有価証券報告書-第17期(2022/01/01-2022/12/31)

【提出】
2023/03/29 13:06
【資料】
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【項目】
162項目
(重要な会計上の見積り)
固定資産の評価(イクシスLNGプロジェクト及びプレリュードFLNGプロジェクト)
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
① イクシスLNGプロジェクト
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2021年12月31日)
当連結会計年度
(2022年12月31日)
有形固定資産1,476,7911,624,070
投資有価証券(注)227,203472,458

(注) 当連結会計年度の連結貸借対照表の投資有価証券745,365百万円(前連結会計年度403,356百万円)には、当社グループが66.245%の持分を保有するIchthys LNG Pty Ltdに対する持分法投資残高472,458百万円(前連結会計年度227,203百万円)が含まれております。Ichthys LNG Pty Ltdが保有する主な資産はイクシスLNGプロジェクトに係る固定資産であり、同社における当連結会計年度末時点の有形固定資産の残高(当社グループの持分割合を乗じた金額)は2,745,044百万円(前連結会計年度2,452,645百万円)であります。
② プレリュードFLNGプロジェクト
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2021年12月31日)
当連結会計年度
(2022年12月31日)
有形固定資産191,385212,146
無形固定資産54,35960,090

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 金額の算出方法
当社グループは、鉱区等を独立したキャッシュ・フローを生み出す基本単位としてグルーピングしております。減損の兆候があると判断された場合には将来キャッシュ・フローを見積り、資産グループから生じる回収可能価額が固定資産の帳簿価額を下回っている場合には減損損失を計上しております。
当連結会計年度において将来の原油価格及び埋蔵量、操業費及び開発費を含むプロジェクト操業状況等を考慮して減損の兆候判定を行った結果、イクシスLNGプロジェクト及びプレリュードFLNGプロジェクトに関する固定資産についての減損の兆候はないと判断しております。
② 重要な会計上の見積りに用いた主要な仮定
固定資産についての減損の兆候判定にあたって、埋蔵量、将来の原油・天然ガス価格、為替相場、操業費、開発費、及び割引率等を主要な仮定としております。
これらの見積り及び仮定は、新型コロナウイルスの感染拡大、ロシア・ウクライナ情勢及び気候変動対応としてのネットゼロカーボン社会への移行による影響等、当連結会計年度末において合理的であると考えられる様々な要因を勘案した経営者の最善の判断に基づいております。
③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
主要な仮定について、将来の経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において固定資産の減損損失を計上する可能性があります。