四半期報告書-第18期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)

【提出】
2022/11/08 9:05
【資料】
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【項目】
37項目
10.金融商品
(1) 経常的に公正価値で測定される金融商品
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、次のように区分しています。
レベル1:同一の資産又は負債に関する活発な市場における無調整の相場価格により測定した公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値
レベル3:重大な観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
公正価値の測定に使用される公正価値ヒエラルキーのレベルは、公正価値の測定に用いた重大なインプットのうち、最もレベルの低いインプットに応じて決定しています。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期末日に発生したものとして認識しています。
公正価値ヒエラルキーの各レベルに分類された、経常的に公正価値で測定される金融資産及び金融負債の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度 (2022年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
FVTPLの金融資産
出資金--25,44125,441
為替予約取引-2,281-2,281
その他-18,039-18,039
小計-20,32025,44145,761
FVTOCIの金融資産 (資本性)
上場株式18,320--18,320
非上場株式--19,17319,173
小計18,320-19,17337,493
金融資産合計18,32020,32044,61583,255
金融負債
FVTPLの金融負債
条件付対価--66,56966,569
金融負債合計--66,56966,569

(注) FVTPLの金融資産、FVTOCIの金融資産 (資本性) 及びFVTPLの金融負債は、それぞれ要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」及び「その他の金融負債」に含まれています。
当第2四半期連結会計期間 (2022年9月30日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
FVTPLの金融資産
出資金--25,96125,961
為替予約取引-4,683-4,683
その他-18,820-18,820
小計-23,50325,96149,463
FVTOCIの金融資産 (資本性)
上場株式10,266--10,266
非上場株式--23,06423,064
小計10,266-23,06433,330
金融資産合計10,26623,50349,02482,793
金融負債
FVTPLの金融負債
為替予約取引-7,647-7,647
条件付対価--83,65483,654
金融負債合計-7,64783,65491,301

(注) FVTPLの金融資産、FVTOCIの金融資産 (資本性) 及びFVTPLの金融負債は、それぞれ要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」及び「その他の金融負債」に含まれています。
レベル3に分類されている金融商品の公正価値の変動は次のとおりです。
前第2四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(a) 金融資産
(単位:百万円)
FVTPLの金融資産FVTOCIの金融資産
(資本性)
合計
2021年4月1日残高22,06919,93742,007
実現及び未実現損益
純損益に計上 (注) 1△314-△314
その他の包括利益に計上-1,1171,117
購入、発行、売却、決済
購入2,2494602,709
売却又は決済△2,188△5△2,193
レベル3からの振替 (注) 2-△904△904
その他303161
2021年9月30日残高21,84620,63642,482
報告期間末に保有している資産について純損益に
計上された当四半期の未実現損益の変動 (注) 1
△314-△314

(注) 1.要約四半期連結純損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれています。
2.公正価値の測定に使用する重大なインプットが観察可能となったことによるものです。
(b) 金融負債
(単位:百万円)
FVTPLの金融負債
2021年4月1日残高66,195
実現及び未実現損益
純損益に計上 (注)8,257
決済△4,542
その他57
2021年9月30日残高69,967
報告期間末に保有している負債について純損益に
計上された当四半期の未実現損益の変動 (注)
8,257

(注) 要約四半期連結純損益計算書の「その他の収益」及び「その他の費用」に含まれています。
当第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
(a) 金融資産
(単位:百万円)
FVTPLの金融資産FVTOCIの金融資産
(資本性)
合計
2022年4月1日残高25,44119,17344,615
実現及び未実現損益
純損益に計上 (注)△1,944-△1,944
その他の包括利益に計上-617617
購入、発行、売却、決済
購入1,7171,3323,049
その他7461,9412,687
2022年9月30日残高25,96123,06449,024
報告期間末に保有している資産について純損益に
計上された当四半期の未実現損益の変動 (注)
△1,944-△1,944

(注) 要約四半期連結純損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれています。
(b) 金融負債
(単位:百万円)
FVTPLの金融負債
2022年4月1日残高66,569
実現及び未実現損益
純損益に計上 (注)14,347
その他2,739
2022年9月30日残高83,654
報告期間末に保有している負債について純損益に
計上された当四半期の未実現損益の変動 (注)
14,347

(注) 要約四半期連結純損益計算書の「その他の収益」及び「その他の費用」に含まれています。
レベル3に分類されている金融資産は、主にファンドへの出資により構成されています。
出資金の公正価値は、直近の入手可能な情報に基づきファンドの公正価値を見積もったうえで、それに対する持分に基づいて算定しています。
出資金の公正価値は、四半期ごとに当社及びグループ各社の担当部門がグループ会計方針等に従って測定し、公正価値の変動の根拠と併せて上位者に報告されています。
レベル3に分類されている金融負債は、企業結合により生じた条件付対価です。
条件付対価は、被取得企業が保有していた臨床開発プログラムの開発の進捗等に応じて支払うマイルストンであり、その公正価値は、新薬開発の難易度等と関連したプログラムが成功する可能性や貨幣の時間的価値等を考慮して見積もっています。これらの見積りには不確実性を伴うため、重大な観察可能でないインプットであるプログラムが成功する可能性が高くなった場合、公正価値は増加する等の影響があります。
レベル3に分類されている金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の変動は見込まれていません。
(2) 社債及び借入金
その他の金融負債に含まれる社債及び借入金の内訳は次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当第2四半期連結会計期間
(2022年9月30日)
その他の金融負債 (流動)
社債 (コマーシャル・ペーパー)90,00075,000
1年以内返済予定の長期借入金50,00050,000