有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2021/06/04 15:00
【資料】
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【項目】
131項目
② 社外役員の状況
当社は、社外取締役2名、社外監査役3名を選任しております。当社は、社外取締役及び社外監査役の選任にお
いて、独自の独立性に関する基準または方針を明確に定めてはおりませんが、株式会社東京証券取引所の独立役員
の独立性に関する判断基準を参考にしながら、経歴や当社との関係を踏まえ、独立性の確保ができることを前提に
判断しております。
社外取締役上田宗則は、公認会計士としての高い専門性、会計・監査、資本市場に関する知見を有することか
ら、その豊富な経験・見識に基づく経営の監督と当社事業の成長にとって示唆に富む助言をいただけるものと判
断しております。また、同氏は、過去に当社の会計監査人である有限責任 あずさ監査法人に籍を置いておりまし
たが、同監査法人の退所後2年以上を経過しており、退所後に、北浜経営コンサルティング株式会社を設立、代表
取締役に就任し、現在に至っております。北浜経営コンサルティング株式会社と当社との間には資本的関係及び取
引関係はありません。なお、同氏は当社の新株予約権を保有しておりますが、行使が行われた場合に同氏が取得す
る株式数は僅少であり、他の人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係を有しないことから、一般株主
との利益相反が生じる恐れはないと判断し、独立役員として届出を行う予定であります。
社外取締役清水俊順は、弁護士としての豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社のコーポレート・ガバナン
スの強化に活かしていただけるものと判断しております。同氏は、現在、公益社団法人大阪府柔道整復師会外部理
事、大阪簡易裁判所民事調停委員に就任しておりますが、当社との間に人的関係、資本的関係又は取引関係その他
の利害関係を有しないことから、一般株主との利益相反が生じる恐れはないと判断し、独立役員として届出を行う
予定であります。
社外監査役永井謙一は、上場会社でのIR活動責任者としての長年の経験の他、事業会社管理本部長としてのキャ
リアを有し、事業会社における管理業務実務や会計や資本市場に関する豊富な知見を有することから、独立した客
観的な視点により経営・業務執行に対する監査を行う監査役としての職務を適切に遂行できるものと判断しており
ます。なお、同氏は当社の新株予約権を保有しておりますが、行使が行われた場合に同氏が取得する株式数は僅少
であり、他の人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係を有しないことから、一般株主との利益相反が
生じる恐れはないと判断し、独立役員として届出を行う予定であります。
社外監査役礒川祐二は、公認会計士及び税理士としての高い専門性、会計・監査、資本市場に関する知見を有す
ることから、独立した客観的な視点により経営・業務執行に対する監査を行う監査役としての職務を適切に遂行で
きるものと判断しております。また、同氏は、過去に有限責任監査法人トーマツに籍を置いておりましたが、当
社の会計監査業務には関わっておりません。なお、同氏は当社の新株予約権を保有しておりますが、行使が行われ
た場合に同氏が取得する株式数は僅少であり、他の人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係を有しな
いことから、一般株主との利益相反が生じる恐れはないと判断し、独立役員として届出を行う予定であります。
社外監査役藤岡亜紀は、司法書士試験合格後、中川司法書士事務所、コスモス司法書士事務所などに在籍し、
2018年6月にAIRS司法書士事務所を設立し代表に就任するなど豊富なキャリアを有し、法令分野での高い専門性と
知見を有しております。当社と同氏との間にはかつて商業登記等の業務を依頼する取引関係がありましたが、今後
は取引を行わないことから、一般株主と利益相反が生じる恐れはなく、独立した客観的な視点により経営・業務執
行に対する監査を行う監査役としての職務を適切に遂行できるものと判断し、独立役員として届出を行う予定であ
ります。
社外取締役及び社外監査役は、内部監査室、会計監査人と監査の状況や結果等について情報交換を行い、相互連
携を図っております。
③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統
制部門との関係
監査役は、監査役会で策定された監査計画に基づいて、当社の業務全般について、常勤監査役を中心として計画的かつ網羅的な監査を実施しております。また、社外取締役とは定例取締役会における定期的な情報交換・意見交換を通じて、取締役の職務執行における適法性並びに経営判断に関わる意思決定プロセスの妥当性監査を実施しております。
常勤監査役は内部監査部門と定期的な情報交換を行うと共に、部門監査への同行、立会も行い、監査結果については随時、監査役会での報告を受けております。更には、会計監査人とは四半期毎に監査結果概要の報告を受けると共に意見交換を行い、所謂、三様監査の体制を整えており、内部統制部門とも適宜連携を図っております。