有価証券報告書-第36期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/24 16:23
【資料】
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【項目】
142項目
当年度の株主還元方針については、強固な財務基盤(注1)を維持しつつ、中長期の利益成長に応じた株主還元の向上を図ることとしております。具体的には以下の3点です。
・1株当たり配当金の安定的・継続的な成長(注2)
・自己株式取得は、事業環境や財務状況の中期的な見通し等を踏まえて実施の是非を検討
・引き続きグローバルFMCGの還元動向をモニタリング
(注1)財務方針として、経済危機等の環境変化に備えた堅牢性及び事業投資機会等に対して機動的に対応できる柔軟性を担保する強固な財務基盤を保持
(注2)中長期の為替一定ベースの調整後営業利益の成長率の見通しを基本としつつ、当期利益の水準も勘案
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会です。なお、当社は、取締役会の決議によって、毎年6月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
当年度の期末配当につきましては、当年度の業績を踏まえ、1株当たり77円といたしました。したがいまして、年間では中間配当77円を含め、1株当たり154円となります。
また、内部留保資金につきましては、その使途として、足許及び将来の事業投資、外部資源の獲得、自己株式の取得等に備えることとしております。
なお、第36期の剰余金の配当は以下のとおりです。
決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)
2020年7月31日136,61777.00
取締役会決議
2021年3月24日136,61777.00
定時株主総会決議

また、翌年度の株主還元方針については、経営資源配分方針で掲げる「事業投資最優先」や「利益成長と株主還元のバランス」の観点から変更しております。変更後の株主還元方針については、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)全社利益目標及び株主還元の方針」をご参照ください。