四半期報告書-第69期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/14 9:10
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23項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は、平成29年4月3日付で、連結子会社でありました水上金属工業株式会社を吸収合併いたしました。
これにより、当社は、当事業年度(平成30年3月期)より、連結財務諸表非作成会社となったため、前年同四半期の損益数値及びこれに係る対前年同四半期増減率等の比較分析は行っておりません。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、個人消費、輸出が持ち直し、設備投資、生産は緩やかに増加に転じました。また、企業収益、雇用情勢が引き続き改善するなど、緩やかな回復基調が続きました。
先行きについては、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復の継続が期待されますが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響が懸念されるなど、不透明な状況が続いております。
このような状況下、当社は事業環境の好転を背景に受注量の確保に向けて努力してまいりました結果、受注高につきましては276億3千1百万円となりました。
売上高につきましては254億3千万円となり、経常利益につきましては17億6百万円となりました。
四半期純利益につきましては、抱合せ株式消滅差益の計上により特別利益が増加したことから20億円となりました。
繰越受注高は156億5千2百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 屋根事業
屋根事業につきましては、セグメント売上高は223億3千1百万円となりました。
セグメント損益は15億1千8百万円の利益となりました。
② 建材事業
建材事業につきましては、セグメント売上高は30億3千5百万円となりました。
セグメント損益は1億6千4百万円の利益となりました。
③ その他
その他につきましては、太陽光発電による売電事業であり、セグメント売上高は6千3百万円となりました。
セグメント損益は2千9百万円の利益となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間末の総資産は318億2千2百万円となり、前事業年度末比31億6千8百万円の増加となりました。これは主に現金預金、売上債権が増加したことによるものであります。
負債につきましては154億5千4百万円となり、前事業年度末比16億6千9百万円の増加となりました。これは主に、仕入債務が増加したことによるものであります。
純資産につきましては163億6千8百万円となり、前事業年度末比14億9千9百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は51.4%となり、前事業年度末51.9%を0.5ポイント下回ることとなりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は3億2千8百万円であります。