有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済につきまして、米国ではトランプ政権発足による関税強化と中国との貿易戦争、中国においては不動産市況の低迷やアメリカとの関税問題などの影響により世界的に様子見の状態であり設備投資の減速など景気の先行きは依然不透明な情勢が続いております。
日本経済については、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり緩やかな回復基調となる一方継続的な物価上昇やアメリカの関税政策など依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような経済情勢下、当社グループにおきましては、新規取引先、新規商材の獲得に努めましたが中国販売子会社の売上減少など、売上高は128億43百万円(前年同期比0.4%減)と前年同期比45百万円の減少となりました。損益面につきましては、原材料費、エネルギー価格の高騰や人件費・設備費の上昇による原価高、また物流費も上昇したこと、子会社の機械トラブルなどにより生産数量が減少し、営業利益は5百万円(前年同期比95.8%減)、経常利益は1億97百万円(前年同期比44.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億48百万円(前年同期比40.4%減)となりました。
財政状態の状況につきましては、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1億40百万円減少し168億69百万円となりました。これは主に投資有価証券が6億65百万円、建設仮勘定が1億円増加し、現金及び預金が7億55百万円減少したことなどによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ3億62百万円減少し66億60百万円となりました。これは主に長期借入金が11億42百万円増加し、1年内償還予定の社債が5億円、1年内返済予定の長期借入金が3億74百万円、買掛金が3億10百万円減少したことなどによるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2億21百万円増加し102億8百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7億86百万円減少し16億70百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は2億46百万円で、これは主に減価償却費5億20百万円などによる資金増加に対して、仕入債務の減少3億14百万円などによる資金減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は11億73百万円で、これは主に定期預金の払戻5億5百万円などの収入に対して、有形固定資産の取得8億64百万円、投資有価証券の取得5億13百万円などの支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は1億16百万円で、これは主に長期借入れによる収入20億円などの収入に対して、長期借入金の返済12億31百万円、社債の償還5億円などの支出によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度におけるグループ生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注)金額は、販売価格によっております。
b.受注実績
製品について見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度におけるグループ販売実績をグループ内での製造品・グループ外からの購入品の別及び品目別に示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度におけるグループ販売実績を用途別に示すと、次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%以上の相手先がないため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に含めて記載しております。
第78期につきましては、化合炭酸カルシウム等の生産合理化及び品質向上などを意図して、設備投資を8億46百万円(第77期比1億40百万円増)実行する予定です。
運転資金、設備投資資金等につきましては、自己資金又は金融機関からの借入による資金調達を予定しております。
中長期の目標経営指標としましては、自己資本当期純利益率(ROE)8%を目指しております。当期は1.5%(前期2.6%)であり、上記に記した施策にて更なる収益構造の改善に努める所存です。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主な資金需要は、原材料や商品の仕入、製造費、販売費及び一般管理費などの運転資金並びに設備投資資金であります。また、これらの主な資金調達としては、営業活動によるキャッシュ・フローなどの自己資金や金融機関からの借入によっております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済につきまして、米国ではトランプ政権発足による関税強化と中国との貿易戦争、中国においては不動産市況の低迷やアメリカとの関税問題などの影響により世界的に様子見の状態であり設備投資の減速など景気の先行きは依然不透明な情勢が続いております。
日本経済については、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり緩やかな回復基調となる一方継続的な物価上昇やアメリカの関税政策など依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような経済情勢下、当社グループにおきましては、新規取引先、新規商材の獲得に努めましたが中国販売子会社の売上減少など、売上高は128億43百万円(前年同期比0.4%減)と前年同期比45百万円の減少となりました。損益面につきましては、原材料費、エネルギー価格の高騰や人件費・設備費の上昇による原価高、また物流費も上昇したこと、子会社の機械トラブルなどにより生産数量が減少し、営業利益は5百万円(前年同期比95.8%減)、経常利益は1億97百万円(前年同期比44.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億48百万円(前年同期比40.4%減)となりました。
財政状態の状況につきましては、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1億40百万円減少し168億69百万円となりました。これは主に投資有価証券が6億65百万円、建設仮勘定が1億円増加し、現金及び預金が7億55百万円減少したことなどによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ3億62百万円減少し66億60百万円となりました。これは主に長期借入金が11億42百万円増加し、1年内償還予定の社債が5億円、1年内返済予定の長期借入金が3億74百万円、買掛金が3億10百万円減少したことなどによるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2億21百万円増加し102億8百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7億86百万円減少し16億70百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は2億46百万円で、これは主に減価償却費5億20百万円などによる資金増加に対して、仕入債務の減少3億14百万円などによる資金減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は11億73百万円で、これは主に定期預金の払戻5億5百万円などの収入に対して、有形固定資産の取得8億64百万円、投資有価証券の取得5億13百万円などの支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は1億16百万円で、これは主に長期借入れによる収入20億円などの収入に対して、長期借入金の返済12億31百万円、社債の償還5億円などの支出によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度におけるグループ生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 化合炭酸カルシウム(百万円) | 4,547 | 92.8 |
| 重質炭酸カルシウム(百万円) | 1,226 | 100.6 |
| その他(百万円) | 42 | 981.7 |
| 合計(百万円) | 5,816 | 95.0 |
(注)金額は、販売価格によっております。
b.受注実績
製品について見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度におけるグループ販売実績をグループ内での製造品・グループ外からの購入品の別及び品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 前年同期比(%) | |
| グループ内 製造品 (製品) | 化合炭酸カルシウム(百万円) | 4,548 | 91.5 |
| 重質炭酸カルシウム(百万円) | 1,222 | 100.8 | |
| その他(百万円) | 42 | 981.7 | |
| 小計(百万円) | 5,813 | 94.0 | |
| グループ外 購入品 (商品) | 化合炭酸カルシウム(百万円) | 128 | 89.7 |
| 重質炭酸カルシウム(百万円) | 2,741 | 97.1 | |
| その他(百万円) | 4,159 | 111.3 | |
| 小計(百万円) | 7,029 | 104.9 | |
| 合計(百万円) | 12,843 | 99.6 | |
当連結会計年度におけるグループ販売実績を用途別に示すと、次のとおりであります。
| 用途 | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 合成樹脂(百万円) | 5,216 | 96.0 |
| 塗料(百万円) | 2,658 | 95.6 |
| 輸出(百万円) | 1,876 | 107.9 |
| 食品・飼料(百万円) | 725 | 96.0 |
| ゴム(百万円) | 789 | 105.8 |
| その他(百万円) | 1,577 | 110.1 |
| 合計(百万円) | 12,843 | 99.6 |
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%以上の相手先がないため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に含めて記載しております。
第78期につきましては、化合炭酸カルシウム等の生産合理化及び品質向上などを意図して、設備投資を8億46百万円(第77期比1億40百万円増)実行する予定です。
運転資金、設備投資資金等につきましては、自己資金又は金融機関からの借入による資金調達を予定しております。
中長期の目標経営指標としましては、自己資本当期純利益率(ROE)8%を目指しております。当期は1.5%(前期2.6%)であり、上記に記した施策にて更なる収益構造の改善に努める所存です。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主な資金需要は、原材料や商品の仕入、製造費、販売費及び一般管理費などの運転資金並びに設備投資資金であります。また、これらの主な資金調達としては、営業活動によるキャッシュ・フローなどの自己資金や金融機関からの借入によっております。