有価証券報告書-第80期(平成28年12月1日-平成29年11月30日)

【提出】
2018/02/27 13:39
【資料】
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【項目】
120項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に関する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等により行い、資金調達については銀行借入及び社債発行による方針であります。デリバティブ取引は、リスクを回避するため実需に伴う取引に限定して実施することとし、投機目的による取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては与信管理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行い、主な取引先の信用状況を定期的に把握することにより、リスク低減を図っております。
投資有価証券は主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、時価は定期的に把握しております。
営業債務である支払手形及び買掛金、未払金並びに設備関係支払手形は、1年以内の支払期日であります。また、その一部には、原材料等の輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されていますが、先物為替予約取引を利用して為替変動リスクを回避しております。
借入金は、主に営業取引に係る運転資金と設備投資に必要な資金調達であります。このうち長期借入金の一部については、金利変動リスクに晒されておりますが、金利スワップ取引を利用して金利変動リスクを回避しております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
(4) 信用リスクの集中
当期の連結決算日現在における営業債権のうち32.4%が特定大口顧客に対するものであります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。
((注)2 参照)
前連結会計年度(平成28年11月30日)
(単位:千円)
連結貸借対照表
計上額
時価差額
(1) 現金及び預金11,445,10211,445,102
(2) 受取手形及び売掛金10,665,49210,665,492
(3) 投資有価証券1,670,9621,670,962
資産計23,781,55823,781,558
(1) 支払手形及び買掛金9,242,1509,242,150
(2) 短期借入金6,013,1786,013,178
(3) 未払金1,744,1961,744,196
(4) 設備関係支払手形592,295592,295
(5) 長期借入金
(1年内返済予定長期借入金を含む)
4,737,3604,742,7595,399
負債計22,329,18022,334,5795,399
デリバティブ取引 (※)34,65034,650

(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は、純額で表示しております。
(注)1 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価については取引所の価格によっております。
負債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 未払金、(4) 設備関係支払手形
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから当該帳簿価額によっております。
(5) 長期借入金(1年内返済予定長期借入金を含む)
長期借入金(1年内返済予定長期借入金を含む)の時価は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
デリバティブ取引
為替予約取引の時価は、先物為替相場で算定する方法によっております。金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金の利息と一体として処理されているため、その時価は当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
当連結会計年度(平成29年11月30日)
(単位:千円)
連結貸借対照表
計上額
時価差額
(1) 現金及び預金15,012,45315,012,453
(2) 受取手形及び売掛金11,181,73311,181,733
(3) 投資有価証券2,171,6332,171,633
資産計28,365,82028,365,820
(1) 支払手形及び買掛金9,727,5819,727,581
(2) 短期借入金5,973,2565,973,256
(3) 未払金1,687,7391,687,739
(4) 設備関係支払手形548,381548,381
(5) 長期借入金
(1年内返済予定長期借入金を含む)
4,604,1104,608,7384,628
負債計22,541,06822,545,6974,628
デリバティブ取引 (※)1,5381,538

(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は、純額で表示しております。
(注)1 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価については取引所の価格によっております。
負債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 未払金、(4) 設備関係支払手形
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから当該帳簿価額によっております。
(5) 長期借入金(1年内返済予定長期借入金を含む)
長期借入金(1年内返済予定長期借入金を含む)の時価は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
デリバティブ取引
為替予約取引の時価は、先物為替相場で算定する方法によっております。金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金の利息と一体として処理されているため、その時価は当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
(注)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分平成28年11月30日平成29年11月30日
関係会社株式2,710,1322,823,355
非上場株式19,05019,050
非上場債券10,00010,000

上記については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証券」には含めておりません。
(注)3 金銭債権及び有価証券のうち満期のあるものの連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成28年11月30日)
(単位:千円)
1年以内1年超5年以内5年超10年以内10年超
現金及び預金11,445,102
受取手形及び売掛金10,665,492
合計22,110,595

当連結会計年度(平成29年11月30日)
(単位:千円)
1年以内1年超5年以内5年超10年以内10年超
現金及び預金15,012,453
受取手形及び売掛金11,181,733
合計26,194,186

(注)4 長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成28年11月30日)
(単位:千円)
1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超
短期借入金6,013,178
長期借入金1,413,2501,316,4001,158,160484,220252,330113,000
合計7,426,4281,316,4001,158,160484,220252,330113,000

当連結会計年度(平成29年11月30日)
(単位:千円)
1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超
短期借入金5,973,256
長期借入金1,568,9001,448,160774,220542,330225,50045,000
合計7,542,1561,448,160774,220542,330225,50045,000