有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2020/02/07 15:00
【資料】
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【項目】
131項目
(会計上の見積りの変更)
前事業年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
株式会社カクヤスが2007年に株式会社ミスミグループ本社より株式会社ミクリードを買収し、2008年に株式会社ミクリードを吸収合併した際にのれんが発生していました。その後2012年に株式会社ミクリードを株式会社カクヤスから分離独立させ、再設立した際に、当該のれんを株式会社ミクリードが継承しました。
この「のれん」の価値は株式会社カクヤスから当社へ人的資源などを投入することなどにより、酒と食材のシナジーが効き、利益を生み出すと見込んでいたことで、株式会社カクヤスが株式会社ミクリードを吸収合併した2008年から償却を開始し、償却期間は12年で設定していました。株式会社ミクリードが当該のれんを継承した際に、この償却期間も継承していました。
しかし、当事業年度において、将来的な更なる事業発展を目指し、経営体制および管理体制を大幅に拡充する中で、株式会社カクヤスからの出向者はいなくなり、株式会社カクヤスの親会社である株式会社SKYグループホールディングスからの取締役派遣も終了しました。これに伴い、株式会社カクヤスから当社への人的資源投入によってもたらされていたシナジーが喪失されたと判断し、当該のれんの償却期間を変更し、当事業年度において全額償却することとしました。
結果として、当事業年度の販売費及び一般管理費に含まれるのれん償却の額は55,996千円増加し、同額の営業利益が減少しております。
当事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。