します。業績達成率の算定における各指標の目標達成率の評価割合は、連結売上高が40%、連結営業利益が60%であります。
ハ.役員報酬等の決定プロセス
最近事業年度の役員報酬額は、2019年6月28日開催の第9期定時株主総会決議により、取締役(監査等委員である取締役を除く)は、年額250,000千円以内、監査等委員である取締役は、年額70,000千円以内と決定しております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く)の員数は5名(うち1名は社外取締役)、監査等委員の員数は3名(うち2名は社外取締役)であり、2020年6月30日開催の定時株主総会終結の時点から監査等委員の員数が4名(うち3名は社外取締役)に増員されましたが、上記報酬額の上限は変更しておりません。
個別の役員報酬の額については、上記株主総会で決議された総枠の中で、取締役会決議により、役員報酬規程並びに業績連動報酬規程を制定し、役位に応じた報酬額を定めております。
報酬水準の妥当性の決定の際には、外部の報酬コンサルタントからの助言を受けた上で、会社規模等を考慮し、決定しております。
ニ.最近事業年度における業績連動報酬に係る指標の目標、実績
指標目標(千円)実績(千円)
連結売上高10,468,00011,333,891
連結営業利益2,156,0002,831,271

② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
役員区分報酬等の総額
(千円)
報酬等の種類別の総額(千円)対象となる
役員の員数
(名)
基本報酬ストック
オプション
業績連動報酬
取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)130,09587,34542,7504
取締役(監査等委員)
(社外取締役を除く。)
13,50013,5001
社外取締役
(監査等委員を除く。)
2,7002,7001
社外取締役
(監査等委員)
10,79910,7992

③ 提出会社の役員ごとの報酬等の総額等
報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
④ 使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの
該当事項はありません。