四半期報告書-第68期第3四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間(平成27年1月1日~平成27年9月30日)におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に、雇用・所得環境は着実に改善しましたが、個人消費の回復は緩慢なものとなりました。
当業界におきましては、お客様の節約志向が根強い中で販売競争が激化するとともに、円安による輸入原材料価格の上昇により収益が圧迫される厳しい経営環境となりました。
このような情勢下にありまして、当社グループは品質向上と新製品開発に積極的に取り組み、「厳撰100品」を中心とした主力製品の拡販につとめるとともに、高品質・高付加価値戦略を推進するなど、市場動向に即応した部門別製品施策・営業戦略を推進してまいりました。また、業務用小麦粉の値上げに対応して、原料費の上昇を吸収し高品質で安全・安心な製品を提供するため、7月から一部製品を値上げするとともに規格改定を実施し、品質訴求により市場への浸透をはかりました。これにより、販売単価のアップとともに販売数量の維持拡大によって順調な売上を確保することができました。デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、当社グループの総力をあげて「ヤマザキベストセレクション」を中心にパン、和洋菓子、米飯、サンドイッチ、調理麺の商品開発に取り組むとともに、店舗での品揃えの充実をはかりました。また、重点管理店を選定し、デイリーヤマザキのリージョンと各工場が一体となって店舗運営の改善を推進するとともに、店舗改装に取り組み既存店の活性化をはかりました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は7,594億2百万円(対前年同期比103.8%)、営業利益は180億56百万円(対前年同期比137.7%)、経常利益は186億74百万円(対前年同期比131.6%)となりました。四半期純利益は65億13百万円(対前年同期比73.7%)で、前期に厚生年金基金代行返上益を特別利益に計上したことや、税制改正に伴う繰延税金資産の取崩による影響で税負担が増加したこともあり前年同期の実績を下回りました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
<食品事業>食品事業の主要製品別の売上状況は次のとおりであります。
①食パン部門(売上高705億17百万円、対前年同期比100.6%)
食パンは、引き続き主力の「ロイヤルブレッド」を中心に売り場づくりを推進し品質訴求による拡販をはかるとともに、7月以降の価格改定が奏功して販売単価が上昇し、売上増を達成することができました。
②菓子パン部門(売上高2,635億50百万円、対前年同期比104.9%)
菓子パンは、取扱拡大を推進した「厳撰100品」が好調に推移するとともに、高品質・高付加価値の「おいしい菓子パン」シリーズやコンビニエンスストア向けのドーナツが伸長するなど、大幅な売上増となりました。
③和菓子部門(売上高502億71百万円、対前年同期比101.8%)
和菓子は、串団子やまんじゅうが順調に推移し、7月から発売した高品質で競争力をもった「山崎謹製」シリーズの寄与もあり、売上は順調でした。
④洋菓子部門(売上高945億40百万円、対前年同期比106.6%)
洋菓子は、ラインアップを充実した「プレミアムスイーツ」シリーズが大きく伸長するとともに、品質を向上した「まるごとバナナ」や2個入りケーキが伸長するなど、大幅な売上増となりました。
⑤調理パン・米飯類部門(売上高1,076億37百万円、対前年同期比103.8%)
調理パン・米飯類は、㈱サンデリカのコンビニエンスストアチェーンとの取引拡大もあり、売上増となりました。
⑥製菓・米菓・その他商品類部門(売上高1,180億39百万円、対前年同期比103.6%)
製菓・米菓・その他商品類は、㈱不二家の中国事業が伸長するとともに、ヤマザキ・ナビスコ㈱の「チップスター」や「エアリアル」などのスナックが好調に推移したこともあり、売上増となりました。
以上の結果、食品事業の売上高は7,045億57百万円(対前年同期比104.0%)、営業利益は181億22百万円(対前年同期比133.5%)となりました。
<流通事業>デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、「デイリーヤマザキ」加盟店の減少によりロイヤリティ収入が減少しましたが、直営店売上が増加し、営業総収入は477億94百万円(対前年同期比101.3%)となりました。一方では、直営店の増加に伴うコスト増もあり、営業損失は12億26百万円(前年同期は18億75百万円の営業損失)となりました。
<その他事業>その他事業につきましては、売上高は70億50百万円(対前年同期比102.0%)、営業利益は7億67百万円(対前年同期比85.7%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は6,759億44百万円で、前連結会計年度末に対して261億4百万円減少しました。流動資産は2,367億85百万円で、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に対して228億49百万円減少しました。固定資産は4,391億59百万円で、投資有価証券が増加しましたが、税制改正に伴う法定実効税率引き下げ等による繰延税金資産の減少もあり、前連結会計年度末に対して32億55百万円減少しました。負債合計は3,916億47百万円で、前連結会計年度末に対して借入金の返済や退職給付会計基準の改正に伴う退職給付に係る負債の減少等もあり420億82百万円減少しました。純資産は2,842億96百万円で、利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末に対し159億77百万円増加しました。
この結果、自己資本比率は38.75%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は54億54百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
① 当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
(注) 本明細は、消費税等を除いて表示しております。
② 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
(注) 本明細は、消費税等を除いて表示しております。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間(平成27年1月1日~平成27年9月30日)におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に、雇用・所得環境は着実に改善しましたが、個人消費の回復は緩慢なものとなりました。
当業界におきましては、お客様の節約志向が根強い中で販売競争が激化するとともに、円安による輸入原材料価格の上昇により収益が圧迫される厳しい経営環境となりました。
このような情勢下にありまして、当社グループは品質向上と新製品開発に積極的に取り組み、「厳撰100品」を中心とした主力製品の拡販につとめるとともに、高品質・高付加価値戦略を推進するなど、市場動向に即応した部門別製品施策・営業戦略を推進してまいりました。また、業務用小麦粉の値上げに対応して、原料費の上昇を吸収し高品質で安全・安心な製品を提供するため、7月から一部製品を値上げするとともに規格改定を実施し、品質訴求により市場への浸透をはかりました。これにより、販売単価のアップとともに販売数量の維持拡大によって順調な売上を確保することができました。デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、当社グループの総力をあげて「ヤマザキベストセレクション」を中心にパン、和洋菓子、米飯、サンドイッチ、調理麺の商品開発に取り組むとともに、店舗での品揃えの充実をはかりました。また、重点管理店を選定し、デイリーヤマザキのリージョンと各工場が一体となって店舗運営の改善を推進するとともに、店舗改装に取り組み既存店の活性化をはかりました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は7,594億2百万円(対前年同期比103.8%)、営業利益は180億56百万円(対前年同期比137.7%)、経常利益は186億74百万円(対前年同期比131.6%)となりました。四半期純利益は65億13百万円(対前年同期比73.7%)で、前期に厚生年金基金代行返上益を特別利益に計上したことや、税制改正に伴う繰延税金資産の取崩による影響で税負担が増加したこともあり前年同期の実績を下回りました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
| セグメントの名称 | 区分 | 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) |
| 食品事業 | 食パン | 70,517 | 100.6 |
| 菓子パン | 263,550 | 104.9 | |
| 和菓子 | 50,271 | 101.8 | |
| 洋菓子 | 94,540 | 106.6 | |
| 調理パン・米飯類 | 107,637 | 103.8 | |
| 製菓・米菓・その他商品類 | 118,039 | 103.6 | |
| 食品事業計 | 704,557 | 104.0 | |
| 流通事業 | 47,794 | 101.3 | |
| その他事業 | 7,050 | 102.0 | |
| 合計 | 759,402 | 103.8 | |
<食品事業>食品事業の主要製品別の売上状況は次のとおりであります。
①食パン部門(売上高705億17百万円、対前年同期比100.6%)
食パンは、引き続き主力の「ロイヤルブレッド」を中心に売り場づくりを推進し品質訴求による拡販をはかるとともに、7月以降の価格改定が奏功して販売単価が上昇し、売上増を達成することができました。
②菓子パン部門(売上高2,635億50百万円、対前年同期比104.9%)
菓子パンは、取扱拡大を推進した「厳撰100品」が好調に推移するとともに、高品質・高付加価値の「おいしい菓子パン」シリーズやコンビニエンスストア向けのドーナツが伸長するなど、大幅な売上増となりました。
③和菓子部門(売上高502億71百万円、対前年同期比101.8%)
和菓子は、串団子やまんじゅうが順調に推移し、7月から発売した高品質で競争力をもった「山崎謹製」シリーズの寄与もあり、売上は順調でした。
④洋菓子部門(売上高945億40百万円、対前年同期比106.6%)
洋菓子は、ラインアップを充実した「プレミアムスイーツ」シリーズが大きく伸長するとともに、品質を向上した「まるごとバナナ」や2個入りケーキが伸長するなど、大幅な売上増となりました。
⑤調理パン・米飯類部門(売上高1,076億37百万円、対前年同期比103.8%)
調理パン・米飯類は、㈱サンデリカのコンビニエンスストアチェーンとの取引拡大もあり、売上増となりました。
⑥製菓・米菓・その他商品類部門(売上高1,180億39百万円、対前年同期比103.6%)
製菓・米菓・その他商品類は、㈱不二家の中国事業が伸長するとともに、ヤマザキ・ナビスコ㈱の「チップスター」や「エアリアル」などのスナックが好調に推移したこともあり、売上増となりました。
以上の結果、食品事業の売上高は7,045億57百万円(対前年同期比104.0%)、営業利益は181億22百万円(対前年同期比133.5%)となりました。
<流通事業>デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、「デイリーヤマザキ」加盟店の減少によりロイヤリティ収入が減少しましたが、直営店売上が増加し、営業総収入は477億94百万円(対前年同期比101.3%)となりました。一方では、直営店の増加に伴うコスト増もあり、営業損失は12億26百万円(前年同期は18億75百万円の営業損失)となりました。
<その他事業>その他事業につきましては、売上高は70億50百万円(対前年同期比102.0%)、営業利益は7億67百万円(対前年同期比85.7%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は6,759億44百万円で、前連結会計年度末に対して261億4百万円減少しました。流動資産は2,367億85百万円で、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に対して228億49百万円減少しました。固定資産は4,391億59百万円で、投資有価証券が増加しましたが、税制改正に伴う法定実効税率引き下げ等による繰延税金資産の減少もあり、前連結会計年度末に対して32億55百万円減少しました。負債合計は3,916億47百万円で、前連結会計年度末に対して借入金の返済や退職給付会計基準の改正に伴う退職給付に係る負債の減少等もあり420億82百万円減少しました。純資産は2,842億96百万円で、利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末に対し159億77百万円増加しました。
この結果、自己資本比率は38.75%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は54億54百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
① 当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメント の名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 方法 | 着手年月 | 完了予定 年月 | 完成後の 増加能力 | |
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | ||||||||
| 提出会社 | 京都工場 (京都府宇治市) | 食品事業 | 菓子パン生産設備 | 506 | 34 | 自己資金 | 平成27年9月 | 平成27年10月 | 生産能力 180百万円/月 |
| 神戸冷生地事業所 (神戸市西区) | 食品事業 | 冷凍生地生産設備 | 364 | - | 自己資金 | 平成27年9月 | 平成27年10月 | 生産能力 2,500個/h | |
| 千葉工場 (千葉市美浜区) | 食品事業 | 菓子パン生産設備 | 630 | - | 自己資金 | 平成28年4月 | 平成28年5月 | 生産能力 120百万円/月 | |
| ヤマザキ・ナビスコ㈱ | 古河事業所 (茨城県古河市) | 食品事業 | 菓子生産設備 | 980 | 599 | 自己資金 | 平成27年6月 | 平成28年4月 | 生産能力 200百万円/月 |
(注) 本明細は、消費税等を除いて表示しております。
② 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 金額 (百万円) | 完了年月 |
| 提出会社 | 広島工場 (広島市安佐北区) | 食品事業 | 洋菓子生産設備 | 381 | 平成27年4月 |
| 安城冷生地事業所 (愛知県安城市) | 食品事業 | 冷凍生地生産設備 | 171 | 平成27年9月 | |
| ㈱不二家 | 秦野工場 (神奈川県秦野市) | 食品事業 | 製菓生産設備 | 551 | 平成27年5月 |
| ㈱サンデリカ | 讃岐事業所 (香川県仲多度郡まんのう町) | 食品事業 | 炊飯・調理パン生産設備 | 848 | 平成27年8月 |
| ヤマザキ・ ナビスコ㈱ | 古河事業所 (茨城県古河市) | 食品事業 | 菓子生産設備 | 1,273 | 平成27年8月 |
(注) 本明細は、消費税等を除いて表示しております。