有価証券報告書-第27期(2025/04/01-2026/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や政府の各種政策の効果により、景気は緩やかに回復いたしました。その一方で、米国における関税政策、中東やウクライナにおける紛争の長期化、中国経済の先行き懸念、円安の長期化に伴う物価上昇など外部環境が不透明さを増す中、当スイーツ業界においては、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、人件費・物流費の上昇に加え、消費者の節約志向の高まりによる価格競争の激化により、引き続き厳しい事業環境となりました。
このような状況下にあって当社グループは、収益率重視の経営方針のもと、従来の経営戦略を抜本的に見直し、不採算事業からの撤退と事業構造改革を推進してまいりました。
以上の結果、連結売上高は1,692,585千円(前年同期比27.7%減)、連結営業損失は117,066千円(前年同期は357,816千円の営業損失)、経常損失は130,390千円(前年同期は356,663千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は35,514千円(前年同期は412,068千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
セグメント別の状況は、次のとおりです。
<スイーツ事業>(洋菓子のヒロタ)
1店舗を除き直営事業及び新規開発事業については、赤字からの脱却が見えないため早急に事業撤退を完了いたしました。卸売事業につきましては、業務提携先との協業を通じて営業機能を全面委託し、製造に特化する体制への転換を完了いたしました。
この結果、販売管理費が大幅に削減され、収益構造の改善が着実に進んでおります。近年では最高水準の生産量を達成・維持し、第2四半期以降、単月で黒字化する月もあり、業績の回復傾向が鮮明となるなど、製造特化戦略の成果が現れております。売上高は前期を大きく下回ったものの、営業損失は前期と比較して大幅に改善いたしました。
(あわ家惣兵衛)
収益率重視の経営方針のもと、原材料費や光熱費の高騰、恒常的な人材不足などの構造的課題により収益改善の目途が立たない状況が続いていたことから、より収益性の高い事業領域への経営資源の集中を図るため、2025年10月29日に全株式を譲渡いたしました。
(トリアノン洋菓子店)
直営店舗につきましては、販売体制の強化と季節に合わせた商品開発を進め、集客率とリピート率の向上に取り組んでまいりました。主力OEM取引先との取引条件改善に向けた交渉を継続し、一定の成果を得ております。第3四半期(10月から12月)はクリスマス等の年末商戦による季節的要因により、単月黒字化を達成いたしました。一方で、原材料費や光熱費の高騰の影響が継続し、営業損失が継続する結果となりました。なお、当連結会計年度においては、三鷹工場における製造事業の整理を進め、工場閉鎖および固定資産の譲渡に向けた諸手続きを推進いたしました。
この結果、スイーツ事業におきましては、セグメント売上高は1,565,325千円(前期比27.8%減)、セグメント損失は68,007千円(前期は304,066千円のセグメント損失)となりました。
<美容ヘルスケア事業>(МEX商事)
免税店向けを中心としたインバウンド需要に対応した販路開拓を進めており、新規商品開発による納入業者の獲得にも取り組んでおります。第1四半期及び第2四半期は堅調に推移し、営業利益及び経常利益を確保いたしました。しかしながら、2025年11月以降、外部環境の変化により中国からの訪日観光客が大幅に減少したことから、第3四半期以降は減収に転じ、通期では売上高及び利益はともに前期を下回る結果となりました。
この結果、美容ヘルスケア事業におきましては、セグメント売上高は127,259千円(前期比28.2%減)、セグメント利益は117,322千円(前期比29.0%減)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ79,650千円減少し、698,799千円となりました。これは主として、棚卸資産が63,039千円増加したものの、現金及び預金が150,740千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ115,706千円減少し、367,044千円となりました。これは主として、不採算店舗の閉鎖および株式会社あわ家惣兵衛の連結除外等に伴い、敷金及び保証金が85,490千円減少したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ16,890千円減少し、466,858千円となりました。これは主として、前受金が155,828千円増加したものの、未払費用が45,486千円、短期借入金が45,900千円、未払金が34,420千円、移転損失引当金が18,766千円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ146,462千円減少し、450,120千円となりました。これは主として、長期借入金が134,789千円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ35,514千円減少し、154,181千円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純損失を35,514千円計上したことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ150,740千円減少し、218,786千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、104,045千円の支出(前連結会計年度は419,188千円の支出)となりました。主な増加要因は税金等調整前当期純損失31,938千円を計上したこと、前受金の増加155,969千円であり、主な減少要因は棚卸資産の増加83,360千円、未払費用の減少36,728千円、未払金の減少31,383千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、43,420千円の収入(前連結会計年度は22,705千円の支出)となりました。主な収入の内訳は敷金及び保証金の回収による収入61,085千円、有形固定資産の売却による収入24,412千円であり、主な支出の内訳は本社オフィス等移転による支出14,857千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出9,423千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、90,115千円の支出(前連結会計年度は711,786千円の収入)となりました。主な収入は長期借入れによる収入78,000千円であり、主な支出は長期借入金の返済による支出117,948千円、短期借入金の返済による支出43,000千円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は、製造原価によっております。
b. 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
c. 受注実績
当社連結子会社は見込生産を行っているため、該当事項はありません。
d. 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。連結財務諸表の作成においては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴い実際の結果は異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。
a. 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ647,525千円減少し、1,692,585千円となりました。これは、不採算事業からの撤退および事業構造改革の推進に伴い、スイーツ事業における売上高が大幅に減少したことによるものであります。
(営業利益)
当連結会計年度における営業損失は117,066千円(前年同期は357,816千円の営業損失)となりました。前連結会計年度と比較して240,750千円の改善となりました。これは、不採算店舗の閉鎖および直営事業・新規開発事業からの撤退により、販売費及び一般管理費が大幅に削減された結果、売上原価率の上昇を吸収し、営業損失は前連結会計年度と比較して大幅に改善いたしました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ8,618千円減少し6,521千円(前連結会計年度は15,139千円)となりました。これは主として、前連結会計年度に計上した保険解約返戻金8,555千円がなくなったことによるものであります。
営業外費用は、前連結会計年度に比べ5,859千円増加し19,845千円(前連結会計年度は13,986千円)となりました。これは主として、保険解約損6,932千円を計上したことによるものであります。
以上の結果、経常損失は130,390千円(前連結会計年度は356,663千円の経常損失)となりました。
(親会社株主に帰属する当期利益)
当連結会計年度における特別利益は113,802千円となりました。これは主として、2025年10月29日付で連結子会社である株式会社あわ家惣兵衛の全株式を譲渡したことに伴う関係会社株式売却益73,005千円、および法人事業税還付金21,342千円によるものであります。
また、特別損失は15,350千円(前連結会計年度は42,143千円)となりました。これは主として、減損損失8,806千円および店舗閉鎖損失引当金繰入額3,800千円によるものであります。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純損失は35,514千円(前連結会計年度は412,068千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
b. 財政状態の分析
財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。
c. キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
d. 資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの所要資金は経常運転資金とスイーツ事業における工場及び店舗の設備資金となっており、資金調達は金融機関等からの長期借入による間接調達と資本市場からの調達による直接調達で行っております。
e. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、健全な経営基盤を確立するための財務体質の強化と、製造特化体制のもとでの生産性向上および収益の安定化を図ることを基本方針としており、これらの取組みを通じた収益性の改善状況を客観的に示す指標として、売上高営業利益率を重要な経営指標として位置づけております。
当連結会計年度におきましては、売上高は1,692,585千円となり前連結会計年度比27.7%減少し、営業損失117,066千円(前年同期は357,816千円の営業損失)を計上しました。前連結会計年度と比較して損失率は大幅に改善しており、構造改革の成果が収益面に着実に現れております。引き続き、営業利益の黒字化を早期に実現すべく、製造特化体制の深化と収益基盤の強化に取り組んでまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や政府の各種政策の効果により、景気は緩やかに回復いたしました。その一方で、米国における関税政策、中東やウクライナにおける紛争の長期化、中国経済の先行き懸念、円安の長期化に伴う物価上昇など外部環境が不透明さを増す中、当スイーツ業界においては、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、人件費・物流費の上昇に加え、消費者の節約志向の高まりによる価格競争の激化により、引き続き厳しい事業環境となりました。
このような状況下にあって当社グループは、収益率重視の経営方針のもと、従来の経営戦略を抜本的に見直し、不採算事業からの撤退と事業構造改革を推進してまいりました。
以上の結果、連結売上高は1,692,585千円(前年同期比27.7%減)、連結営業損失は117,066千円(前年同期は357,816千円の営業損失)、経常損失は130,390千円(前年同期は356,663千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は35,514千円(前年同期は412,068千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
セグメント別の状況は、次のとおりです。
<スイーツ事業>(洋菓子のヒロタ)
1店舗を除き直営事業及び新規開発事業については、赤字からの脱却が見えないため早急に事業撤退を完了いたしました。卸売事業につきましては、業務提携先との協業を通じて営業機能を全面委託し、製造に特化する体制への転換を完了いたしました。
この結果、販売管理費が大幅に削減され、収益構造の改善が着実に進んでおります。近年では最高水準の生産量を達成・維持し、第2四半期以降、単月で黒字化する月もあり、業績の回復傾向が鮮明となるなど、製造特化戦略の成果が現れております。売上高は前期を大きく下回ったものの、営業損失は前期と比較して大幅に改善いたしました。
(あわ家惣兵衛)
収益率重視の経営方針のもと、原材料費や光熱費の高騰、恒常的な人材不足などの構造的課題により収益改善の目途が立たない状況が続いていたことから、より収益性の高い事業領域への経営資源の集中を図るため、2025年10月29日に全株式を譲渡いたしました。
(トリアノン洋菓子店)
直営店舗につきましては、販売体制の強化と季節に合わせた商品開発を進め、集客率とリピート率の向上に取り組んでまいりました。主力OEM取引先との取引条件改善に向けた交渉を継続し、一定の成果を得ております。第3四半期(10月から12月)はクリスマス等の年末商戦による季節的要因により、単月黒字化を達成いたしました。一方で、原材料費や光熱費の高騰の影響が継続し、営業損失が継続する結果となりました。なお、当連結会計年度においては、三鷹工場における製造事業の整理を進め、工場閉鎖および固定資産の譲渡に向けた諸手続きを推進いたしました。
この結果、スイーツ事業におきましては、セグメント売上高は1,565,325千円(前期比27.8%減)、セグメント損失は68,007千円(前期は304,066千円のセグメント損失)となりました。
<美容ヘルスケア事業>(МEX商事)
免税店向けを中心としたインバウンド需要に対応した販路開拓を進めており、新規商品開発による納入業者の獲得にも取り組んでおります。第1四半期及び第2四半期は堅調に推移し、営業利益及び経常利益を確保いたしました。しかしながら、2025年11月以降、外部環境の変化により中国からの訪日観光客が大幅に減少したことから、第3四半期以降は減収に転じ、通期では売上高及び利益はともに前期を下回る結果となりました。
この結果、美容ヘルスケア事業におきましては、セグメント売上高は127,259千円(前期比28.2%減)、セグメント利益は117,322千円(前期比29.0%減)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ79,650千円減少し、698,799千円となりました。これは主として、棚卸資産が63,039千円増加したものの、現金及び預金が150,740千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ115,706千円減少し、367,044千円となりました。これは主として、不採算店舗の閉鎖および株式会社あわ家惣兵衛の連結除外等に伴い、敷金及び保証金が85,490千円減少したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ16,890千円減少し、466,858千円となりました。これは主として、前受金が155,828千円増加したものの、未払費用が45,486千円、短期借入金が45,900千円、未払金が34,420千円、移転損失引当金が18,766千円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ146,462千円減少し、450,120千円となりました。これは主として、長期借入金が134,789千円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ35,514千円減少し、154,181千円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純損失を35,514千円計上したことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ150,740千円減少し、218,786千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、104,045千円の支出(前連結会計年度は419,188千円の支出)となりました。主な増加要因は税金等調整前当期純損失31,938千円を計上したこと、前受金の増加155,969千円であり、主な減少要因は棚卸資産の増加83,360千円、未払費用の減少36,728千円、未払金の減少31,383千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、43,420千円の収入(前連結会計年度は22,705千円の支出)となりました。主な収入の内訳は敷金及び保証金の回収による収入61,085千円、有形固定資産の売却による収入24,412千円であり、主な支出の内訳は本社オフィス等移転による支出14,857千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出9,423千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、90,115千円の支出(前連結会計年度は711,786千円の収入)となりました。主な収入は長期借入れによる収入78,000千円であり、主な支出は長期借入金の返済による支出117,948千円、短期借入金の返済による支出43,000千円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| スイーツ事業 | 1,176,725 | 84.8 |
| 美容ヘルスケア事業 | ― | ― |
| 合計 | 1,176,725 | 84.8 |
(注) 金額は、製造原価によっております。
b. 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| スイーツ事業 | 37,703 | 181.4 |
| 美容ヘルスケア事業 | ― | ― |
| 合計 | 37,703 | 181.4 |
c. 受注実績
当社連結子会社は見込生産を行っているため、該当事項はありません。
d. 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| スイーツ事業 | 1,565,325 | 72.4 |
| 美容ヘルスケア事業 | 127,259 | 71.8 |
| 合計 | 1,692,585 | 72.3 |
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 田口食品株式会社 | ― | ― | 828,758 | 49.0 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。連結財務諸表の作成においては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴い実際の結果は異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。
a. 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ647,525千円減少し、1,692,585千円となりました。これは、不採算事業からの撤退および事業構造改革の推進に伴い、スイーツ事業における売上高が大幅に減少したことによるものであります。
(営業利益)
当連結会計年度における営業損失は117,066千円(前年同期は357,816千円の営業損失)となりました。前連結会計年度と比較して240,750千円の改善となりました。これは、不採算店舗の閉鎖および直営事業・新規開発事業からの撤退により、販売費及び一般管理費が大幅に削減された結果、売上原価率の上昇を吸収し、営業損失は前連結会計年度と比較して大幅に改善いたしました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ8,618千円減少し6,521千円(前連結会計年度は15,139千円)となりました。これは主として、前連結会計年度に計上した保険解約返戻金8,555千円がなくなったことによるものであります。
営業外費用は、前連結会計年度に比べ5,859千円増加し19,845千円(前連結会計年度は13,986千円)となりました。これは主として、保険解約損6,932千円を計上したことによるものであります。
以上の結果、経常損失は130,390千円(前連結会計年度は356,663千円の経常損失)となりました。
(親会社株主に帰属する当期利益)
当連結会計年度における特別利益は113,802千円となりました。これは主として、2025年10月29日付で連結子会社である株式会社あわ家惣兵衛の全株式を譲渡したことに伴う関係会社株式売却益73,005千円、および法人事業税還付金21,342千円によるものであります。
また、特別損失は15,350千円(前連結会計年度は42,143千円)となりました。これは主として、減損損失8,806千円および店舗閉鎖損失引当金繰入額3,800千円によるものであります。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純損失は35,514千円(前連結会計年度は412,068千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
b. 財政状態の分析
財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。
c. キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
d. 資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの所要資金は経常運転資金とスイーツ事業における工場及び店舗の設備資金となっており、資金調達は金融機関等からの長期借入による間接調達と資本市場からの調達による直接調達で行っております。
e. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、健全な経営基盤を確立するための財務体質の強化と、製造特化体制のもとでの生産性向上および収益の安定化を図ることを基本方針としており、これらの取組みを通じた収益性の改善状況を客観的に示す指標として、売上高営業利益率を重要な経営指標として位置づけております。
当連結会計年度におきましては、売上高は1,692,585千円となり前連結会計年度比27.7%減少し、営業損失117,066千円(前年同期は357,816千円の営業損失)を計上しました。前連結会計年度と比較して損失率は大幅に改善しており、構造改革の成果が収益面に着実に現れております。引き続き、営業利益の黒字化を早期に実現すべく、製造特化体制の深化と収益基盤の強化に取り組んでまいります。