有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2021/02/09 15:00
【資料】
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【項目】
143項目
(3)【監査の状況】
①監査役監査の状況
当社は2020年4月1日開催の臨時株主総会において、従前の任意合議体「監査役協議会」を継承する形で監査役会設置会社になりました。常勤監査役1名と非常勤社外監査役2名で構成され、監査の方針、職務の分担等については、当該3名の監査役により構成された監査役会にて定め、監査役監査を行っています。監査役監査の具体的内容としては、各監査役は株主総会や取締役会その他重要な会議への出席や、取締役及び会計監査人からの報告収受などを行い、取締役の職務執行を監督しております。
最近事業年度において、月1回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。なお、監査役 喜多村洋子氏、大下良仁氏は新任のため出席可能な開催回数はそれぞれ11回、8回となっております。
氏名開催回数(うち出席可能回数)出席回数
後藤 利行16回16回
喜多村 洋子16回(11回)11回
大下 良仁16回( 8回)8回

②内部監査の状況
当社は内部監査部門として、内部監査室(1名専任)を設置しております。内部監査室は代表取締役社長直轄の組織として、内部監査規程、内部監査計画等に基づき、当社組織及び子会社に対し業務監査・コンプライアンス監査を実施し、定期的に代表取締役及び取締役会に報告しています。また、会計監査人による会計監査と連携を図り、監査の効率的な実施に努めております。
③会計監査の状況
イ.監査法人の名称
太陽有限責任監査法人
ロ.継続監査期間
2年間
ハ.業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員 業務執行社員 石原 鉄也
指定有限責任社員 業務執行社員 中村 憲一
ニ.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 6名 その他 8名
(注)その他は、公認会計士試験合格者、システム監査担当者等であります。
ホ.監査法人の選定方針と理由
太陽有限責任監査法人は、監査法人の品質管理体制、独立性、当社のビジネスに対する知識・理解に問題がないこと、監査計画並びに監査報酬の妥当性等を総合的に勘案して、選定しております。
監査役会は、監査法人の品質管理体制・独立性、監査実績、監査計画の基本方針等を骨子とする選定基準と、監査チームの独立性・専門性、監査報酬の水準・適切性、監査役・経営者等とのコミュニケーションの状況、グループ監査の体制、不正リスクへの対応等で構成する評価基準を定め、毎期実施する会計監査人の相当性評価をもって、選解任に係る決議を行っています。現在の会計監査人である太陽有限責任監査法人においては、監査役が定めた上述の基準に対し、必要かつ十分な評価結果であることから同法人を選定することが適当であると判断しました。なお、会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認められる場合における会計監査人の解任のほか、会計監査人がその職務を適正に遂行することが困難であると判断した場合には、監査役会が会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定し、取締役が当該議案を株主総会に提出することとしています。
ヘ.監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査役及び監査役会は、上記のとおり監査の相当性に係る評価を毎期実施しており、現在の会計監査人について評価を実施しました結果、同法人による職務は適正に遂行されていることを確認しております。なお当該評価の実施にあたりましては、財務・経理部門及び内部監査部門による会計監査人の評価も合わせて実施しており、その結果を重要な要素として参考にしております。
④監査報酬の内容等
イ.監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分最近連結会計年度の前連結会計年度最近連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社17,860-25,630-
連結子会社----
17,860-25,630-

ロ.監査公認会計士等と同一のネットワーク(Grant Thornton)に対する報酬の内容(イを除く)
区分最近連結会計年度の前連結会計年度最近連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社-1,500--
連結子会社----
-1,500--

(最近連結会計年度の前連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、当社の会計監査人である太陽有限責任監査法人と同一のネットワーク(Grant Thornton)に属する太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社と財務デューデリジェンス業務契約を締結しており、その財務デューデリジェンス業務に基づく報酬であります。
(最近連結会計年度)
該当事項はありません。
ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
最近連結会計年度の前連結会計年度及び最近連結会計年度において、該当事項はありません。
ニ.監査報酬の決定方針
当社の会計監査人に対する監査報酬については、監査日数、規模、業務の特性等の要素を勘案した上で決定しております。
ホ.当社の監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会は、会計監査人及び社内関係部署からの必要な資料の入手や報告を受けるほか、過年度における会計監査人の職務遂行状況や当事業年度の監査計画の適切性並びに効率性等を確認のうえ報酬見積りの算出根拠を検証した結果、会計監査人の報酬等の額は妥当であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行っております。