有価証券報告書-第55期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/20 13:16
【資料】
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【項目】
134項目

研究開発活動

当社グループは、お客様のニーズに応えるために収納家具のバリエーションを増やし充実させました。また近年流行をみせているビンテージ風框ドアは、二十代や三十代の若いファミリー層をターゲットにデザインを設定しました。今後ますます幅広い顧客層を開拓できるよう高性能で安全に考慮した製品開発を進めております。
また、品質を維持したコスト削減、安全性や生産性を考慮した製品設計、クレーム発生時における即時対応策の検討、材料評価基準の策定など、これまで培ってきた技術開発力を活かし、競争優位性の向上に取り組んでおります。
顧客の真のニーズを掴むためにも、市場の最新動向を把握すると共に、直接顧客のもとに伺い、打ち合わせの場を持たせていただくことにより、付加価値を高める製品・技術をご提案しております。
さらに、特許や技術ノウハウなどの知的財産が重要な経営資産であるという認識のもと、その管理強化を図っております。
なお、当連結会計年度におけるセグメント別の研究開発費は、日本13,852千円、中国で68,978千円、その総額は82,831千円となっております。主な活動は次のとおりです。
(日本の研究の成果)
(1) 収納家具製品の開発
幅広いお客様のニーズに応えるためキッチンカウンター下収納、トイレカウンター収納などを追加しました。
(2) ビンテージ風框ドアの開発
近年、近年流行をみせているビンテージ風框ドアシリーズを設定しました。
(3) 収納折戸の開発
壁と同一面に納まる折戸を開発しました。反り対策も強化しドア高さ2700mmまで対応可能です.
(4) 指詰緩和ドアの意匠権
子供や高齢者がドアに指を挟む危険を回避するため、吊元側に隙間をあける指詰緩和ドアの意匠権を取得しました。