有価証券報告書-第7期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載しております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、「つながりを常によろこびに(Delight in Every Connection)」というミッションの下、カスタマサポートサービス「ソーシャルアプリサポート」及び24時間365日体制の投稿モニタリングサービス「インターネットモニタリング」の2サービスを主軸に、カスタマーリレーション事業を引き続き展開しております。新規の取り組みといたしましては、国内及び海外のMaaS事業者が提供するアプリユーザーへのカスタマーサポート、国土交通省の「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」に選定された観光型MaaS実証実験のカスタマーサポートを、それぞれ開始いたしました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は984,733千円となり、前連結会計年度末に比べ305,433千円増加いたしました。これは主に公募増資及び第三者割当増資の実施に伴い、現金及び預金が300,400千円、流動資産その他に含まれる未収還付法人税等が10,643千円それぞれ増加したことによります。固定資産は140,206千円となり、前連結会計年度末に比べ10,620千円増加いたしました。これは主に福岡センター増床に伴い、工具器具及び備品が3,501千円、差入保証金が6,704千円それぞれ増加したことによります。
この結果、総資産は1,124,939千円となり、前連結会計年度末に比べ316,053千円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は455,086千円となり、前連結会計年度末に比べ24,915千円増加いたしました。これは主に1年以内返済予定の長期借入金が17,984千円、未払消費税等が12,845千円それぞれ増加したことによります。固定負債は83,731千円となり、前連結会計年度末に比べ14,171千円減少いたしました。これは主に長期借入金が16,316千円減少したことによります。
この結果、負債合計は538,818千円となり、前連結会計年度末に比べ10,743千円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は586,121千円となり、前連結会計年度末に比べ305,310千円増加いたしました。これは主に公募増資及び第三者割当増資の実施に伴い、資本金が154,793千円、資本剰余金が154,793千円それぞれ増加したことによります。
この結果、自己資本比率は52.1%(前連結会計年度末は34.7%)となりました。
b.経営成績
売上高2,723,203千円(前年同期比8.8%増)、営業利益7,483千円(前年同期比94.3%減)となりました。また、東京証券取引所マザーズへの上場に伴う株式交付費10,164千円が発生した結果、経常利益4,996千円(前年同期比96.3%減)、親会社株主に帰属する当期純損失4,117千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益92,289千円)となりました。
なお、当社グループはカスタマーリレーション事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、主に公募増資及び第三者割当増資の実施により、前連結会計年度末に比べ300,400千円増加し、当連結会計年度末には649,572千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は28,582千円(前年同期比69.6%減)となりました。これは主に未払消費税等の増加額12,845千円、未払金の増加額15,757千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は24,863千円(前年同期比23.0%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出15,586千円、差入保証金の預入による支出9,281千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は296,804千円(前年同期は8,290千円の使用)となりました。これは主に公募増資及び第三者割当増資に伴う株式の発行による収入299,422千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため記載を省略しております。
c.販売実績
当社グループの事業は、カスタマーリレーション事業の単一セグメントであり、前連結会計年度及び当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度及び当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
は次のとおりであります。
1.前連結会計年度の楽天株式会社に対する販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、次のとおりであります。
a.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ221,276千円増加し、2,723,203千円(前年同期比8.8%増)となりました。これは主に、新規顧客獲得による業務拡大によるものであります。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ19,176千円減少の907,256千円(前年同期比2.1%減)となりました。また、売上総利益率は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるカスタマーリレーション事業の案件開始延期等の影響により、前連結会計年度に比べ3.7ポイント減少し、33.3%となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、当連結会計年度の当初計画に基づく従業員給与の昇給及び資本金の増加に伴い外形標準課税適用法人となったことにより、前連結会計年度に比べ104,083千円増加し、899,773千円(前年同期比13.1%増)となりました。
この結果、当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度に比べ123,259千円減少し、7,483千円(前年同期比94.3%減)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、本社6階のスペース賃貸収入が利用面積縮小に伴い減少したことにより、前連結会計年度に比べ3,326千円減少し、17,478千円(前年同期比16.0%減)となりました。
営業外費用は、株式交付費を計上したことと、本社6階のスペース賃貸面積縮小に伴う減少により、前連結会計年度に比べ3,845千円増加し、19,965千円(前年同期比23.9%増)となりました。
この結果、当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度に比べ130,431千円減少し、4,996千円(前年同期比96.3%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純損益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は、経常利益の減少、法人税、住民税及び事業税7,793千円及び法人税等調整額1,320千円の計上により、前連結会計年度に比べ96,407千円減少し、4,117千円の損失(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益92,289千円)となりました。
b.財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の総資産は、1,124,939千円となり、前連結会計年度末に比べ316,053千円増加しました。これは主に公募増資及び第三者割当増資の実施に伴う現金及び預金の増加によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債は、538,818千円となり、前連結会計年度末に比べ10,743千円増加しました。これは主に買掛金の増加、未払消費税等の増加によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は、586,121千円となり、前連結会計年度末に比べ305,310千円増加し、自己資本比率は52.1%(前連結会計年度末は34.7%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、運転資金需要のうち主なものは、サービス提供に伴う労務費及び人件費、外注費、地代家賃等の営業費用であります。運転資金につきましては、自己資金、金融機関からの借入により充当することとしております。
当社グループの資金の流動性につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおり、当連結会計年末における現金及び現金同等物の残高は649,572千円となっており、新型コロナウイルス感染症の影響で多くの企業において資金繰りが懸念されるなか十分な流動性を確保していると考えております。
なお、重要な資本的支出の予定につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
③ 重要な会計方針及び見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び過程を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は、連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び過程を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計方針等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に、新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定に関する情報は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載されているとおりであります。
④ 経営者の問題意識と今後の方針
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、事業環境、事業内容、組織体制、法的規制等、様々なものが挙げられます。詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりと認識しており、これらのリスクについては解消に努めていく所存であります。
⑥ 当社グループの経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について
当社グループは、企業価値の増大を図っていくために、「売上高」、「経常利益」を重要な経営指標としております。当連結会計年度における売上高は、2,723,203千円(前年同期比8.8%増)、新型コロナウイルス感染症の影響により一部顧客の案件開始が遅れる等したことにより、経常利益は17,478千円(前年同期比16.0%減)となりました。引き続きこれらの改善に向け取り組んでまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載しております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、「つながりを常によろこびに(Delight in Every Connection)」というミッションの下、カスタマサポートサービス「ソーシャルアプリサポート」及び24時間365日体制の投稿モニタリングサービス「インターネットモニタリング」の2サービスを主軸に、カスタマーリレーション事業を引き続き展開しております。新規の取り組みといたしましては、国内及び海外のMaaS事業者が提供するアプリユーザーへのカスタマーサポート、国土交通省の「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」に選定された観光型MaaS実証実験のカスタマーサポートを、それぞれ開始いたしました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は984,733千円となり、前連結会計年度末に比べ305,433千円増加いたしました。これは主に公募増資及び第三者割当増資の実施に伴い、現金及び預金が300,400千円、流動資産その他に含まれる未収還付法人税等が10,643千円それぞれ増加したことによります。固定資産は140,206千円となり、前連結会計年度末に比べ10,620千円増加いたしました。これは主に福岡センター増床に伴い、工具器具及び備品が3,501千円、差入保証金が6,704千円それぞれ増加したことによります。
この結果、総資産は1,124,939千円となり、前連結会計年度末に比べ316,053千円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は455,086千円となり、前連結会計年度末に比べ24,915千円増加いたしました。これは主に1年以内返済予定の長期借入金が17,984千円、未払消費税等が12,845千円それぞれ増加したことによります。固定負債は83,731千円となり、前連結会計年度末に比べ14,171千円減少いたしました。これは主に長期借入金が16,316千円減少したことによります。
この結果、負債合計は538,818千円となり、前連結会計年度末に比べ10,743千円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は586,121千円となり、前連結会計年度末に比べ305,310千円増加いたしました。これは主に公募増資及び第三者割当増資の実施に伴い、資本金が154,793千円、資本剰余金が154,793千円それぞれ増加したことによります。
この結果、自己資本比率は52.1%(前連結会計年度末は34.7%)となりました。
b.経営成績
売上高2,723,203千円(前年同期比8.8%増)、営業利益7,483千円(前年同期比94.3%減)となりました。また、東京証券取引所マザーズへの上場に伴う株式交付費10,164千円が発生した結果、経常利益4,996千円(前年同期比96.3%減)、親会社株主に帰属する当期純損失4,117千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益92,289千円)となりました。
なお、当社グループはカスタマーリレーション事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、主に公募増資及び第三者割当増資の実施により、前連結会計年度末に比べ300,400千円増加し、当連結会計年度末には649,572千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は28,582千円(前年同期比69.6%減)となりました。これは主に未払消費税等の増加額12,845千円、未払金の増加額15,757千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は24,863千円(前年同期比23.0%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出15,586千円、差入保証金の預入による支出9,281千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は296,804千円(前年同期は8,290千円の使用)となりました。これは主に公募増資及び第三者割当増資に伴う株式の発行による収入299,422千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため記載を省略しております。
c.販売実績
当社グループの事業は、カスタマーリレーション事業の単一セグメントであり、前連結会計年度及び当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 前連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比 (%) | 金額(千円) | 前年同期比 (%) | |
| カスタマーリレーション事業 | 2,501,927 | 115.8 | 2,723,203 | 108.8 |
(注)最近2連結会計年度及び当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 楽天株式会社 | - | - | 279,629 | 10.3 |
1.前連結会計年度の楽天株式会社に対する販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、次のとおりであります。
a.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ221,276千円増加し、2,723,203千円(前年同期比8.8%増)となりました。これは主に、新規顧客獲得による業務拡大によるものであります。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ19,176千円減少の907,256千円(前年同期比2.1%減)となりました。また、売上総利益率は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるカスタマーリレーション事業の案件開始延期等の影響により、前連結会計年度に比べ3.7ポイント減少し、33.3%となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、当連結会計年度の当初計画に基づく従業員給与の昇給及び資本金の増加に伴い外形標準課税適用法人となったことにより、前連結会計年度に比べ104,083千円増加し、899,773千円(前年同期比13.1%増)となりました。
この結果、当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度に比べ123,259千円減少し、7,483千円(前年同期比94.3%減)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、本社6階のスペース賃貸収入が利用面積縮小に伴い減少したことにより、前連結会計年度に比べ3,326千円減少し、17,478千円(前年同期比16.0%減)となりました。
営業外費用は、株式交付費を計上したことと、本社6階のスペース賃貸面積縮小に伴う減少により、前連結会計年度に比べ3,845千円増加し、19,965千円(前年同期比23.9%増)となりました。
この結果、当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度に比べ130,431千円減少し、4,996千円(前年同期比96.3%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純損益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は、経常利益の減少、法人税、住民税及び事業税7,793千円及び法人税等調整額1,320千円の計上により、前連結会計年度に比べ96,407千円減少し、4,117千円の損失(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益92,289千円)となりました。
b.財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の総資産は、1,124,939千円となり、前連結会計年度末に比べ316,053千円増加しました。これは主に公募増資及び第三者割当増資の実施に伴う現金及び預金の増加によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債は、538,818千円となり、前連結会計年度末に比べ10,743千円増加しました。これは主に買掛金の増加、未払消費税等の増加によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は、586,121千円となり、前連結会計年度末に比べ305,310千円増加し、自己資本比率は52.1%(前連結会計年度末は34.7%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、運転資金需要のうち主なものは、サービス提供に伴う労務費及び人件費、外注費、地代家賃等の営業費用であります。運転資金につきましては、自己資金、金融機関からの借入により充当することとしております。
当社グループの資金の流動性につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおり、当連結会計年末における現金及び現金同等物の残高は649,572千円となっており、新型コロナウイルス感染症の影響で多くの企業において資金繰りが懸念されるなか十分な流動性を確保していると考えております。
なお、重要な資本的支出の予定につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
③ 重要な会計方針及び見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び過程を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は、連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び過程を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計方針等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に、新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定に関する情報は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載されているとおりであります。
④ 経営者の問題意識と今後の方針
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、事業環境、事業内容、組織体制、法的規制等、様々なものが挙げられます。詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりと認識しており、これらのリスクについては解消に努めていく所存であります。
⑥ 当社グループの経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について
当社グループは、企業価値の増大を図っていくために、「売上高」、「経常利益」を重要な経営指標としております。当連結会計年度における売上高は、2,723,203千円(前年同期比8.8%増)、新型コロナウイルス感染症の影響により一部顧客の案件開始が遅れる等したことにより、経常利益は17,478千円(前年同期比16.0%減)となりました。引き続きこれらの改善に向け取り組んでまいります。