有価証券報告書-第3期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
10.のれん及び無形資産
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額は以下のとおりであります。
(注)ソフトウェア開発資産の償却費は、連結損益計算書の「販売及びマーケティング費用」に含めております。
2019年12月期において、Emotion Intelligence株式会社の買収により510,784千円ののれんが生じております。
当社グループは会社単位を資金生成単位としのれんを配分しております。資金生成単位の使用価値が帳簿価額を上回っている場合、のれんの減損は認識されません。使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映し、経営者が承認した今後3年分の事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引くことにより算定しております。4年目以降のキャッシュ・フローは、市場の長期平均成長率を勘案した一定の成長率により見込んでおります。2019年12月期及び2020年12月期における、税引前の加重平均資本コストを基礎に算定した割引率はそれぞれ20.98%及び19.03%であります。なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、回収可能価額が帳簿価額を大幅に上回っており、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。
のれんは、減損の兆候の有無に関わらず、年に1度減損テストを実施しております。
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額は以下のとおりであります。
のれん | ソフトウェア開発資産 | その他の無形資産 | 合計 | ||||
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | ||||
2019年1月1日 | |||||||
取得原価 | 63,786 | ― | 19,501 | 83,287 | |||
償却累計額及び減損 損失累計額 | △10,856 | ― | △11,588 | △22,444 | |||
52,930 | ― | 7,913 | 60,843 | ||||
2019年 | |||||||
1月1日 | 52,930 | ― | 7,913 | 60,843 | |||
買収による取得 | 510,784 | ― | 21,455 | 532,239 | |||
償却費 | ― | ― | △5,086 | △5,086 | |||
換算差額 | 9,518 | ― | 357 | 9,875 | |||
12月31日 | 573,232 | ― | 24,639 | 597,871 | |||
2019年12月31日 | |||||||
取得原価 | 584,088 | ― | 41,484 | 625,572 | |||
償却累計額及び減損 損失累計額 | △10,856 | ― | △16,845 | △27,701 | |||
573,232 | ― | 24,639 | 597,871 |
のれん | ソフトウェア開発資産 | その他の無形資産 | 合計 | ||||
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | ||||
2020年1月1日 | |||||||
取得原価 | 584,088 | ― | 41,484 | 625,572 | |||
償却累計額及び減損 損失累計額 | △10,856 | ― | △16,845 | △27,701 | |||
573,232 | ― | 24,639 | 597,871 | ||||
2020年 | |||||||
1月1日 | 573,232 | ― | 24,639 | 597,871 | |||
内部開発 | ― | 829,755 | - | 829,755 | |||
償却費 | ― | △59,670 | △6,448 | △66,118 | |||
換算差額 | △29,185 | △26,297 | △1,034 | △56,516 | |||
12月31日 | 544,047 | 743,788 | 17,157 | 1,304,992 | |||
2020年12月31日 | |||||||
取得原価 | 554,903 | 801,422 | 26,092 | 1,382,417 | |||
償却累計額及び減損 損失累計額 | △10,856 | △57,634 | △8,935 | △77,425 | |||
544,047 | 743,788 | 17,157 | 1,304,992 |
(注)ソフトウェア開発資産の償却費は、連結損益計算書の「販売及びマーケティング費用」に含めております。
2019年12月期において、Emotion Intelligence株式会社の買収により510,784千円ののれんが生じております。
当社グループは会社単位を資金生成単位としのれんを配分しております。資金生成単位の使用価値が帳簿価額を上回っている場合、のれんの減損は認識されません。使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映し、経営者が承認した今後3年分の事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引くことにより算定しております。4年目以降のキャッシュ・フローは、市場の長期平均成長率を勘案した一定の成長率により見込んでおります。2019年12月期及び2020年12月期における、税引前の加重平均資本コストを基礎に算定した割引率はそれぞれ20.98%及び19.03%であります。なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、回収可能価額が帳簿価額を大幅に上回っており、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。
のれんは、減損の兆候の有無に関わらず、年に1度減損テストを実施しております。