有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2019/11/18 15:00
【資料】
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【項目】
155項目
第1【企業の概況】
(はじめに)
本項目では、本書の判読性の観点から当社創業から現在に至るまで当社の変遷状況等について説明します。
(変遷図)
0201010_001.png当社の創業は、大正10年に佐藤安蔵(現代表取締役社長の佐藤順一の祖父)が創業した、酒類販売事業を営むカクヤス酒店であり、昭和57年に設立された株式会社カクヤス本店に当該事業が引き継がれ、平成14年に現在の商号である株式会社カクヤスに商号変更され、現在に至っております。
平成19年10月以降、業務上のシナジー(酒類とのクロスセル販売)効果の創出を目的に、酒類販売事業以外の会社を取得いたしましたが、経営戦略の変更により、平成28年1月に、大規模な事業再編を行っております。当該事業再編により、当社は株式会社カクヤスエステート(現 株式会社SKYグループホールディングス)の100%子会社となり、酒類販売事業以外を営む子会社(株式会社ミクリード、オフィス・デポ・ジャパン株式会社、株式会社リンクフローリスト及び株式会社スペースアート十番)の株式を、全て株式会社カクヤスエステート(現 株式会社SKYグループホールディングス)へ売却いたしました。その結果、株式会社SKYグループホールディングスを純粋持株会社とする出資関係に整理され、当社グループは酒類販売事業に注力する体制となりました。
現在、株式会社SKYグループホールディングスは、投資会社として、当社グループ以外にも出資を行っており、当社グループが属する株式会社SKYグループホールディングスの出資関係図は次図の通りとなっております。
(出資関係図 令和元年10月末現在)
当社グループは、酒類及び飲食料品の販売をする株式会社カクヤス及びその子会社3社で構成されております。
酒類及び飲食料品の販売を主な事業とする当社グループと、酒類以外の事業を営む親会社グループ各社とは事業内容の棲み分けがなされており、競合関係はございません。親会社グループとの関係につきましては、後記「第2 事業の状況 2 事業等のリスク (18)親会社グループ等との関係について」を合わせてご参照ください。
0201010_002.png(注)- - - - -は、新規上場をする株式会社カクヤスの企業集団を示しております。
(上場の目的)
当社が上場を目指す目的は、独立的な資金調達能力の拡大による自己資本の充実、社会的信用度・知名度の向上、優秀な人材確保と従業員のモラルの向上であります。今後の企業の継続と発展のためには、資本市場における認められた存在として事業をさらに拡大するとともに、従業員がより安心して働ける企業でありたいと考えるためであります。