四半期報告書-第1期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

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2021/02/12 14:56
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42項目
当社は、2020年10月1日に単独株式移転によりインヴァスト証券株式会社の完全親会社として設立されましたが、連結の範囲に実質的な変更はないため、前年同四半期と比較を行っている項目については、インヴァスト証券株式会社の2020年3月期第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)と、また、前連結会計年度末と比較を行っている項目については、インヴァスト証券株式会社の2020年3月期連結会計年度末(2020年3月31日)と比較しております。
また、当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)の四半期連結財務諸表は、単独株式移転により完全子会社となったインヴァスト証券株式会社の四半期連結財務諸表を引き継いで作成しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、昨年度末に新型コロナウィルスの影響で大きく落ち込んだ生産や輸出が持ち直していることや、金融・財政面からの支援などにより、緩やかながらも回復基調が継続しています。ただ、小売売上高が11月に再度前月比で減少に転じる等、足元の個人消費は低迷しており、新型コロナウィルスの世界的拡大に伴う国際渡航制限により、インバウンド需要も期待できないことから、今後の景気回復に対しては不透明感が強まっています。
外国為替市場のドル円相場は、昨年度末に101円台から111円台の大きなレンジで動いた後は、110円を上値抵抗として徐々に軟化する展開となりました。米国のFRBが率先して金融緩和に動いたことや、潤沢なドル供給を実施したことでドルが全面安となり、100-105円のレンジへと水準を切り下げました。
株式市場は、コロナウィルス感染拡大で下押す局面は散見されたものの、主要国の金融緩和や財政出動を受けて資金の受け皿となり、特に新しい生活様式で注目を集める情報通信関連株を中心に、積極的な買いを集める結果となりました。米国大統領選挙等のイベントを消化した後も、好材料に反応する相場状況は続き、米国の主要3指数は史上最高値圏まで上昇し、日経平均株価も約30年ぶりの高値に上昇しました。
このような経済状況のもとで、国内金融事業においては、経営資源をコア事業の強化や新規事業への投資に集中させることができる体制整備として、取引所FX「くりっく株365」の吸収分割による事業譲渡や、店頭FX「FX24」のサービス終了(「トライオートFX」に事業統合)を行いました。また、店頭FX「シストレ24」についても、2021年3月11日(予定)をもってサービスを終了することを決定いたしました。
同時に、注力サービスである「トライオートFX/ETF」のリニューアルを実施し、これにあわせた各種キャンペーンの実施や、自動売買セレクトの機能追加を行う等、マーケティング活動を強化いたしました。
しかしながら、当初、夏頃にリリースを予定していた新サービス「マイメイト」について、より一層の品質向上、機能改善を図るため、リリースを延期していることから、同サービスの収益化が先延ばしとなっております。
一方で、オーストラリアの子会社Invast Financial Services Pty Ltd.である海外金融事業は、DMACFD取引が増加基調となったことや、MT5の新規取引顧客の増加等が収益寄与いたしました。
こうして、当社グループの当第3四半期連結累計期間の営業収益は、32億78百万円(前年同四半期比94.1%)、純営業収益は31億81百万円(同97.7%)となりました。
販売費・一般管理費は全体で30億82百万円(同97.8%)、純営業収益から販売費・一般管理費を差し引いた営業利益は98百万円(同94.9%)、経常利益は42百万円(同28.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21百万円(同21.4%)となりました。
なお、2020年12月末の連結預り証拠金残高は、792億15百万円(2020年3月末比111.1%)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 国内金融事業
国内金融事業は、当社及び国内連結子会社です。当社は純粋持株会社であり、子会社インヴァスト証券株式会社は、取引所FX、店頭FX/CFD事業を行っております。
また、子会社インヴァストキャピタルマネジメント株式会社は、貸金業(不動産業者向けファイナンス、中小企業向け事業資金ファイナンス等)を行っております。
国内金融事業の純営業収益は22億38百万円(前年同四半期比108.8%)となり、セグメント利益は4百万円(同3.6%)となりました。
② 海外金融事業
海外金融事業は、当社の海外連結子会社(Invast Financial Services Pty Ltd.)が店頭FX/CFD取引及び証券取引サービスを行っております。
同社の決算日は12月31日となっているため、当第3四半期連結累計期間においては、2020年1月から9月までの実績を反映しております。
海外金融事業の純営業収益9億73百万円(前年同四半期比79.5%)となり、セグメント利益は93百万円(前年同四半期は26百万円のセグメント損失)となりました。
主要な収益・費用等の状況は次のとおりであります。
① 受入手数料
当第3四半期連結累計期間の受入手数料の合計は5億97百万円(前年同四半期比138.3%)となりました。
内訳は以下のとおりであります。
・取引所為替証拠金取引に係る受取手数料 1億86百万円(同103.9%)
・委託手数料 12百万円(同84.6%)
・投資顧問料 3百万円(同43.9%)
・その他の受入手数料 3億94百万円(同172.3%)
② トレーディング損益
当第3四半期連結累計期間におけるトレーディング損益は、22億47百万円(前年同四半期比90.7%)となりました。これは店頭FX取引等によるものであります。
③ 金融収支
当第3四半期連結累計期間における金融収支は、24百万円(前年同四半期比18.2%)となりました。
主な発生要因は預金利息によるものであります。
④ 販売費・一般管理費
当第3四半期連結累計期間における販売費・一般管理費は、30億82百万円(前年同四半期比97.8%)となりました。主な内訳は以下のとおりであります。
・取引関係費 7億97百万円(同127.0%)
・人件費 10億9百万円(同102.2%)
・不動産関係費 9億4百万円(同97.5%)
・事務費 25百万円(同85.8%)
・減価償却費 1億55百万円(同109.5%)
・租税公課 1億23百万円(同126.1%)
・その他 67百万円(同83.7%)
⑤ 営業外収益
当第3四半期連結累計期間においては2百万円の営業外収益を計上しており、その内訳は以下のとおりであります。
・貸倒引当金戻入額 1百万円
・未払配当金除斥益 0百万円
・その他 0百万円
⑥ 営業外費用
当第3四半期連結累計期間においては58百万円の営業外費用を計上しており、その内訳は以下のとおりであります。
・匿名組合投資損失 33百万円
・事業撤退損 9百万円
・その他 15百万円
⑦ 特別利益
当第3四半期連結累計期間においては0百万円の特別利益を計上しており、その内訳は以下のとおりであります。
・金融商品取引責任準備金戻入 0百万円
・新株予約権戻入益 0百万円
なお、当第3四半期連結会計期間末の資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資 産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して8億20百万円増加し1,087億23百万円となりました。流動資産は、4億65百万円増加し1,071億69百万円となりました。
流動資産の主な増加項目は、預託金の増加78億12百万円と短期差入保証金の増加26億31百万円であり、一方、主な減少項目は、外為取引未収入金の減少72億98百万円と現金・預金の減少21億円であります。
また、固定資産は前連結会計年度末と比較して3億54百万円増加し、15億54百万円となりました。
(負 債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は980億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ、9億67百万円増加しました。流動負債は、9億72百万円増加し979億67百万円となりました。
流動負債の主な増加項目は、受入保証金の増加79億23百万円であり、主な減少項目は、短期借入金の減少41億円と外為取引未払金の減少27億62百万円であります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ4百万円減少し45百万円となりました。
特別法上の準備金は、7百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は107億2百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億47百万円減少しました。主な減少要因は配当金の支払いによる2億17百万円であります。
この結果、自己資本比率は9.8%(前連結会計年度末は10.0%)となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、有価証券の評価、減価償却資産の償却、繰延税金資産の回収可能性、貸付金等の貸倒れ及び当該引当金、賞与等の会計処理については会計関連諸法規に則り、過去の実績や状況に応じ合理的な基準により見積り、判断しておりますが、不確実性が存在するため、見積った数値と実際の結果は異なる場合があります。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりコールセンター業務の一時休止等の影響は受けたものの、事業活動全体としては大きな影響はございません。
当社グループの繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りにおいては、新型コロナウイルス感染症による重要な影響はないと仮定し、見積もりを行っております。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの主力サービスである外国為替証拠金取引は、外国為替市場や株式市場等の市況、その他国内外の経済環境等に大きく左右される傾向にあります。
(8) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の運転資金は全て自己資本で賄っており、今後の設備及び有価証券等への投資を考慮しても十分な流動性を有していると考えております。

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