四半期報告書-第74期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/14 15:04
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善がみられるなど回復基調が続いております。しかしながら海外の政治情勢や経済の不確実性等が懸念され、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは、当第2四半期連結累計期間において新たに1社子会社を取得し連結範囲に含めております。売上高につきましては、引き続き賃貸収入を計上しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は77百万円(前年同四半期は72百万円)、営業損失118百万円(前年同四半期は59百万円の営業損失)、経常損失120百万円(前年同四半期は61百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失105百万円(前年同四半期は63百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(2) 財政状況の分析
新たに1社子会社を取得し連結範囲に含めたことにより、当第2四半期連結会計期間末における総資産は2,560百万円となり、前連結会計年度末に比べて245百万円増加しました。これは、現金及び預金が子会社取得資金を支出したことにより554百万円減少したこと等により流動資産は前連結会計年度末に比べて406百万円減少し656百万円となりました。固定資産は、有形固定資産が625百万円、無形固定資産が7百万円、投資その他の資産が18百万円それぞれ増加したことにより1,904百万円となり前連結会計年度末に比べて651百万円の増加となりました。
負債は697百万円となり、前連結会計年度末に比べて351百万円増加しました。これは、預り金が143百万円、再評価に係る繰延税金負債が92百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
純資産は1,863百万円となり、前連結会計年度末に比べて105百万円減少しました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失105百万円を計上し利益剰余金が減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は467百万円となりました(前連結会計年度末は、1,022百万円)。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は137百万円(前年同四半期は、102百万円の支出)となりました。主な増加要因は、非資金支出である減価償却費26百万円の計上、未収消費税の還付による増加132百万円、前受金の増加62百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果支出した資金は724百万円(前年同四半期は、14百万円の支出)となりました。主な減少要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出715百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果支出した資金は176百万円(前年同四半期は、16百万円の支出)となりました。主な減少要因は、短期借入金の返済による支出160百万円と長期借入金の一部返済による支出16百万円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、FREアセットマネジメント株式会社を連結の範囲に含めております。これに伴い、当社グループの従業員数は12名となり、前連結会計年度末に比べて9名増加しております。