四半期報告書-第112期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限や水際対策が大幅に緩和され、景気には緩やかながらも持ち直しの動きが見られました。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格高騰、円安の進行による物価上昇が家計を圧迫し、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いています。
当社においても、資源価格の上昇に円安進行が重なったことで、石炭、重油、チップ、パルプ等の主要な原燃料の価格が高止まりし、物流費、荷資材価格上昇も加わり、製造コストが大幅に悪化しています。紙・板紙事業、ホーム&パーソナルケア事業ともに、あらゆる製品の販売価格の改定に取り組み、エネルギー構成や生産体制の見直し、省力化を含む聖域なきコストダウンを進めており、当第4四半期以降は収益の回復に寄与できると考えております。
当第3四半期連結累計期間の連結業績は、以下の通りです。
セグメントの状況は、以下の通りです。
① 紙・板紙
紙・板紙事業においては、板紙・段ボールでは、国内需要の回復によって販売数量は堅調に推移しましたが、新聞用紙や印刷・情報用紙等のグラフィック用紙の需要減によって、紙・板紙事業全体では、販売数量は前年同期を下回りました。また、印刷用紙や産業用紙の製品価格の改定が浸透したことで販売金額は前年同期を上回りました。
セグメント利益は、製造コストの悪化を製品価格への転嫁や固定費等のコスト削減では補えず前年同期を下回る結果となりました。
セグメントの売上高、営業利益の推移、当第3四半期連結累計期間の品種別販売数量・金額の増減要因は以下の通りです。
(表中の金額は、四捨五入して表示しています)

② ホーム&パーソナルケア
ホーム&パーソナルケア事業においては、国内事業では、衛生用紙は価格改定の影響による一時的なシェアダウンからは回復し、長尺トイレットやペーパータオル等の販売が堅調に推移しました。紙加工品では、ベビー用紙おむつ、大人用紙おむつでのリニューアル品や企画品の投入等により、販売数量は前年同期を上回りました。国内事業全体では、衛生用紙でのシェア回復による販売数量増加が寄与し販売金額は前年同期を上回りました。
海外事業においては、各国での製品価格改定が浸透したことや、為替レートによる影響、中国でのフェミニンケア商品等への複合事業化の加速も寄与し、販売金額は前年同期を上回りました。
セグメント利益は、国内事業、海外事業ともに原燃料価格、荷資材価格の高騰による製造コストの悪化を自助努力や価格改定では補えず前年同期を下回りました。
セグメントの売上高、営業利益の推移、当第3四半期連結累計期間の品種別販売数量・金額の増減要因は以下の通りです。
(表中の金額は、四捨五入して表示しています)

③ その他
主に売電事業、機械事業、木材事業及び物流事業であり、木材事業が堅調であったことから売上高は前年同期を上回りました。
(2) 財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形、売掛金及び契約資産や棚卸資産の増加により、前連結会計年度末に比べ122,424百万円増加し、962,865百万円となりました。
負債はコマーシャル・ペーパーや長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ126,527百万円増加し、700,264百万円となりました。
純資産は利益剰余金の減少等により、前連結会計年度末に比べ4,103百万円減少し、262,600百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ4.6ポイント低下し、26.2%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、2,735百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、為替の影響や原燃料価格の高騰により紙・板紙事業及びホーム&パーソナルケア事業で製造コストが悪化したこと等により、両事業の製造原価が上昇しました。セグメント別の生産実績は次の通りです。
(注)金額は製造原価によっています。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限や水際対策が大幅に緩和され、景気には緩やかながらも持ち直しの動きが見られました。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格高騰、円安の進行による物価上昇が家計を圧迫し、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いています。
当社においても、資源価格の上昇に円安進行が重なったことで、石炭、重油、チップ、パルプ等の主要な原燃料の価格が高止まりし、物流費、荷資材価格上昇も加わり、製造コストが大幅に悪化しています。紙・板紙事業、ホーム&パーソナルケア事業ともに、あらゆる製品の販売価格の改定に取り組み、エネルギー構成や生産体制の見直し、省力化を含む聖域なきコストダウンを進めており、当第4四半期以降は収益の回復に寄与できると考えております。
当第3四半期連結累計期間の連結業績は、以下の通りです。
| 売上高 | 480,855 | 百万円 | (前年同四半期比 | 7.4%増 | ) |
| 営業損失(△) | △17,927 | 百万円 | (前年同四半期は営業利益27,636百万円) | ||
| 経常損失(△) | △20,969 | 百万円 | (前年同四半期は経常利益25,973百万円) | ||
| 親会社株主に帰属する 四半期純損失(△) | △24,041 | 百万円 | (前年同四半期は親会社株主に帰属する 四半期純利益17,015百万円) | ||
セグメントの状況は、以下の通りです。
① 紙・板紙
| 売上高 | 255,272 | 百万円 | (前年同四半期比 | 5.0%増 | ) |
| セグメント損失(△) | △10,827 | 百万円 | (前年同四半期はセグメント利益17,969百万円) | ||
紙・板紙事業においては、板紙・段ボールでは、国内需要の回復によって販売数量は堅調に推移しましたが、新聞用紙や印刷・情報用紙等のグラフィック用紙の需要減によって、紙・板紙事業全体では、販売数量は前年同期を下回りました。また、印刷用紙や産業用紙の製品価格の改定が浸透したことで販売金額は前年同期を上回りました。
セグメント利益は、製造コストの悪化を製品価格への転嫁や固定費等のコスト削減では補えず前年同期を下回る結果となりました。
セグメントの売上高、営業利益の推移、当第3四半期連結累計期間の品種別販売数量・金額の増減要因は以下の通りです。
(表中の金額は、四捨五入して表示しています)

② ホーム&パーソナルケア
| 売上高 | 204,337 | 百万円 | (前年同四半期比 | 10.5%増 | ) |
| セグメント損失(△) | △9,206 | 百万円 | (前年同四半期はセグメント利益7,552百万円) | ||
ホーム&パーソナルケア事業においては、国内事業では、衛生用紙は価格改定の影響による一時的なシェアダウンからは回復し、長尺トイレットやペーパータオル等の販売が堅調に推移しました。紙加工品では、ベビー用紙おむつ、大人用紙おむつでのリニューアル品や企画品の投入等により、販売数量は前年同期を上回りました。国内事業全体では、衛生用紙でのシェア回復による販売数量増加が寄与し販売金額は前年同期を上回りました。
海外事業においては、各国での製品価格改定が浸透したことや、為替レートによる影響、中国でのフェミニンケア商品等への複合事業化の加速も寄与し、販売金額は前年同期を上回りました。
セグメント利益は、国内事業、海外事業ともに原燃料価格、荷資材価格の高騰による製造コストの悪化を自助努力や価格改定では補えず前年同期を下回りました。
セグメントの売上高、営業利益の推移、当第3四半期連結累計期間の品種別販売数量・金額の増減要因は以下の通りです。
(表中の金額は、四捨五入して表示しています)

③ その他
| 売上高 | 21,245 | 百万円 | (前年同四半期比 | 8.6%増 | ) |
| セグメント利益 | 2,076 | 百万円 | (前年同四半期比 | 0.3%減 | ) |
主に売電事業、機械事業、木材事業及び物流事業であり、木材事業が堅調であったことから売上高は前年同期を上回りました。
(2) 財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形、売掛金及び契約資産や棚卸資産の増加により、前連結会計年度末に比べ122,424百万円増加し、962,865百万円となりました。
負債はコマーシャル・ペーパーや長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ126,527百万円増加し、700,264百万円となりました。
純資産は利益剰余金の減少等により、前連結会計年度末に比べ4,103百万円減少し、262,600百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ4.6ポイント低下し、26.2%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、2,735百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、為替の影響や原燃料価格の高騰により紙・板紙事業及びホーム&パーソナルケア事業で製造コストが悪化したこと等により、両事業の製造原価が上昇しました。セグメント別の生産実績は次の通りです。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) |
| 紙・板紙 | 244,663 | 119.9 |
| ホーム&パーソナルケア | 157,294 | 119.3 |
| 報告セグメント計 | 401,957 | 119.7 |
| その他 | 19,029 | 110.5 |
| 合計 | 420,986 | 119.2 |
(注)金額は製造原価によっています。