有価証券報告書-第7期(2024/01/01-2024/12/31)
9.のれん及び無形資産
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額は以下のとおりであります。
(注)ソフトウェア開発資産の償却費は、連結損益計算書の「販売及びマーケティング費用」に含めております。
当社グループのマネジメントは、他の資産又は資産グループから概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の識別可能な資産グループである各ソリューションの業績をモニタリングしているため、各ソリューションを資金生成単位としてのれんを配分しております。
資金生成単位の使用価値が帳簿価額を上回っている場合、のれんの減損は認識されません。使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映し、経営者が承認した事業計画を基礎とした5年分のキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引くことにより算定しております。2023年12月期及び2024年12月期における、税引前の加重平均資本コストを基礎に算定した割引率はそれぞれ12.42%及び14.07%であります。なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、回収可能価額が帳簿価額を大幅に上回っており、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。2023年12月31日及び2024年12月31日時点におけるWoopra Inc.の買収によるのれんはそれぞれ1,773百万円及び1,990百万円であります。2023年中に、Woopra Inc.の事業は既存のソリューションと統合されました。2023年12月31日時点において、その他ののれんはすべて当社グループのもう一つの資金生成単位に配分されています。
のれんは、減損の兆候の有無に関わらず、年に1度減損テストを実施しております。のれんの減損テスト及びソフトウェア開発資産の評価においては、将来キャッシュ・フローの見積りにあたり、経営者の承認を得た事業計画に基づくソリューション別の売上収益及び営業利益の予測値を使用しております。当該予測値の作成に際しては、売上収益成長率、将来の売上総利益率、費用増加率等の仮定を基礎としております。
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額は以下のとおりであります。
のれん | ソフトウェア開発資産 | その他の無形資産 | 合計 | ||||
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | ||||
2023年1月1日 | |||||||
取得原価 | 2,652 | 5,068 | 338 | 8,058 | |||
償却累計額及び減損 損失累計額 | △11 | △1,057 | △53 | △1,121 | |||
帳簿価額 | 2,641 | 4,011 | 285 | 6,937 | |||
2023年 | |||||||
1月1日 | 2,641 | 4,011 | 285 | 6,937 | |||
内部開発 | ― | 3,229 | ― | 3,229 | |||
償却費 | ― | △1,247 | △47 | △1,294 | |||
換算差額 | 178 | 277 | 20 | 475 | |||
12月31日 | 2,819 | 6,270 | 258 | 9,347 | |||
2023年12月31日 | |||||||
取得原価 | 2,830 | 8,641 | 342 | 11,814 | |||
償却累計額及び減損 損失累計額 | △11 | △2,371 | △85 | △2,467 | |||
帳簿価額 | 2,819 | 6,270 | 258 | 9,347 |
のれん | ソフトウェア開発資産 | その他の無形資産 | 合計 | ||||
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | ||||
2024年1月1日 | |||||||
取得原価 | 2,830 | 8,641 | 343 | 11,814 | |||
償却累計額及び減損 損失累計額 | △11 | △2,371 | △85 | △2,467 | |||
帳簿価額 | 2,819 | 6,270 | 258 | 9,347 | |||
2024年 | |||||||
1月1日 | 2,819 | 6,270 | 258 | 9,347 | |||
内部開発 | ― | 4,191 | ― | 4,191 | |||
償却費 | ― | △2,058 | △48 | △2,106 | |||
換算差額 | 295 | 777 | 24 | 1,096 | |||
12月31日 | 3,114 | 9,180 | 234 | 12,528 | |||
2024年12月31日 | |||||||
取得原価 | 3,125 | 13,946 | 397 | 17,468 | |||
償却累計額及び減損 損失累計額 | △11 | △4,766 | △163 | △4,940 | |||
帳簿価額 | 3,144 | 9,180 | 234 | 12,528 |
(注)ソフトウェア開発資産の償却費は、連結損益計算書の「販売及びマーケティング費用」に含めております。
当社グループのマネジメントは、他の資産又は資産グループから概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の識別可能な資産グループである各ソリューションの業績をモニタリングしているため、各ソリューションを資金生成単位としてのれんを配分しております。
資金生成単位の使用価値が帳簿価額を上回っている場合、のれんの減損は認識されません。使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映し、経営者が承認した事業計画を基礎とした5年分のキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引くことにより算定しております。2023年12月期及び2024年12月期における、税引前の加重平均資本コストを基礎に算定した割引率はそれぞれ12.42%及び14.07%であります。なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、回収可能価額が帳簿価額を大幅に上回っており、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。2023年12月31日及び2024年12月31日時点におけるWoopra Inc.の買収によるのれんはそれぞれ1,773百万円及び1,990百万円であります。2023年中に、Woopra Inc.の事業は既存のソリューションと統合されました。2023年12月31日時点において、その他ののれんはすべて当社グループのもう一つの資金生成単位に配分されています。
のれんは、減損の兆候の有無に関わらず、年に1度減損テストを実施しております。のれんの減損テスト及びソフトウェア開発資産の評価においては、将来キャッシュ・フローの見積りにあたり、経営者の承認を得た事業計画に基づくソリューション別の売上収益及び営業利益の予測値を使用しております。当該予測値の作成に際しては、売上収益成長率、将来の売上総利益率、費用増加率等の仮定を基礎としております。