有価証券報告書-第79期(2022/04/01-2023/03/31)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会及び経営会議が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、「魚」をコアにした水産食品企業グループであり、製品・サービスの特性、市場及び顧客の種類などの要素で多面的にとらえて編成した複数の事業ユニットを、主に事業類似性の観点から、分割・集約したうえで、「水産資源」、「加工食品」、「食材流通」及び「物流」の4つを報告セグメントとしております。
「水産資源」は、漁業、養殖、水産資源の調達・販売、加工食品の販売及びすりみ等の生産・販売を行っております。
「加工食品」は、冷凍食品、缶詰、フィッシュソーセージ、ちくわ、デザート、調味料、フリーズドライ製品、化成品等の製造・販売を行っております。
「食材流通」は水産商材、業務用食品商材及び畜産商材を業態ニーズに応じ、顧客起点での商品提案を行っております。
「物流」は、冷凍品の保管・輸配送を行っております。
当連結会計年度より、組織体制の見直しに伴い、事業ユニットの編成についても、併せて見直しを行っております。
水産資源セグメントについては、水産商事ユニットと荷受ユニットを統合しております。
加工食品セグメントについては、化成ユニットの名称をファインケミカルユニットに変更するとともに、家庭用冷凍食品ユニットと家庭用加工食品ユニット及び化成ユニットの調味料乾燥食品事業を統合しております。
新設の食材流通セグメントについては、水産商事ユニットの戦略販売事業及び業務用食品ユニットを移管・統合し、食材流通ユニットとするとともに、畜産ユニットを移管しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の区分方法に基づき作成したものを開示しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は営業利益をベースとした数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)に記載のとおり、当社及び国内連結子会社は、従来有形固定資産の減価償却方法について、主として定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法)を採用しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当連結会計年度のセグメント利益は、「水産資源」で450百万円、「加工食品」で582百万円、「食材流通」で358百万円、「物流」で279百万円、「その他」で4百万円増加し、また、「調整額」で117百万円増加しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額218百万円には、セグメント間取引消去17百万円及び全社費用配賦差額201百万円が含まれております。
(2)セグメント資産の調整額28,401百万円には、セグメント間の債権の相殺消去等△5,678百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産が34,080百万円含まれております。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額134百万円には、セグメント間取引消去△150百万円及び全社費用配賦差額284百万円が含まれております。
(2)セグメント資産の調整額31,696百万円には、セグメント間の債権の相殺消去等△6,392百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産が38,089百万円含まれております。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループは、製品・サービスの種類を基礎として報告セグメントを構成しており、詳細については「セグメント情報 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報」の「外部顧客への売上高」に記載のとおりであります。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(注)各地域の区分の方法は地理的近接度によっております。
(2)有形固定資産
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループは、製品・サービスの種類を基礎として報告セグメントを構成しており、詳細については「セグメント情報 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報」の「外部顧客への売上高」に記載のとおりであります。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(注)各地域の区分の方法は地理的近接度によっております。
(2)有形固定資産
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会及び経営会議が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、「魚」をコアにした水産食品企業グループであり、製品・サービスの特性、市場及び顧客の種類などの要素で多面的にとらえて編成した複数の事業ユニットを、主に事業類似性の観点から、分割・集約したうえで、「水産資源」、「加工食品」、「食材流通」及び「物流」の4つを報告セグメントとしております。
「水産資源」は、漁業、養殖、水産資源の調達・販売、加工食品の販売及びすりみ等の生産・販売を行っております。
「加工食品」は、冷凍食品、缶詰、フィッシュソーセージ、ちくわ、デザート、調味料、フリーズドライ製品、化成品等の製造・販売を行っております。
「食材流通」は水産商材、業務用食品商材及び畜産商材を業態ニーズに応じ、顧客起点での商品提案を行っております。
「物流」は、冷凍品の保管・輸配送を行っております。
当連結会計年度より、組織体制の見直しに伴い、事業ユニットの編成についても、併せて見直しを行っております。
水産資源セグメントについては、水産商事ユニットと荷受ユニットを統合しております。
加工食品セグメントについては、化成ユニットの名称をファインケミカルユニットに変更するとともに、家庭用冷凍食品ユニットと家庭用加工食品ユニット及び化成ユニットの調味料乾燥食品事業を統合しております。
新設の食材流通セグメントについては、水産商事ユニットの戦略販売事業及び業務用食品ユニットを移管・統合し、食材流通ユニットとするとともに、畜産ユニットを移管しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の区分方法に基づき作成したものを開示しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は営業利益をベースとした数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)に記載のとおり、当社及び国内連結子会社は、従来有形固定資産の減価償却方法について、主として定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法)を採用しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当連結会計年度のセグメント利益は、「水産資源」で450百万円、「加工食品」で582百万円、「食材流通」で358百万円、「物流」で279百万円、「その他」で4百万円増加し、また、「調整額」で117百万円増加しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円) | |||||||||
報告セグメント | その他 (注)1 | 合計 | 調整額 (注)2 | 連結財務諸表計上額 (注)3 | |||||
水産資源 | 加工食品 | 食材流通 | 物流 | 計 | |||||
売上高 | |||||||||
外部顧客への売上高 | 483,601 | 104,192 | 261,899 | 16,600 | 866,293 | 408 | 866,702 | - | 866,702 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | 48,217 | 3,115 | 9,771 | 7,017 | 68,122 | 200 | 68,322 | △68,322 | - |
計 | 531,819 | 107,307 | 271,670 | 23,617 | 934,415 | 609 | 935,024 | △68,322 | 866,702 |
セグメント利益 | 13,345 | 5,061 | 3,926 | 1,101 | 23,435 | 165 | 23,601 | 218 | 23,819 |
セグメント資産 | 285,756 | 78,920 | 98,606 | 47,290 | 510,574 | 9,627 | 520,202 | 28,401 | 548,603 |
その他の項目 | |||||||||
減価償却費 | 7,240 | 2,920 | 2,671 | 2,445 | 15,278 | 53 | 15,331 | 1,040 | 16,372 |
のれんの償却額 | 589 | 704 | 74 | 9 | 1,378 | - | 1,378 | - | 1,378 |
持分法適用会社への投資額 | 10,489 | - | 1,400 | 1,398 | 13,288 | - | 13,288 | 1,756 | 15,045 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 5,746 | 5,364 | 2,265 | 1,214 | 14,591 | 25 | 14,617 | 898 | 15,516 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額218百万円には、セグメント間取引消去17百万円及び全社費用配賦差額201百万円が含まれております。
(2)セグメント資産の調整額28,401百万円には、セグメント間の債権の相殺消去等△5,678百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産が34,080百万円含まれております。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円) | |||||||||
報告セグメント | その他 (注)1 | 合計 | 調整額 (注)2 | 連結財務諸表計上額 (注)3 | |||||
水産資源 | 加工食品 | 食材流通 | 物流 | 計 | |||||
売上高 | |||||||||
外部顧客への 売上高 | 598,481 | 106,637 | 297,316 | 17,620 | 1,020,056 | 400 | 1,020,456 | - | 1,020,456 |
セグメント間 の内部売上高 又は振替高 | 58,584 | 3,436 | 9,026 | 7,294 | 78,341 | 212 | 78,554 | △78,554 | - |
計 | 657,066 | 110,073 | 306,343 | 24,914 | 1,098,397 | 612 | 1,099,010 | △78,554 | 1,020,456 |
セグメント利益 | 21,376 | 3,115 | 3,087 | 1,583 | 29,163 | 278 | 29,441 | 134 | 29,575 |
セグメント資産 | 354,414 | 77,025 | 116,787 | 47,304 | 595,531 | 9,998 | 605,530 | 31,696 | 637,227 |
その他の項目 | |||||||||
減価償却費 | 7,398 | 2,494 | 2,216 | 2,160 | 14,270 | 45 | 14,316 | 767 | 15,083 |
のれんの償却額 | 796 | 704 | 101 | 9 | 1,612 | - | 1,612 | - | 1,612 |
持分法適用会社への投資額 | 13,312 | - | 736 | 1,308 | 15,358 | - | 15,358 | 1,810 | 17,168 |
有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 | 18,651 | 5,232 | 2,237 | 3,424 | 29,545 | 57 | 29,603 | 1,078 | 30,681 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額134百万円には、セグメント間取引消去△150百万円及び全社費用配賦差額284百万円が含まれております。
(2)セグメント資産の調整額31,696百万円には、セグメント間の債権の相殺消去等△6,392百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産が38,089百万円含まれております。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループは、製品・サービスの種類を基礎として報告セグメントを構成しており、詳細については「セグメント情報 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報」の「外部顧客への売上高」に記載のとおりであります。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円) | |||||
日本 | 北米 | ヨーロッパ | アジア | その他 | 合計 |
706,089 | 42,386 | 56,042 | 44,830 | 17,352 | 866,702 |
(注)各地域の区分の方法は地理的近接度によっております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円) | ||
日本 | その他 | 合計 |
112,041 | 28,208 | 140,249 |
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループは、製品・サービスの種類を基礎として報告セグメントを構成しており、詳細については「セグメント情報 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報」の「外部顧客への売上高」に記載のとおりであります。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円) | |||||
日本 | 北米 | ヨーロッパ | アジア | その他 | 合計 |
785,072 | 62,692 | 94,336 | 54,900 | 23,454 | 1,020,456 |
(注)各地域の区分の方法は地理的近接度によっております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円) | ||
日本 | その他 | 合計 |
113,740 | 35,254 | 148,995 |
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
水産資源 | 加工食品 | 食材流通 | 物流 | その他 | 合計 | |
減損損失 | 297 | 253 | - | 59 | 489 | 1,100 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
水産資源 | 加工食品 | 食材流通 | 物流 | その他 | 合計 | |
減損損失 | 66 | 318 | 0 | - | - | 385 |
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
水産資源 | 加工食品 | 食材流通 | 物流 | その他 | 合計 | |
当期償却額 | 589 | 704 | 74 | 9 | - | 1,378 |
当期末残高 | 3,284 | 3,876 | 751 | 53 | - | 7,965 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
水産資源 | 加工食品 | 食材流通 | 物流 | その他 | 合計 | |
当期償却額 | 796 | 704 | 101 | 9 | - | 1,612 |
当期末残高 | 5,002 | 3,171 | 649 | 43 | - | 8,868 |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。