四半期報告書-第13期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
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四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)
1.報告企業
株式会社三菱ケミカルホールディングス(以下「当社」といいます。)は日本国に所在する企業であり、東京証券取引所市場第一部に上場しております。当社の登記している本社の住所は、ホームページ(http://www.mitsubishichem-hd.co.jp/)で開示しております。当社グループの連結財務諸表は3月31日を期末日とし、当社及び子会社並びにその関連会社及び共同支配の取決めに対する持分により構成されております。当社グループは、主に「機能商品」、「素材」、「ヘルスケア」の3分野で事業を展開しており、その詳細は注記「4.事業セグメント」に記載しております。
2.作成の基礎
(1) IFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。当社は四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同93条の規定を適用しております。
要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
(2) 連結財務諸表の承認
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2018年2月13日に、代表執行役社長 越智仁及び代表執行役副社長最高財務責任者 小酒井健吉によって承認されております。
(3) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(4) 表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。
(5) 判断、見積り及び仮定の利用
当社グループの要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行う必要があります。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直されます。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りが変更された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。
当社グループの要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
3.重要な会計方針
当社グループが要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
なお、各四半期における法人所得税は、見積年次実効税率を基に算定しております。
4.事業セグメント
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、報告にあたって事業セグメントの集約は行っておりません。
当社は、2016年4月からの5ヵ年を対象とした中期経営計画「APTSIS 20」の達成に向けて、経営環境の変化に迅速に対応し、経営資源を最大限活用できる体制とするため、2017年4月1日付で、当社の連結子会社である三菱化学㈱、三菱樹脂㈱及び三菱レイヨン㈱の化学系事業会社3社を統合いたしました。(新社名:三菱ケミカル㈱)
これを契機として、三菱ケミカル㈱、田辺三菱製薬㈱、㈱生命科学インスティテュート及び大陽日酸㈱ の4事業会社を中心に事業活動を行っている4つの事業領域(機能商品、ケミカルズ、産業ガス及びヘルスケア)について、持株会社である当社は、各事業領域における中期戦略の立案や、中期経営計画モニタリングの一層の充実を図り、成長戦略を加速させる経営体制に移行いたしました。
以上を踏まえ、当連結会計年度の第1四半期より報告セグメントを見直し、従来の「エレクトロニクス・アプリケーションズ」、「デザインド・マテリアルズ」、「ヘルスケア」、「ケミカルズ」、「ポリマーズ」の5区分から、「機能商品」、「ケミカルズ」、「産業ガス」、「ヘルスケア」の4区分に変更いたしました。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成しております。
各報告セグメントの事業内容は、以下のとおりであります。
報告セグメントの会計方針は、注記「3.重要な会計方針」に記載している当社グループの会計方針と同一であります。なお、セグメント間の取引は、主に市場実勢価格に基づいております。
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、その主なものはエンジニアリング、運送及び倉庫業であります。
2 セグメント損益の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用△5,521百万円及びセグメント間消去取引△43百万円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない基礎的試験研究費等であります。
3 セグメント損益は、営業利益(又は損失)から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出したコア営業利益で表示しております。
4 当社は、2017年3月期において、インド及び中国におけるテレフタル酸事業を非継続事業に分類しており、セグメント情報は、非継続事業を除いた継続事業の金額を表示しております。非継続事業の詳細については、注記「10.非継続事業」に記載しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、その主なものはエンジニアリング、運送及び倉庫業であります。
2 セグメント損益の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用△5,488百万円及びセグメント間消去取引695百万円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない基礎的試験研究費等であります。
3 セグメント損益は、営業利益(又は損失)から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出したコア営業利益で表示しております。
セグメント損益から、税引前四半期利益への調整は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
5.企業結合
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
1 マチソン・トライガス社による産業ガス事業の取得
当社の連結子会社である大陽日酸㈱は、同社の100%子会社であるマチソン・トライガス社を通じてエア・リキード・インダストリアル・ユーエス社及びエア・ガス社の米国での産業ガス事業の一部並びに関連する事業資産を取得しました。
(1) 企業結合の概要
①相手企業の名称及びその事業の内容
名称 エア・リキード・インダストリアル・ユーエス社及びエア・ガス社
(英文名 Air Liquide Industrial U.S. LP及びAirgas, Inc.)
事業の内容 セパレートガス事業、炭酸ガス事業、パッケージガス事業、亜酸化窒素事業
②企業結合を行った主な理由
米国東部及び中西部でのセパレートガス事業のネットワークを拡大することにより、ナショナルサプライヤーとしての地位を獲得し、メーカーポジションをより強固にして、全米での安定供給・顧客信用力を向上、さらには、炭酸ガス事業における生産能力強化、アラスカ州でのパッケージガス事業、亜酸化窒素事業への参入により、新領域で事業を伸長させ、世界最大の産業ガス市場である米国において、積極的な事業拡大を行い基盤事業の強化並びに収益性向上を目的としています。
③取得日 2016年9月8日
④被取得企業の支配の獲得方法
当社連結子会社であるマチソン・トライガス社がエア・リキード・インダストリアル・ユーエス社及びエア・ガス社の米国での産業ガス事業の一部並びに関連する事業資産を事業譲受により取得したことによります。
(2) 支払対価の公正価値
(3) 取得資産、引受負債及びのれん
支払対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。第2四半期連結会計期間において、支払対価の配分が完了したことにより暫定的な金額を修正しております。当該修正による影響額に重要性はありません。
(注)1 有形固定資産及び無形資産の内訳
有形固定資産は、主に機械装置及び運搬具23,346百万円であります。無形資産は、顧客に係る無形資産24,502百万円であります。
2 のれん
のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。また、のれんは、全額税務上一定期間にわたり損金計上されます。
(4) 取得関連費用
取得関連費用は、301百万円であり、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めております。
(5) 当社グループの業績に与える影響
取得日以降の損益情報及び企業結合が前第3四半期連結累計期間期首である2016年4月1日に行われたと仮定した場合のプロフォーマ情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。
2 ティーエヌエスシー(オーストラリア)社によるスパガス・ホールディングス社の取得
当社の連結子会社である大陽日酸㈱は、子会社であるティーエヌエスシー(オーストラリア)社を通じて、豪州の産業ガス・LPG会社であるスパガス・ホールディングス社を買収し、同社は当社の連結子会社となりました。
(1) 企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
名称 スパガス・ホールディングス社及び関連する土地
(英文名 Supagas Holdings Pty Ltd)
事業の内容 LPG、各種産業ガス(酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス等)及び関連機器の販売
②企業結合を行った主な理由
当社の連結子会社である大陽日酸㈱は、2015年7月にレネゲードガス社を買収し、豪州産業ガス市場への本格参入を開始いたしました。レネゲードガス社の事業拠点はニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州などの豪州東海岸を中心としており、大陽日酸㈱は豪州における更なる事業地域の拡大を計画しておりました。今般、スパガス・ホールディングス社を買収することで、未進出であったビクトリア州や西オーストラリア州等を含めた豪州全土での販売ネットワークが完成し、ナショナルアカウントへの取り組みやユーザーへの供給体制の強化を図ることが可能となります。また、豪州全土にわたる販売ネットワークを活用し、引き続き堅調な伸びが期待されているインフラ関連需要や資源・エネルギー関連での新たな需要開拓、及びレネゲードガス社とのシナジー効果実現による収益向上など、豪州事業の更なる拡大に向けて取り組みを行ってまいります。
③取得日 2016年12月16日
④被取得企業の支配の獲得方法
当社連結子会社であるティーエヌエスシー(オーストラリア)社が、現金及びティーエヌエスシー(オーストラリア)社株式を対価として、スパガス・ホールディングス社の全株式及び関連する土地を取得したことによります。
⑤取得した議決権付資本持分の割合 100%
(2) 支払対価の公正価値
(注) 当社グループは、支払対価としての現金支払に加え、被取得企業に対する現金貸付7,686百万円を行っております。当該貸付は、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めております。被取得企業は、当該貸付を返済原資として負債の支払いを行っております。
(3) 交付した株式の公正価値の測定方法及び株式数
ティーエヌエスシー(オーストラリア)社の財政状態、業績等に基づき当事者間で合意した公正価値により普通株式9,158,348株を交付しております。
(4) 取得資産、引受負債及びのれん
支払対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。当第3四半期連結会計期間において、支払対価の配分が完了したことにより暫定的な金額を修正しております。当該修正による影響額に重要性はありません。
(注) のれん
のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。また、のれんは、全額税務上損金算入不能なものです。
(5) 取得関連費用
取得関連費用は、110百万円であり、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めております。
(6) 当社グループの業績に与える影響
取得日以降の損益情報及び企業結合が前第3四半期連結累計期間期首である2016年4月1日に行われたと仮定した場合のプロフォーマ情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
1 田辺三菱製薬㈱によるニューロダーム社の買収
当社の連結子会社である田辺三菱製薬㈱は、2017年10月18日付で、ニューロダーム社の発行済株式及び発行予定株式の全部(ストック・オプションの対象となる株式を含む)を取得し、同社を田辺三菱製薬㈱の完全子会社としました。
(1) 企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
名称 ニューロダーム社
(英文名 NeuroDerm Ltd.)
事業の内容 中枢神経系治療薬(パーキンソン病等)の研究開発
②企業結合を行った主な理由
ニューロダーム社は、パーキンソン病の治療薬に関して、新たな製剤研究や、医薬品と医療器具(デバイス)とを組み合わせる優れた技術開発力を有する医薬品企業であり、現在、2019年度に上市が見込まれるパーキンソン病治療剤「ND0612」を中心に開発を推進しています。
パーキンソン病の治療では、疾患の進行に伴い、代表的な治療薬であるレボドパの血中濃度を適切にコントロールすることが重要です。「ND0612」は、ニューロダーム社が有する製剤技術により、経口治療薬であるレボドパ及びカルビドパの液剤化に世界で初めて成功し、それらを携帯ポンプにより24時間持続的に皮下注射する製剤です。これによりレボドパの血中濃度を一定にコントロールし、進行したパーキンソン病患者において問題となる運動症状の改善が期待されています。
当社の連結子会社である田辺三菱製薬㈱は、中期経営計画16-20「Open Up the Future」において、世界最大の医薬品市場である米国を中心に成長するため、自社販売による持続的成長基盤を早期に構築することをめざしております。その第一歩として、2017年8月にALS治療剤「ラジカヴァ」を米国市場で販売開始しました。さらに、今回のニューロダーム社買収による「ND0612」の獲得により、中期経営計画の目標である2020年度までの米国売上収益800億円の達成が可能になると考えております。医薬品とデバイスを組み合わせた神経疾患領域のパイプラインを拡充することで、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的な医薬品を創製し、患者さんに貢献してまいります。
③取得日 2017年10月18日
④被取得企業の支配の獲得方法
現金を対価とする株式取得
⑤取得した議決権付資本持分の割合 100%
(2) 支払対価の公正価値
(3) 取得資産、引受負債及びのれん
支払対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。なお、これらの配分は完了していないため、上記金額は現時点での最善の見積りによる暫定的な公正価値であり、取得日時点で存在していた事実や状況に関する追加的な情報が得られ評価される場合は、取得日から1年間は上記金額を修正することがあります。
(注) のれん
のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。また、のれんは、全額税務上損金算入不能なものです。
(4) 取得関連費用
取得関連費用は、1,051百万円であり、当第3四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めております。
(5) 当社グループの業績に与える影響
取得日以降の損益情報及び企業結合が当第3四半期連結累計期間期首である2017年4月1日に行われたと仮定した場合のプロフォーマ情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。
6.その他の営業収益及びその他の営業費用
その他の営業収益の内訳は、以下のとおりであります。
その他の営業費用の内訳は、以下のとおりであります。
7.減損損失
当社グループは、原則として、ビジネスユニットを基本として事業、製造工程、地域等の関連性に基づき資産のグルーピングを実施しております。なお、遊休資産については、個別資産別に減損損失の認識の判定を行っております。
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
前第3四半期連結累計期間において、9,997百万円を減損損失として要約四半期連結損益計算書の「その他の営業費用」に計上しました。減損損失を認識した主要な資産は以下のとおりであります。
減損損失の内訳
・ポリテトラメチレンエーテルグリコール製造設備
3,121百万円(内、機械装置1,765百万円、建物及び構築物1,005百万円、その他351百万円)
中国のMCC高新聚合産品(寧波)社のポリテトラメチレンエーテルグリコール製造設備については、事業環境の変化に伴い今後の収益改善が見込めないこと、加えて、売却を行う寧波三菱化学社(現 寧波利万聚酯材料社)の敷地内に立地しユーティリティーの供給を受けており、寧波三菱化学社売却後独立して事業を継続するためには新たな投資が必要となること等により、操業停止の上、同社持分の売却を意思決定したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額いたしました。回収可能価額は売却費用控除後の公正価値により測定しております。なお、公正価値は売却先との交渉価格等に基づいて決定しており、ヒエラルキーはレベル3であります。
・高機能フィルム製造設備
3,017百万円(内、機械装置1,966百万円、建物800百万円、その他251百万円)
三菱樹脂㈱の高機能フィルム製品のうち、一部については、販売数量の低迷により今後大幅な販売の縮小が見込まれることから、構造改革を実施しております。当該製品の製造設備のうち、将来において使用予定が見込まれない設備について、帳簿価格を備忘価額まで減額いたしました。なお、回収可能価額は使用価値により測定しております。また、割引前将来キャッシュ・フローがマイナスであるため割引率の記載を省略しております。
8.法人所得税
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
米国において、2017年12月22日に「Tax Cuts and Jobs Act」が成立し、2018年1月1日以降の連邦法人税率が引き下げられました。これに伴い、当第3四半期連結会計期間末の繰延税金資産及び繰延税金負債は、一時差異等の解消が見込まれる連結会計年度に対応した改正後の税率を基礎とした実効税率により計算しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における法人所得税が12,494百万円減少しております。
9.1株当り四半期利益
基本的及び希薄化後1株当り四半期利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(第3四半期連結累計期間)
(1)基本的1株当り四半期利益
(2)希薄化後1株当り四半期利益
(第3四半期連結会計期間)
(1)基本的1株当り四半期利益
(2)希薄化後1株当り四半期利益
10.非継続事業
(1)非継続事業の概要
当社は、インド及び中国におけるテレフタル酸事業の譲渡を決定(2016年7月27日公表)し、前連結会計年度に譲渡を完了しております。これに伴い、マテリアルズ・ケミカルズ・アンド・パフォーマンス・インターミディアリーズ社(旧 エムシーシー・ピーティーエー・インディア社)及び寧波利万聚酯材料社(旧 寧波三菱化学社)に関わる損益を、非継続事業に分類しております。
(2)非継続事業の損益
(注)前第3四半期連結累計期間において、テレフタル酸事業を譲渡したことによる関係会社株式売却益2,341百万円が含まれております。
非継続事業に係るキャッシュ・フローは、以下のとおりであります。
11.売却目的で保有する資産
売却目的で保有する資産及びそれに直接関連する負債の内訳は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末における主な売却目的で保有する資産とそれに直接関連する負債は、ヘルスケアセグメントにおける当社の連結子会社である田辺三菱製薬㈱が、ジェネリック医薬品事業及び長期収載品の一部について、2017年10月1日に製造販売承認を含む販売権等をその完全子会社であった田辺製薬販売㈱に吸収分割により承継させた上で、同日付で同社の全株式を譲渡する株式譲渡契約を2017年3月28日に締結したことによるものであります。当該株式は、2017年10月1日に譲渡手続きを完了しております。
なお、売却コスト控除後の公正価値が帳簿価額を上回っているため、当該資産及び負債は帳簿価額で測定しております。
前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、売却目的で保有する資産に関連するその他の資本の構成要素は、それぞれ238百万円及び△227百万円であります。
12.社債
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
償還した社債は、以下のとおりであります。
発行した社債は、以下のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
償還した社債は、以下のとおりであります。
13.配当
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
(1) 配当金支払額
(2) 基準日が前第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が前第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(1) 配当金支払額
(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
14.金融商品
金融商品の公正価値
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。
レベル1: 同一の資産又は負債の活発な市場における無調整の公表価格により測定された公正価値
レベル2: レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3: 重要な観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
金融商品のレベル間の振替は、期末日ごとに判断しております。なお、前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。
①経常的に公正価値で測定する金融商品
公正価値で測定している金融資産及び金融負債は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2017年3月31日)
当第3四半期連結会計期間(2017年12月31日)
株式及び出資金
レベル1に分類される市場性のある株式の公正価値は、同一の資産又は負債の活発な市場における無調整の公表価格によっております。
レベル3に分類される活発な市場における公表価格が入手できない非上場株式及び出資金の公正価値は、合理的に入手可能なインプットにより、類似企業比較法又はその他適切な評価技法を用いて算出しております。なお、必要に応じて一定の非流動性ディスカウント等を加味しております。
仕組債
レベル3に分類される仕組債の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しております。仕組債の測定に関する重要な観察不能なインプットは、取引先金融機関が価格を算出するために基礎としたパラメーター等の情報であり、その変動により仕組債の公正価値は増加又は減少します。
デリバティブ資産及びデリバティブ負債
レベル2に分類されるデリバティブ資産及びデリバティブ負債の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格、又は為替レート及び金利等の観察可能なインプットに基づき算定しております。
レベル3に分類される金融商品は、適切な権限者に承認された公正価値算定に係る評価方法を含む評価方針及び手続に従い、評価者が各対象金融商品の評価方法を決定し、公正価値を算定しております。その結果は適切な権限者がレビュー及び承認しております。
レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。
(注)要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれております。
②償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定している金融資産及び金融負債の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2017年3月31日)
当第3四半期連結会計期間(2017年12月31日)
償却原価で測定する金融資産及び金融負債については、債券、長期借入金及び社債を除いて、公正価値は帳簿価額と合理的に近似しております。
債券
レベル1に分類される債券の公正価値は、市場価格によっております。
レベル2に分類される債券の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しており、またレベル3に分類される劣後債等の債券の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格を参照し算定しております。
長期借入金
レベル2に分類される長期借入金の公正価値は、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値に基づき算定しております。
社債
レベル2に分類される社債の公正価値は、市場価格に基づき算定しております。
15.偶発負債
保証債務等
ジョイント・ベンチャー、関連会社及び一般取引先の金融機関からの借入金について行っている保証及び保証類似行為は、以下のとおりであります。
株式会社三菱ケミカルホールディングス(以下「当社」といいます。)は日本国に所在する企業であり、東京証券取引所市場第一部に上場しております。当社の登記している本社の住所は、ホームページ(http://www.mitsubishichem-hd.co.jp/)で開示しております。当社グループの連結財務諸表は3月31日を期末日とし、当社及び子会社並びにその関連会社及び共同支配の取決めに対する持分により構成されております。当社グループは、主に「機能商品」、「素材」、「ヘルスケア」の3分野で事業を展開しており、その詳細は注記「4.事業セグメント」に記載しております。
2.作成の基礎
(1) IFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。当社は四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同93条の規定を適用しております。
要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
(2) 連結財務諸表の承認
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2018年2月13日に、代表執行役社長 越智仁及び代表執行役副社長最高財務責任者 小酒井健吉によって承認されております。
(3) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(4) 表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。
(5) 判断、見積り及び仮定の利用
当社グループの要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行う必要があります。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直されます。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りが変更された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。
当社グループの要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
3.重要な会計方針
当社グループが要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
なお、各四半期における法人所得税は、見積年次実効税率を基に算定しております。
4.事業セグメント
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、報告にあたって事業セグメントの集約は行っておりません。
当社は、2016年4月からの5ヵ年を対象とした中期経営計画「APTSIS 20」の達成に向けて、経営環境の変化に迅速に対応し、経営資源を最大限活用できる体制とするため、2017年4月1日付で、当社の連結子会社である三菱化学㈱、三菱樹脂㈱及び三菱レイヨン㈱の化学系事業会社3社を統合いたしました。(新社名:三菱ケミカル㈱)
これを契機として、三菱ケミカル㈱、田辺三菱製薬㈱、㈱生命科学インスティテュート及び大陽日酸㈱ の4事業会社を中心に事業活動を行っている4つの事業領域(機能商品、ケミカルズ、産業ガス及びヘルスケア)について、持株会社である当社は、各事業領域における中期戦略の立案や、中期経営計画モニタリングの一層の充実を図り、成長戦略を加速させる経営体制に移行いたしました。
以上を踏まえ、当連結会計年度の第1四半期より報告セグメントを見直し、従来の「エレクトロニクス・アプリケーションズ」、「デザインド・マテリアルズ」、「ヘルスケア」、「ケミカルズ」、「ポリマーズ」の5区分から、「機能商品」、「ケミカルズ」、「産業ガス」、「ヘルスケア」の4区分に変更いたしました。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成しております。
各報告セグメントの事業内容は、以下のとおりであります。
| 分野 | 報告 セグメント | セグメント内訳 | ||
| 事業内容 | ||||
| 機能商品 | 機能商品 | 機能部材 | 情電・ディスプレイ | 光学フィルム、情報電子、アセチル |
| 高機能フィルム | 包装フィルム、工業フィルム | |||
| 環境・生活 ソリューション | アクア・分離ソリューション、 インフラ・アグリマテリアルズ | |||
| 高機能成形材料 | 高機能エンジニアリングプラスチック、 繊維、炭素繊維複合材料、機能成形複合材、アルミナ繊維・軽金属 | |||
| 機能化学 | 高機能ポリマー | パフォーマンスポリマーズ、エンジニアリングポリマーズ、サステイナブルリソース | ||
| 高機能化学 | 機能化学品、機能材料、食品機能材 | |||
| 新エネルギー | リチウムイオン電池材料、エネルギー変換デバイス | |||
| 素材 | ケミカルズ | MMA | MMA | MMA |
| 石化 | 石化 | 石化基盤、ポリオレフィン、基礎化学品 | ||
| 炭素 | 炭素 | 炭素 | ||
| 産業ガス | 産業ガス | 産業ガス | 産業ガス | |
| ヘルスケア | ヘルスケア | ヘルスケア | 医薬品 | 医薬品 |
| ライフサイエンス | ライフサイエンス | |||
報告セグメントの会計方針は、注記「3.重要な会計方針」に記載している当社グループの会計方針と同一であります。なお、セグメント間の取引は、主に市場実勢価格に基づいております。
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||
| 報告セグメント | その他 (注1) | 合計 | 調整額 (注2) | 連結 | |||||
| 機能商品 | ケミカルズ | 産業ガス | ヘルスケア | 計 | |||||
| 売上収益 | |||||||||
| 外部収益 | 791,598 | 693,679 | 410,987 | 414,898 | 2,311,162 | 139,448 | 2,450,610 | - | 2,450,610 |
| セグメント間収益 | 48,443 | 55,416 | 4,894 | 1,607 | 110,360 | 101,296 | 211,656 | △211,656 | - |
| 合計 | 840,041 | 749,095 | 415,881 | 416,505 | 2,421,522 | 240,744 | 2,662,266 | △211,656 | 2,450,610 |
| セグメント損益 (コア営業利益) (注3) | 73,216 | 37,357 | 38,922 | 81,990 | 231,485 | 4,202 | 235,687 | △5,564 | 230,123 |
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、その主なものはエンジニアリング、運送及び倉庫業であります。
2 セグメント損益の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用△5,521百万円及びセグメント間消去取引△43百万円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない基礎的試験研究費等であります。
3 セグメント損益は、営業利益(又は損失)から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出したコア営業利益で表示しております。
4 当社は、2017年3月期において、インド及び中国におけるテレフタル酸事業を非継続事業に分類しており、セグメント情報は、非継続事業を除いた継続事業の金額を表示しております。非継続事業の詳細については、注記「10.非継続事業」に記載しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||
| 報告セグメント | その他 (注1) | 合計 | 調整額 (注2) | 連結 | |||||
| 機能商品 | ケミカルズ | 産業ガス | ヘルスケア | 計 | |||||
| 売上収益 | |||||||||
| 外部収益 | 852,338 | 869,447 | 465,859 | 428,812 | 2,616,456 | 145,792 | 2,762,248 | - | 2,762,248 |
| セグメント間収益 | 50,320 | 59,061 | 5,602 | 1,511 | 116,494 | 97,889 | 214,383 | △214,383 | - |
| 合計 | 902,658 | 928,508 | 471,461 | 430,323 | 2,732,950 | 243,681 | 2,976,631 | △214,383 | 2,762,248 |
| セグメント損益 (コア営業利益) (注3) | 75,888 | 112,813 | 43,913 | 72,225 | 304,839 | 4,994 | 309,833 | △4,793 | 305,040 |
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、その主なものはエンジニアリング、運送及び倉庫業であります。
2 セグメント損益の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用△5,488百万円及びセグメント間消去取引695百万円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない基礎的試験研究費等であります。
3 セグメント損益は、営業利益(又は損失)から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出したコア営業利益で表示しております。
セグメント損益から、税引前四半期利益への調整は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | ||
| セグメント損益 | 230,123 | 305,040 | |
| 関係会社株式売却益 | - | 3,564 | |
| 固定資産売却益 | 679 | 2,844 | |
| 減損損失 | △9,803 | △6,103 | |
| 子会社統合関連費用 | △479 | △2,600 | |
| 特別退職金 | △2,084 | △2,372 | |
| 固定資産除売却損 | △1,504 | △2,085 | |
| 訴訟損失引当金繰入額 | - | △1,170 | |
| 災害関連操業休止期間中の損失 | △2,252 | - | |
| その他 | △4,300 | △2,946 | |
| 営業利益 | 210,380 | 294,172 | |
| 金融収益 | 6,945 | 6,628 | |
| 金融費用 | △12,131 | △13,092 | |
| 税引前四半期利益 | 205,194 | 287,708 |
5.企業結合
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
1 マチソン・トライガス社による産業ガス事業の取得
当社の連結子会社である大陽日酸㈱は、同社の100%子会社であるマチソン・トライガス社を通じてエア・リキード・インダストリアル・ユーエス社及びエア・ガス社の米国での産業ガス事業の一部並びに関連する事業資産を取得しました。
(1) 企業結合の概要
①相手企業の名称及びその事業の内容
名称 エア・リキード・インダストリアル・ユーエス社及びエア・ガス社
(英文名 Air Liquide Industrial U.S. LP及びAirgas, Inc.)
事業の内容 セパレートガス事業、炭酸ガス事業、パッケージガス事業、亜酸化窒素事業
②企業結合を行った主な理由
米国東部及び中西部でのセパレートガス事業のネットワークを拡大することにより、ナショナルサプライヤーとしての地位を獲得し、メーカーポジションをより強固にして、全米での安定供給・顧客信用力を向上、さらには、炭酸ガス事業における生産能力強化、アラスカ州でのパッケージガス事業、亜酸化窒素事業への参入により、新領域で事業を伸長させ、世界最大の産業ガス市場である米国において、積極的な事業拡大を行い基盤事業の強化並びに収益性向上を目的としています。
③取得日 2016年9月8日
④被取得企業の支配の獲得方法
当社連結子会社であるマチソン・トライガス社がエア・リキード・インダストリアル・ユーエス社及びエア・ガス社の米国での産業ガス事業の一部並びに関連する事業資産を事業譲受により取得したことによります。
(2) 支払対価の公正価値
| (単位:百万円) | ||
| 取得日 (2016年9月8日) | ||
| 現金 | 77,402 | |
| 支払対価合計 | 77,402 |
(3) 取得資産、引受負債及びのれん
| (単位:百万円) | ||
| 取得日 (2016年9月8日) | ||
| 流動資産 | ||
| 棚卸資産 | 406 | |
| その他 | 369 | |
| 非流動資産 | ||
| 有形固定資産(注1) | 28,911 | |
| 無形資産(注1) | 24,502 | |
| 取得資産 | 54,188 | |
| 流動負債 | 43 | |
| 非流動負債 | 3,744 | |
| 引受負債 | 3,787 | |
| 取得資産及び引受負債(純額) | 50,401 | |
| のれん(注2) | 27,001 |
支払対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。第2四半期連結会計期間において、支払対価の配分が完了したことにより暫定的な金額を修正しております。当該修正による影響額に重要性はありません。
(注)1 有形固定資産及び無形資産の内訳
有形固定資産は、主に機械装置及び運搬具23,346百万円であります。無形資産は、顧客に係る無形資産24,502百万円であります。
2 のれん
のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。また、のれんは、全額税務上一定期間にわたり損金計上されます。
(4) 取得関連費用
取得関連費用は、301百万円であり、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めております。
(5) 当社グループの業績に与える影響
取得日以降の損益情報及び企業結合が前第3四半期連結累計期間期首である2016年4月1日に行われたと仮定した場合のプロフォーマ情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。
2 ティーエヌエスシー(オーストラリア)社によるスパガス・ホールディングス社の取得
当社の連結子会社である大陽日酸㈱は、子会社であるティーエヌエスシー(オーストラリア)社を通じて、豪州の産業ガス・LPG会社であるスパガス・ホールディングス社を買収し、同社は当社の連結子会社となりました。
(1) 企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
名称 スパガス・ホールディングス社及び関連する土地
(英文名 Supagas Holdings Pty Ltd)
事業の内容 LPG、各種産業ガス(酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス等)及び関連機器の販売
②企業結合を行った主な理由
当社の連結子会社である大陽日酸㈱は、2015年7月にレネゲードガス社を買収し、豪州産業ガス市場への本格参入を開始いたしました。レネゲードガス社の事業拠点はニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州などの豪州東海岸を中心としており、大陽日酸㈱は豪州における更なる事業地域の拡大を計画しておりました。今般、スパガス・ホールディングス社を買収することで、未進出であったビクトリア州や西オーストラリア州等を含めた豪州全土での販売ネットワークが完成し、ナショナルアカウントへの取り組みやユーザーへの供給体制の強化を図ることが可能となります。また、豪州全土にわたる販売ネットワークを活用し、引き続き堅調な伸びが期待されているインフラ関連需要や資源・エネルギー関連での新たな需要開拓、及びレネゲードガス社とのシナジー効果実現による収益向上など、豪州事業の更なる拡大に向けて取り組みを行ってまいります。
③取得日 2016年12月16日
④被取得企業の支配の獲得方法
当社連結子会社であるティーエヌエスシー(オーストラリア)社が、現金及びティーエヌエスシー(オーストラリア)社株式を対価として、スパガス・ホールディングス社の全株式及び関連する土地を取得したことによります。
⑤取得した議決権付資本持分の割合 100%
(2) 支払対価の公正価値
| (単位:百万円) | ||
| 取得日 (2016年12月16日) | ||
| 現金 | 20,737 | (注) |
| TNSC(オーストラリア)社株式 | 841 | |
| 支払対価合計 | 21,578 |
(注) 当社グループは、支払対価としての現金支払に加え、被取得企業に対する現金貸付7,686百万円を行っております。当該貸付は、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めております。被取得企業は、当該貸付を返済原資として負債の支払いを行っております。
(3) 交付した株式の公正価値の測定方法及び株式数
ティーエヌエスシー(オーストラリア)社の財政状態、業績等に基づき当事者間で合意した公正価値により普通株式9,158,348株を交付しております。
(4) 取得資産、引受負債及びのれん
| (単位:百万円) | ||
| 取得日 (2016年12月16日) | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び現金同等物 | 717 | |
| 営業債権 | 1,566 | |
| 棚卸資産 | 334 | |
| その他 | 112 | |
| 非流動資産 | ||
| 有形固定資産 | 10,229 | |
| 無形資産 | 4,577 | |
| その他 | 125 | |
| 取得資産 | 17,660 | |
| 流動負債 | 1,189 | |
| 非流動負債 | 8,536 | |
| 引受負債 | 9,725 | |
| 取得資産及び引受負債(純額) | 7,935 | |
| のれん(注) | 13,643 |
支払対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。当第3四半期連結会計期間において、支払対価の配分が完了したことにより暫定的な金額を修正しております。当該修正による影響額に重要性はありません。
(注) のれん
のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。また、のれんは、全額税務上損金算入不能なものです。
(5) 取得関連費用
取得関連費用は、110百万円であり、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めております。
(6) 当社グループの業績に与える影響
取得日以降の損益情報及び企業結合が前第3四半期連結累計期間期首である2016年4月1日に行われたと仮定した場合のプロフォーマ情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
1 田辺三菱製薬㈱によるニューロダーム社の買収
当社の連結子会社である田辺三菱製薬㈱は、2017年10月18日付で、ニューロダーム社の発行済株式及び発行予定株式の全部(ストック・オプションの対象となる株式を含む)を取得し、同社を田辺三菱製薬㈱の完全子会社としました。
(1) 企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
名称 ニューロダーム社
(英文名 NeuroDerm Ltd.)
事業の内容 中枢神経系治療薬(パーキンソン病等)の研究開発
②企業結合を行った主な理由
ニューロダーム社は、パーキンソン病の治療薬に関して、新たな製剤研究や、医薬品と医療器具(デバイス)とを組み合わせる優れた技術開発力を有する医薬品企業であり、現在、2019年度に上市が見込まれるパーキンソン病治療剤「ND0612」を中心に開発を推進しています。
パーキンソン病の治療では、疾患の進行に伴い、代表的な治療薬であるレボドパの血中濃度を適切にコントロールすることが重要です。「ND0612」は、ニューロダーム社が有する製剤技術により、経口治療薬であるレボドパ及びカルビドパの液剤化に世界で初めて成功し、それらを携帯ポンプにより24時間持続的に皮下注射する製剤です。これによりレボドパの血中濃度を一定にコントロールし、進行したパーキンソン病患者において問題となる運動症状の改善が期待されています。
当社の連結子会社である田辺三菱製薬㈱は、中期経営計画16-20「Open Up the Future」において、世界最大の医薬品市場である米国を中心に成長するため、自社販売による持続的成長基盤を早期に構築することをめざしております。その第一歩として、2017年8月にALS治療剤「ラジカヴァ」を米国市場で販売開始しました。さらに、今回のニューロダーム社買収による「ND0612」の獲得により、中期経営計画の目標である2020年度までの米国売上収益800億円の達成が可能になると考えております。医薬品とデバイスを組み合わせた神経疾患領域のパイプラインを拡充することで、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的な医薬品を創製し、患者さんに貢献してまいります。
③取得日 2017年10月18日
④被取得企業の支配の獲得方法
現金を対価とする株式取得
⑤取得した議決権付資本持分の割合 100%
(2) 支払対価の公正価値
| (単位:百万円) | ||
| 取得日 (2017年10月18日) | ||
| 現金 | 124,410 | |
| 支払対価合計 | 124,410 |
(3) 取得資産、引受負債及びのれん
| (単位:百万円) | ||
| 取得日 (2017年10月18日) | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び現金同等物 | 4,686 | |
| その他の金融資産 | 8,705 | |
| その他 | 303 | |
| 非流動資産 | 217 | |
| 取得資産 | 13,911 | |
| 流動負債 | 3,697 | |
| 引受負債 | 3,697 | |
| 取得資産及び引受負債(純額) | 10,214 | |
| のれん(注) | 114,196 |
支払対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。なお、これらの配分は完了していないため、上記金額は現時点での最善の見積りによる暫定的な公正価値であり、取得日時点で存在していた事実や状況に関する追加的な情報が得られ評価される場合は、取得日から1年間は上記金額を修正することがあります。
(注) のれん
のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。また、のれんは、全額税務上損金算入不能なものです。
(4) 取得関連費用
取得関連費用は、1,051百万円であり、当第3四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めております。
(5) 当社グループの業績に与える影響
取得日以降の損益情報及び企業結合が当第3四半期連結累計期間期首である2017年4月1日に行われたと仮定した場合のプロフォーマ情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。
6.その他の営業収益及びその他の営業費用
その他の営業収益の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | ||
| 関係会社株式売却益 | - | 3,599 | |
| 固定資産売却益 | 847 | 3,191 | |
| 受取賃貸料 | 1,907 | 1,764 | |
| その他 | 3,138 | 6,501 | |
| 合計 | 5,892 | 15,055 | |
その他の営業費用の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | ||
| 減損損失 | 9,997 | 6,250 | |
| 固定資産除売却損 | 4,629 | 4,390 | |
| 子会社統合関連費用 | 479 | 2,550 | |
| 特別退職金 | 2,084 | 2,372 | |
| 訴訟損失引当金繰入額 | - | 1,170 | |
| 災害関連操業休止期間中の損失 | 2,252 | - | |
| その他 | 9,557 | 10,251 | |
| 合計 | 28,998 | 26,983 | |
7.減損損失
当社グループは、原則として、ビジネスユニットを基本として事業、製造工程、地域等の関連性に基づき資産のグルーピングを実施しております。なお、遊休資産については、個別資産別に減損損失の認識の判定を行っております。
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
前第3四半期連結累計期間において、9,997百万円を減損損失として要約四半期連結損益計算書の「その他の営業費用」に計上しました。減損損失を認識した主要な資産は以下のとおりであります。
| 用途 | 場所 | 種類 | 報告セグメント | 減損損失 (百万円) |
| ポリテトラメチレンエーテルグリコール製造設備 | MCC高新聚合産品(寧波)社(現 寧波利万聚合産品社) (中国・浙江省) | 機械装置等 | ケミカルズ | 3,121 |
| 高機能フィルム製造設備 | 三菱樹脂㈱(現 三菱ケミカル㈱)長浜工場及び浅井工場 (滋賀県長浜市) | 機械装置及び 建物等 | 機能商品 | 3,017 |
減損損失の内訳
・ポリテトラメチレンエーテルグリコール製造設備
3,121百万円(内、機械装置1,765百万円、建物及び構築物1,005百万円、その他351百万円)
中国のMCC高新聚合産品(寧波)社のポリテトラメチレンエーテルグリコール製造設備については、事業環境の変化に伴い今後の収益改善が見込めないこと、加えて、売却を行う寧波三菱化学社(現 寧波利万聚酯材料社)の敷地内に立地しユーティリティーの供給を受けており、寧波三菱化学社売却後独立して事業を継続するためには新たな投資が必要となること等により、操業停止の上、同社持分の売却を意思決定したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額いたしました。回収可能価額は売却費用控除後の公正価値により測定しております。なお、公正価値は売却先との交渉価格等に基づいて決定しており、ヒエラルキーはレベル3であります。
・高機能フィルム製造設備
3,017百万円(内、機械装置1,966百万円、建物800百万円、その他251百万円)
三菱樹脂㈱の高機能フィルム製品のうち、一部については、販売数量の低迷により今後大幅な販売の縮小が見込まれることから、構造改革を実施しております。当該製品の製造設備のうち、将来において使用予定が見込まれない設備について、帳簿価格を備忘価額まで減額いたしました。なお、回収可能価額は使用価値により測定しております。また、割引前将来キャッシュ・フローがマイナスであるため割引率の記載を省略しております。
8.法人所得税
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
米国において、2017年12月22日に「Tax Cuts and Jobs Act」が成立し、2018年1月1日以降の連邦法人税率が引き下げられました。これに伴い、当第3四半期連結会計期間末の繰延税金資産及び繰延税金負債は、一時差異等の解消が見込まれる連結会計年度に対応した改正後の税率を基礎とした実効税率により計算しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における法人所得税が12,494百万円減少しております。
9.1株当り四半期利益
基本的及び希薄化後1株当り四半期利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(第3四半期連結累計期間)
(1)基本的1株当り四半期利益
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | ||
| 基本的1株当り四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) | |||
| 親会社の所有者に帰属する継続事業からの 四半期利益 | 129,112 | 168,953 | |
| 親会社の所有者に帰属する非継続事業からの 四半期利益 | 2,639 | - | |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 131,751 | 168,953 | |
| 期中平均普通株式数(千株) | 1,464,844 | 1,439,326 | |
| 基本的1株当り四半期利益(円) | |||
| 継続事業 | 88.14 | 117.38 | |
| 非継続事業 | 1.80 | - | |
| 基本的1株当り四半期利益 | 89.94 | 117.38 |
(2)希薄化後1株当り四半期利益
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | ||
| 希薄化後1株当り四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) | |||
| 基本的1株当り四半期利益の計算に使用する 継続事業からの四半期利益 | 129,112 | 168,953 | |
| 四半期利益調整額 | - | 212 | |
| 希薄化後1株当り四半期利益の計算に使用する継続事業からの四半期利益 | 129,112 | 169,165 | |
| 希薄化後1株当り四半期利益の計算に使用する非継続事業からの四半期利益 | 2,639 | - | |
| 希薄化後1株当り四半期利益の計算に使用する 四半期利益 | 131,751 | 169,165 | |
| 希薄化後の期中平均普通株式数(千株) | |||
| 期中平均普通株式数 | 1,464,844 | 1,439,326 | |
| 希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響 | |||
| 転換社債型新株予約権付社債 | - | 118,388 | |
| ストック・オプション | 963 | 961 | |
| 希薄化後の期中平均普通株式数 | 1,465,807 | 1,558,675 | |
| 希薄化後1株当り四半期利益(円) | |||
| 継続事業 | 88.08 | 108.53 | |
| 非継続事業 | 1.80 | - | |
| 希薄化後1株当り四半期利益 | 89.88 | 108.53 |
(第3四半期連結会計期間)
(1)基本的1株当り四半期利益
| 前第3四半期連結会計期間 (自 2016年10月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (自 2017年10月1日 至 2017年12月31日) | ||
| 基本的1株当り四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) | |||
| 親会社の所有者に帰属する継続事業からの 四半期利益 | 49,843 | 68,475 | |
| 親会社の所有者に帰属する非継続事業からの 四半期利益 | 2,754 | - | |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 52,597 | 68,475 | |
| 期中平均普通株式数(千株) | 1,464,865 | 1,439,353 | |
| 基本的1株当り四半期利益(円) | |||
| 継続事業 | 34.03 | 47.57 | |
| 非継続事業 | 1.88 | - | |
| 基本的1株当り四半期利益 | 35.91 | 47.57 |
(2)希薄化後1株当り四半期利益
| 前第3四半期連結会計期間 (自 2016年10月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (自 2017年10月1日 至 2017年12月31日) | ||
| 希薄化後1株当り四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) | |||
| 基本的1株当り四半期利益の計算に使用する 継続事業からの四半期利益 | 49,843 | 68,475 | |
| 四半期利益調整額 | - | 71 | |
| 希薄化後1株当り四半期利益の計算に使用する継続事業からの四半期利益 | 49,843 | 68,546 | |
| 希薄化後1株当り四半期利益の計算に使用する非継続事業からの四半期利益 | 2,754 | - | |
| 希薄化後1株当り四半期利益の計算に使用する 四半期利益 | 52,597 | 68,546 | |
| 希薄化後の期中平均普通株式数(千株) | |||
| 期中平均普通株式数 | 1,464,865 | 1,439,353 | |
| 希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響 | |||
| 転換社債型新株予約権付社債 | - | 118,388 | |
| ストック・オプション | 984 | 973 | |
| 希薄化後の期中平均普通株式数 | 1,465,849 | 1,558,714 | |
| 希薄化後1株当り四半期利益(円) | |||
| 継続事業 | 34.00 | 43.98 | |
| 非継続事業 | 1.88 | - | |
| 希薄化後1株当り四半期利益 | 35.88 | 43.98 |
10.非継続事業
(1)非継続事業の概要
当社は、インド及び中国におけるテレフタル酸事業の譲渡を決定(2016年7月27日公表)し、前連結会計年度に譲渡を完了しております。これに伴い、マテリアルズ・ケミカルズ・アンド・パフォーマンス・インターミディアリーズ社(旧 エムシーシー・ピーティーエー・インディア社)及び寧波利万聚酯材料社(旧 寧波三菱化学社)に関わる損益を、非継続事業に分類しております。
(2)非継続事業の損益
| (単位:百万円) | ||||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | |||
| 非継続事業の損益 | ||||
| 売上収益 | 66,796 | - | ||
| 売上原価 | △63,061 | - | ||
| 売上総利益 | 3,735 | - | ||
| 販売費及び一般管理費 | △2,523 | - | ||
| その他の営業収益(注) | 2,866 | - | ||
| その他の営業費用 | △424 | - | ||
| 営業利益 | 3,654 | - | ||
| 金融収益 | 55 | - | ||
| 金融費用 | △1,316 | - | ||
| 税引前四半期利益 | 2,393 | - | ||
| 法人所得税 | 246 | - | ||
| 四半期利益 | 2,639 | - | ||
| 四半期利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者 | 2,639 | - | ||
| 非支配持分 | - | - | ||
| 1株当り四半期利益 | ||||
| 基本的1株当り四半期利益(円) | 1.80 | - | ||
| 希薄化後1株当り四半期利益(円) | 1.80 | - | ||
(注)前第3四半期連結累計期間において、テレフタル酸事業を譲渡したことによる関係会社株式売却益2,341百万円が含まれております。
非継続事業に係るキャッシュ・フローは、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | |||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | △2,264 | - | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 3,610 | - | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △60,829 | - | ||
| 合計 | △59,483 | - | ||
11.売却目的で保有する資産
売却目的で保有する資産及びそれに直接関連する負債の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 前連結会計年度 (2017年3月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (2017年12月31日) | ||
| 売却目的で保有する資産 | |||
| 営業債権 | 6,535 | - | |
| 棚卸資産 | 4,879 | 2 | |
| 有形固定資産 | 2,443 | 2,963 | |
| その他の金融資産 | 2,256 | 280 | |
| その他 | 803 | 327 | |
| 合計 | 16,916 | 3,572 | |
| 売却目的で保有する資産に直接関連する負債 | |||
| 営業債務 | 2,160 | - | |
| 社債及び借入金 | 1,676 | - | |
| その他 | 1,471 | - | |
| 合計 | 5,307 | - | |
前連結会計年度末における主な売却目的で保有する資産とそれに直接関連する負債は、ヘルスケアセグメントにおける当社の連結子会社である田辺三菱製薬㈱が、ジェネリック医薬品事業及び長期収載品の一部について、2017年10月1日に製造販売承認を含む販売権等をその完全子会社であった田辺製薬販売㈱に吸収分割により承継させた上で、同日付で同社の全株式を譲渡する株式譲渡契約を2017年3月28日に締結したことによるものであります。当該株式は、2017年10月1日に譲渡手続きを完了しております。
なお、売却コスト控除後の公正価値が帳簿価額を上回っているため、当該資産及び負債は帳簿価額で測定しております。
前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、売却目的で保有する資産に関連するその他の資本の構成要素は、それぞれ238百万円及び△227百万円であります。
12.社債
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
償還した社債は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 償還金額 | |||
| ㈱三菱ケミカルホールディングス | |||
| 第1回無担保社債 | 期間 2011年-2016年 | 利率 0.499% | 20,000 |
| 三菱化学㈱(現 三菱ケミカル㈱) | |||
| 第35回無担保社債 | 期間 2006年-2016年 | 利率 2.050% | 10,000 |
| ㈱ウェルシィ | |||
| 第8回無担保社債 | 期間 2011年-2016年 | 利率 0.650% | 10 |
発行した社債は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 発行総額 | |||
| ㈱三菱ケミカルホールディングス | |||
| 第21回無担保社債 | 期間 2016年-2021年 | 利率 0.120% | 10,000 |
| 第22回無担保社債 | 期間 2016年-2026年 | 利率 0.320% | 10,000 |
| 第23回無担保社債 | 期間 2016年-2036年 | 利率 0.850% | 20,000 |
| 大陽日酸㈱ | |||
| 第13回無担保社債 | 期間 2016年-2021年 | 利率 0.140% | 15,000 |
| 第14回無担保社債 | 期間 2016年-2026年 | 利率 0.390% | 15,000 |
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
償還した社債は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 償還金額 | |||
| ㈱三菱ケミカルホールディングス | |||
| 第3回無担保社債 | 期間 2012年-2017年 | 利率 0.366% | 15,000 |
| 第5回無担保社債 | 期間 2012年-2017年 | 利率 0.439% | 15,000 |
| 大陽日酸㈱ | |||
| 第10回無担保社債 | 期間 2012年-2017年 | 利率 0.437% | 10,000 |
13.配当
前第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)
(1) 配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当り 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 2016年5月18日 取締役会 | 普通株式 | 11,718 | 8 | 2016年3月31日 | 2016年6月3日 |
| 2016年11月8日 取締役会 | 普通株式 | 11,718 | 8 | 2016年9月30日 | 2016年12月2日 |
(2) 基準日が前第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が前第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(1) 配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当り 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 2017年5月17日 取締役会 | 普通株式 | 17,271 | 12 | 2017年3月31日 | 2017年6月6日 |
| 2017年11月2日 取締役会 | 普通株式 | 21,590 | 15 | 2017年9月30日 | 2017年12月4日 |
(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
14.金融商品
金融商品の公正価値
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。
レベル1: 同一の資産又は負債の活発な市場における無調整の公表価格により測定された公正価値
レベル2: レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3: 重要な観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
金融商品のレベル間の振替は、期末日ごとに判断しております。なお、前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。
①経常的に公正価値で測定する金融商品
公正価値で測定している金融資産及び金融負債は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2017年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 資産 | ||||
| 株式及び出資金 | 121,090 | - | 79,745 | 200,835 |
| 売却目的で保有する 株式及び出資金 | 869 | - | 1,116 | 1,985 |
| 仕組債 | - | - | 1,014 | 1,014 |
| デリバティブ資産 | - | 2,155 | - | 2,155 |
| 合計 | 121,959 | 2,155 | 81,875 | 205,989 |
| 負債 | ||||
| デリバティブ負債 | - | 1,770 | - | 1,770 |
| 合計 | - | 1,770 | - | 1,770 |
当第3四半期連結会計期間(2017年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 資産 | ||||
| 株式及び出資金 | 147,913 | - | 80,721 | 228,634 |
| 売却目的で保有する 株式及び出資金 | 280 | - | - | 280 |
| デリバティブ資産 | - | 2,267 | - | 2,267 |
| 合計 | 148,193 | 2,267 | 80,721 | 231,181 |
| 負債 | ||||
| デリバティブ負債 | - | 393 | - | 393 |
| 合計 | - | 393 | - | 393 |
株式及び出資金
レベル1に分類される市場性のある株式の公正価値は、同一の資産又は負債の活発な市場における無調整の公表価格によっております。
レベル3に分類される活発な市場における公表価格が入手できない非上場株式及び出資金の公正価値は、合理的に入手可能なインプットにより、類似企業比較法又はその他適切な評価技法を用いて算出しております。なお、必要に応じて一定の非流動性ディスカウント等を加味しております。
仕組債
レベル3に分類される仕組債の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しております。仕組債の測定に関する重要な観察不能なインプットは、取引先金融機関が価格を算出するために基礎としたパラメーター等の情報であり、その変動により仕組債の公正価値は増加又は減少します。
デリバティブ資産及びデリバティブ負債
レベル2に分類されるデリバティブ資産及びデリバティブ負債の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格、又は為替レート及び金利等の観察可能なインプットに基づき算定しております。
レベル3に分類される金融商品は、適切な権限者に承認された公正価値算定に係る評価方法を含む評価方針及び手続に従い、評価者が各対象金融商品の評価方法を決定し、公正価値を算定しております。その結果は適切な権限者がレビュー及び承認しております。
レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | ||
| 期首残高 | 77,791 | 81,875 | |
| その他の包括利益(注) | 4,129 | 2,425 | |
| 購入 | 3,253 | 894 | |
| 売却・償還 | △1,244 | △4,113 | |
| その他の増減 | 249 | △360 | |
| 期末残高 | 84,178 | 80,721 |
(注)要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれております。
②償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定している金融資産及び金融負債の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2017年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||
| 帳簿価額 | 公正価値 | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||
| 資産 | |||||
| 債券 | 7,150 | 2,777 | 3,415 | 1,011 | 7,203 |
| 合計 | 7,150 | 2,777 | 3,415 | 1,011 | 7,203 |
| 負債 | |||||
| 長期借入金 | 754,377 | - | 755,119 | - | 755,119 |
| 社債 | 542,652 | - | 547,702 | - | 547,702 |
| 合計 | 1,297,029 | - | 1,302,821 | - | 1,302,821 |
当第3四半期連結会計期間(2017年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||
| 帳簿価額 | 公正価値 | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||
| 資産 | |||||
| 債券 | 1,710 | - | 703 | 1,011 | 1,714 |
| 合計 | 1,710 | - | 703 | 1,011 | 1,714 |
| 負債 | |||||
| 長期借入金 | 693,793 | - | 694,688 | - | 694,688 |
| 社債 | 502,933 | - | 509,313 | - | 509,313 |
| 合計 | 1,196,726 | - | 1,204,001 | - | 1,204,001 |
償却原価で測定する金融資産及び金融負債については、債券、長期借入金及び社債を除いて、公正価値は帳簿価額と合理的に近似しております。
債券
レベル1に分類される債券の公正価値は、市場価格によっております。
レベル2に分類される債券の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しており、またレベル3に分類される劣後債等の債券の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格を参照し算定しております。
長期借入金
レベル2に分類される長期借入金の公正価値は、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値に基づき算定しております。
社債
レベル2に分類される社債の公正価値は、市場価格に基づき算定しております。
15.偶発負債
保証債務等
ジョイント・ベンチャー、関連会社及び一般取引先の金融機関からの借入金について行っている保証及び保証類似行為は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 前連結会計年度 (2017年3月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (2017年12月31日) | ||
| ジョイント・ベンチャー | 11,945 | 11,307 | |
| 関連会社 | 560 | 348 | |
| 一般取引先 | 1,622 | 928 | |
| その他 | 1,549 | 1,526 | |
| 合計 | 15,676 | 14,109 | |