有価証券報告書-第56期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/24 13:54
【資料】
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【項目】
132項目

研究開発活動

当社グループは、お客様のニーズに応えるために収納家具のバリエーションを増やし充実させました。また介護・福祉施設・医療施設・ホテル分野の製品開発に取り組み、商品の品揃えをさらに充実させました。今後ますます幅広い顧客層を開拓できるよう高性能で安全に考慮した製品開発を進めております。
また、品質を維持したコスト削減、安全性や生産性を考慮した製品設計、クレーム発生時における即時対応策の検討、材料評価基準の策定など、これまで培ってきた技術開発力を活かし、競争優位性の向上に取り組んでおります。
顧客の真のニーズを掴むためにも、市場の最新動向を把握すると共に、直接顧客のもとに伺い、打ち合わせの場を持たせていただくことにより、付加価値を高める製品・技術をご提案しております。
さらに、特許や技術ノウハウなどの知的財産が重要な経営資産であるという認識のもと、その管理強化を図っております。
なお、当連結会計年度におけるセグメント別の研究開発費は、日本13,258千円、中国で65,027千円、その総額は78,286千円となっております。主な活動は次のとおりです。
(日本の研究の成果)
(1) 収納家具製品の開発
お客様のニーズに応えるためウォークインクローゼットシステム家具を追加しました。
(2) 高齢者向け省施工機能商品の開発
省施工商品を目指して自閉式2枚連動引き戸を省施工化し追加しました。
(3) 高齢者向けの機能商品の開発
自閉式壁収納引き戸に重量40kg対応の平行レール方式を追加しました。