有価証券報告書-第140期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
経営上の重要な契約等
(1) 技術導入関係
(注) 1 「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」はIFRSの開示要請に基づくものが含まれます。また、IFRSにより要求されている、関連するその他開示項目は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 40.コミットメント」に記載のとおりです。
2 当連結会計年度において、EPI-743に関する権利を返還しました。
(2) 販売契約等
当該契約には、がん領域におけるアメリカ、カナダと一部のアジアを除く地域でのレルゴリクスの販売に関する独占的なオプション権の許諾が含まれております。
(3) ニューファーム社の南米グループ会社の株式取得に関する契約
当社は、ニューファーム社との間で、同社グループが所有するブラジルの子会社1社およびアルゼンチン、チリ、コロンビアの子会社3社の全株式を、それぞれ当社の連結子会社であるスミトモ ケミカル ド ブラジル Representações Ltdaおよびスミトモ ケミカル チリ S.A.を通じて買収すること(以下「本買収」という。)について2019年9月に合意し、2020年4月1日付で本買収が完了いたしました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 7.企業結合」に記載しております。
(4) 大日本住友製薬による公募ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の発行
当社の連結子会社である大日本住友製薬は、2019年10月にロイバント社と戦略的提携に関する契約を締結し、2019年12月に2,700億円の資金の借入を行ったうえで、本戦略的提携の対価として総額約30億米ドル(約3,300億円)を支払いました。
今般、本戦略的提携のために調達した借入金の返済資金の一部に充当することを目的として、2020年9月10日に総額1,200億円の公募形式によるハイブリッド社債(劣後特約付社債)を発行しました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 19.社債及び借入金」に記載しております。
契約会社名 | 契約相手先 | 国名 | 内容 | 対価 | 有効期間 |
大日本住友製薬㈱ | アルミラル社 | スペイン | エバスチン に関する技術 | ランニング・ ロイヤリティ | 1988年1月~2012年12月 以後5年間ずつ自動更新 |
大日本住友製薬㈱ | ブリストル・ マイヤーズ スクイブ株式会社 | 日本 | イルベサルタン に関する技術 | 一時金 ランニング・ ロイヤリティ | 2006年7月~ 発売から15年間または特許満了日の長い方 |
大日本住友製薬㈱ | ニューロクライン社 | アメリカ | インディプロン に関する技術 | 一時金 ランニング・ ロイヤリティ | 2007年10月~ 発売から15年間または 特許満了日の長い方 |
大日本住友製薬㈱ | ピーティーシー セラピューティ クス社 | アメリカ | EPI-589 に関する技術 (注2) | 一時金 ランニング・ ロイヤリティ | 2013年3月~ 発売から10年間または 独占期間のどちらか長い方 協議により延長可能 |
大日本住友製薬㈱ | ポクセル社 | フランス | イメグリミンに関する技術 | 一時金 ランニング・ロイヤリティ | 2017年10月~ 国毎に、発売から10年間または特許満了日の長い方 |
サノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド | ビアル・ポルテラ・アンド・シーエー社 | ポルトガル | エスリカルバゼピンに関する技術 | 一時金 | 2007年12月~ 国毎に、発売から10年間、特許満了日、データ独占期間のうちいずれか長い方 |
サノビオン CNS ディベロップメント カナダ ULC | アクエスティブ社 | アメリカ | APL-130277 に関する製剤技術 | 一時金 ランニング・ ロイヤリティ | 2016年4月~2024年12月 以後契約会社が終結を通知す るまで |
スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッド | サノフィ社 | フランス | アルボシジブ に関する技術 | 一時金 ランニング・ ロイヤリティ | 2013年4月~ ロイヤリティ支払期間満了ま で |
マイオバント サイエンシズ リミテッド | 武田薬品工業 株式会社 | 日本 | レルゴリクスおよびMVT-602に関する技術 | マイオバント サイエンシズ リミテッド株式 ランニング・ ロイヤリティ | 2016年4月~ ロイヤリティ支払期間満了ま で |
ユーロバント サイエンシズ リミテッド | メルク社 | アメリカ | ビベグロンに関する技術 | 一時金 ランニング・ ロイヤリティ | 2017年3月~ 特許満了日まで |
(注) 1 「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」はIFRSの開示要請に基づくものが含まれます。また、IFRSにより要求されている、関連するその他開示項目は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 40.コミットメント」に記載のとおりです。
2 当連結会計年度において、EPI-743に関する権利を返還しました。
(2) 販売契約等
契約会社名 | 契約相手先 | 国名 | 内容 | 有効期間 |
マイオバント サイエンシズ リミテッド | ファイザー社 | アメリカ | がん領域および婦人科領域におけるアメリカおよびカナダでのレルゴリクスの共同開発および共同販売 | 2020年12月~ 開発および販売の双方が終了するまで |
当該契約には、がん領域におけるアメリカ、カナダと一部のアジアを除く地域でのレルゴリクスの販売に関する独占的なオプション権の許諾が含まれております。
(3) ニューファーム社の南米グループ会社の株式取得に関する契約
当社は、ニューファーム社との間で、同社グループが所有するブラジルの子会社1社およびアルゼンチン、チリ、コロンビアの子会社3社の全株式を、それぞれ当社の連結子会社であるスミトモ ケミカル ド ブラジル Representações Ltdaおよびスミトモ ケミカル チリ S.A.を通じて買収すること(以下「本買収」という。)について2019年9月に合意し、2020年4月1日付で本買収が完了いたしました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 7.企業結合」に記載しております。
(4) 大日本住友製薬による公募ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の発行
当社の連結子会社である大日本住友製薬は、2019年10月にロイバント社と戦略的提携に関する契約を締結し、2019年12月に2,700億円の資金の借入を行ったうえで、本戦略的提携の対価として総額約30億米ドル(約3,300億円)を支払いました。
今般、本戦略的提携のために調達した借入金の返済資金の一部に充当することを目的として、2020年9月10日に総額1,200億円の公募形式によるハイブリッド社債(劣後特約付社債)を発行しました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 19.社債及び借入金」に記載しております。