半期報告書-第14期(2024/01/01-2024/12/31)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,537,648千円増加し、4,271,483千円となりました。これは主に株式会社タスクフォースの子会社化に伴い、のれんが2,043,252千円増加の2,220,820千円なったことによるものです。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,541,579千円増加し、3,159,898千円となりました。主な増加要因は、当中間連結会計期間に実行した資金借入によって長期借入金が1,998,982千円増加し2,211,443千円となったことであります。一方主な減少要因は、短期借入金が16,200千円減少し19,000千円となったこと及び未払法人税等が6,306千円減少し50,759千円となったことであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,931千円減少し、1,111,585千円となりました。これは、第11回新株予約権の行使条件達成の蓋然性が高まったため新株予約権を198,463千円計上した一方、中間純損失を計上したことにより利益剰余金が202,151千円減少したことによるものであります。
②経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動が正常化に向かう一方、資源価格や原材料価格の高騰、円安による物価上昇が節約志向を高めていることなどで個人消費は低調に推移しました。今後の景気は緩やかな回復基調が見込まれていますが、国内外の見通しは依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなかで、当社グループは2024年2月29日に株式会社タスクフォースの全株式を取得し子会社化して、メディカルワークシフト事業(医療機関を対象とした人材サービス)へ進出いたしました。2024年4月から導入された医師の時間外労働上限規制によって医療現場での人材不足が顕在化しつつあり、医療職が専門性の高い業務に集中できる環境の整備が求められております。同社は、医療現場における看護補助者を活用した医療専門職のタスクシフト・タスクシェアを推進しており、エッセンシャルワーカーの労働力ニーズの高まりによる業容の拡大を見込んでおります。同社は、大規模急性期病院向け看護補助者の人材サービスに強みを持っており、当社グループの持つメンタルクリニック運営支援サービスとの相乗効果を図って参ります。
これを踏まえ、メンタルヘルスソリューション事業とメディカルワークシフト事業を2つの成長エンジンとし、2027年12月期において連結売上高100億、営業利益20-25億円を達成目標とする「中期経営計画MHT100/20-25」を策定し、2024年3月27日公表の「事業計画及び成長可能性に関する事項の開示」の中で発表いたしました。
当中間連結会計期間においては、株式会社タスクフォースを連結子会社化したことに伴い、同社買収関連の一時経費及びのれんの償却費を計上しております。加えて、同社連結による売上高の増加により、2022年5月に付与した第11回新株予約権の行使条件達成の蓋然性が高まったため、株式報酬費用を計上しております。
この結果、当中間連結会計期間の経営成績は、売上高2,275,812千円(前年同期比74.5%増)、営業損失96,283千円(前年同期は営業利益216,713千円)、経常損失146,520千円(前年同期は経常利益212,949千円)、親会社株主に帰属する中間純損失202,151千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益158,118千円)となりました。
セグメント毎の経営成績は以下のとおりであります。
なお、株式会社タスクフォースを連結の範囲に加えたことに伴い、同社の看護補助者人材サービスを新たなセグメント「メディカルワークシフト事業」として設定しております。また、報告セグメントの各グループ会社に営業費用として計上していたグループ会社の経営指導料を、報告セグメントごとの業績をより適正に評価するため、調整額として全社費用に含める方法に変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
a.メンタルヘルスソリューション事業
メンタルヘルスソリューション事業では、産業医及び保健師等による役務提供サービスと労働者の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス「ELPIS」をパッケージ化し、「産業医クラウド」の名称で提供しております。
当中間連結会計期間におけるメンタルヘルスソリューション事業においては、新規顧客獲得のため、顧客サービス体制の強化、大手企業向けコンサルティング提案営業の推進などを引き続き行ってまいりました。また、既存顧客へのサービス追加による増額提案活動も実施しております。さらに、グループ内の(株)Avenirと(株)明照会労働衛生コンサルタント事務所との営業活動、新規事業開発等の相乗効果が出てきております。(株)ヘルスケアDXのメンタルクリニック運営支援サービスについては、業務運用が軌道に乗り始めております。
この結果、当中間連結会計期間における当セグメントの経営成績は、売上高1,225,794千円(前年同期比18.9%増)、セグメント利益329,944千円(同66.4%増)となりました。
b.メディカルワークシフト事業
2024年2月29日付で株式会社タスクフォースを完全子会社としたことに伴い、2024年3月より同社の看護補助者及び医療事務人材サービスを「メディカルワークシフト事業」として新たにセグメントを設定いたしました。
当中間連結会計期間における当セグメントの経営成績は、売上高939,410千円、セグメント利益は108,742千円となりました。
なお、前年同期は同社を子会社化しておりませんので、前年同期比較は記載しておりません。
c.メディカルキャリア支援事業
当中間連結会計期間におけるメディカルキャリア支援事業においては、自治体における新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業がほぼ終了したことから、ワクチン接種に関連する売上がなくなりました。また、2024年4月から開始された医師の働き方改革により、医師転職市場において予想以上に流動性が低下したことも売上減少につながりました。
この結果、当中間連結会計期間における当セグメントの経営成績は、売上高83,666千円(前年同期比65.5%減)、セグメント利益25,707千円(同80.9%減)となりました。
d.デジタルマーケティング事業
当中間連結会計期間におけるデジタルマーケティング事業においては、グループの売上伸長に貢献することを目指して当社グループ企業向けのマーケティングに事業部内のリソースを集中しました。
この結果、当中間連結会計期間における当セグメントの経営成績は、売上高は26,940千円(前年同期比13.7%減)セグメント利益は11,368千円(同68.8%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ142,039千円増加し、1,055,754千円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動の結果得られた資金は、28,931千円のプラスとなりました。資金の主な増加要因は、株式報酬費191,927千円、未払金の増加66,803千円、のれんの償却額39,383千円等によるものであり、主な減少要因は、税金等調整前中間純損失146,244千円、預り金の減少額74,295千円、法人税等の支払額69,431千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動の結果使用した資金は、1,946,310千円となりました。主な支出要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,892,371千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動の結果得られた資金は、2,059,418千円となりました。主な増加要因は、長期借入金の借入れによる収入2,200,000千円によるものであり、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出128,940千円によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当中間連結会計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、中期経営計画を新たに策定し、2027年12月期において連結売上高100億、営業利益20-25億円を達成目標とする中期経営計画を公表いたしました。詳細は「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況 ②経営成績の状況」及び2024年3月27日公表の「事業計画及び成長可能性に関する事項の開示」をご参照ください。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、「1 事業等のリスク」に記載のとおりメディカルワークシフト事業関連のリスクが挙げられます。
メディカルワークシフト事業のリスクが顕在化した場合には、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。
(8)従業員数
前連結会計年度末に比べ、従業員数が955名増加しております。従業員数増加の主な理由は、株式会社タスクフォースを連結の範囲に含めたことにより、メディカルワークシフト事業における従業員数が940名増加したことによるものであります。
(9)主要な設備
当中間連結会計期間において、株式会社タスクフォースを連結子会社化したことにより、子会社の主要な設備が増加しております。同社の連結子会社化に伴って増加した有形固定資産は16,786千円です。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,537,648千円増加し、4,271,483千円となりました。これは主に株式会社タスクフォースの子会社化に伴い、のれんが2,043,252千円増加の2,220,820千円なったことによるものです。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,541,579千円増加し、3,159,898千円となりました。主な増加要因は、当中間連結会計期間に実行した資金借入によって長期借入金が1,998,982千円増加し2,211,443千円となったことであります。一方主な減少要因は、短期借入金が16,200千円減少し19,000千円となったこと及び未払法人税等が6,306千円減少し50,759千円となったことであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,931千円減少し、1,111,585千円となりました。これは、第11回新株予約権の行使条件達成の蓋然性が高まったため新株予約権を198,463千円計上した一方、中間純損失を計上したことにより利益剰余金が202,151千円減少したことによるものであります。
②経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動が正常化に向かう一方、資源価格や原材料価格の高騰、円安による物価上昇が節約志向を高めていることなどで個人消費は低調に推移しました。今後の景気は緩やかな回復基調が見込まれていますが、国内外の見通しは依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなかで、当社グループは2024年2月29日に株式会社タスクフォースの全株式を取得し子会社化して、メディカルワークシフト事業(医療機関を対象とした人材サービス)へ進出いたしました。2024年4月から導入された医師の時間外労働上限規制によって医療現場での人材不足が顕在化しつつあり、医療職が専門性の高い業務に集中できる環境の整備が求められております。同社は、医療現場における看護補助者を活用した医療専門職のタスクシフト・タスクシェアを推進しており、エッセンシャルワーカーの労働力ニーズの高まりによる業容の拡大を見込んでおります。同社は、大規模急性期病院向け看護補助者の人材サービスに強みを持っており、当社グループの持つメンタルクリニック運営支援サービスとの相乗効果を図って参ります。
これを踏まえ、メンタルヘルスソリューション事業とメディカルワークシフト事業を2つの成長エンジンとし、2027年12月期において連結売上高100億、営業利益20-25億円を達成目標とする「中期経営計画MHT100/20-25」を策定し、2024年3月27日公表の「事業計画及び成長可能性に関する事項の開示」の中で発表いたしました。
当中間連結会計期間においては、株式会社タスクフォースを連結子会社化したことに伴い、同社買収関連の一時経費及びのれんの償却費を計上しております。加えて、同社連結による売上高の増加により、2022年5月に付与した第11回新株予約権の行使条件達成の蓋然性が高まったため、株式報酬費用を計上しております。
この結果、当中間連結会計期間の経営成績は、売上高2,275,812千円(前年同期比74.5%増)、営業損失96,283千円(前年同期は営業利益216,713千円)、経常損失146,520千円(前年同期は経常利益212,949千円)、親会社株主に帰属する中間純損失202,151千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益158,118千円)となりました。
セグメント毎の経営成績は以下のとおりであります。
なお、株式会社タスクフォースを連結の範囲に加えたことに伴い、同社の看護補助者人材サービスを新たなセグメント「メディカルワークシフト事業」として設定しております。また、報告セグメントの各グループ会社に営業費用として計上していたグループ会社の経営指導料を、報告セグメントごとの業績をより適正に評価するため、調整額として全社費用に含める方法に変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
a.メンタルヘルスソリューション事業
メンタルヘルスソリューション事業では、産業医及び保健師等による役務提供サービスと労働者の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス「ELPIS」をパッケージ化し、「産業医クラウド」の名称で提供しております。
当中間連結会計期間におけるメンタルヘルスソリューション事業においては、新規顧客獲得のため、顧客サービス体制の強化、大手企業向けコンサルティング提案営業の推進などを引き続き行ってまいりました。また、既存顧客へのサービス追加による増額提案活動も実施しております。さらに、グループ内の(株)Avenirと(株)明照会労働衛生コンサルタント事務所との営業活動、新規事業開発等の相乗効果が出てきております。(株)ヘルスケアDXのメンタルクリニック運営支援サービスについては、業務運用が軌道に乗り始めております。
この結果、当中間連結会計期間における当セグメントの経営成績は、売上高1,225,794千円(前年同期比18.9%増)、セグメント利益329,944千円(同66.4%増)となりました。
b.メディカルワークシフト事業
2024年2月29日付で株式会社タスクフォースを完全子会社としたことに伴い、2024年3月より同社の看護補助者及び医療事務人材サービスを「メディカルワークシフト事業」として新たにセグメントを設定いたしました。
当中間連結会計期間における当セグメントの経営成績は、売上高939,410千円、セグメント利益は108,742千円となりました。
なお、前年同期は同社を子会社化しておりませんので、前年同期比較は記載しておりません。
c.メディカルキャリア支援事業
当中間連結会計期間におけるメディカルキャリア支援事業においては、自治体における新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業がほぼ終了したことから、ワクチン接種に関連する売上がなくなりました。また、2024年4月から開始された医師の働き方改革により、医師転職市場において予想以上に流動性が低下したことも売上減少につながりました。
この結果、当中間連結会計期間における当セグメントの経営成績は、売上高83,666千円(前年同期比65.5%減)、セグメント利益25,707千円(同80.9%減)となりました。
d.デジタルマーケティング事業
当中間連結会計期間におけるデジタルマーケティング事業においては、グループの売上伸長に貢献することを目指して当社グループ企業向けのマーケティングに事業部内のリソースを集中しました。
この結果、当中間連結会計期間における当セグメントの経営成績は、売上高は26,940千円(前年同期比13.7%減)セグメント利益は11,368千円(同68.8%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ142,039千円増加し、1,055,754千円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動の結果得られた資金は、28,931千円のプラスとなりました。資金の主な増加要因は、株式報酬費191,927千円、未払金の増加66,803千円、のれんの償却額39,383千円等によるものであり、主な減少要因は、税金等調整前中間純損失146,244千円、預り金の減少額74,295千円、法人税等の支払額69,431千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動の結果使用した資金は、1,946,310千円となりました。主な支出要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,892,371千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動の結果得られた資金は、2,059,418千円となりました。主な増加要因は、長期借入金の借入れによる収入2,200,000千円によるものであり、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出128,940千円によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当中間連結会計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、中期経営計画を新たに策定し、2027年12月期において連結売上高100億、営業利益20-25億円を達成目標とする中期経営計画を公表いたしました。詳細は「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況 ②経営成績の状況」及び2024年3月27日公表の「事業計画及び成長可能性に関する事項の開示」をご参照ください。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、「1 事業等のリスク」に記載のとおりメディカルワークシフト事業関連のリスクが挙げられます。
メディカルワークシフト事業のリスクが顕在化した場合には、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。
(8)従業員数
前連結会計年度末に比べ、従業員数が955名増加しております。従業員数増加の主な理由は、株式会社タスクフォースを連結の範囲に含めたことにより、メディカルワークシフト事業における従業員数が940名増加したことによるものであります。
(9)主要な設備
当中間連結会計期間において、株式会社タスクフォースを連結子会社化したことにより、子会社の主要な設備が増加しております。同社の連結子会社化に伴って増加した有形固定資産は16,786千円です。