有価証券報告書-第100期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費が持ち直し、設備投資に増加の動きが見られ、企業収益、雇用・所得環境の改善が続くなど緩やかな回復傾向となりましたが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響など、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような環境のもと、当社グループは本年度を初年度とする「中期経営計画2020」に基づいて、基盤事業の収益確保などに努めた結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末における資産合計は、416億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億75百万円減少いたしました。
当連結会計年度末における負債合計は、165億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ97百万円増加いたしました。
当連結会計年度末における純資産合計は、251億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億72百万円減少いたしました。
b.経営成績
当連結会計年度の売上高は330億89百万円(前期比2.8%増)、営業利益は運送費の上昇やたな卸資産評価の影響などにより20億11百万円(前期比21.0%減)、経常利益は受取配当金の増加などがあり25億9百万円(前期比9.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億43百万円(前期比8.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(アグリ)
肥料の販売数量は31年春用肥料の値上げを見越した駆け込み需要などにより増加し、また海外原料市況の上昇に伴い肥料価格が値上がりしたことにより、売上高は96億4百万円と前期に比べ6.0%の増加となり、営業利益は7億64百万円と前期に比べ7.5%の増加となりました。
(化学品)
水処理薬剤は、主力の凝集剤の販売数量が増加したことにより、売上高は69億63百万円と前期に比べ7.0%の増加となりました。
機能性材料は、セラミック繊維向け高塩基性塩化アルミニウムは好調に推移したものの、スマートフォンの生産調整継続の影響を受けた高純度酸化タンタルの販売数量が大きく減少したことなどにより、売上高は45億64百万円と前期に比べ6.5%の減少となりました。
その他化学品の売上高は14億75百万円と前期に比べ1.2%の減少となりました。
それらの結果、売上高は130億3百万円と前期に比べ0.9%の増加となりましたが、原材料価格の高騰に伴う製品価格への転嫁の遅れや高純度酸化タンタルの販売不振の影響で、営業利益は13億14百万円と前期に比べ24.6%の大幅な減少となりました。
(建材)
石こうボードの販売数量は前期並みに推移しましたが、販売単価が下落し、売上高は31億33百万円と前期に比べ1.7%の減少となり、燃料単価の上昇によるエネルギーコストの増加などにより、営業利益は1億13百万円と前期に比べ32.8%の大幅な減少となりました。
(石油)
燃料油の販売数量は減少したものの、原油価格の上昇による販売価格の値上がりにより、売上高は29億42百万円と前期に比べ8.6%の増加となりましたが、仕入価格の値上がりや給油所のリニューアル工事等による減価償却費の増加などにより、営業損失は22百万円(前期は10百万円の営業利益)となりました。
(不動産)
ショッピングセンターの賃料収入は前期並みに推移し、売上高は16億35百万円と前期に比べ1.3%の減少となりましたが、経費節減に努めたことなどにより、営業利益は9億45百万円と前期に比べ0.6%の増加となりました。
(運輸)
荷動きが堅調に推移したことにより、売上高は27億69百万円と前期に比べ2.9%の増加となりましたが、営業利益は減価償却費の増加などにより3億14百万円と前期に比べ6.1%の減少となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは20億80百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは11億18百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは5億1百万円の支出となり、この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高に比べ4億50百万円増加し、37億6百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
売上債権の増加による資金の減少が9億50百万円、法人税等の支払が9億27百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益23億65百万円、減価償却費11億96百万円、仕入債務の増加による資金の増加が3億29百万円あったことなどにより、20億80百万円の資金の増加(前連結会計年度32億1百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
固定資産の取得による支出が12億75百万円あったことなどにより、11億18百万円の資金の減少(前連結会計年度18億27百万円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入金の返済による支出が1億40百万円、配当金の支払が3億23百万円あったことなどにより、5億1百万円の資金の減少(前連結会計年度6億84百万円の減少)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は、販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.上記の金額には、外注製品受入高が含まれております。
b.受注実績
製品の大部分について、需要予測をもとに見込生産方式を採用しております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間の収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを行っております。ただし、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っておりますので、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。この連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1) 財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末の総資産は、416億90百万円(前期比3億75百万円減)となりました。流動資産は、現金及び預金が4億50百万円、受取手形及び売掛金が9億93百万円それぞれ増加したことなどにより、203億60百万円(前期比15億31百万円増)となりました。固定資産は、有形固定資産が2億73百万円増加しましたが、投資有価証券が22億40百万円減少したことなどにより、213億30百万円(前期比19億7百万円減)となりました。
(負債合計)
当連結会計年度末の負債は、未払法人税等が2億41百万円、繰延税金負債が6億73百万円それぞれ減少しましたが、支払手形及び買掛金が3億29百万円、短期借入金が4億36百万円、未払金が3億13百万円それぞれ増加したことなどにより、165億29百万円(前期比97百万円増)となりました。
(純資産合計)
当連結会計年度末の純資産は、利益剰余金が9億69百万円増加しましたが、その他有価証券評価差額金が15億15百万円減少したことなどにより、251億61百万円(前期比4億72百万円減)となりました。
2) 経営成績
(売上高及び営業利益)
売上高は330億89百万円(前期比2.8%増)、営業利益は20億11百万円(前期比21.0%減)となりました。
(経常利益)
営業外収益は5億64百万円と前連結会計年度に比べ2億73百万円の増加、営業外費用は66百万円と前連結会計年度に比べ12百万円の減少となり、経常利益は25億9百万円(前期比9.0%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
特別利益は24百万円と前連結会計年度に比べ62百万円の減少、特別損失は1億68百万円と前連結会計年度に比べ1億14百万円の増加、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合わせた税金費用は6億13百万円と前連結会計年度に比べ2億56百万円減少し、親会社株主に帰属する当期純利益は17億43百万円(前期比8.5%減)となりました。
3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に重要な影響を与える可能性のある要因については、「2事業等のリスク」に記載のとおりであります。これらのリスクの回避に努めるとともに発生した場合の対応に万全を期してまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、企業の持続的発展と企業価値の向上を実現するためには、株主資本の有効活用が不可欠であると考え、売上高、経常利益に加えてROEを重要な指標のひとつとして位置づけております。平成30年度を初年度とする3ヵ年の「中期経営計画2020」では、連結売上高364億円、連結経常利益30億円、連結ROE7.0%を最終年度の目標値として定めておりますが、当連結会計年度における連結売上高は330億円、連結経常利益は25億円、ROEは6.9%となりました。スマートフォンの生産調整継続による高純度酸化タンタルの販売数量減少や水処理薬剤の主要原材料価格の高止まりなどが低下の要因となっております。引き続き株主資本の有効活用、資本効率の向上を図り、改善に努めてまいります。
e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費が持ち直し、設備投資に増加の動きが見られ、企業収益、雇用・所得環境の改善が続くなど緩やかな回復傾向となりましたが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響など、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような環境のもと、当社グループは本年度を初年度とする「中期経営計画2020」に基づいて、基盤事業の収益確保などに努めた結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末における資産合計は、416億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億75百万円減少いたしました。
当連結会計年度末における負債合計は、165億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ97百万円増加いたしました。
当連結会計年度末における純資産合計は、251億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億72百万円減少いたしました。
b.経営成績
当連結会計年度の売上高は330億89百万円(前期比2.8%増)、営業利益は運送費の上昇やたな卸資産評価の影響などにより20億11百万円(前期比21.0%減)、経常利益は受取配当金の増加などがあり25億9百万円(前期比9.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億43百万円(前期比8.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(アグリ)
肥料の販売数量は31年春用肥料の値上げを見越した駆け込み需要などにより増加し、また海外原料市況の上昇に伴い肥料価格が値上がりしたことにより、売上高は96億4百万円と前期に比べ6.0%の増加となり、営業利益は7億64百万円と前期に比べ7.5%の増加となりました。
(化学品)
水処理薬剤は、主力の凝集剤の販売数量が増加したことにより、売上高は69億63百万円と前期に比べ7.0%の増加となりました。
機能性材料は、セラミック繊維向け高塩基性塩化アルミニウムは好調に推移したものの、スマートフォンの生産調整継続の影響を受けた高純度酸化タンタルの販売数量が大きく減少したことなどにより、売上高は45億64百万円と前期に比べ6.5%の減少となりました。
その他化学品の売上高は14億75百万円と前期に比べ1.2%の減少となりました。
それらの結果、売上高は130億3百万円と前期に比べ0.9%の増加となりましたが、原材料価格の高騰に伴う製品価格への転嫁の遅れや高純度酸化タンタルの販売不振の影響で、営業利益は13億14百万円と前期に比べ24.6%の大幅な減少となりました。
(建材)
石こうボードの販売数量は前期並みに推移しましたが、販売単価が下落し、売上高は31億33百万円と前期に比べ1.7%の減少となり、燃料単価の上昇によるエネルギーコストの増加などにより、営業利益は1億13百万円と前期に比べ32.8%の大幅な減少となりました。
(石油)
燃料油の販売数量は減少したものの、原油価格の上昇による販売価格の値上がりにより、売上高は29億42百万円と前期に比べ8.6%の増加となりましたが、仕入価格の値上がりや給油所のリニューアル工事等による減価償却費の増加などにより、営業損失は22百万円(前期は10百万円の営業利益)となりました。
(不動産)
ショッピングセンターの賃料収入は前期並みに推移し、売上高は16億35百万円と前期に比べ1.3%の減少となりましたが、経費節減に努めたことなどにより、営業利益は9億45百万円と前期に比べ0.6%の増加となりました。
(運輸)
荷動きが堅調に推移したことにより、売上高は27億69百万円と前期に比べ2.9%の増加となりましたが、営業利益は減価償却費の増加などにより3億14百万円と前期に比べ6.1%の減少となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは20億80百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは11億18百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは5億1百万円の支出となり、この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高に比べ4億50百万円増加し、37億6百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
売上債権の増加による資金の減少が9億50百万円、法人税等の支払が9億27百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益23億65百万円、減価償却費11億96百万円、仕入債務の増加による資金の増加が3億29百万円あったことなどにより、20億80百万円の資金の増加(前連結会計年度32億1百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
固定資産の取得による支出が12億75百万円あったことなどにより、11億18百万円の資金の減少(前連結会計年度18億27百万円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入金の返済による支出が1億40百万円、配当金の支払が3億23百万円あったことなどにより、5億1百万円の資金の減少(前連結会計年度6億84百万円の減少)となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日) | 前年同期比(%) |
| アグリ(百万円) | 9,576 | 104.4 |
| 化学品(百万円) | 13,018 | 99.2 |
| 建材(百万円) | 3,128 | 97.7 |
| 石油(百万円) | 2,902 | 108.7 |
| 不動産(百万円) | 41 | 93.3 |
| 運輸(百万円) | 304 | 114.6 |
| 合計(百万円) | 28,972 | 101.7 |
(注)1.金額は、販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.上記の金額には、外注製品受入高が含まれております。
b.受注実績
製品の大部分について、需要予測をもとに見込生産方式を採用しております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日) | 前年同期比(%) |
| アグリ(百万円) | 9,604 | 106.0 |
| 化学品(百万円) | 13,003 | 100.9 |
| 建材(百万円) | 3,133 | 98.3 |
| 石油(百万円) | 2,942 | 108.6 |
| 不動産(百万円) | 1,635 | 98.7 |
| 運輸(百万円) | 2,769 | 102.9 |
| 合計(百万円) | 33,089 | 102.8 |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) | 当連結会計年度 (自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 吉野石膏株式会社 | 3,308 | 10.3 | 3,260 | 9.9 |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間の収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを行っております。ただし、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っておりますので、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。この連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1) 財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末の総資産は、416億90百万円(前期比3億75百万円減)となりました。流動資産は、現金及び預金が4億50百万円、受取手形及び売掛金が9億93百万円それぞれ増加したことなどにより、203億60百万円(前期比15億31百万円増)となりました。固定資産は、有形固定資産が2億73百万円増加しましたが、投資有価証券が22億40百万円減少したことなどにより、213億30百万円(前期比19億7百万円減)となりました。
(負債合計)
当連結会計年度末の負債は、未払法人税等が2億41百万円、繰延税金負債が6億73百万円それぞれ減少しましたが、支払手形及び買掛金が3億29百万円、短期借入金が4億36百万円、未払金が3億13百万円それぞれ増加したことなどにより、165億29百万円(前期比97百万円増)となりました。
(純資産合計)
当連結会計年度末の純資産は、利益剰余金が9億69百万円増加しましたが、その他有価証券評価差額金が15億15百万円減少したことなどにより、251億61百万円(前期比4億72百万円減)となりました。
2) 経営成績
(売上高及び営業利益)
売上高は330億89百万円(前期比2.8%増)、営業利益は20億11百万円(前期比21.0%減)となりました。
(経常利益)
営業外収益は5億64百万円と前連結会計年度に比べ2億73百万円の増加、営業外費用は66百万円と前連結会計年度に比べ12百万円の減少となり、経常利益は25億9百万円(前期比9.0%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
特別利益は24百万円と前連結会計年度に比べ62百万円の減少、特別損失は1億68百万円と前連結会計年度に比べ1億14百万円の増加、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合わせた税金費用は6億13百万円と前連結会計年度に比べ2億56百万円減少し、親会社株主に帰属する当期純利益は17億43百万円(前期比8.5%減)となりました。
3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に重要な影響を与える可能性のある要因については、「2事業等のリスク」に記載のとおりであります。これらのリスクの回避に努めるとともに発生した場合の対応に万全を期してまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、企業の持続的発展と企業価値の向上を実現するためには、株主資本の有効活用が不可欠であると考え、売上高、経常利益に加えてROEを重要な指標のひとつとして位置づけております。平成30年度を初年度とする3ヵ年の「中期経営計画2020」では、連結売上高364億円、連結経常利益30億円、連結ROE7.0%を最終年度の目標値として定めておりますが、当連結会計年度における連結売上高は330億円、連結経常利益は25億円、ROEは6.9%となりました。スマートフォンの生産調整継続による高純度酸化タンタルの販売数量減少や水処理薬剤の主要原材料価格の高止まりなどが低下の要因となっております。引き続き株主資本の有効活用、資本効率の向上を図り、改善に努めてまいります。
e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。