有価証券報告書-第117期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(経営成績等の状況の概要)
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、各種政策の円滑かつ着実な実行により、設備投資の堅調さ、生産の持ち直し等、景気は緩やかな回復基調で推移しました。また、雇用・所得環境の改善が続くなか、引き続き緩やかな回復が見込まれています。
このような状況のもと、当社グループは市場の回復に加え、国内及び海外の新規需要獲得に努めてまいりました結果、新規商材の実商化等により、当連結会計年度の売上高は5,254百万円、対前年同期比588百万円(対前年同期比12.6%)の増収となりました。利益面においては、売上高の伸長及び引き続きの経費削減により、営業利益は、143百万円(前期:営業損失216百万円)、経常利益は、122百万円(前期:経常損失239百万円)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、61百万円(前期:親会社株主に帰属する当期純損失562百万円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(合成樹脂事業)
水処理部材の堅調さや新規商材の実商化により、売上高は3,298百万円、対前年同期比378百万円(同13.0%)の増収となりました。一方、利益面では、売上高の伸長等により、セグメント利益は259百万円、対前年同期比201百万円(同346.3%)の増益となりました。
(化成品事業)
主力のコンパウンド製品の販売が好調に推移したことから、売上高は1,956百万円、対前年同期比210百万円(同12.1%)の増収となりました。一方、利益面では、高付加価値品の売上増加等により、セグメント利益は390百万円、対前年同期比159百万円(同68.7%)の増益となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ119百万円増加し、780百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は369百万円となりました。主な増加要因は、仕入債務の増加であり、主な減少要因は売上債権の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は133百万円となりました。主に有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により使用した資金は119百万円となりました。主に長期借入金の返済及び自己株式の取得によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記の金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 商品仕入実績
当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記の金額は、仕入価格であります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 受注実績
当社グループは、主として需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。
(4) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記販売実績につきましては、セグメント間取引を相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手
先がないため記載を省略しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたり資産・負債の評価及び収益・費用の認識について重要な会計方針に基づき見積もり及び仮定による判断を行っております。ただし、これらの見積もりや仮定は、見積もり特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。
(2) 財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、3,916百万円(前連結会計年度末3,595百万円)となり、321百万円増加いたしました。主な増加要因は、受取手形、売掛金及び電子記録債権の増加253百万円、現金及び預金の増加119百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、3,522百万円(前連結会計年度末3,557百万円)となり、35百万円減少いたしました。主な減少要因は、投資有価証券の減少(204百万円から187百万円へ17百万円の減少)、減価償却に伴う有形固定資産の減少(3,337百万円から3,326百万円へ11百万円の減少)によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、3,922百万円(前連結会計年度末3,598百万円)となり、324百万円増加いたしました。主な増加要因は、支払手形及び買掛金の増加(791百万円から1,026百万円へ235百万円の増加)、未払金の増加(145百万円から247百万円へ102百万円の増加)であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、1,178百万円(前連結会計年度末1,223百万円)となり、45百万円減少いたしました。主な減少要因は、長期借入金の減少(77百万円の減少)によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産額は前連結会計年度末に比べ6百万円増加し、2,338百万円となりました。主な増減要因は親会社株主に帰属する当期純利益61百万円、自己株式の取得38百万円であります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「経営成績等の状況の概要」に記載しております。
(4) 経営成績の分析
当社グループでは、市場の回復に加え、国内外の新規需要獲得が奏功し、当連結会計年度の売上高は5,254百万円、対前年同期比588百万円(同12.6%)の大幅な増収となりました。利益面においては、売上高の伸長及び引き続きの経費削減により、営業利益は143百万円(前期:営業損失216百万円)、経常利益は122百万円(前期:経常損失239百万円)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は61百万円(前期:親会社株主に帰属する当期純損失562百万円)となりました。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの主力である合成樹脂事業及び化成品事業とも、年々競争が激化しており、販売単価の引き下げ圧力となっております。また、品質に対する要求も厳しくなっており、当社グループがこうした競争的な事業展開において優位性を得られない場合及び一部の製品は特定の大口顧客への依存度が高く、当該顧客が内製化、他社品への切り替えなどの施策を行った場合、当社グループの売上高の減少原因となる可能性があります。
原料面では、特に合成樹脂事業が原油価格の変動に左右されることが多く、また、一部の原料は特定メーカーに供給を依存しており、不測の事故、品質問題などによる供給停止、原料入手難、購買価格の高騰などにより悪影響を受ける恐れがあります。
このほか、国内外の経済情勢・需要変動、品質問題、技術革新、環境関連等の法的規制、訴訟、事故、災害、金利変動等も当社グループの経営成績に重大な影響を与える要因となります。
(6) 戦略的現状と見通し
中国を始めとしたアジア新興国や資源国の景気下振れによる国内外経済の減速が懸念される状況において、当社グループは、アジア地域を中心とした海外展開の更なる拡大、省力化・合理化によるコスト低減、品質改善、高付加価値製品の早期実商化を進めることで、売上高の回復を図り、安定した収益を確保してまいります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、各種政策の円滑かつ着実な実行により、設備投資の堅調さ、生産の持ち直し等、景気は緩やかな回復基調で推移しました。また、雇用・所得環境の改善が続くなか、引き続き緩やかな回復が見込まれています。
このような状況のもと、当社グループは市場の回復に加え、国内及び海外の新規需要獲得に努めてまいりました結果、新規商材の実商化等により、当連結会計年度の売上高は5,254百万円、対前年同期比588百万円(対前年同期比12.6%)の増収となりました。利益面においては、売上高の伸長及び引き続きの経費削減により、営業利益は、143百万円(前期:営業損失216百万円)、経常利益は、122百万円(前期:経常損失239百万円)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、61百万円(前期:親会社株主に帰属する当期純損失562百万円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(合成樹脂事業)
水処理部材の堅調さや新規商材の実商化により、売上高は3,298百万円、対前年同期比378百万円(同13.0%)の増収となりました。一方、利益面では、売上高の伸長等により、セグメント利益は259百万円、対前年同期比201百万円(同346.3%)の増益となりました。
(化成品事業)
主力のコンパウンド製品の販売が好調に推移したことから、売上高は1,956百万円、対前年同期比210百万円(同12.1%)の増収となりました。一方、利益面では、高付加価値品の売上増加等により、セグメント利益は390百万円、対前年同期比159百万円(同68.7%)の増益となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ119百万円増加し、780百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は369百万円となりました。主な増加要因は、仕入債務の増加であり、主な減少要因は売上債権の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は133百万円となりました。主に有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により使用した資金は119百万円となりました。主に長期借入金の返済及び自己株式の取得によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 合成樹脂事業 | 3,123,634 | 7.1 |
| 化成品事業 | 1,533,813 | 16.4 |
| 合計 | 4,657,448 | 10.0 |
(注) 1 上記の金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 商品仕入実績
当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 合成樹脂事業 | 134,741 | △21.8 |
| 化成品事業 | 381,043 | 28.6 |
| 合計 | 515,785 | 10.1 |
(注) 1 上記の金額は、仕入価格であります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 受注実績
当社グループは、主として需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。
(4) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 合成樹脂事業 | 3,298,479 | 13.0 |
| 化成品事業 | 1,956,255 | 12.1 |
| 合計 | 5,254,734 | 12.6 |
(注) 1 上記販売実績につきましては、セグメント間取引を相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手
先がないため記載を省略しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたり資産・負債の評価及び収益・費用の認識について重要な会計方針に基づき見積もり及び仮定による判断を行っております。ただし、これらの見積もりや仮定は、見積もり特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。
(2) 財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、3,916百万円(前連結会計年度末3,595百万円)となり、321百万円増加いたしました。主な増加要因は、受取手形、売掛金及び電子記録債権の増加253百万円、現金及び預金の増加119百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、3,522百万円(前連結会計年度末3,557百万円)となり、35百万円減少いたしました。主な減少要因は、投資有価証券の減少(204百万円から187百万円へ17百万円の減少)、減価償却に伴う有形固定資産の減少(3,337百万円から3,326百万円へ11百万円の減少)によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、3,922百万円(前連結会計年度末3,598百万円)となり、324百万円増加いたしました。主な増加要因は、支払手形及び買掛金の増加(791百万円から1,026百万円へ235百万円の増加)、未払金の増加(145百万円から247百万円へ102百万円の増加)であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、1,178百万円(前連結会計年度末1,223百万円)となり、45百万円減少いたしました。主な減少要因は、長期借入金の減少(77百万円の減少)によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産額は前連結会計年度末に比べ6百万円増加し、2,338百万円となりました。主な増減要因は親会社株主に帰属する当期純利益61百万円、自己株式の取得38百万円であります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「経営成績等の状況の概要」に記載しております。
(4) 経営成績の分析
当社グループでは、市場の回復に加え、国内外の新規需要獲得が奏功し、当連結会計年度の売上高は5,254百万円、対前年同期比588百万円(同12.6%)の大幅な増収となりました。利益面においては、売上高の伸長及び引き続きの経費削減により、営業利益は143百万円(前期:営業損失216百万円)、経常利益は122百万円(前期:経常損失239百万円)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は61百万円(前期:親会社株主に帰属する当期純損失562百万円)となりました。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの主力である合成樹脂事業及び化成品事業とも、年々競争が激化しており、販売単価の引き下げ圧力となっております。また、品質に対する要求も厳しくなっており、当社グループがこうした競争的な事業展開において優位性を得られない場合及び一部の製品は特定の大口顧客への依存度が高く、当該顧客が内製化、他社品への切り替えなどの施策を行った場合、当社グループの売上高の減少原因となる可能性があります。
原料面では、特に合成樹脂事業が原油価格の変動に左右されることが多く、また、一部の原料は特定メーカーに供給を依存しており、不測の事故、品質問題などによる供給停止、原料入手難、購買価格の高騰などにより悪影響を受ける恐れがあります。
このほか、国内外の経済情勢・需要変動、品質問題、技術革新、環境関連等の法的規制、訴訟、事故、災害、金利変動等も当社グループの経営成績に重大な影響を与える要因となります。
(6) 戦略的現状と見通し
中国を始めとしたアジア新興国や資源国の景気下振れによる国内外経済の減速が懸念される状況において、当社グループは、アジア地域を中心とした海外展開の更なる拡大、省力化・合理化によるコスト低減、品質改善、高付加価値製品の早期実商化を進めることで、売上高の回復を図り、安定した収益を確保してまいります。