有価証券報告書-第97期(平成30年3月26日-平成31年3月25日)

【提出】
2019/06/21 13:45
【資料】
PDFをみる
【項目】
102項目
当連結会計年度の当社グループに関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、世界経済の伸びに合わせ全体として緩やかな景気回復の動きが続きました。一時的に自然災害の影響等によりマイナス成長となった時期もありましたが、設備投資への企業の意欲は強く、耐久財やサービス消費は底堅く推移しています。しかしながら、人手不足問題や消費税率引き上げによる影響、米中貿易戦争の激化等、先行きの不透明感も企業マインドに悪影響を与えかねない状況となっています。
このような状況のもとで、当社グループ紡績部門におきましては、主力の杢糸や環境に配慮したオーガニックコットンを中心に新たな販路拡大に努めておりますが、スポーツ衣料へのトレンドの高まりやイージーケア等の機能性素材の流行により、綿から合繊への流れが続き当社グループの売上低迷の大きな要因となりました。また、タイ販売子会社においても日本向け輸出販売の低迷をカバーすべく、タイ国内販売の増大に努めましたが、利益面で苦戦となりました。この結果、同部門の売上高は32億18百万円となり、前連結会計年度比2百万円(0.1%)の減収となりました。テキスタイル・製品部門におきましては、SPA顧客に対しデザイナーを起用したOEMからODMへの転換やスポーツブランドとの取組みは順調に推移していますが、テンセル商材の不振が響き売上拡大には至らず、同部門の売上高は17億42百万円となり、前連結会計年度比5百万円(0.3%)の微増収となりました。
以上の結果、当連結会計年度の当社グループの業績は、売上高は49億61百万円(前連結会計年度比0.1%増)、営業利益は0百万円(前年同期は営業損失25百万円)、経常利益は10百万円(前年同期は経常損失23百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は0百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失23百万円)となりました。
なお、当社グループは、繊維事業およびこれに付帯する事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態
(資産)
当連結会計年度末の総資産は、46億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ31百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金の増加とたな卸資産の減少によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債は、18億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ11百万円の増加となりました。これは主に、仕入債務等の増加と短期借入金、退職給付に係る負債の減少等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は、27億77百万円となり、前連結会計年度末に比べ42百万円の減少となりました。これは主に、利益剰余金の減少によるものであります。その結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.6ポイント減少し、59.7%となりました。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億90百万円増加し、当連結会計年度末には3億16百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、3億20百万円(前連結会計年度は34百万円の使用)となりました。これは主に、減価償却費(53百万円)、のれん償却額(34百万円)、たな卸資産の減少額(1億62百万円)、仕入債務の増加額(63百万円)等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、26百万円(前連結会計年度比5百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(10百万円)、無形固定資産の取得による支出(17百万円)等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1億3百万円(前連結会計年度は21百万円の獲得)となりました。これは主に、短期借入金の純減額(64百万円)、配当金の支払額(39百万円)等によるものであります。
(4)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当社グループは、繊維事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。
種別当連結会計年度
(自 2018年3月26日
至 2019年3月25日)
前年同期比(%)
金額(千円)
紡績部門2,787,83489.6
テキスタイル・製品部門1,412,097103.9
合計4,199,93193.9

(注)1.金額は製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②受注実績
見込み生産のため、該当事項はありません。
③販売実績
当社グループは、繊維事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。
種別当連結会計年度
(自 2018年3月26日
至 2019年3月25日)
前年同期比(%)
金額(千円)
紡績部門3,218,93399.9
テキスタイル・製品部門1,742,303100.3
合計4,961,236100.1

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(5)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表]「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営成績の分析
(売上高、営業利益)
当連結会計年度の売上高は、49億61百万円(前連結会計年度比2百万円の増加)、また、営業利益は0百万円(前年同期は営業損失25百万円)となりました。主な要因は、紡績部門については、スポーツ衣料へのトレンドの高まりやイージーケア等の機能性素材への流行による綿から合繊への流れの影響を受け、売上低迷の大きな要因となりました。また、タイ販売子会社においても日本向け輸出販売の低迷が響き、利益面で苦戦いたしました。テキスタイル・製品部門については、OEMからODMへの転換やスポーツブランドとの取組みは順調に推移していますが、テンセル商材の不振が響き大きな売上拡大には至りませんでした。
なお、部門別の業績詳細は、「(1)経営成績」に記載のとおりであります。
(経常利益)
当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度に比べ8百万円増加の17百万円となりました。また、営業外費用は、前連結会計年度に比べ1百万円増加の7百万円となりました。
この結果、当連結会計年度の経常利益は、10百万円(前年同期は経常損失23百万円)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の特別利益は、固定資産売却益等を計上したことにより7百万円となりました。また、特別損失は、固定資産除売却損等を計上したことにより3百万円となりました。
また、法人税等合計は、13百万円(前年同期は△3百万円)となりました。
この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、0百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失23百万円)となりました。
財政状態の分析
当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「(2)財政状態」に記載のとおりであります。
キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(3)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、第2[事業の状況]2[事業等のリスク]に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、以下のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。
当社グループは、財務の健全性や資本効率の向上を追求しながら、株主への適性な利益還元を実施するとともに、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金、設備投資につきましては自己資金及び金融機関からの短期借入金での調達によるものであります。
なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は1億42百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3億16百万円となっております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。