訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2021/03/12 15:00
【資料】
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【項目】
154項目
10.のれん及び無形資産
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額は以下のとおりであります。
のれんその他の無形資産合計
千円千円千円
2018年1月1日
取得原価11,11614,55025,666
償却累計額△6,456△6,456
11,1168,09419,210
2018年
1月1日11,1168,09419,210
取得1,1221,122
買収による取得55,3014,71760,018
償却費△5,950△5,950
減損損失△10,856△10,856
換算差額△2,631△70△2,701
12月31日52,9307,91360,843
2018年12月31日
取得原価63,78619,50183,287
償却累計額及び減損
損失累計額
△10,856△11,588△22,444
52,9307,91360,843

のれんその他の無形資産合計
千円千円千円
2019年1月1日
取得原価63,78619,50183,287
償却累計額及び減損
損失累計額
△10,856△11,588△22,444
52,9307,91360,843
2019年
1月1日52,9307,91360,843
取得
買収による取得510,78421,455532,239
償却費△5,086△5,086
換算差額9,5183579,875
12月31日573,23224,639597,871
2019年12月31日
取得原価584,08841,484625,572
償却累計額及び減損
損失累計額
△10,856△16,845△27,701
573,23224,639597,871


2018年12月期において、Quantumgraph Solutions Private Limitedの買収により55,301千円ののれんが生じております。また、2019年12月期において、Emotion Intelligence株式会社の買収により510,784千円ののれんが生じております。
当社グループは会社単位を資金生成単位としのれんを配分しております。資金生成単位の使用価値が帳簿価額を上回っている場合、のれんの減損は認識されません。使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映し、経営者が承認した今後3年分の事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引くことにより算定しております。4年目以降のキャッシュ・フローは、市場の長期平均成長率を勘案した一定の成長率により見込んでおります。2018年12月期及び2019年12月期における、税引前の加重平均資本コストを基礎に算定した割引率はそれぞれ19.10%及び20.98%であります。なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、回収可能価額が帳簿価額を大幅に上回っており、Appier Hong Kong Ltd.の資金生成単位を除き、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。
のれんは、減損の兆候の有無に関わらず、年に1度減損テストを実施しております。2018年12月期の年度末の減損テストの結果、Appier Hong Kong Ltd.に関するのれんはすべて減損され、10,856千円の減損損失を認識し、連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。