有価証券届出書(新規公開時)

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2021/09/07 15:02
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沿革

当社は、2013年8月に当社グループの主要子会社であるパナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社)をパナソニック株式会社から買収するためにKKR PHC Investment L.P.の出資受入れ会社としてオリオンインベストメント株式会社の商号で設立した、経営管理を行う持株会社となっております。つきましては、当社設立前と当社設立以降に分けて下記に記載し、当社設立前についてはパナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社)の沿革について記載いたします。
(1)当社設立前(パナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社))
概要
1948年11月大新鉱業株式会社 設立
1956年4月医療用赤外線電球事業 開始
1961年4月赤外線健康コタツ事業 開始
1966年三洋電機株式会社にて薬用保冷庫事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン)
1969年11月大新鉱業株式会社が商号を松下寿電子株式会社に変更した上で、寿電工株式会社(1960年12月設立)、寿電機株式会社(1964年6月設立)、寿録音機株式会社(1967年10月設立)の3社との対等合併を行ない、当社の源流となる松下寿電子工業株式会社を設立
1972年7月三洋電機株式会社にて医科システム事業 開始(現ヘルスケアソリューションドメイン)
1972年12月松下寿電子工業株式会社が東京証券取引所市場第二部、大阪証券取引所市場第二部へ株式上場
1973年9月三洋電機株式会社にて自動錠剤包装機事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン)
1973年10月松下寿電子工業株式会社が東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部へ株式上場
1975年9月松下寿電子工業株式会社にてビデオ事業 開始
1977年4月三洋電機株式会社にて超低温フリーザー事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン)
1980年6月三洋電機株式会社にて保険薬局用システム事業 開始(現ヘルスケアソリューションドメイン)
1984年3月三洋電機株式会社にてCO2インキュベーター事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン)
1985年4月松下寿電子工業株式会社にてビデオムービー事業 開始
1985年8月松下寿電子工業株式会社にてハードディスクドライブ事業 開始
1991年11月松下寿電子工業株式会社にて血糖自己測定システム事業 開始(現糖尿病マネジメントドメイン)
1999年11月三洋電機株式会社にて電子カルテシステム事業 開始(現ヘルスケアソリューションドメイン)
2002年9月松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)による完全子会社化に伴い、松下寿電子工業株式会社の東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部における株式上場を廃止
2003年1月松下電器産業株式会社内に社内分社 ヘルスケア社 設立
2005年4月松下寿電子工業株式会社をパナソニック四国エレクトロニクス株式会社に商号変更
2007年4月松下電器産業株式会社 ヘルスケア社をパナソニック四国エレクトロニクス株式会社に移管
2007年5月三洋電機株式会社にてセルプロセッシングアイソレーター事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン)
2010年10月パナソニック四国エレクトロニクス株式会社をパナソニックヘルスケア株式会社に商号変更
2012年4月パナソニック株式会社と三洋電機株式会社の統合により、三洋電機株式会社の現ヘルスケアソリューションドメイン事業及び現診断・ライフサイエンスドメイン事業をパナソニックヘルスケア株式会社に事業統合

(2)当社設立以降
2013年8月KKR PHC Investment L.P.がオリオンインベストメント株式会社(現当社)を設立
2013年9月オリオンインベストメント株式会社からPHCホールディングス株式会社に社名変更
2014年3月PHCホールディングス株式会社からパナソニックヘルスケアホールディングス株式会社に社名変更
2014年3月KKR PHC Investment L.P.及びパナソニック株式会社から追加出資を受ける。
また、パナソニック株式会社からの株式譲渡により、パナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社)を100%子会社化
2015年7月パナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社)及び山下医科機器株式会社による合弁会社パナソニックメディコム九州株式会社を設立
2016年1月Bayer社より糖尿病ケア事業を買収し、Ascensiaグループを設立
2017年3月三井物産株式会社がKKR PHC Investment L.P.から株式譲受により当社に資本参加
2017年4月ヘルスケアソリューションドメインの販売関係会社4社をパナソニックメディコムネットワークス株式会社(現PHCメディコム株式会社)に吸収合併
2017年7月パナソニックメディカルソリューションズ株式会社をコニカミノルタ株式会社に売却
2017年9月山下医科機器株式会社とのパナソニックメディコム九州株式会社の合弁を解消し、パナソニックメディコム九州株式会社をパナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社)が完全子会社化
2017年10月グループ内資本再編により当社子会社PHC株式会社が保有する子会社7社を当社の直接保有子会社として子会社化
2018年4月パナソニックヘルスケア株式会社をPHC株式会社に社名変更
当社社名をパナソニックヘルスケアホールディングス株式会社からPHCホールディングス株式会社に社名変更
パナソニックメディコム九州株式会社をPHCメディコムネットワークス株式会社(現PHCメディコム株式会社)に吸収合併
2019年6月サーモフィッシャーサイエンティフィックより病理事業を譲受
Eprediaブランドとして事業を開始(現診断・ライフサイエンスドメイン・病理事業部)
2019年8月三菱ケミカルホールディングスグループの株式会社生命科学インスティテュートとの間で、同社子会社の株式会社LSIメディエンスの株式と当社株式の株式交換を実施。それにより、臨床検査事業大手の株式会社LSIメディエンスが当社グループに加わり(現ヘルスケアソリューションドメイン・LSIM事業部)、併せて、株式会社生命科学インスティテュートが当社に資本参加
2020年7月SciMed (Asia) Pte Ltdの株式追加取得
2020年8月Senseonics Holdings, Inc.との戦略的な業務提携
2021年3月投資会社であるL Cattertonが当社への投資を目的とした特別目的会社としてLCA 3 Moonshot LPを設立の上、既存株主(KKR PHC Investment L.P.及びパナソニック)からの株式譲渡並びに新株引受により、当社に資本参加