有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2022/11/17 15:00
【資料】
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【項目】
131項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社における監査役監査は、常勤の社外監査役1名、非常勤の社外監査役2名の体制で実施しており、監査役会が定めた監査方針及び監査計画に基づき、当社の内部統制システムを通じて業務及び財産の状況を監査しております。
最近事業年度において監査役会を10回開催しており、個々の監査役の出席状況については、次のとおりであります。
氏名役職名開催回数出席回数
八代 博隆常勤監査役10回10回
姫野 省吾社外監査役10回10回
浅見 靖則社外監査役10回10回

監査役会における主な検討事項は、監査の方針、監査計画、職務分担、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性、常勤監査役による月次活動報告に基づく情報共有等であります。
また、常勤監査役の活動としては、稟議書などの決裁書面について常時閲覧できる体制になっており、監査機能の強化を図るとともに、取締役会の他、事業部報告会やリスクマネジメント委員会などといった重要な会議へ
の出席や事業部への往査、取締役や重要な使用人からの意見聴取等を行うこと等により、実効性ある監査に取り
組んでおります。
社外監査役姫野省吾氏は、公認会計士として会計に関する専門知識と豊富な経験を有していることに加え、当社及び 当社経営陣から独立した地位を有していることから、客観的・中立的立場にて、その知識と経験を当社の監査 体制の強化に活かしていただけることを期待し、社外監査役に選任しております。
社外監査役浅見靖則氏は、複数の事業会社の監査役としての豊富な経験を当社の監査体制の強化に活かしていただけるものと判断し、選任しています。
② 内部監査の状況
当社の内部監査組織は、代表取締役社長直属の独立した内部監査室(内部監査責任者1名)が、年度監査計画を立案し、原則として、毎期全ての部署を対象として内部監査を実施しております。
③ 会計監査の状況
イ.監査法人の名称
仰星監査法人
ロ.継続監査期間
2年間
ハ.業務を執行した公認会計士
業務執行社員 宮島 章
業務執行社員 三木 崇央
ニ.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士2名、その他5名であります。
ホ.監査法人の選定方針と理由
監査役会は、職業的専門家としての高い知見を有し、独立性及び監査品質が確保されており、当社の業務内
容や事業規模を踏まえ、コスト面を含めて効率的かつ効果的な監査業務の運営が期待できるか等を総合的に勘
案し、監査法人を選定する方針としております。
仰星監査法人を選定した理由としては、上記の基準を満たし、厳正かつ適正な会計監査業務を行えるものと
判断したことによります。
また、監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主
総会に提出する監査法人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の
同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集さ
れる株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。
へ.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、監査法人と
定期的にコミュニケーションを図っており、監査方針や監査計画等について情報交換を実施することで監査法
人の監査実施体制、品質管理体制及び独立性を把握するとともに、監査報酬等を総合的に勘案して評価を実施
しております。
④ 監査報酬の内容等
イ.監査公認会計士等に対する報酬の内容
最近事業年度の前事業年度最近事業年度
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
8,500-12,500-

ロ.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(イ.を除く)
該当事項はありません。
ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
ニ.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬は、過年度の監査実績、当社の事業規模及び業務の特性等をもと
に、監査公認会計士等より提示された監査計画、監査体制、監査時間等を総合的に検討の上、監査役会の同意
を得た上で決定しております。
ホ.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
最近事業年度の末日において、会社法第2条第11号に規定する会計監査人設置会社ではないため、該当事項
はありません。