当第2四半期連結累計期間(以下、「当期」)における当社グループの売上収益は、166,819百万円(前年同期比2.2%減)となりました。主な要因としては、為替の好影響を受けたものの、血糖値測定システム(BGM)事業での米国・欧州・日本等における市場縮小の進行や米国における販売協業終了の影響により糖尿病マネジメントが減収となったこと、LSIM事業でのPCR検査数の減少によりヘルスケアソリューションが減収となったことによるものです。
営業利益は4,182百万円(前年同期比60.3%減)となりました。主な要因としては、BGM事業減収の影響や組織体制の見直しに伴う事業構造改革関連費用の計上により糖尿病マネジメントが減益となったこと、LSIM事業での利益率の高いPCR検査件数の減少によりヘルスケアソリューションが減益となったことです。また、診断・ライフサイエンスの病理事業において、関連会社株式の売却益を計上した一方、値上げやコスト削減等の施策により業績改善に一定の成果は見られるものの業績と事業計画の乖離が生じていることや、リスクフリーレートの上昇等により減損の兆候があると判断し、減損テストを実施した結果、のれんの減損損失2,113百万円を計上しました。
調整後EBITDAは21,084百万円(前年同期比29.1%減)となりました。主な当該調整項目としては、一時的な事業構造改革関連収益・費用(加算3,788百万円)、一時的な資産の処分等収益・費用(減算2,514百万円)がありました。
2023/11/10 16:00