有価証券報告書-第67期(平成25年3月1日-平成26年2月28日)

【提出】
2014/05/26 15:46
【資料】
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【項目】
107項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当連結会計年度の業績は、売上高は、144億8千1百万円(前連結会計年度比5.7%増)、損益面では、営業利益2億9千6百万円(前連結会計年度比98.6%増)、経常利益3億3千6百万円(前連結会計年度比75.6%増)、当期純利益1億8千6百万円(前連結会計年度比42.7%増)となりました。
①売上高
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ7億8千3百万円増加し、144億8千1百万円(前連結会計年度は136億9千7百万円)となりました。製品別に見ますと、「複合フィルム」は、お客様の要望される製品納期の遵守を第一に製販一体となって新版の獲得に努めたことにより増加し、「容器」についても増加いたしました。「その他」については、海外向けの機械輸出は比較的好調に推移しましたが、国内食品メーカー向け包装機械や関連する検査機器の受注が低調であり、農産物関係の設備機器の受注も少なかったことにより減少し、「単体フィルム」についても若干減少いたしました。
②売上総利益
当連結会計年度における売上総利益は、主に売上高の増加により、前連結会計年度に比べ1億3千万円増加し、21億5千1百万円(前連結会計年度は20億2千1百万円)となりました。
③販売費及び一般管理費
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、主に人件費の減少により前連結会計年度に比べ1千7百万円減少し、18億5千5百万円(前連結会計年度は18億7千2百万円)となりました。
④当期純利益
当連結会計年度における当期純利益は、前連結会計年度に比べ5千5百万円増加し、1億8千6百万円(前連結会計年度は1億3千万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
①流動資産
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度に比べ8億7千9百万円増加し、61億円(前連結会計年度末52億2千1百万円)となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金や仕掛品の減少によるものであります。
②固定資産
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度に比べ7千6百万円減少し、49億4千6百万円(前連結会計年度末50億2千3百万円)となりました。その主な要因は減価償却による減少が当社複合フィルム製造設備取得による増加を上回ったためであります。
③流動負債
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度に比べ7億1千2百万円増加し、67億2千4百万円(前連結会計年度末60億1千1百万円)となりました。その主な要因は支払手形及び買掛金並びに未払金の増加によるものであります。
④固定負債
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度に比べ8千6百万円減少し、4億3千9百万円(前連結会計年度末5億2千6百万円)となりました。その主な要因は、長期借入金の減少によるものであります。
⑤純資産
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度に比べ1億7千5百万円増加し38億8千2百万円(前連結会計年度末の純資産は37億6百万円)となりました。その主な要因は利益剰余金の増加によるものであります。
(注)キャッシュ・フローの状況につきましては、「1 業績等の概要」に記載のとおりであります。