有価証券報告書-第79期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/30 11:44
【資料】
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【項目】
148項目
当連結会計年度の当グループに関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2020年12月31日)現在において当グループが判断したものであります。
また、当グループは、食品事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に記載された区分ごとの状況については、記載を省略しております。
(1) 財政状態の分析
当グループは、継続して経常損失を計上していることから、利益剰余金が減少傾向にありますが、当面の資金の手当はできており、経営成績は徐々にではありますが、改善基調にあると認識しております。また工場の土地・設備などの資産は自社の所有であり、資産は潤沢である中で、自社の強みを生かしたジャンルでの売上確保・利益確保により財政状態を良化できると考えております。
① 資産の部
当連結会計年度末の資産合計は18,537百万円となり前連結会計年度末より45百万円減少しました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ受取手形及び売掛金の減少などにより、残高5,860百万円と前連結会計年度末より66百万円減少しました。
有形固定資産は、減価償却費などにより、残高8,024百万円と前連結会計年度末より118百万円減少しました。
投資その他の資産は、残高4,580百万円となり前連結会計年度末より163百万円増加しました。
② 負債の部
当連結会計年度末の負債合計は10,359百万円となり前連結会計年度末より190百万円増加しました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ一年内返済予定の長期借入金等の増加などにより、残高6,409百万円と前連結会計年度末より2,259百万円増加しました。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ長期借入金の減少などにより、残高3,949百万円と前連結会計年度末より2,068百万円減少しました。
③ 純資産の部
当連結会計年度末の純資産合計は8,178百万円となり前連結会計年度末より235百万円減少しました。前連結会計年度末に比べ、利益剰余金の減少などによります。
(2) 経営成績の状況
① 事業全体の状況
当連結会計年度(2020年1月1日~2020年12月31日)において、売上高では、主軸であるテレビアニメキャラクターの商品が新シリーズの放映開始やキャンペーンの効果により、年初から好調に推移し、年間を通じて前年を上回る結果となりました。
一方、PB商品及び業務用食材パンにおいては、コロナ禍におけるコンビニエンスストアや外食産業の来客数減少により、大幅な売上減少を余儀なくされました。
また、同業他社との競合が一層厳しくなっているNB商品では、コロナ禍による対面商談や店舗巡回の制限、またフードロス対策の観点から特売の機会を得られない状況が続き、低調に推移しました。
なお、新領域では、必要な製造設備を充実させ、さらなる生産量の増加を図っております。
以上の結果、当連結会計年度のパン部門の売上高は17,656百万円(前連結会計年度比920百万円の減少)、和洋菓子部門の売上高は3,586百万円(同240百万円の増加)、その他の売上高は2,778百万円(同49百万円の減少)となりました。よって売上高は24,021百万円(同729百万円の減少)となりました。営業損失は462百万円(同94百万円の改善)、経常損失は賃貸収入など営業外収益241百万円、支払利息など営業外費用132百万円を計上した結果354百万円(同153百万円の改善)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は、投資有価証券売却による特別利益51百万円、減損損失による特別損失18百万円を計上した結果368百万円(同183百万円の改善)となりました。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、当グループの売上高が減少しておりますが、営業利益以下の収益は改善基調であり、翌期においては、コロナ禍においても成長機会のあるカテゴリ・領域で売上高を確保し、経常利益以下の利益を黒字化する見込みです。
② 目標とする経営指標の達成状況等
当連結会計年度の売上高は24,021百万円(前連結会計年度24,751百万円)と前連結会計年度に比べ2.9%の減収となりました。
営業損益は、原材料費の効率的運用による抑制、販売管理費では物流コストの低減に努めましたが、売上の減少影響により、462百万円の損失(前連結会計年度557百万円の損失)を計上いたしました。
しかしながら、3年前に揚げたオンリーワン企業を目指し各種施策に取り組み続けること、具体的には当社独自の商品を作り出すと共に、それを支える効率的な生産、物流体制を構築することで着実に採算を改善してまいります。同時に当社の強みであるキャラクターパンや業務用商品の拡販を促進するほか、洋菓子、ロングライフ商品など新規周辺領域に取り組むことで、現在の「中期計画」の最終年度である2021年連結会計年度においては売上高25,100百万円を確保し、経常利益60百万円、親会社株主に帰属する当期純利益20百万円を目指してまいります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a. 生産実績
当連結会計年度における生産実績を単一セグメント内の部門別に示すと、次のとおりであります。
部門名金額(百万円)前年同期比(%)
食品事業
パン部門16,29595.3
和洋菓子部門3,310107.5
その他2,41195.3
合計22,01697.0

(注) 1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
当連結会計年度において受注実績は、金額に重要性がないため記載を省略しております。
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績を単一セグメント内の部門別に示すと、次のとおりであります。
部門名金額(百万円)前年同期比(%)
食品事業
パン部門17,65695.0
和洋菓子部門3,586107.2
その他2,77898.2
合計24,02197.1

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(3) キャッシュ・フローの状況
収益の改善途上であり継続して経常損失を計上していることから、借入金が増加しております。そのような中にあって、省人化を図る設備投資など、将来に向けて必要なものは継続して実施しており、その資金については手当ができております。売上計画、利益計画を達成することで、資金繰りを良化してまいります。
① 現金及び現金同等物
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ16百万円減少し、1,884百万円となりました。
② 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動の資金収支は、減価償却費673百万円などにより233百万円の資金を得ることができました。
なお、前連結会計年度に比べ84百万円の収入の減少となりました。
③ 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における投資活動の資金収支は、有形固定資産の取得による支出564百万円及び投資有価証券の売却による収入65百万円などにより537百万円の支出となりました。
なお、前連結会計年度に比べ355百万円の支出の減少となりました。
④ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における財務活動の資金収支は、短期借入金による収入500百万円、社債の償還による支出188百万円などにより287百万円の収入となりました。
なお、前連結会計年度に比べ502百万円の収入の増加となりました。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a. 主要な資金需要
当グループの資金需要のうち主なものは、製品製造のための原材料の購入、商品の仕入、製造経費、販売費及び一般管理費等の営業経費によるものであります。営業経費の主なものは、委託運送費、広告宣伝費などであります。
また、当グループは、生産設備の合理化・更新など継続的に設備投資を実施しております。
b. 重要な資本的支出の予定
重要な資本的支出の予定はありませんが、生産設備の更新等875百万円の設備投資を計画しております。
これらの資金需要につきましては、自己資金、金融機関からの借入及び社債発行等による資金調達にて充当する予定であります。
また、突発的な資金需要に対しては、迅速かつ確実に資金を調達できるようにコミットメントライン契約を締結し、流動性リスクに備えております。
(4) 重要な会計方針と見積り
当グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成しております。
この連結財務諸表の作成にあたり、連結会計年度末における資産、負債の金額、及び連結会計年度における収益、費用の金額に影響を与える重要な会計方針及び各種引当金等の見積り方法(計上基準)につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
なお、会計上の見積りにおける新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載しております。

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