有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2021/03/04 15:00
【資料】
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【項目】
153項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役監査につきましては、取締役会に出席して質問をし、または意見を述べるほか、その他重要な会議または委員会への出席、重要な決裁書類の閲覧、関係者からの報告聴取、会計監査人および内部監査室との協議または意見交換等により、取締役の職務の執行および執行役員の業務執行を主として適法性の観点から監査を実施しております。なお、監査役会は月1回定期的に開催しており、当事業年度は13回(6月に2回)実施しており、監査役田嶋好博が1回欠席した以外は全員出席で開催しています。監査役会では、常勤監査役から毎月の経営会議の報告をはじめ、四半期報告、事業報告、定款変更、新設規程類、労務等、その時々の課題の検討を行っています。
なお、常勤監査役橋本幸夫は、長年にわたり当社に勤務し取締役統括営業本部長等の重要な役職を歴任しており、当社の業務に精通しております。また監査役田嶋好博は現役の弁護士であり、企業法務やコンプライアンス等に関する専門的な知識を有しております。監査役大隈圀彦は、長年上場企業で管理部門の役員を勤めており豊富な実務経験があります。
② 内部監査の状況
内部監査の組織、人員および手続当社の内部監査は、代表取締役社長が任命する担当者を2名配置しています。担当者は、業務の有効性および効率性等を担保とすることを目的として、内部監査規程に則り、代表取締役社長による承認を得た内部監査計画に基づいて内部監査を実施し、監査結果を代表取締役社長に報告するとともに、監査対象となった各事業所、部門に対して業務改善等のための指摘を行い、後日、改善状況を確認します。
また、内部監査室は監査役と都度ミーティング等による連携を行い、更には四半期単位で会計監査人を加えた3者での情報、意見交換会を行うことにより連携を図り、監査の有効性及び効率性を高めております。
③ 会計監査の状況
会計監査についての監査契約を仰星監査法人と締結しており、同監査法人の会計監査を受けております。
尚、同監査法人および当社監査に従事する同監査法人の業務執行社員と当社の間には、特別な利害関係はありま
せん。
当事業年度において、業務を執行した公認会計士は、小出修平、淺井孝孔の2氏であり、仰星監査法人に所属
しております。また、当社の監査業務に係る補助者は、公認会計士11名、その他6名となっております。
a.監査法人の名称
仰星監査法人
b.継続監査期間
2年間
c.業務を執行した公認会計士
公認会計士 小出修平
公認会計士 淺井孝孔
d.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士11名 その他6名
e.監査法人の選定方針と理由
当社は監査法人を選定するにあたり、監査法人の独立性、品質管理体制、当社の事業内容を理解した上での専門性の有無、監査手続の適切性等を総合的に検討した結果、仰星監査法人は適格であると判断いたしました。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価は、監査法人を選定する際、及び会計監査人の報酬への同意の可否を決定する際に、その監査業務の適切性等について実施しておりますが、本事業年度中に実施した評価においてはいずれも特段の問題は発見されておらず、適切な監査が実施されているものと考えております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
最近事業年度の前事業年度最近事業年度
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
14,000-16,500-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)
(最近事業年度の前事業年度)
該当事項はありません。
(最近事業年度)
該当事項はありません。
c.その他重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(最近事業年度の前事業年度)
該当事項はありません。
(最近事業年度)
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査日数等を勘案した上で決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、監査法人から受けた監査の全体像、監査内容、作業時間、単価等についての説明について、これまでの実績も勘案し特段の問題がないと判断したこと、及び合理化への努力も窺えたことであります。