有価証券報告書-第102期(2025/01/01-2025/12/31)
18.法人所得税
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳及び増減は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)
当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)
(注) 当連結会計年度に非継続事業に分類された不動産事業の期首から期末までの純損益で認識した額は、純損益として認識した額に含めて記載しております。
(2)繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金
繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異または税務上の繰越欠損金の一部または全部が将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮しております。繰延税金資産の回収可能性の評価においては、予定される繰延税金負債の取崩、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮しております。認識された繰延税金資産については、過去の課税所得水準及び繰延税金資産が控除可能な期間における将来課税所得の予測に基づき、回収される可能性が高いと考えております。
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、及び税務上の繰越欠損金は、以下のとおりであります。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の金額と繰越期限は、以下のとおりであります。
(3)繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に関する将来加算一時差異
当社は子会社に対する投資に係る将来加算一時差異について、報告期間末において配当することが予定されている未分配利益に係るものを除き、当社グループが一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内で一時差異が解消しない可能性が高い場合には、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識しておりません。繰延税金負債として認識されていない子会社に対する投資に係る一時差異の総額は、前年度末及び当年度末現在、それぞれ50,357百万円、75,254百万円であります。
(4)法人所得税
継続事業に係る法人所得税費用の内訳は、以下のとおりであります。なお、当連結会計年度において不動産事業を非継続事業へ分類したことに伴い、前連結会計年度の金額を組み替えて表示しております。
また、非継続事業に係る法人所得税費用については、連結財務諸表注記「12.売却目的で保有する資産及び非継続事業」に記載のとおりです。
(5)実効税率の調整表
当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎とした法定実効税率は前連結会計年度及び当連結会計年度において、30.6%であります。
「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。
これに伴い、2027年1月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.6%から31.5%に変更し計算しております。
この税率変更による影響は軽微であります。
なお、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
法定実効税率と実際負担税率との差異について原因となった主要な項目の内訳は、以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度において不動産事業を非継続事業へ分類したことに伴い、前連結会計年度の数値を組み替えて表示しております。
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳及び増減は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||
| 2024年 1月1日 | 純損益 として認識 | その他の 包括利益 として認識 | その他 | 2024年 12月31日 | |
| 繰延税金資産 | |||||
| 固定資産 | 18,292 | 4,709 | - | 429 | 23,430 |
| 退職給付に係る負債 | 684 | 4,588 | 440 | 6 | 5,717 |
| 未払費用 | 1,960 | 285 | - | 6 | 2,251 |
| 未払事業税 | 311 | 248 | - | - | 559 |
| ギフト券損益 | 189 | △18 | - | - | 171 |
| 繰越欠損金 | 405 | 65 | - | - | 470 |
| 賞与引当金 | 595 | 73 | - | 8 | 676 |
| 有価証券 | △0 | 11 | - | - | 11 |
| その他 | 2,386 | 168 | - | 265 | 2,819 |
| 合計 | 24,820 | 10,130 | 440 | 713 | 36,104 |
| 繰延税金負債 | |||||
| 固定資産 | 22,703 | 2,739 | - | 173 | 25,615 |
| 評価差額金 | 15,192 | - | 2,564 | 6 | 17,762 |
| 固定資産圧縮積立金 | 4,440 | △89 | - | - | 4,351 |
| その他 | 1,454 | 1,056 | △1 | 687 | 3,195 |
| 合計 | 43,789 | 3,705 | 2,563 | 866 | 50,923 |
| 繰延税金資産の純額 | △18,968 | 6,425 | △2,123 | △153 | △14,819 |
当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||
| 2025年 1月1日 | 純損益 として認識 (注) | その他の 包括利益 として認識 | その他 | 2025年 12月31日 | |
| 繰延税金資産 | |||||
| 固定資産 | 23,430 | △1,437 | - | △805 | 21,188 |
| 退職給付に係る負債 | 5,717 | △32 | △298 | 1 | 5,389 |
| 未払費用 | 2,251 | △134 | - | △9 | 2,108 |
| 未払事業税 | 559 | △32 | - | △113 | 414 |
| ギフト券損益 | 171 | 8 | - | - | 179 |
| 繰越欠損金 | 470 | 132 | - | △113 | 489 |
| 賞与引当金 | 676 | 95 | - | △24 | 747 |
| 有価証券 | 11 | 551 | - | - | 562 |
| その他 | 2,819 | 774 | - | △261 | 3,333 |
| 合計 | 36,104 | △75 | △298 | △1,324 | 34,408 |
| 繰延税金負債 | |||||
| 固定資産 | 25,615 | △243 | - | △581 | 24,791 |
| 評価差額金 | 17,762 | - | 2,843 | 12 | 20,617 |
| 固定資産圧縮積立金 | 4,351 | 2,066 | - | △2,176 | 4,242 |
| その他 | 3,195 | △2,310 | 10 | △860 | 35 |
| 合計 | 50,923 | △486 | 2,853 | △3,604 | 49,685 |
| 繰延税金資産の純額 | △14,819 | 412 | △3,151 | 2,281 | △15,278 |
(注) 当連結会計年度に非継続事業に分類された不動産事業の期首から期末までの純損益で認識した額は、純損益として認識した額に含めて記載しております。
(2)繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金
繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異または税務上の繰越欠損金の一部または全部が将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮しております。繰延税金資産の回収可能性の評価においては、予定される繰延税金負債の取崩、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮しております。認識された繰延税金資産については、過去の課税所得水準及び繰延税金資産が控除可能な期間における将来課税所得の予測に基づき、回収される可能性が高いと考えております。
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、及び税務上の繰越欠損金は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2024年12月31日) | 当連結会計年度 (2025年12月31日) | |
| 将来減算一時差異 | 41,557 | 41,372 |
| 税務上の繰越欠損金 | 12,040 | 13,943 |
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の金額と繰越期限は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2024年12月31日) | 当連結会計年度 (2025年12月31日) | |
| 1年目 | 16 | 44 |
| 2年目 | 40 | 93 |
| 3年目 | 82 | - |
| 4年目 | - | 607 |
| 5年目以降 | 3,278 | 2,655 |
| 繰越期限なし | 8,624 | 10,544 |
| 合計 | 12,040 | 13,943 |
(3)繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に関する将来加算一時差異
当社は子会社に対する投資に係る将来加算一時差異について、報告期間末において配当することが予定されている未分配利益に係るものを除き、当社グループが一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内で一時差異が解消しない可能性が高い場合には、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識しておりません。繰延税金負債として認識されていない子会社に対する投資に係る一時差異の総額は、前年度末及び当年度末現在、それぞれ50,357百万円、75,254百万円であります。
(4)法人所得税
継続事業に係る法人所得税費用の内訳は、以下のとおりであります。なお、当連結会計年度において不動産事業を非継続事業へ分類したことに伴い、前連結会計年度の金額を組み替えて表示しております。
また、非継続事業に係る法人所得税費用については、連結財務諸表注記「12.売却目的で保有する資産及び非継続事業」に記載のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | |
| 当期法人所得税 | 9,329 | 7,944 |
| 繰延法人所得税 | △4,873 | △333 |
| 合計 | 4,456 | 7,612 |
(5)実効税率の調整表
当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎とした法定実効税率は前連結会計年度及び当連結会計年度において、30.6%であります。
「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。
これに伴い、2027年1月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.6%から31.5%に変更し計算しております。
この税率変更による影響は軽微であります。
なお、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
法定実効税率と実際負担税率との差異について原因となった主要な項目の内訳は、以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度において不動産事業を非継続事業へ分類したことに伴い、前連結会計年度の数値を組み替えて表示しております。
| 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | |
| 法定実効税率 | 30.6% | 30.6% |
| 課税所得計算上加減算されない損益による影響 | 4.8% | 1.0% |
| 未認識の繰延税金資産 | 39.1% | 1.1% |
| 税額控除 | △6.6% | △1.3% |
| 税率変更による影響 | △0.7% | 0.1% |
| のれん等減損 | 0.7% | 2.2% |
| 在外連結子会社の税率差異 | △4.6% | △2.5% |
| 過年度法人税等 | △0.1% | 0.8% |
| その他 | △1.4% | 1.4% |
| 実際負担税率 | 61.7% | 33.5% |